南道郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動先: 案内検索
みなみ みちろう
南 道郎
本名 根岸 貞一
別名義 南 道朗
生年月日 (1926-09-25) 1926年9月25日
没年月日 (2007-11-13) 2007年11月13日(満81歳没)
出生地 日本の旗 日本, 東京都品川区
民族 日本人
血液型 A型
ジャンル 俳優
活動期間 1950年 - 2007年

南 道郎みなみ みちろう1926年9月25日 - 2007年11月13日)は日本の俳優漫才師南 道朗名義での出演作もある。

本名は根岸 貞一(ねぎし ていいち)。東京都品川区豊町出身。血液型はA型。3度の結婚歴を持つ1男3女の父(初婚の時の子が2人、2回目の結婚の時に1人、3回目の結婚の時に1人)。初婚の時の子(長女)が歌手の美詩える、3回目の結婚の時の子(三女)が劇団東俳に所属していたタレント・根岸未来。

来歴・人物[編集]

建築業を営む家に長男として生まれる。日本大学付属工業学校から明治大学専門部興亜科を経て1944年学徒出陣陸軍航空士官学校に入学。復員後の1947年には第一新聞社に入社、この年、NHKラジオの『のど自慢素人演芸会』に出演したのがきっかけで、1949年に新聞社を退社したのち、1950年国学院大学の学生だった国友昭二と漫才コンビを結成し、同時期にスタートしたコロムビア・トップ・ライトとともに戦後の東京漫才を代表する存在になるほど人気を得る(一時期はE・H・エリックともコンビを組んでいた)。当時は「学生漫才」と称されマスコミには派手な衣装で「ステッキ(素敵)なコンビ」と売り出される。

1952年東宝と専属契約を結んで漫才をする一方、1955年からは映画にも出演、同年に国友とのコンビを解消して俳優に転身した。

その特長あるダミ声を活かし、漫才出身でありながら主に悪役として活躍。特に戦争映画での悪辣な下士官は当たり役で、数々の作品で憎々しい個性を発揮している。テレビドラマでも時代劇の姑息な小役人など、小悪党的な敵役を様々に演じた。

1966年、自衛隊友の会結成の発起人のひとりとなった。

1969年第32回総選挙1972年第33回総選挙に、民社党(1969年当時は民主社会党)公認で北海道第1区から立候補したが、いずれも落選した。

2007年11月13日、腹部大動脈瘤破裂のため千葉県市川市内の病院で死去。81歳没。本人の意思により献体のため、しらぎく会へ遺体を送還された。

出演作品[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

  • 新・三等重役(1959年 - 1960年、NET / 東宝
  • ナショナル ゴールデン・アワー / 松本清張シリーズ・黒い断層「反射」(1961年、TBS
  • 大河ドラマNHK
  • 特別機動捜査隊 第174話「早春」(1965年、NET / 東映
  • 人形佐七捕物帳 第6話「鶴の千番」(1965年、NHK) - 柳亭種貞
  • われら九人の戦鬼(1966年、NET / 東映) - 黒太
  • 松本清張シリーズ左の腕」(1966年、KTV
  • 俺は用心棒 第16話「志士の写本」(1967年、NET / 東映) - 吉辺
  • ローンウルフ 一匹狼 第25話「狂犬の罠」(1968年、NTV / 東映)
  • 日本剣客伝 第7話「針谷夕雲」(1968年、NET / 東映)
  • キイハンター 第13話「銀色の銃を持つ男」(1968年、TBS / 東映)
  • 戦え! マイティジャック 第2話「ミニミニ島を爆破せよ」(1968年、CX / 円谷プロ) - AZ団ボス
  • ご存じ金さん捕物帳(1974年 - 1975年、NET / 東映) - 権三
  • 大江戸捜査網12ch / 三船プロ
    • 第171話「対決・非情の十手」(1974年) - 岡村の源次
    • 第181話「明日なき逃亡」(1975年) - 三味線掘の治助
    • 第248話「緋牡丹に賭けた恋」(1976年) - 隼の虎吉
    • 第271話「銃声は少年の叫び」(1976年) - 伊勢屋
    • 第307話「初見参お銀 仇討ち始末」(1977年) - 渡海屋番頭
    • 第330話「哀しみの岡ッ引魂」(1978年) - 儀助
    • 第345話「やくざ同心 怒りの復讐」(1978年) - 松吉
    • 第446話「故郷偲ぶ薄幸の女」(1980年) - 大田黒一家代貸
    • 第458話「十手に賭けた同心魂」(1980年) - 鳴海屋徳兵衛
    • 第483話「遊女が見た幸せの夢」(1981年) - 伊勢屋
    • 第534話「隠密大殺陣 母に別れを」(1982年) - 亀井外記
    • 第557話「悪役志願 替え玉一発勝負」(1982年) - 雲切り軍兵衛
  • ザ・ボディガード 第18話「吠えろ! 北海の女ドラゴン」(1974年、NET / 東映) - 脇本源次郎
  • 非情のライセンス 第2シリーズ 第43話「兇悪の密室」(1975年、NET / 東映) - 沼田登
  • 江戸を斬る(TBS / C.A.L
  • 影同心II 第17話「一殺多生の大相撲」(1976年、MBS / 東映) - 亀屋儀兵ヱ
  • 隠し目付参上 第17話「南蛮からくり大怪盗の大逆転か!」(1976年、MBS / 三船プロ) - 喜三
  • 水戸黄門(TBS / C.A.L)
    • 第6部 第25話「海道一の大盗人 -金谷-」(1975年9月15日) - 銀次
    • 第7部 第13話「泣くなわらしっこ -秋田-」(1976年8月16日) - 御門の文吉
    • 第8部 第22話「海鳴り龍王岬 -高知-」(1977年12月12日) - 得造
    • 第11部 第22話「黄門様の子守唄 -伊勢原-」(1981年1月12日) - 喜十郎
    • 第14部
      • 第2話「悪を斬る! 白狐の剣 -郡山-」(1983年11月7日) - 軍次
      • 第32話「灘の庄助なぜ酔っぱらう -灘-」(1984年6月4日) - 弁天の島五郎
    • 第15部 第3話「偽黄門になった黄門様 -伊予-」(1985年2月21日) - 新兵衛
    • 第16部 第3話「関所に巣喰う鬼退治 -箱根-」(1986年5月12日) - 万蔵
  • 徳川三国志 第23話「江戸の毒を斬れ!」(1976年、NET / 東映) - 順斎
  • 遠山の金さん 第46話「恐怖の真昼に舞う風車」(1976年、NET / 東映)
  • 新・必殺仕置人 第16話「逆怨無用」(1977年、ABC / 松竹) - 相模屋島蔵
  • 桃太郎侍 第64話「さよならだけが人生だ!」(1977年、NTV / 東映) - 疾風の辰
  • 破れ奉行 第29話「裏切りの暗黒街」(1977年、ANB / 中村プロ) - 久七
  • 人形佐七捕物帳 第30話「毒蛇に噛まれた心」(1977年、ANB / 東映)
  • 特捜最前線 第50話「凶弾・神代夏子死す!」・第51話「凶弾II・面影に手錠が光る!」(1978年、ANB / 東映)
  • 大岡越前(TBS / C.A.L)
    • 第5部 第26話「目黒に消えた公方様」(1978年7月31日) - 蛇崩の仙八
    • 第9部 第15話「姉恋し手鎖道中」(1986年2月3日) - 徳次郎
  • 達磨大助事件帳 第26話「夕陽の渡り鳥」(1978年、ANB / 前進座 / 国際放映) - 源蔵
  • 大激闘マッドポリス'80 第9話「殺人刑務所」(1980年、NTV / 東映) - 木戸
  • 旅がらす事件帖 第12話「風が呼ぶ佐渡路の宝」(1980年、KTV / 国際放映) - 山路忠秋
  • 吉宗評判記 暴れん坊将軍 第125話「男の門出の燈篭流し」(1980年、ANB / 東映) - 巴屋儀兵衛
  • 西部警察(ANB / 石原プロ
    • 第43話「4号岸壁の殺人」(1980年) - 佐川巡査
    • 第78話「射殺」(1981年)
  • 二百三高地 愛は死にますか(1981年、TBS / 東映) - 金平又八
  • 文吾捕物帳 第14話「紅かんざしの絆」(1982年、ANB / 三船プロ)
  • 西部警察 PART-II 第18話「広島市街パニック!!」(1982年、ANB / 石原プロ)
  • 新五捕物帳 第193話「ひとすじの愛」(1982年、NTV / ユニオン映画
  • 新大江戸捜査網 第12話「さらば極道情け節」(1984年、TX / ヴァンフィル) - 大田黒の久六

舞台[編集]

関連項目[編集]