束 (数学)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動先: 案内検索

日本語で(そく)と訳される数学的概念は複数ある。

  • 束 (射影幾何学) (pencil): P + λQ の(あるいは μP + λQ の)形をした族の零点集合が記述する "図形" の族のこと。特に P, Q の零点集合が直線であるとき直線束、円であるとき円束という。
  • 束 (束論) (lattice): 任意の二点に上限と下限の存在する順序集合(束 (順序集合論))。あるいは結びと交わりという二つの演算を備えた代数的構造(束 (代数学))。これらは同じ一つの概念を定める。この意味での束に関する研究を行う分野は束論と言う。ただし、lattice には日本語で格子と訳される別の概念もある。
  • (bundle): 位相空間の貼り合わせであるような構造の一種。ファイバー束主束あるいは接ベクトル空間等を参照。