源了圓

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源 了圓(みなもと りょうえん、1920年7月27日 - )は、日本歴史学者。専門は日本思想史。東北大学名誉教授日本学士院会員。

来歴・人物[編集]

熊本県宇土市出身[1]第五高等学校を経て1948年京都大学文学部哲学科卒業。日本女子大学教授を経て、東北大学教授、1984年定年退官、名誉教授、国際基督教大学教授。コロンビア大学・北京日本学センター・オックスフォード大学などで客員教授を務める。2001年日本学士院会員。

近世日本思想史が専門。横井小楠福澤諭吉の比較研究を行った。大学院時代は梅原猛の親友だった。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『義理と人情 日本的心情の一考案』(中公新書 1969年/中公文庫 2013年)
  • 『実学と虚学』(富山県教育委員会 1971年)
  • 『徳川合理思想の系譜』(中公叢書 1972年)
    • 『実学思想の系譜』(講談社学術文庫 1986年)
  • 『徳川思想小史』(中公新書、1973年)
  • 『日本の禅語録 第17巻 鉄眼「仮字法語・化縁之疏」』(講談社 1979年/新装版〈禅入門10〉 1994年)
  • 『近世初期実学思想の研究』(双文社出版 1980年)
  • 『教育学大全集 1 文化と人間形成』(第一法規出版 1982年)
  • 『江戸の儒学 「大学」受容の歴史』(思文閣出版 1988年)
  • 『身体の思想〈2〉 型』(創文社 1989年)
  • 佐久間象山 幕末・維新の群像 第8巻』(PHP研究所 1990年)
  • 『蓮如 浄土仏教の思想 第12巻 』(講談社 1993年)
  • 『一語の辞典 義理』(三省堂 1996年)
  • 『精読・仏教の言葉 蓮如』(大法輪閣 1999年)
  • 横井小楠研究』(藤原書店 2013年)

共編著[編集]

  • 田村芳朗共編)『日本における生と死の思想 日本人の精神史入門』(有斐閣選書、1977年)
  • 『日中実学史研究』末中哲夫共編(思文閣出版、1991年)
  • 『国家と宗教 日本思想史論集』玉懸博之共編(思文閣出版、1992年)
  • 『日中文化交流史叢書 第3巻 思想』厳紹蘯共編(大修館書店 1995年)
  • 『日中文化交流史叢書 第4巻 宗教』楊曽文共編(大修館書店 1996年)
  • 横井小楠のすべて』 共編 (新人物往来社 1998年)

編著[編集]

  • 『古典大系日本の指導理念』全20巻(第一法規出版、1983~1984年)
  • 『日本の名著 23 山片蟠桃海保青陵』(中央公論社 1971年)、責任編集 のち新装版
  • 『江戸後期の比較文化研究』(ぺりかん社、1990年)
  • 『型と日本文化』(創文社、1992年)
  • 『原念齋 先哲叢談』(前田勉共訳注、平凡社東洋文庫、1994年)
  • 高坂正顕 明治思想史』(燈影舎〈京都哲学撰書 第1巻〉 1999年)、編・解説
  • 『季刊日本思想史60 近代日本とアジア』(ぺりかん社 2002年)、責任編集
  • 『別冊『環』 横井小楠 1809-1869 「公共」の先駆者』(藤原書店、2009年)

脚注[編集]

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.345