宮藤官九郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動先: 案内検索
宮藤 官九郎
プロフィール
本名 宮藤 俊一郎
誕生日 1970年7月19日(46歳)
出身地 宮城県栗原市(旧栗原郡若柳町
血液型 O型
主な作品
テレビドラマ 池袋ウエストゲートパーク
木更津キャッツアイ
ぼくの魔法使い
マンハッタンラブストーリー
タイガー&ドラゴン
吾輩は主婦である
未来講師めぐる
流星の絆
うぬぼれ刑事
あまちゃん
ごめんね青春!
ゆとりですがなにか
映画 GO
ピンポン
木更津キャッツアイ 日本シリーズ
木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
真夜中の弥次さん喜多さん
舞妓Haaaan!!!
中学生円山
TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
舞台 『鈍獣』
『メタルマクベス』
受賞
読売文学賞
第25回日本アカデミー賞最優秀脚本賞
ゴールデン・アロー賞
岸田國士戯曲賞
芸術選奨新人賞
第29回向田邦子賞
東京ドラマアウォード2013 脚本賞
第78回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞
2013年新語・流行語大賞
第16回みうらじゅん賞
その他
俳優活動(映画、テレビドラマ)
劇団大人計画所属

宮藤 官九郎(くどう かんくろう、1970年7月19日 - )は、日本脚本家俳優作詞家作曲家放送作家映画監督演出家ミュージシャン濡れ場評論家、似顔絵イラストレーター。本名、宮藤 俊一郎(くどう しゅんいちろう)。宮城県栗原市(旧栗原郡若柳町)出身。劇団大人計画所属。

愛称は「クドカン」「くんく」「クン兄」。及川光博からは「カンクちゃん」と呼ばれたことがある。

妻は振付師の八反田リコ。血液型はO型。身長176.5cm(宮藤官九郎の小部屋にて、「.5がミソです。つーかたぶん177です」と語っている)。2005年に第1子(長女)が誕生。

略歴[編集]

実家は文具店を経営、父は教師、校長を務めた。年の離れた姉が2人いる。幼少時から文才を発揮し、作文コンクールなどでいくつもの賞を受賞する。

ビートたけしのオールナイトニッポン』のヘビーリスナーであった。同番組で放送作家兼たけしのトークの相方役を務めた高田文夫に憧れ、宮城県築館高等学校時代には高田が司会をしていた宮城ローカルのTV番組『マル金ギャハハ倶楽部』の素人参加コーナーにも出演している。高校卒業後は、高田の母校でもある日本大学芸術学部放送学科に進学するが一身上の都合で中退している[1]。中退した理由の一つに、友人がほとんどおらず、つまらなかったからだと語っている。しかし、親に学費を出してもらいながら大学を中退したことを悔やんでいる。

松尾スズキ主宰の劇団「大人計画」に所属。その後、バラエティ番組構成作家としての活動も行う。大人計画の部分公演の作・演出をつとめるようになり、1996年から自身の公演を「ウーマンリブ」と名づけている。24歳のときに結婚。

1995年、暴動として、破壊(阿部サダヲ)、バイト君(村杉蝉之介)との3名でグループ魂を結成。2005年には、「君にジュースを買ってあげる♥」で第56回NHK紅白歌合戦出場。

木更津キャッツアイ』や、『タイガー&ドラゴン』などテレビドラマの脚本家として有名であるが、その幅広い活動が評価され、2003年度第41回ゴールデン・アロー賞特別賞を受賞する。

2005年しりあがり寿の漫画の映画化『真夜中の弥次さん喜多さん』で映画監督デビューを果たす。同年、第1子(長女)が誕生。

中学時代は河合その子斉藤由貴のファンだった。2006年には、斉藤由貴を主演に起用した『吾輩は主婦である』で、はじめて昼ドラの脚本を手がけている。

2006年、アニメ映画『鉄コン筋クリート』に、声優として参加。舞台挨拶では「自分の声が嫌いである」と語った。

2006年11月に出版された枡野浩一の『ショートソング』に短歌を寄稿。

好きなミュージシャンはゆらゆら帝国。自身の作中でも楽曲を使用している。ボーカルの坂本慎太郎とは交流がある。

2013年上期の連続テレビ小説あまちゃん』の脚本を担当し[2]、第78回ザテレビジョンドラマアカデミー賞作品賞・脚本賞や2013年新語・流行語大賞のほか、複数の賞を受賞した[3]

2016年11月16日、2019年のNHK大河ドラマ(題名は未定)を手がけることが明らかにされた[4]

エピソード[編集]

ミステリー執筆中、犯人を簡単に見破られてしまって公園の噴水で頭を冷やしているのを妻に目撃される、街で見かけた変わった人を尾行する、など変わったエピソードは数多い。[5]

執筆する作品には大人計画所属の劇団員(阿部サダヲを筆頭に池津祥子猫背椿平岩紙皆川猿時など)を頻繁に起用。劇団とはマネジメント契約のみの星野源小松和重少路勇介なども舞台をはじめ、常連出演者。

他(主にテレビドラマの作品)には長瀬智也尾美としのり小泉今日子高橋一生酒井若菜斉藤由貴森下愛子薬師丸ひろ子古田新太きたろうなどを多く起用している。

脚本作品[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

舞台[編集]

  • ウーマンリブシリーズ(作・演出)
    • vol.1 ナオミの夢(1996年)
    • vol.2 ずぶぬれの女(1997年)
    • vol.3 ニッキー・イズ・セックスハンター(1998年)
    • vol.4 ウーマンリブ発射!(1999年)
    • vol.5 グレープフルーツちょうだい(2000年)
    • vol.6 キラークイーン666(2001年)
    • vol.7 熊沢パンキース03(2003年)
    • vol.8 轟天VS港カヲル〜ドラゴンロック!女たちよ、俺を愛してきれいになあれ(2004年)
    • vol.9 七人の恋人(2005年)
    • vol.10 ウーマンリブ先生(2006年)
    • vol.11 七人は僕の恋人(2008年)
    • vol.12 SAD SONG FOR UGLY DAUGHTER(2011年)
    • vol.13 七年ぶりの恋人(2015年)
  • 大人計画本公演(作・演出)
    • 春子ブックセンター(2002年)
    • ドブの輝き(2007年)より『涙事件』 ※三作品のうちの一つを担当
  • 外部公演(戯曲のみ)
    • 鈍獣(2004年) - 第49回岸田國士戯曲賞 受賞作品
    • メタルマクベス(2006年) - 劇団新感線へ提供 原作はウィリアム・シェイクスピア
    • 蜉蝣峠(2009年) - 劇団新感線へ提供
    • 大パルコ人「メカロックオペラ『R2C2』〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜」(2009年) - パルコプロデュース公演 演出も担当
    • 歌謡バラエティーショー『あべ一座』(2009年) - NHK 構成・演出を担当
    • 印獣(2009年) - パルコプロデュース・「ねずみの三銃士」第二回公演
    • 大パルコ人(2) バカロックオペラバカ 『高校中パニック! 小激突!!』(2013年) - 作・演出も担当
    • 大パルコ人(3)『ステキロックオペラ サンバイザー兄弟』(2016年) - 演出も担当[8]

歌舞伎[編集]

  • 大江戸りびんぐでっど(2009年) - 作・演出も担当。2010年にシネマ歌舞伎上映
  • 天日坊(2012年、河竹黙阿弥原作「五十三次天日坊」)
  • 地球投五郎宇宙荒事(ちきゅうなげごろううちゅうのあらごと)(2015年)

監督作品[編集]

映画[編集]

テレビ[編集]

出演作品[編集]

オリジナルビデオ[編集]

映画[編集]

テレビ[編集]

テレビドラマ[編集]

ラジオ[編集]

CM[編集]

連載[編集]

  • 週刊文春「いまなんつった?」※現在も連載中。
  • TV LIFE(学習研究社
  • 週刊プレイボーイ「ビガーパンツはもう穿かない 〜スッポン官太くんの14歳で美女対談〜」(2005年6月で終了)

CD[編集]

バンドグループ魂に、ギタリスト「暴動」として参加し、全作詞、一部作曲、コント構成などを手がけている。

  • 1stアルバム『GROOPER』
  • 2ndアルバム『Run魂Run』
  • 3rdアルバム『荒ぶる日本の魂たち』
  • 4thアルバム『TMC』
  • 5thアルバム『ぱつんぱつん』
  • 6thアルバム『1!2!3!4!』
  • マキシシングル『竹内力』
  • セカンドマキシシングル『本田博太郎 〜 magical mystery UPAAAAAAAAA!!!!! 〜』
  • サードシングル『君にジュースを買ってあげる♥
  • 2011年2月2日にはニューシングル『だだだ』をリリース
外部アーティストに詞を提供した楽曲

など。

著書[編集]

  • 宮藤官九郎の小部屋 宮藤官九郎と母(2007年5月、角川書店
  • 俺だって子供だ!(2008年、文藝春秋
  • きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)(2009年、太田出版) ※小説
  • うぬぼれ刑事(2010年、角川書店) ※シナリオ集
  • いまなんつった?(2010年、文藝春秋)
  • え、なんでまた?(2013年、文藝春秋)
  • WASIMO(2013年、小学館)※絵本
  • 妄想中学ただいま放課後
  • 宮藤官九郎 最強説〜オールナイトニッポン始めました〜(2016年3月17日、宝島社[13]

関連項目[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 『きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)』
  2. ^ 平成25年度前期 朝ドラ「あまちゃん」制作のお知らせ、2012年6月4日、NHKドラマトピックスブログ、2012年11月5日閲覧。
  3. ^ 週刊ザテレビジョン2013 No.47』、角川マガジンズ、 3-10頁、2013年11月20日閲覧。
  4. ^ “NHK大河ドラマ 19年はクドカン脚本 五輪テーマで33年ぶり近現代史”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年11月16日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/11/16/kiji/K20161116013735450.html 2016年11月16日閲覧。 
  5. ^ INLIFE 男の履歴書 宮藤官九郎
  6. ^ 『あまちゃん』7冠! 東京ドラマアウォード2013授賞式”. オリコンスタイル. オリコン (2013年10月22日). 2013年10月22日閲覧。
  7. ^ 宮藤官九郎、岡田将生でゆとり世代描く「45才にして初めて挑む社会派ドラマ」”. ORICON STYLE (2016年2月10日). 2016年2月10日閲覧。
  8. ^ 宮藤官九郎の大パルコ人最新作は、怒髪天が参加の「ステキロックオペラ」”. ステージナタリー (2016年2月2日). 2016年2月2日閲覧。
  9. ^ 木更津キャッツアイと氣志團が「木更津キャッツアイのテーマ」を歌うシーン
  10. ^ 漫画「バクマン。」が実写映画化 - 主人公コンビは佐藤健&神木隆之介、『モテキ』の大根仁が監督”. Fashion press. 2015年9月6日閲覧。
  11. ^ 東京が大炎上して大爆発する中でガメラがプラズマ火球を発射する超ド迫力の50周年記念映像「GAMERA」SHORT VER.”. GIGAZINE (2015年10月9日). 2015年10月9日閲覧。
  12. ^ “宮崎あおい:宮藤官九郎に“ひんやりです”と言われ苦笑い”. MANTANWEB. (2016年4月11日). http://mantan-web.jp/2016/04/11/20160411dog00m200009000c.html 2016年4月12日閲覧。 
  13. ^ 放送100回超の「宮藤官九郎のオールナイトニッポンGOLD」が書籍化”. ステージナタリー (2016年2月15日). 2016年2月15日閲覧。