ツクダオリジナル

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株式会社ツクダオリジナルは、かつて存在した日本の玩具メーカー。ツクダグループの内の1社。現在はパルボックス。主要商品は、ニコニコなどで有名なバトルドームなど。

概要[編集]

1974年に株式会社ツクダの製造部門が独立し、東京都台東区に設立された。オセロルービックキューブ、スライムなどのロングセラー商品を抱えていた。そのほかに、エアー圧縮型水鉄砲「エアーウォーターガン」シリーズやシャボン玉遊ワンダーシャボン、ままごと遊び商品など男児・女児向けのホビー分野の商品を販売していた。1970年代後半から1980年代初頭にかけては電子ゲームでも有名であった[1]

株式会社ツクダの経営不振からツクダグループを離れ、幾度かの社名変更や吸収合併を経て、現在はメガハウスの一事業部に引き継がれている。

歴史・沿革[編集]

  • 1973年 - 株式会社ツクダがオセロを発売。累計2千万個販売。
  • 1974年 - ツクダが製造部門を独立させ、株式会社ツクダオリジナルを設立。創業者は佃光雄、資本金500万円。
  • 1977年 - オセロ世界大会を開催。
  • 1978年 - スライムが大ヒットする。累計1200万個販売。
  • 1980年 - 世界でヒットしたルービックキューブを発売。累計800万個販売。
  • 1981年 - 東京都台東区のツクダグループビル内に「日本玩具資料館」を開設。2004年に閉館。
  • 1983年 - セガSCSGシリーズ互換機「オセロマルチビジョン」を発売。
  • 1991年 - 「ファーストママ」シリーズ、「エアーウォーターガン」シリーズを発売。
  • 2001年 - 二足歩行ロボット「PINO」、ワンダーシャボンを発売。
  • 2002年7月16日 - ツクダの経営不振を受け、株式会社バンダイの完全子会社になる。
ツクダは2003年4月3日民事再生手続開始を申し立て倒産。会社は後に清算された。
(以後の歴史は「パルボックス」及び「メガハウス」の記事を参照のこと)

現在[編集]

2011年 前社長 佃義範は現在無機ELメーカー東方EL電子工業㈱を創業し現在代表取締役社長に就任。

主な製品[編集]

ツクダグループ[編集]

  • ツクダ - 玩具の卸・販売を行う専門問屋。2002年度末に倒産。
  • ツクダオリジナル - 本項にて取り上げている会社。かつてのツクダ製造部門。
  • ツクダアイデアル - ツクダグループがフィギュアモデル市場に新規参入する際に設立した会社。センチメンタルグラフティ同級生シリーズなどのギャルゲーアダルトゲームのヒロインフィギュアを多く手掛けていた。
  • ツクダホビー - ボードゲームプラモデル・フィギュアなどを販売。2002年度末に倒産し、事業はツクダに吸収され、後に清算された。
  • ツクダシナジー - PCゲーム制作を手掛けるシナジー幾何学との合弁会社で、PCゲームなどのCD-ROMの販売を手掛ける会社。98年にシナジー幾何学が倒産したことから早々に業績が悪化し、設立からわずか数年で倒産。かつては、エンターブレイン刊の月刊パソコン情報誌・テックウィン(のちのテックウィンDVD)のPCゲーム業界の最新情報コーナーに数ヶ月間連載していた。
  • 日本玩具資料館 - 日本で昭和初期以降に製造された玩具や、アメリカなどへの輸出向け玩具を収蔵していた。2004年に閉館し、収蔵品はバンダイミュージアムに引き継がれた。

スポンサーについていたテレビ番組[編集]

テレビ朝日系が多かった。

脚注[編集]

  1. ^ この会社の電子ゲームの中での代表作は1977年ごろ発売の『ザ・ドラキュラ』や『ベルコン』など。
    コアムックシリーズNO.682『電子ゲーム なつかしブック』p.29.、55.

関連項目[編集]