リオデジャネイロオリンピック

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リオデジャネイロオリンピック
第31回オリンピック競技大会
Games of the XXXI Olympiad
開催都市 ブラジルの旗 ブラジル リオデジャネイロ
競技種目数 28競技306種目
開会式 8月5日
閉会式 8月21日
開会宣言 ミシェル・テメル大統領代行
主競技場 エスタジオ・ド・マラカナン
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リオデジャネイロオリンピックは、2016年8月5日から8月21日までブラジルリオデジャネイロで開催される第31回夏季オリンピック

ブラジル国内及び南アメリカ大陸オリンピックが開催されるのは初めてである。また南半球での開催は1956年開催のメルボルンオリンピック2000年に開催されたシドニーオリンピックに続き16年ぶり3度目の開催となる。8月は同国において冬期にあたるがリオデジャネイロは低緯度に位置するため、平年の日平均気温摂氏22度前後である。

開催都市決定までの経緯[編集]

2009年10月2日に、デンマークコペンハーゲンで開かれた第121次IOC総会でIOC委員の投票によって開催地が決定した[1][2]

2016年夏季オリンピック開催地投票
都市 1回目 2回目 3回目
リオデジャネイロ ブラジルの旗 ブラジル 26 46 66
マドリード スペインの旗 スペイン 28 29 32
東京 日本の旗 日本 22 20
シカゴ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 18

その他[編集]

  • 2009年10月第121次IOC総会で、2016年五輪に新種目、または復活種目として検討されている下記の7種目のうち、2種目が投票により候補として採用された[3][4]
  • 7人制ラグビーは、IOC委員の半数近くを占めるヨーロッパで人気が高く、スピード感あふれるプレーと試合時間及び開催期間(案では男女とも2~4日間で実施される)が短いこと、またポリネシアなどの小国でもメダル獲得の可能性があることなどが評価され、2回目の投票で全委員の過半数の得票を集め候補として採用された。
    • なお、7人制ラグビーも女子が参加することが出来る。
  • その後、過半数の得票数を獲得する競技が出るまで、各回の得票数最下位の競技を削除する方式で投票を行い、ローラースケート、スカッシュ、野球の順で脱落、残る3競技の選択投票の時点で過半数の得票を得たゴルフが採用された。案では男女各60人による72ホール(4日間)のストロークプレーの個人戦として実施され、タイガー・ウッズや各国の有名選手が多く、スポンサー獲得などの実績がオリンピックにつながると評価された。7人制ラグビー採用決定後、6競技に対する投票が行われた時点では最も多い得票数だった空手は、投票を重ねる毎に得票数を減らし、採用に至らなかった。
  • 7人制ラグビーとゴルフは、2009年10月のIOC総会でのIOC委員の投票により採用が決定した。ゴルフは賛成63票、反対27票、7人制ラグビーは賛成81票、反対8票でいずれも採用に必要な過半数を獲得した。

開催日程について[編集]

2016年8月3日 - 21日, 数字は金メダル確定数, •は予選, Rは予備日, GはGALA GYMNASTICS(公開競技

競技 / 日付 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
開会式・閉会式 -
アーチェリー 1 1 1 1 4
陸上競技 3 5 4 5 5 4 6 7 7 1 47
バドミントン 1 1 2 1 5
バスケットボール 1 1 2
ボクシング 1 1 1 1 1 1 3 4 13
カヌースラローム 1 1 2 16
カヌー(スプリント 4 4 4
自転車ロード 1 1 2 18
自転車(トラック 1 2 2 1 1 3
自転車(BMX 2
自転車(MTB 1 1
水泳(飛込 1 1 1 1 1 1 1 1 8
馬術馬場馬術 1 1 6
馬術(総合馬術 2
馬術(障害飛越 1 1
競技 / 日付 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
フェンシング 1 1 1 1 2 1 1 1 1 10
ホッケー 1 1 2
サッカー 1 1 2
ゴルフ 1 1 2
体操(体操競技) 1 1 1 1 4 3 3 G 18
体操(新体操 1 1
体操(トランポリン 1 1
ハンドボール 1 1 2
柔道 2 2 2 2 2 2 2 14
近代五種 1 1 2
ボート 2 4 4 4 14
7人制ラグビー 1 1 2
セーリング 2 2 2 2 2 10
射撃 2 2 2 1 2 1 2 2 1 15
水泳(競泳 4 4 4 4 4 4 4 4 1 1 34
水泳(シンクロ 1 1 2
競技 / 日付 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
卓球 1 1 1 1 4
テコンドー 2 2 2 2 8
テニス 1 1 3 5
トライアスロン 1 1 2
バレーボールビーチバレー 1 1 4
バレーボール(インドア) 1 1
水泳(水球 1 1 2
ウエイトリフティング 1 2 2 2 2 2 1 1 1 1 15
レスリング(グレコローマン) 2 2 2 18
レスリング(フリースタイル) 3 3 2 2 2
金メダル 計 00 00 00 12 14 14 15 20 19 24 21 22 17 25 16 23 22 30 12 306


会場[編集]

バッハ地区[編集]

リオ五輪・パラ五輪の競技会場の地図
  • Maria Lenk Aquatic Center - 飛込、水球
  • Olympic Aquatics Stadium - 競泳、シンクロナイズドスイミング
  • Olympic Hockey Stadium - ホッケー
  • Olympic Tennis Stadium - テニス
  • Olympic Training Centre - 柔道、バスケットボール、テコンドー、レスリング、ハンドボール
  • リオセントロ - ボクシング, 卓球、バドミントン、ウエイトリフティング
  • アリーナ・オリンピカ - 体操
  • Reserva de Marapendi - ゴルフ

デオドロ地区[編集]

  • Deodoro Arena - フェンシング
  • National Shooting Centre - 射撃
  • National Equestrian Centre - 馬術
  • Deodoro Modern Pentathlon Park - 近代五種
  • Olympic BMX Center - 自転車(BMX)
  • Olympic Mountain Bike Park - 自転車(マウンテンバイク)
  • Olympic Whitewater Stadium - マラソンスイミング、

マラカナン地区[編集]

コパカバーナ地区[編集]

  • コパカバーナ - トライアスロン、ビーチバレー
  • フレメンゴ・パーク- 自転車ロードレース
  • マリーナ・ダ・グロリア - セーリング
  • ロドリゴ・デ・フレイタス湖 - カヌー、ボート

リオデジャネイロ以外[編集]

いずれもサッカー予選・決勝トーナメントの会場となっている。

問題点[編集]

  • 2014年5月、IOCの副会長がリオデジャネイロの準備状況について「過去最悪」と表現した。競技施設の建設の遅れなどを指摘している[5]
  • 高犯罪率「レベル1:十分注意してください。」発出、及び黄熱病、デング熱やジカウイルス、狂犬病などの感染症。防犯対策、予防接種などの詳細は、下記外部リンク参照。

ジカウイルス[編集]

2016年、ブラジルではジカウイルスが蚊によって拡散されつづけている。第一ベクターは蚊であるが、危険な性交渉によってそのウイルスが人から人へ感染することもありうる。WHOは、妊婦は引き続きジカウイルス伝染地域への渡航を控えるよう推奨した[6]。また、もし妊婦のパートナーが伝染地域から戻ってきた場合には性交渉を安全に行うかもしくは妊娠中は性交渉を控えるべきであるとの声明も出している。安全な性交渉とはコンドームを正しく使うことなどである[6]

WHOは、現地に行くアスリートや旅行者がブラジル滞在中に心がけるべき事項を挙げている[6]

  • 全身をカバーするような明るめの色の衣類を着用するなどして蚊に十分注意すること。
  • 性交渉は安全に行うかもしくは性交渉を行わないこと。
  • 空調設備の整った宿泊施設に滞在し、窓やドアは常に閉めた状態にしておくこと。
  • 貧困・過密地域、衛生状態の悪い地域には立ち寄らないこと

公共サービス[編集]

治安、医療、交通、など市の財政難によりサービスが担保できない場合あり。

脚注[編集]

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関連項目[編集]