夏純子

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なつ じゅんこ
夏 純子
本名 坂本 道子(さかもと みちこ)
生年月日 (1949-03-21) 1949年3月21日(67歳)
出生地 東京都五日市町
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
身長 160cm
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1967年 - 1981年
主な作品
映画
三匹の牝蜂
『女子学園シリーズ』
受賞
エランドール 新人賞(1970年)

夏 純子(なつ じゅんこ、1949年3月21日 - )は、日本女優東京都西多摩郡五日市町出身[1]。身長160cm、体重45kg。本名は坂本 道子(さかもと みちこ)。趣味書道水泳スキー[2]

来歴・人物[編集]

小学校時代に書き始めた日記で文章を書くことに興味をおぼえ、中学校時代には詩や小説を書くようになり、そのうち小説の主人公にどうしてもなりたくて、それを実現するには女優しかないと映画界へとび込む[3]

1967年若松孝二が監督した映画『犯された白衣』に本名の坂本 道子名義で初出演。デビュー作でヌードを披露した。

1970年の映画『三匹の牝蜂』の演技を評価され[4]、「第二の浅丘ルリ子に!」と期待され[2]、1970年8月1日付で専属契約を結ぶ[2][4]。日活としては「フリーとして3年ほど大映東映で活躍し、演技面での心配はなにもない!」というのが強味であった[3]。同年8月に『野良猫ロック ワイルド・ジャンボ』に出演した後[4]、初主演作である『いちどは行きたい女風呂』で浜田光夫の恋人役を演じ本格的にデビュー。こうして日活専属となった夏は「いつかは女ジェームス・ディーンのような影のある役をやりたいわ!」と抱負を述べている[2]。やがて、不良女子を描いた学園映画で主演を務めるようになる。ちょうどその時、所属先である日活が一般映画からロマンポルノへの路線変更を決めた。デビュー作はピンク映画だったが、この日活の路線変更を契機にして、1971年松竹へ移籍した。

目が大きくはっきりとした顔立ちで、グラマーではなく華奢なタイプだが、健康的なお色気で人気となった。20代後半からは陰のある雰囲気で悪女役を得意とした。1981年ごろまで女優として活躍したが、結婚により引退した。

出演[編集]

映画[編集]

  • 犯された白衣 (1967年3月、若松プロ
  • 女賭博師十番勝負 (1969年5月1日、大映東京) - 広瀬俊子
  • ヤングパワー・シリーズ 新宿番外地 (1969年10月18日、大映東京) - 山代ユリ
  • おいろけコミック 不思議な仲間 (1970年4月29日、東宝) - 冴子
  • 三匹の牝蜂 (1970年6月13日、東映) - サチ子
  • 女の警察 乱れ蝶 (1970年7月11日、日活) - 河野礼子
  • ずべ公番長 夢は夜ひらく (1970年、東映) - ミラノお春
  • いちどは行きたい女風呂 (1970年10月3日、日活) - 花咲さよ子
  • ネオン警察 ジャックの刺青 (1970年10月14日、日活) - 桜井麗子
  • 野良猫ロック ワイルド・ジャンボ (1970年、日活) - 海岸の女A
  • 女子学園シリーズ
    • 女子学園 悪い遊び (1970年11月12日、日活) - 辺見涼子
    • 女子学園 ヤバい卒業 (1970年12月15日、日活) - 久保忠江
    • 女子学園 おとなの遊び (1971年1月27日、日活) - 結城正子
  • 女の意地 (1970年・日活) - 珠子
  • 喜劇 いじわる大障害 (1971年3月20日、日活) - 春子
  • 喜劇 男の顔は人生よ (1971年7月3日、日活) - 竹島陽子
  • 関東破門状 (1971年7月3日、日活) - ミドリ
  • 不良少女 魔子 (1971年8月25日、日活) - 魔子
  • 不良番長 突撃一番 (1971年12月29日、東映) - 花子
  • 喜劇 女売出します (1972年2月5日、松竹) - 浮子
  • 剣と花 (1972年4月15日、松竹) - 佐野裕江
  • 影狩り ほえろ大砲 (1972年10月10日、東宝 / 石原プロ) - 芝辻美也
  • 高校生無頼控 (1972年11月26日、東宝 / 国際放映) - 早瀬卓子
  • 反逆の報酬 (1973年2月17日、東宝 / 石原プロ) - 沢田真由美
  • 戦争と人間 第三部「完結篇」 (1973年8月11日、日活) - 苫
  • ムツゴロウの結婚記 (1974年4月27日、松竹) - 美知子
  • メス (1974年10月12日、松竹) - 青木由美
  • 砂の器 (1974年10月19日、松竹 / 橋本プロ) - 明子
  • 喜劇 女子学生 華やかな挑戦 (1975年2月15日、松竹) - 武内沙織
  • おれの行く道 (1975年7月12日、松竹) - 土屋竹子
  • トラック野郎・御意見無用 (1975年8月30日、東映) - モナリザお京
  • 金環蝕 (1975年9月6日、東宝) - 遠藤滝子
  • 新どぶ川学級 (1976年3月13日、日活) - 杉田道子先生
  • お祭り野郎 魚河岸の兄弟分 (1976年5月29日、東映) - 八尋鮎子
  • パーマネント・ブルー (1976年9月23日、松竹) - 新子
  • 喜劇・大誘拐 (1976年6月12日、松竹) - 山川礼子
  • 河内のオッサンの唄 (1976年11月17日、東映) - 倉本花子
  • 河内のオッサンの唄 よう来たのワレ (1976年12月25日、東映) - 徳田花子
  • 続・人間革命(1976年6月19日、東宝 / シナノ企画) - 清原かつ
  • 不連続殺人事件1977年3月15日、ATG) - 歌川あやか
  • 愛情の設計 (1977年7月16日、松竹 / サンミュージック) - 河村智子
  • 八つ墓村 (1977年10月29日、松竹) - 和江
  • 愛の嵐の中で1978年4月29日、東宝 / サンミュージック) - 黛雪子
  • 事件 (1978年6月3日、松竹) - 桜井京子
  • 総長の首 (1979年3月24日、東映) - 白崎銀子

テレビドラマ[編集]

バラエティ[編集]

受賞[編集]

脚註[編集]

  1. ^ 『日本映画俳優全集・女優編』(1980年、キネマ旬報増刊)では五日市市出身と記載。
  2. ^ a b c d 近代映画 近代映画社 1970年11月号 202頁。
  3. ^ a b 近代映画 近代映画社 1970年 12月号 124頁。
  4. ^ a b c 『セクシー・ダイナマイト猛爆撃』、259 - 260頁。

関連項目[編集]