エイベックス・エンタテインメント

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エイベックス・エンタテインメント株式会社
Avex Entertainment Inc.
種類 株式会社
略称 AEI
本社所在地 日本の旗 日本
106-6036
東京都港区六本木一丁目6番1号
泉ガーデンタワー(総合受付36F)
設立 1997年10月1日(株式会社エイベックス・ディストリビューション)
業種 情報・通信業
事業内容 音楽コンテンツの企画・制作・販売・配信
代表者 代表取締役社長 黒岩克巳
資本金 2億円
発行済株式総数 4,000株(2014年7月時点)
売上高 784億1900万円(2014年3月期)
営業利益 71億7300万円(2014年3月期)
純利益 43億5100万円(2014年3月期)
純資産 92億8400万円(2014年3月期)
総資産 332億6400万円(2014年3月期)
従業員数 322名(2010年9月末現在)
決算期 3月末日
主要株主 エイベックス・グループ・ホールディングス 100%
主要子会社 エイベックス・クラシックス・インターナショナル 100%
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エイベックス・エンタテインメント株式会社Avex Entertainment Inc.、略称:AEI)は、日本レコード会社エイベックス・グループ・ホールディングスの連結子会社。

概要[編集]

度重なるグループ再編で、2007年4月から2014年7月まではエイベックス・グループの一般消費者向け事業を一手に引き受ける事業会社であった。グループの売り上げの7割以上を占めている。

法人としての前身は1998年に事業開始した株式会社エイベックス・ディストリビューションで、当時自前の流通網を持たず、日本クラウンなどに販売を委託していたエイベックス・ディー・ディー(当時)が流通網を構築して販売委託を解消するために設立され、事業開始をもってエイベックス(初代。現:エイベックス・グループ・ホールディングス)[注 1]の音楽・映像パッケージは当社が販売元となった。2005年にエイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ株式会社と商号変更した上でエイベックス(前年の持株会社化に伴い新たに設立された新会社。このときエイベックス・エンタテインメントに商号変更)の音楽・映像パッケージ事業が移管され、以後は当社が発売・販売元となった。

また、もう一つの前身であるエイベックス ネットワーク株式会社は、インターネット情報提供サービス会社として2000年に設立された。2005年のグループ再編では、会員制ビジネス・ファンクラブの運営、マーチャンダイジングを行っていた株式会社ハウディ・インターナショナルを合併し、同社の事業を引き継いでいた。

2014年のグループ再編では、エイベックス・エンタテインメント(エイベックス・デジタルに商号変更)の音楽製作事業が移管された。一方、ファンクラブの運営、マーチャンダイジングがエイベックス・ライブ・クリエイティヴに移管され、旧ハウディ・インターナショナルの事実上の再分離となった。

沿革[編集]

1990年代 - 2013年[編集]

エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社[編集]

  • 1990年11月 - 株式会社ミュージック・フォリオを設立。
  • 1993年10月 - 株式会社プライム・ディレクションに社名変更。
  • 2005年4月 - エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社に社名変更。

エイベックス ネットワーク株式会社[編集]

  • 1991年4月16日 - 株式会社ハウディ・インターナショナルを設立。
  • 1992年10月 - ハウディ・インターナショナルにエイベックス・ディー・ディー株式会社(当時)が資本参加する。
  • 2000年3月15日 - エイベックス ネットワーク株式会社を設立。エイベックス株式会社よりインターネット情報発信事業が移管される。
  • 2000年4月 - グループ外企業10社[注 2]の第三者割当増資を受け、エイベックスの出資比率が51%となる。
  • 2001年7月 - レーベルモバイル株式会社を共同設立。
  • 2003年3月28日 - エイベックス株式会社がグループ外企業の保有分をすべて買い取り、同社の完全子会社となる[1]
  • 2005年4月1日 - 株式会社ハウディ・インターナショナルを合併。株式会社アクシヴ(同日にエイベックス・プランニング&デベロップメント株式会社に商号変更)より一部事業を承継。
  • 2005年6月 - 株式会社Para.TVを子会社化。

エイベックス・マーケティング株式会社[編集]

  • 1997年10月1日 - 株式会社エイベックス・ディストリビューションを設立。
  • 1998年4月1日 - 事業開始。
  • 2005年4月1日 - エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ株式会社に商号変更。エイベックス株式会社(2代目。同日にエイベックス・エンタテインメント株式会社に商号変更)から音楽・映像パッケージ事業が移管され、発売元となる。
  • 2007年4月1日 - エイベックス ネットワーク株式会社を吸収合併、あわせてエイベックス・マーケティング株式会社に商号変更。
  • 2007年7月 - エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社との合弁でハッチ・エンタテインメント株式会社を設立。
  • 2008年4月1日 - 映像マーケティング本部の全事業を会社分割によりエイベックス・エンタテインメントへ移管。
  • 2011年2月 - ハッチ・エンタテインメント株式会社を合併。

エイベックス・エンタテインメント株式会社[編集]

2014年以降[編集]

  • 2014年4月 - エイベックス・マーケティング株式会社およびエイベックス・エンタテインメント株式会社の映像事業部門を分割統合の上で、エイベックス・ピクチャーズ株式会社を設立。
  • 2014年7月1日 - エイベックス・マーケティング株式会社が、エイベックス・エンタテインメント株式会社(同日エイベックス・デジタル株式会社に商号変更)の音楽事業とエイベックス・クラシックス・インターナショナルの株式を継承し[4]エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社avex music creative Inc.、略称:AMC)へ商号変更[5]
  • 2014年8月1日 - ファンクラブ運営・マーチャンダイジング事業をエイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社へ移管[6]
  • 2017年4月1日 - エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社およびエイベックス・ニコ株式会社を吸収合併。エイベックス・ヴァンガード株式会社、エイベックス・プランニング&デベロップメント株式会社、エイベックス・スポーツ株式会社のマネジメント関連以外の事業を継承。エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社からエイベックス・エンタテインメント株式会社へ社名変更。[7]

レーベル[編集]

  • avex-CLASSICS(エイベックス・クラシックス) - クラシック専門。
  • avex globe(エイベックス・グローブ) - globe専属。
  • avex io(エイベックス・イオ) - 大人向け。
  • avex trax(エイベックス・トラックス) - メインレーベル、王道J-POP。
  • avex tune(エイベックス・チューン)
  • blowgrow(ブロウグロウ)
  • binyl records(ヴァイナル レコーズ) - ロック専門。
  • commmons(コモンズ) - 坂本龍一の所属事務所「キャプ」とエイベックスにより共同設立されたレーベル。
  • cutting edge(カッティング・エッジ) - ロック、レゲエ、ヒップホップなど。
    • motorod(モーターロード)
    • avex ideak(エイベックス・イデアック)
    • nakedrecords(ネイキッド・レコーズ)
  • Dimension Point(ディメンション・ポイント) - 安室奈美恵専属。
  • FIVE-D PLUS(ファイブ・ディー・プラス) - 所属事務所「ファイブ・ディー」専用レーベル。
  • FRAME(フレーム) - レベルファイブとエイベックス・グループの共同レーベル。
  • HI-BPM STUDIO(ハイビーピーエムスタジオ)
  • HPQ(エイチピーキュー) - ヴィジュアル系。
  • iDOL Street(アイドル・ストリート) - 2010年に設立されたアイドル専門レーベル。
  • J-more(ジェイモア) - 姉妹デュオ・O'sが所属。
  • maximum10(マキシマム・テン)
  • OORONG RECORDS(ウーロン・レコーズ) - 音楽プロダクション「烏龍舎」専用レーベル。2007年5月に当社を販売元としたインディーズレーベルとして運営していたが、2008年11月に当社と提携しメジャーレーベルとなる。
  • Rhythm REPUBLIC(リズム・リパブリック) - インディーズレーベル。
  • rhythm zone(リズム・ゾーン) - クラブ系J-POP。
  • Vellfare Records(ヴェルファーレ・レコーズ)
  • Walt Disney Records(ウォルト・ディズニー・レコード)
  • YGEX(ワイジーエックス) - YGエンターテインメントとの共同レーベル。
  • YukiRing(ユキリン) - AKB48チームBメンバー柏木由紀のソロプロジェクト独自専用レーベル。
  • 愛踊祭レーベル(あいどるまつりレーベル) - テレビ朝日musicる TV」のアイドルアニメソングカバーコンテスト企画「愛踊祭」出場グループを所属するアイドルレーベル。

かつて存在したレーベル[編集]

  • Rhythmedia Tribe(リズメディア・トライブ) - Rhythmedia所属アーティスト専用レーベル。後にBMG JAPANに販売権を移行。
  • MODE99(モード99) - テクノ系サウンド専門レーベル。
  • D-FORCE(ディーフォース) - 日本産テクノ系サウンド専門レーベル。
  • JUNK MUSEUM (ジャンク・ミュージアム)- ロック系レーベル。
  • BAREKNUCKLE(ベアナックル) - HR/HM(ハードロック・ヘヴィメタル)専門レーベル。
  • ZOOM FLICKER(ズーム・フリッカー) - アニメ系レーベル。
  • LOiD(ロイド) - ネットミュージック系レーベル。
  • バリバリレコード - ヤンキーアイドル専門レーベルとしてリリースする予定だったが、諸事情により2012年10月途中で計画は白紙にされた。[8]
  • えんか!!えいべっくす - 東京プリンのプライベートレーベル。
  • avex entertainment(エイベックス・エンタテインメント)- アニメ・特撮系レーベル。エイベックス・エンタテインメントがエイベックス・デジタルに社名変更したことに伴い消滅。
  • avex mode(エイベックス・モード) - エイベックス・ピクチャーズに移籍。
  • avex pictures(エイベックス・ピクチャーズ) - エイベックス・ピクチャーズに移籍。
  • DIVE II entertainment(ダイブトゥー・エンタテインメント) - エイベックス・ピクチャーズに移籍。

販売委託[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ この事業開始と同時に、エイベックス・ディー・ディーは株式の額面変更目的で休眠会社のエイベックスと合併した。
  2. ^ ACCESS、イサオ、NTT-X角川書店、クリーク・アンド・リバー社、セブン-イレブン・ジャパンソニー・コンピュータエンタテインメントソフトバンクBB、フューチャーシステムコンサルティング、三菱商事

出典[編集]

  1. ^ エイベックスがエイベックス ネットワークを完全子会社化 エイベックスプレスリリース2003年4月4日(インターネット・アーカイブ)
  2. ^ 文化通信.com - 新会社エイベックス・マネジメント来1月設立
  3. ^ 当社連結子会社による株式取得(孫会社化)に関するお知らせ (PDF)”. エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 (2013年10月4日). 2013年11月5日閲覧。
  4. ^ エイベックス・グループの音楽事業の再編に関するお知らせ (PDF)”. エイベックス・グループ・ホールディングス (2014年5月8日). 2014年9月19日閲覧。
  5. ^ 子会社の商号変更に関するお知らせ (PDF)”. エイベックス・グループ・ホールディングス (2014年6月24日). 2014年9月18日閲覧。
  6. ^ 連結子会社間の会社分割に関するお知らせ (PDF)”. エイベックス・グループ・ホールディングス (2014年6月24日). 2014年9月18日閲覧。
  7. ^ 会社分割(簡易吸収分割)による連結子会社への事業承継等に関するお知らせ(音楽関連事業の再編について)”. エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 (2017年2月23日). 2017年4月4日閲覧。
  8. ^ “エイベックスがヤンキーアイドルオーディション開催! 優勝者はバリバリレコードからデビュー!”. mu-mo エンタメニュース (エイベックス・マーケティング). (2012年7月23日). http://news.mu-mo.net/view/23979 2012年7月25日閲覧。