御名御璽

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御名御璽(ぎょめいぎょじ)とは、天皇名前および御璽のこと。詔書や法令について、原本においては親署および御璽の押印があることを指すために用いる用語。天皇ををもって呼称することは伝統的に不敬とされるため、このように表記される。

大日本帝国憲法原本に記された御名御璽(ネガ画像)

現在も公的に用いられている。例えば、憲法法律条約政令および詔書の原本には親署および御璽の押印がなされるところ、この部分は、官報や法令集などに掲載される写しにおいては、以下の例のように「御名 御璽」と表記される。その際、「御名 御璽」は当該文書の題名と同程度の高さに置かれる。その後につづく首相閣僚副署は通常のように各行の最下部に署名どおりの実名をもって表記される。

朕は、日本國民の總意に基いて、新日本建設の礎が、定まるに至つたことを、深くよろこび、樞密顧問の諮詢及び帝國憲法第七十三條による帝國議會の議決を經た帝國憲法の改正を裁可し、ここにこれを公布せしめる。

  御名 御璽

  昭和二十一年十一月三日

(以下略)

— Wikisource-logo.svg 日本國憲法


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