安房鴨川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動先: 案内検索
安房鴨川駅
駅舎(2010年1月)
駅舎(2010年1月)
あわかもがわ
Awa-Kamogawa
所在地 千葉県鴨川市横渚952
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 アワ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,427人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1925年大正14年)7月11日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 内房線
キロ程 119.4km(蘇我起点)
千葉から君津経由で123.2km
太海 (3.4km)
所属路線 外房線
キロ程 93.3km(千葉起点)
安房天津 (5.6km)
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口[2]
テンプレートを表示

安房鴨川駅(あわかもがわえき)は、千葉県鴨川市横渚(よこすか)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

概要[編集]

線路は繋がっているが、内房線外房線それぞれの終着駅である。そのため、当駅から発車する列車は上りしか存在しない。1997年平成9年)頃までは両路線を相互に直通(当駅を経由)する普通列車が設定されており、急行列車は1975年昭和50年)3月まで両路線を循環運転していた。両路線の相互直通を頻繁に行うと、車両の向きが容易に反転する不都合が起きるため、現在、定期列車は内房線・外房線共にすべて当駅で折り返しを行っている。なお、内房線にあたる区間が北条線として先に当駅まで開業し、外房線にあたる区間は後から当駅に乗り入れたため、当駅の所属線は内房線となっている[3]

内房線は普通列車のみだが、外房線は普通列車のほか特急わかしお」も当駅まで来ている。また「わかしお号」は鴨川シーワールドの無料送迎バスと接続をするダイヤが設定されている。「わかしお」号の一部は当駅から勝浦駅までの区間を普通列車として運転する。なお普通列車は一部を除き内房線、外房線相互の上り列車を対面接続する。

また、2007年(平成19年)に開催された「ちばデスティネーションキャンペーン」では、多数の臨時列車が当駅に発着した。

歴史[編集]

駅構造[編集]

ホーム(内房線を望む)

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅になっている。ホーム同士を結ぶ跨線橋には、エレベーターが設置されている。自由通路にも2009年(平成21年)3月3日にエレベーターが設置された。

直営駅であり、管理駅として外房線安房小湊駅安房天津駅内房線江見駅太海駅を管理している。みどりの窓口(営業時間:6時30分 - 20時)があり。、2009年(平成21年)3月14日に指定席券売機自動改札機Suica対応)が導入された。ほかにNEWDAYS・南総軒(駅弁販売)がある。

駅舎は東口にあり、前原海水浴場などへ便利である。市役所、イオンなどがある西口があり、東口とは改札外の自由通路で結ばれる。

駅西側に留置線が3本あり、夜間などは車両が留置される。この場合、回送電車は一度太海駅方面に車両を発車し、折り返す形で留置線に入線してくる。従って、駅のすぐ太海駅側にある太一号踏切では、回送電車がここを通る場合は「開かずの踏切」となり、しばしば渋滞が発生する。

1番線のホーム上には地震計が設置されている。2010年(平成22年)2月10日より外房線PRC型自動放送が導入されたが、発車放送のみ従来通り巌根型放送のままである(さらにその前は小山型放送を使用していた)。

のりば[編集]

番線 路線 行先 備考
1 外房線 茂原千葉東京方面 主に特急
2 茂原・千葉・東京方面 主に普通
3 内房線 千倉館山方面  
  • 特急わかしお」は、主に1番線を使用する。
  • 多客時、一部の特急「わかしお」が太海方面へ延長運転されることがあるほか、直通運転する臨時列車が設定されることがある。
運転番線 営業番線 ホーム 勝浦方面着発 館山方面着発 備考
1 1 11両分 到着・出発可 到着・出発可
2 2 11両分 到着・出発可 到着・出発可
3 3 11両分 到着・出発可 到着・出発可
4 ホームなし 不可 不可 留置線
5 ホームなし 不可 不可 留置線
6 ホームなし 不可 不可 留置線
  • 外房線・内房線とも終着駅であり当駅を通過することはできない。(場内信号機に進行現示がない)
  • 運転4 - 運転6番線と、ホームとの入出区は、太海方の内房線本線上にてスイッチバックを行う。
  • 夜間、1・3番線、運転4番 - 6番線に特急および普通列車が留置される。日中にも運転4番 - 6番線に留置される車両がある。

* 参考資料:「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」 第4巻 「水戸・千葉支社管内編」 『学研』 2010年3月

利用状況[編集]

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1990年 3,433
1991年 3,475
1992年 3,251
1993年 3,573
1994年 3,372
1995年 3,201
1996年 2,995
1997年 2,713
1998年 2,501
1999年 2,354
2000年 2,309
2001年 2,201
2002年 2,042
2003年 1,987
2004年 1,951
2005年 1,925
2006年 1,871
2007年 1,803
2008年 1,695
2009年 1,678
2010年 1,531
2011年 1,407
2012年 1,414
2013年 1,467
2014年 1,414
2015年 1,427[9]

駅周辺[編集]

駅舎脇の足湯スペース(2007年9月現在撤去済)

駅東口は昔からの市街地を形成しており、中小商店街が連なる。東口からまっすぐ道を進むと前原海岸に突き当たる。駅西口は鴨川バイパスが開通してから開発された地区であり、イオン(フローレ鴨川)が立地する。

バス路線[編集]

のりば 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
安房鴨川駅(西口) アクシー号 木更津金田バスターミナル 東京駅八重洲口前浜松町 鴨川日東バス
日東交通
京成バス
カピーナ号 亀山・藤林大橋久留里駅前蘇我駅・県庁 千葉駅 鴨川日東バス
日東交通
千葉中央バス
木更津鴨川線(急行) 長狭学園正門前・宿原・かずさアーク木更津駅西口 イオンモール木更津 鴨川日東バス
鴨川駅西口 急行くろしお号 お花畑・南三原駅前・千倉役場 安房白浜 館山日東バス
大学線 早稲田大学鴨川セミナーハウス 城西国際大学観光学部 鴨川日東バス
鴨川シーワールド 亀田病院 鴨川日東バス
館山日東バス
北ルート ふれあいセンター 金山ダム 鴨川市コミュニティバス
亀田総合病院・浦の脇・天津駅前小湊駅前 鯛の浦
南ルート ふれあいセンター・浦の脇・東条病院 鴨川駅前
曽呂十字路・曽呂小学校・畑青年館 曽呂終点
鴨川シーワールド 無料送迎バス
鴨川駅(東口) 鴨川市内・館山線 太海駅・仁右ヱ門島入口・お花畑・南三原駅前 館山駅 鴨川日東バス
館山日東バス
鴨川シーワールド・亀田病院・天津駅・小湊駅 興津駅
鴨川シーワールド 亀田病院 鴨川日東バス
金谷線 長狭学園正門前・金束・保田中央 東京湾フェリー 鴨川日東バス
長狭線 長狭学園正門前・金束 平塚本郷
太海線 横渚橋 太海公民館 平日のみ運行
南ルート 東条病院・浦の脇・ふれあいセンター・鴨川駅西口 曽呂終点 鴨川市コミュニティバス

その他[編集]

  • 太海駅 - 当駅間は強風の影響を受けやすく、しばしば速度規制や運転中止になる。

隣の駅[編集]

※外房線の特急「わかしお」の隣の停車駅は列車記事を参照されたい。

東日本旅客鉄道
外房線
安房天津駅 - 安房鴨川駅
内房線
太海駅 - 安房鴨川駅

脚注[編集]

[ヘルプ]

参考文献[編集]

  • 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、5-23頁。

関連項目[編集]