富士サファリパーク

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富士サファリパーク
Fuji Safari Park
富士サファリパーク ライオン2 Fuji-safari-park-Lion2.jpg
施設情報
正式名称 富士自然動物公園
専門分野 展示
事業主体 小泉アフリカ・ライオン・サファリ株式会社
管理運営 小泉アフリカ・ライオン・サファリ株式会社
園長 浜中幸[1]
主な飼育動物 クマ、ライオン、トラ、チーター、ゾウ他
開園 1980年4月23日
所在地 410-1231
静岡県裾野市須山字藤原 2255-27
位置 北緯35度15分35.9秒 東経138度48分38.2秒 / 北緯35.259972度 東経138.810611度 / 35.259972; 138.810611座標: 北緯35度15分35.9秒 東経138度48分38.2秒 / 北緯35.259972度 東経138.810611度 / 35.259972; 138.810611
アクセス 東名高速道路御殿場インターチェンジから車で15分
JR御殿場駅から富士急行バスで35分
公式サイト http://www.fujisafari.co.jp/
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北緯35度15分35.9秒
東経138度48分38.2秒

富士サファリパーク内を走るジャングルバス(専用バス)に乗れば、近距離にて動物たちを見ることができる。

富士サファリパーク(ふじサファリパーク)は、静岡県裾野市にあるサファリパーク形式の動物園

施設[編集]

小泉グループ小泉アフリカ・ライオン・サファリ株式会社が運営する。日本最大級のサファリである。屋外に設定されたコースをマイカー、専用バスGPS搭載のサファリナビゲーションカーなどで走行することで、間近に動物を観察することが出来る。同種の物に群馬サファリパーク等があるが、それらを大きく超える広さを有し(日本最大)、園内に生息する動物の数も多い。車で周る他にサファリゾーンの外周を歩きながら自然散策や動物観察ができるウォーキングサファリ(冬季休業)や実際に触れる(餌やり)ふれあい広場、猫や犬の館などがある。また、テレビCM等により全国的な知名度がある(後述)。

園内では、ライオンの子供との写真撮影やアメリカンミニチュアホースのパレード、トナカイのソリ(期間限定)など様々なイベントが行われている。専用バスについては時間指定のチケット方式を取り入れているため、午前中に完売することがある。

猛獣[編集]

ライオン[編集]

2012年8月現在、ライオンを約60頭飼育している[2]

チーター[編集]

健康維持のため、全力疾走のショーがある。

ヒョウ[編集]

2012年6月9日に、ふつうのヒョウ柄(黄褐色に黒い斑点)の両親の間に、2頭のクロヒョウが生まれた。しばしばみられる黒変種である。生まれた時の体長は17cm、体重は450g。母親が木の上で出産したところ、仔一頭(メス)が木の上から落下する。その仔を母親は面倒を見る様子が無いため人工哺育を行った。数か月後、人工哺育の個体も親子に戻っている。[3]

ゾウ[編集]

2012年10月14日に、日本国内5例目のアジアゾウの出産に成功した(園では初出産)。出産予定より1か月早く、体高75cmで生まれる。メスの仔ゾウは「ガーム」と名付けられた。ラオス語で「きれい」という意味である。出産後に母ゾウ「テム」(推定1994年産)が落ち着かないため、いったん人工哺乳を行うが、すぐに母親のもとで母乳で育つ。[4]

施設・動物一覧[編集]

サファリゾーン
ふれあいゾーン

CM[編集]

富士サファリパークが全国区で有名な理由の一つに、テレビCMで流れるその独特のCMソング(作詞:大久保真・目黒俊作、作曲:丸山雅仁)が挙げられる。「CMソングを歌っているのは和田アキ子か? 松崎しげるか?」という問い合わせが当時多く寄せられたが、歌っているのは歌手の串田アキラである。このCMは、現在は主に静岡県・首都圏中京広域圏の各テレビ局の他、アニマルプラネットでも放送されている。

2005年発売の串田のアルバム『串田アキラ BEST~Feel So Nice』のボーナストラックにこのCMソング(30秒バージョン)が収録された。2006年には、串田が主題歌を担当した特撮ドラマ『ライオン丸G』において同曲が劇中で流され、話題を呼んだ。

なお、歌詞の前半ではライオンについて、後半ではについて歌われている。フルコーラスは約30秒で、通信カラオケでも配信されている。

歴史[編集]

年表[編集]

  • 1980年4月23日開園。
  • 2005年10月25日、飼育員2名がヒグマに襲われ、1人死亡、1人重傷の事故が発生し、休園。
  • 2005年11月17日、クマ舎改修工事などの安全対策を実施し、営業を再開。
  • 2012年6月9日、真っ黒なヒョウの仔が2頭誕生。まれな突然変異。1頭はメスで人工哺育で育てられる[5]
  • 2012年10月14日、日本国内5例目のゾウの仔が誕生する。
  • 2012年10月16日、飼育員1名がゾウに襲われ、死亡する事故が発生し、同21日まで休園[6]

開園前の論点[編集]

当初の建設計画は予定地が富士山山麓かつ国立公園の地域内であるため、静岡県が国立公園の区域を避けさせて、再計画された[7]。 1978年2月には、日本社会党(当時)の島本虎三衆議院議員が、委員会で質したが、 静岡県は当時の権威である筑波大学の山本荘毅教授が環境影響予測調査を行い、問題が無いことが示されているとし、そして、建設予定地のそばにある「忠ちゃん牧場」(家畜300頭ほど)を例に出し、計画されてる富士自然動物公園の2倍の環境負荷を持っているが、地下水汚染が発生していないことを答弁している[7]。 また、開発区域の付近住民らは裾野市に対し、開発行為許可の取消訴訟を起こしたが、静岡地裁は住民らの請求権は認めず(住民らは法律上の利益を有しないため、原告適格を有しない)、棄却した[8]

脚注[編集]