ドバイワールドカップ

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ドバイワールドカップ
Dubai World Cup
開催国 アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦
主催者 ドバイ競馬クラブ(Dubai Racing Club)
競馬場 メイダン競馬場
第1回施行日 1996年3月27日
創設 1995年
2015年の情報
距離 ダート2000m[1]
格付け G1
賞金 賞金総額1000万ドル[1]
出走条件 サラブレッド北半球産4歳以上
南半球産3歳以上
負担重量 4歳以上57kg
南半球産3歳54kg、牝馬2kg減
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ドバイワールドカップ英語: Dubai World Cupアラビア語: كأس دبي العالمي‎)は、アラブ首長国連邦メイダン競馬場で行われる競馬の競走である。

概要[編集]

シェイク・モハメドが1995年に創設した国際競走[2]。総賞金は1000万米ドル[3]で、世界最高賞金のレースとして広く認知され[2]、日本を含む世界各地の一流馬が出走する[2]。第1回は1996年にナド・アルシバ競馬場ダート2000mで施行[2]され、2010年からメイダン競馬場(オールウェザー2000m)に変更[2]。2015年はダート2000mに戻された[2]。施行日は「ドバイミーティング」などと称され、本競走を含め6つのG1が行われるなど、豪華なイベントとなっている[3]

国際競馬統括機関連盟(IFHA)が公表した2012年から2014年の年間レースレーティング[注 1]の平均値に基づく「世界のトップ100GIレース」によると、ドバイワールドカップは全体の21位にランキングされ、クイーンエリザベス2世カップ(19位)、ガネー賞(20位)に次ぐ評価となっている[4]

歴史[編集]

  • 1996年 - ナド・アルシバ競馬場のダート2000mで創設[2]
  • 1998年 - 国際リステッドから国際G1に認定[2]
  • 1999年 - ワールドシリーズ・レーシングチャンピオンシップに参加(2002年まで)。
  • 2010年 - 開催場をメイダン競馬場に変更[2]

歴代優勝馬[編集]

回数 施行日 調教国・優勝馬 日本語読み 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師
第1回 1996年3月27日 アメリカ合衆国の旗Cigar シガー 牡6 2:03.84 J.ベイリー W.モット
第2回 1997年4月3日 イギリスの旗Singspiel シングスピール 牡5 2:01.91 J.ベイリー M.スタウト
第3回 1998年3月28日 アメリカ合衆国の旗Silver Charm シルバーチャーム 牡4 2:04.29 G.スティーヴンス B.バファート
第4回 1999年3月28日 アラブ首長国連邦の旗Almutawakel アルムタワケル 牡4 2:00.65 R.ヒルズ S.ビン・スルール
第5回 2000年3月25日 アラブ首長国連邦の旗Dubai Millennium ドバイミレニアム 牡4 1:59.50 L.デットーリ S.ビン・スルール
第6回 2001年3月24日 アメリカ合衆国の旗Captain Steve キャプテンスティーヴ 牡4 2:00.40 J.ベイリー B.バファート
第7回 2002年3月23日 アラブ首長国連邦の旗Street Cry ストリートクライ 牡4 2:01.18 J.ベイリー S.ビン・スルール
第8回 2003年3月29日 アラブ首長国連邦の旗Moon Ballad ムーンバラッド 牡4 2:00.48 L.デットーリ S.ビン・スルール
第9回 2004年3月27日 アメリカ合衆国の旗Pleasantly Perfect プレザントリーパーフェクト 牡6 2:00.24 A.ソリス R.マンデラ
第10回 2005年3月26日 アメリカ合衆国の旗Roses in May ロージズインメイ 牡5 2:02.17 J.ヴェラスケス D.ローマンズ
第11回 2006年3月25日 アラブ首長国連邦の旗Electrocutionist エレクトロキューショニスト 牡5 2:01.32 L.デットーリ S.ビン・スルール
第12回 2007年3月31日 アメリカ合衆国の旗Invasor インヴァソール 牡5 1:59.97 F.ハラ K.マクローリン
第13回 2008年3月29日 アメリカ合衆国の旗Curlin カーリン 牡4 2:00.15 R.アルバラード S.アスムッセン
第14回 2009年3月28日 アメリカ合衆国の旗Well Armed ウェルアームド 6 2:01.01 A.グライダー E.ハーティー
第15回 2010年3月27日 フランスの旗Gloria De Campeao グロリアデカンペオン 牡6 2:03.83 T.ペレイラ P.バリー
第16回 2011年3月26日 日本の旗Victoire Pisa ヴィクトワールピサ 牡4 2:05.94 M.デムーロ 角居勝彦
第17回 2012年3月31日 アラブ首長国連邦の旗Monterosso モンテロッソ 牡5 2:02.67 M.バルザローナ M.アル・ザルーニ
第18回 2013年3月30日 アメリカ合衆国の旗Animal Kingdom アニマルキングダム 牡5 2:03.21 J.ロザリオ G.モーション
第19回 2014年3月29日 アラブ首長国連邦の旗African Story アフリカンストーリー 騸7 2:01.61 S.デソウサ S.ビン・スルール
第20回 2015年3月28日 アラブ首長国連邦の旗Prince Bishop プリンスビショップ 騸8 2:03.24 W.ビュイック S.ビン・スルール
第21回[5] 2016年3月26日 アメリカ合衆国の旗California Chrome カリフォルニアクローム 牡5 2:01.83 V.エスピノーザ A.シャーマン
第22回[6] 2017年3月25日 アメリカ合衆国の旗Arrogate アロゲート 牡4 2:02.15 M.スミス B.バファート
  • 馬齢表記は北半球の基準で表記している。

日本調教馬の成績[編集]

主なステップレース[編集]

脚注・出典[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 年間レースレーティングは、個々のレースにおける上位4頭のレーティングを年度末のランキング会議で決定した数値に置き換え算出した平均値。なお、牝馬限定競走以外のレースで、対象馬が牝馬の場合はアローワンスが加算される(日本の場合+4ポンド)。

出典[編集]

  1. ^ a b c 2015年ドバイワールドカップカーニバルプログラム (PDF) - ドバイ競馬クラブ、2014年11月7日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i ドバイワールドカップデー特集 - netkeiba.com、2015年3月28日閲覧
  3. ^ a b ドバイ国際競走ヒストリー - 日本中央競馬会、2015年3月28日閲覧
  4. ^ THE WORLD'S TOP 100 G1 RACES for 3yo's and upwards (PDF) - 日本中央競馬会、2015年3月7日閲覧
  5. ^ 2016年レース結果 - エミレーツ・レーシング・オーソリティー 2016年3月31日閲覧
  6. ^ 2017年レース結果 - レーシングポスト 2017年3月26日閲覧
  7. ^ 2015年レース結果 - レーシングポスト 2015年3月29日閲覧
エミレーツ・レーシング・オーソリティーの公式記録

関連項目[編集]