配偶者

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配偶者(はいぐうしゃ)は、婚姻の相手方をいう。居住を共にし、場合によっては間に子供を持ち、それを養育しながら家庭生活を営む。男性配偶者を(おっと)、女性配偶者を(つま)という。 なお、「配偶者」は法律用語であり、事実婚で婚姻していない場合には、「配偶者」とはよばない。

概要[編集]

配偶者が一定の収入を得ない場合、直接税務署へ行くまたはe-Taxを利用して確定申告を済ませておくことで所得税において配偶者控除を認められる。また生命保険などに入っている場合、その万が一の際の保険金の受け取り手は、配偶者とする場合が多い。

1992年以後は、社会的なストレス単身赴任リストラから処々の理由で、心身的問題から派生して家庭の中でのドメスティックバイオレンス(DV)が、児童虐待高齢者虐待などと並び、家庭の抱える深刻な問題の1つとなっている。セックスレス夫婦といった問題も取りざたされる。

日本では、国際結婚をのぞき、配偶者は姓が同一である。これについては選択的夫婦別姓制度の導入を求める声がある。

結婚生活が破綻し離婚となった際には、子供の親権をどちらが引き継ぐかで争うこともある。

男性配偶者の呼び方[編集]

女性による自らの男性配偶者の呼び方としては、「夫」「主人」「旦那」「亭主」「連れ合い」などがある。近年では、夫婦のいずれかが通称利用で旧姓を用いている場合など、男性の戸籍名(男性が通称を用いている場合は通称名)で呼ぶ場合もある。

女性配偶者の呼び方[編集]

男性による自らの女性配偶者(以下、妻と記す)の呼び方としては、「妻」「家内」「女房」「カミさん」「連れ合い」「ワイフ」などがある[1]。 近年では、夫婦のいずれかが通称利用で旧姓を用いている場合など、女性の通称名(男性側が通称名の場合は、女性の戸籍名)で呼ぶ場合もある。

奥さん、奥様
元々は、他人の妻に対する尊敬語として使われてきた。その後、昭和以降には、自らの妻をさして「うちの奥さん」などと使用する用法が生まれ、日本全国へ広まっている。「従来妻への尊敬語がなかったためこれにあたる語として奥さんを使用するようになってきている」[1]
元々は「自分の子供の妻」、「男性の結婚相手(用法:大きくなったら○○さんのお嫁さんになる!)」、「他人の妻」を指す言葉。現代では、西日本を中心に自分の妻を指す言葉として用いられる[1]。という考えがある一方、「男性の配偶者」や「結婚したばかりの女」を指す用法としても平安時代の更級日記以来使われており、広辞苑をはじめ、辞書的にも認められた用法である。

姻族呼称[編集]

配偶者の(しゅうと)、配偶者の(しゅうとめ)、配偶者の祖父大舅(おおじゅうと)、配偶者の祖母大姑(おおじゅうとめ)、配偶者の兄弟小舅(こじゅうと)、配偶者の姉妹小姑(こじゅうとめ)という。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 北原保雄編『問題な日本語 その3』大修修館書店、2007年12月、ISBN9784469221930
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関連項目[編集]