ビーデル

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ビーデル
Videl
ドラゴンボールのキャラクター
登場(最初) 其之四百二十一「サタンシティのハイスクール」
ドラゴンボールZ・第200話「あれから7年! 今日から僕は高校生」
作者 鳥山明
声優 皆口裕子
柿沼紫乃(トリコ×ONE PIECE×ドラゴンボールZ 超コラボスペシャル!!、ドラゴンボール改での代役)
プロフィール
種類 地球人
親戚 ミスター・サタン(父)
ミゲル(母)
孫悟飯(夫)
パン(長女)
孫悟空(義父、配偶者の父)
チチ(義母、配偶者の母)
孫悟天(義弟、配偶者の弟)
孫悟空Jr.(来孫)

ビーデルは、鳥山明漫画ドラゴンボール』およびそれを原作としたアニメ『ドラゴンボールZ』、『ドラゴンボールGT』、『ドラゴンボール改』、『ドラゴンボール超』に登場する架空の人物。アニメ版の声優皆口裕子。『トリコ&ワンピース&ドラゴンボールZ 超コラボスペシャル!』と『ドラゴンボール改』では皆口が留学中で収録に参加できなかったため、柿沼紫乃が代役を務めた。

初登場は原作では其之四百二十一「サタンシティのハイスクール」、アニメでは『ドラゴンボールZ』第200話「あれから7年! 今日から僕は高校生」。

人物像[編集]

身長157cm、体重47kg。誕生年エイジ757年(当初はエイジ756[1])。趣味は正義の味方。好きな食べ物はお好み焼きシーザーサラダ。好きな乗り物はエアバイク[2]

ミスター・サタンの娘。母ミゲル[3]は魔人ブウ編開始時点で故人。活発な性格で孫悟飯と同じオレンジスターハイスクールに通っている。真面目で正義感が強く、度々警察にも協力している。上述の通り、趣味は正義の味方。格闘家の才能に恵まれ、常に努力と練習を惜しまないことから、天狗になって練習らしい練習をしないサタンを既に追い抜いているが、本人はそのことに気づいていない。第24回天下一武道会では、少年の部で優勝した経験も持つ。

気功波は撃てないが、悟飯に教わってから舞空術は使用できるようになった。またこの時の指導の中で悟飯に薦められ、髪型を登場当初の2つに括ったロングからショートへと変化させている。髪型を勧められた時は悟飯の好きな女の子のタイプのことだと思い、照れながらも喜んでいたが実際は武道家としてのアドバイスだったため激怒した[4]

非常に勘が冴えており、街に出没していた謎のヒーロー「グレートサイヤマン」や「金色の戦士」の正体を悟飯と見抜いた他、孫という共通の苗字と、苗字と名前が分かれていることは珍しいという理由から悟空と悟飯が親子だと推測している。悟飯のことはセルゲームの映像で見ているが、直接会ったのは悟飯が学校に入ってきたときが最初である。

好戦的な面もあり、強そうな相手には武道家として燃えている。悟飯を天下一武道会に強制参加させたのも「張り合いのある相手が欲しい」「チャンピオンの子供同士の対戦になったら面白い」という理由だった。アニメでもグレートサイヤマンの正体と同じくらい強さが気になると発言していた。また、天下一武道会ではスポポビッチに痛めつけられた際、悟飯から降参するよう促されても闘志を失わない根性を見せている。

悟飯の母チチとは、初対面時に悟飯との関係を疑われ、悟飯も呆れるほどの口論を繰り広げた。しかし、突然押しかけたにもかかわらず食事を用意してもらった時には礼を言ったり、チチの料理を美味しいと誉めたりと素直な面も出ている。チチが2人の交際を認めてからは初期のような険悪な関係は無くなり、アニメでは仲が良い場面もある。悟空とは天下一武道会会場で初対面だったが、悟飯がスポポビッチに襲われた時に助けようと飛び出したビーデルを悟空が止め、不安がるビーデルを諭していた。悟飯が界王神界にいる間、地球上で気を感じられないために悟空をはじめ仲間の全員が悟飯の死亡を思う中、ビーデルだけは生存を信じており、実際その通りだったことに悟空は感心しているようだった。また、アニメや劇場版ではブルマと親しくしている場面もある。

天下一武道会でスポポビッチに重傷を負わされた件をきっかけに悟飯との関係が進展する。悟飯に介抱してもらった時に、サタンがいるにも関わらず悟飯にスポポビッチを倒してもらうよう願い、悟飯もそれに応えている。悟飯が仙豆を食べさせようとした時は、サタンと医者が妙な物を食べさせるなと猛反対したが、悟飯への信頼から迷わず口にした[5]

アニメでは正体を知る前のグレートサイヤマンや、先に舞空術をマスターした悟天に激しい対抗意識を燃やしたり、舞空術ができない時やスポポビッチとの戦いでは悔し涙を流す場面もある。悟飯に対しても最初はライバル心を抱いていたが、セルを倒したのがサタンではなく悟飯だと知ってからは実力差を認め、サポート面に回っている。

父親のことを尊敬しており、アニメやゲームではミスター・サタンの娘であることを誇りに思っている台詞や場面もある。そのため、アニメでは当初、サタンを軽く見ていた悟空やベジータクリリンに対して文句を言っている。魔人ブウとサタンの関係をピッコロから聞いた時は素直に喜んでいたが、サタンの調子に乗りやすい性格や女性関係については好ましく思っておらず、「親には苦労する」といった旨の発言をしたこともある。また、悟飯と出会ってからは実力をやや疑問視するようになり、後にセルを本当に倒したのが誰であるかに気付くこととなった。また、それと前後して悟飯への恋愛感情を自覚する。

魔人ブウを倒してから数年後に悟飯と結婚し、娘のパンを産む。当初グレートサイヤマンの格好をしている悟飯のことをかっこ悪いなどと言っていたが、アニメでは魔人ブウ編後に彼女自身もグレートサイヤマンとなり、悟飯同様ノリノリのポーズをとって「グレートサイヤマン2号」を名乗っていた。

クリリンいわく「結構かわいい」、その上有名なチャンピオンの娘で、作中において男性ファンの多い描写がなされていた。だが父親と異なり、メディアへの露出はあまり好きではない様子。また、父親に「パパより強い男じゃなきゃダメ」ときつく言われており、悟飯の強さを知る前は「そんな(父親よりも強い)男の子なんているわけないのに」と発言していた。しかし悟飯のことを上記の髪型の指摘にあるように意識していたり、「悟飯くんはいい線いってる」と話したりと、好意的な態度を見せている。アニメでは自分よりも弱いシャプナーから熱烈なアプローチを受けても眼中に無い様子だった。

アニメで声を担当した皆口裕子は「ビーデルはサタンが一番好きで、自分が凄く強くて同い年で自分よりも強い人はいないと信じていたけれど、悟飯と出会ってからだんだんと考えが変わっていったと思う」と語っている。また、悟飯を「くん」付けで呼ぶのが、いかにも同級生という感じで面白かったという。作中の男性キャラクターで結婚するとしたら「トランクスに心が傾くけれど、やっぱり悟飯くん」と答えている[6]

名前の由来は作者の鳥山明いわく「サタンの娘ですので、デビル(悪魔)からとったもので、女の子らしくもじった名前」とのこと[7]。『週刊少年ジャンプ』掲載時には「デービル」と誤植されていたこともあった[8][9]

年表[編集]

  • エイジ757年[2] - 誕生。
  • エイジ767年5月7日[10] - 第24回天下一武道会に出場し、少年の部で優勝。
  • エイジ773年 - オレンジスターハイスクールに入学。
  • エイジ774年4月7日[10] - 編入してきた悟飯と出会う。天下一武道会のことを教え、悟飯から気の使い方を教わり、舞空術を体得。
  • エイジ774年5月7日[10] - 第25回天下一武道会に出場し、一般の部で予選を通過。本戦一回戦でバビディに操られたスポポビッチに敗れる。重傷を負い医務室に運ばれるが、仙豆によって回復する。そして悟飯が「金色の戦士」であること、セルとの戦いの真実を知る。
  • エイジ774年5月8日[10] - 天界で魔人ブウに菓子にされ、食べられて死亡。その後ドラゴンボールで生き返る。
  • エイジ776年 - 父親のホテル完成記念のパーティに悟空たちを来させるように悟飯に頼む。戦闘には参加しない(アニメオリジナル)。
  • エイジ779年[10] - 大学卒業後に悟飯と結婚し[1]、パンを出産。

劇場版[編集]

劇場版では第13作『ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない』において初登場。同作では悟天から神龍のことを聞き、ドラゴンボール探しに同行。道中ナタデ村に立ち寄った際には、村を困らせる怪物退治を買って出る。この時、民族衣装に着替えていた。生贄になった際には、お供え物をつまみ食いしようとする悟天を注意したりしていた。怪物を悟天とトランクスが退治した翌朝、ブロリーに倒されてしまう。

劇場版第15作『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』では悟飯と共に町に現れたゾンビなどと戦う。直前で悟飯の家で共に昼食をとっており、皿洗いの手伝いをしたところ、チチから「いい奥さんになれる」と言われ照れていた。

劇場版第16作『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』ではグレートサイヤマン2号の姿を初披露。街に現れたヒルデガーンにも立ち向かうが、敗れてしまう。

劇場版第18作『ドラゴンボールZ 神と神』ではすでに懐妊しており、悟空の超サイヤ人ゴッド覚醒への足がかりとなる。

劇場版第19作『ドラゴンボールZ 復活の「F」』ではパンを出産しており、彼女の面倒をピッコロに見てもらっている。

ドラゴンボール超[編集]

魔人ブウとの闘いが終わり、数年後に悟飯と結婚する。サタンがビーデルと悟飯のために建てた大きな家で暮らしている。悟飯に色々と物を買っており、そのことを悟飯は申し訳なく思っているが、本人は気にしていない。悟天とトランクスが結婚祝いで採ってきた化粧水(2人は美肌効果のある温泉地の上流から汲んできたが、ただの水だった)を、2人が苦労して手に入れてきたことを悟り、効き目があるように振る舞った。正しい心を持ったサイヤ人が1人足りずに悟空らが困っていた時、自らが悟飯の子供(パン)を身篭っていることを明らかにして、悟空を超サイヤ人ゴッドへ変身させることに貢献した。

ドラゴンボールGT[編集]

学生時代に短くした髪を再び伸ばしており、ポニーテールにしていた。出会った当初は良くなかったチチとの関係も良好。

悟飯のことを「あなた」と呼び、落ち着いた大人の女性の雰囲気を醸し出していた。お転婆だった少女の頃の面影は鳴りを潜め、基本的にチチの抑え役にまわることが多い。サタンを「パパ」、悟空を「お義父さん」と呼び分けている。

第27話の時点では、地球にやって来たベビーに洗脳されている。第31話では地球人に下剤を投げるパンを蹴飛ばし、パンにベビーのしもべになるように勧めたが断られたので、ベビーの命令で悟飯と共にパンを殺そうとした。この時は邪悪な笑みを浮かべ、性格や口調も残忍になっていた。その後、凶暴化した大猿ベビーの攻撃にチチもろとも襲われるが、悟空に助けられた。

ベビーとの戦いの後に行われた天下一武道会では悟空たちの試合を観戦しており、悟空からの話によるとサタンが引退をすることと、パンを後継者に推薦することを知り呆れていた。

現世と地獄が繋がり、死んだ悪人たちが復活し街で暴れていることを知り、第46話では自分も戦うつもりで久しぶりにグレートサイヤマン2号の衣装を着用し、体形が崩れていないことを自慢する場面がある。チチとは一緒に戦いに行こうとしている。

一星龍と最終決戦の際は、悟空の最後の戦いを見届けるため一同と戦場に駆けつけた。最終話でサタンを夕食に誘い、家に帰ったのを最後に出番は終了する。

家系図[編集]

バーダック
 
ギネ
 
孫悟飯
(育ての親)
 
牛魔王
 
ミスター・サタン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ラディッツ
 
 
 
孫悟空
(カカロット)
 
チチ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
孫悟飯
 
 
孫悟天
 
ビーデル
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3代不明
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
孫悟空Jr.
 
 
 
 
 
 
 

ビーデルの技[編集]

舞空術(ぶくうじゅつ)
全身のをコントロールしながら放出することによって、空中を飛行する技。元々は鶴仙流独自の技だったが、その後ほとんどの戦士が体得している。
ビーデルラッシュ
名前はゲーム『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズより。スポポビッチに使用した技。強力なラッシュを相手に浴びせ、最後に飛び膝蹴りを決める。
気功波
超ドラゴンボールZ』と『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ、『ドラゴンボール レイジングブラスト』、『ドラゴンボール ゼノバース』のみ、気功波を撃つことが可能。射程制限があり、一定距離で消えてしまうが『レイジングブラスト』では射程制限がなくなった。
ボルテックスオーラ
『超ドラゴンボールZ』に登場する超必殺技。至近距離にエネルギーの塊を少しの間だけ出現させるが、技が終わると疲れて体制を崩してしまう。
その他に、同作ではスキル継承によって一部のキャラクターの気功波に属する必殺技を使用することが可能。

ゲームでの登場[編集]

ゲームでの初登場はPCエンジン専用ソフト『ドラゴンボールZ 偉大なる孫悟空伝説』。プレイステーションセガサターン用『ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説』においてもコメントを送る役割であり、いずれも非戦闘キャラクターだった。

プレイステーション2専用ソフト『ドラゴンボールZ2』にてプレイヤーキャラクターとして初登場。この時は気功波は撃てず、究極技「ビーデル危機一髪」は窮地に陥った際、悟飯が助けにて共に攻撃する、というものだった。

ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ第2作目の『Sparking! NEO』、『ドラゴンボール ゼノバース』ではグレートサイヤマン2号としても登場する。『ドラゴンボール ゼノバース』では、主人公とともに悟飯の修行を受けたことで大幅にパワーアップを果たし、気功波などの技も使用できる。

脚注[編集]

  1. ^ a b 渡辺彰則編「第3章 キャラクター事典」『ドラゴンボール大全集 7巻』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、100頁。
  2. ^ a b ジャンプ・コミック出版編集部編「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 17 ビーデル」『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2009年3月4日、ISBN 978-4-08-874804-7、31頁。
  3. ^ 「DRAGON BALLフルカラー魔人ブウ編 6巻」集英社、2014年7月9日、ISBN 978-4-08-880112-4、227頁
  4. ^ 鳥山明「其之四百二十八 ビーデルさんの舞空術」『DRAGON BALL 第36巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1993年11月4日、ISBN 4-08-851495-5、118-119頁。
  5. ^ 鳥山明「其之四百四十三 動き始めた作戦」『DRAGON BALL 第37巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1994年4月4日、ISBN 4-08-851496-3、151-152頁。
  6. ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一声優陣 其之二 ビーデル役 皆口裕子」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」〜天下一伝説〜』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、164-165頁。
  7. ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER 人造人間編〜魔人ブウ編 ALL BOUTS & CHARACTERS』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年5月5日、ISBN 4-08-873702-4、158頁。
  8. ^ 後藤広喜編「其之四百二十五 バレた!!!」『週刊少年ジャンプ 1995年27号』集英社、1993年6月21日、雑誌29933-6/21、76頁。
  9. ^ 2013年3月24日放送の『ほこ×たて』「ドラゴンボールマニアVSプロ クイズ対決」においても出題されたことがある。
  10. ^ a b c d e 渡辺彰則編「第1章 ドラゴンボール年代記」『ドラゴンボール大全集 7巻』30、32-33頁。