片岡サチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動先: 案内検索
かたおか さち
片岡 サチ
本名 片岡 幸子(かたおか さちこ)
別名義 旧芸名:汐風 幸(しおかぜ こう)
生年月日 (1970-05-24) 1970年5月24日(46歳)
出生地 東京都目黒区
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
血液型 O型
職業 女優
ジャンル 舞台など
活動期間 1988年 -
活動内容 1988年宝塚歌劇団入団、花組配属
1991年月組に異動
1997年雪組に異動
2000年専科に異動
2003年:宝塚歌劇団退団、芸能界進出
2005年テレビドラマ初出演
2008年:芸名を「汐風 幸」から改名
著名な家族 十五代目片岡仁左衛門(父)
片岡孝太郎(兄)
片岡京子(妹)
備考
宝塚歌劇団卒業生

片岡 サチ(かたおか-、1970年5月24日 - )は東京都目黒区出身の女優で元宝塚歌劇団男役スター。公称身長168cm、血液型O型。

芸名汐風幸(しおかぜ こう)、本名は片岡幸子(かたおか さちこ)。宝塚歌劇団時代の愛称はさちこコウ(ちゃん)。

父親は歌舞伎俳優の片岡仁左衛門。家族は他に母、兄(片岡孝太郎)、妹(片岡京子)。

来歴・人物[編集]

幼少より父の影響で歌舞伎のみならず数々のジャンルの芸能に触れて育つ。子供時代からモダンバレエのレッスンを受けていたが、音楽学校の試験科目であるバレエはクラシックバレエであることを知り、あわててレッスン先をクラシックバレエの教室に変更した逸話がある。しかし、意外にも音楽学校入学まで日舞を習ったことはなかった。

宝塚歌劇団入団を志望したのは父と親しかった麻実れい寿ひずる(寿の実父が片岡の祖父である十三代目片岡仁左衛門ほか上方歌舞伎界のタニマチ的存在であった)らとの交流からだったと在団中インタビューで語っている。

1986年青山学院中等部卒業後、宝塚音楽学校入学。第74期生。「受験の時、髪形をうまく作れず困っていたら天海祐希さんに助けられた。興奮のあまり合格時の取材で、『正義感のある男役になりたい』とうっかり語ってしまった(本当は"正統派の"と言いたかったという)。」と「波瀾爆笑!?我が人生」(宝塚GRAPH2003年2月号P52〜P55)で告白した。1988年宝塚音楽学校を卒業後宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は35番。同期生に麻乃佳世白城あやか森奈みはる和央ようか渚あき初風緑など。後に花組に配属される。

1991年月組組替え。1992年、『ボンジュール・シャックスパー!』でバウホール初主演を果たす。1993年、『グランドホテル』で新人公演初主演するなど若手男役スターとして着実に成長した。1997年雪組に組替え。2000年専科に組替え。各組への特別出演をする。2003年、『花の宝塚風土記』『シニョール・ドン・ファン』にて宝塚歌劇団を退団。

代表作品に『心中・恋の大和路バウホール公演主演:忠兵衛=父の当たり役を演じた)』など。2001年には梅田コマ劇場の『桜祭り狸御殿』、2002年にはル・テアトル銀座で上演された『私生活』にそれぞれゲスト出演した。三枚目的役どころ(『ミー・アンド・マイガール』のパーチェスター、『銀ちゃんの恋』のヤス、『エールの残照』のシャンカールなど)を演じた。童顔だったので子役(『ベルばら』の王太子、『たけくらべ』の正太郎など)、女役(『風と共に去りぬ』のスカーレット<新人公演でバトラー編の"I"・全国ツアーでは同編の"II(分身)">、『PUCK』のヘレンなど)を演じることもあった。

退団公演となった「花の宝塚風土記」は歌舞伎の誕生・変遷を扱ったショーで、汐風には日舞をソロで踊る場面が与えられた。

その後も舞台女優として『モンテ・クリスト伯』等に出演するなど活躍を続けており、2005年には自身初のテレビドラマとなる『ルームシェアの女』(NHK夜の連続ドラマ)に女性医師・沢井伸子の役で出演している。

またCM関係では、宝塚在籍中に東京銀行(現・三菱東京UFJ銀行)のCMで父・仁左衛門(当時は片岡孝夫の名だった)と親子で出演した他、2004年には日本ビクターDVDレコーダーポスターモデルを務めている。

2008年1月31日松平健主演「美ら島伝説〜暴れん坊将軍スペシャル2〜」の千秋楽をもって宝塚入団時より使用していた芸名の汐風幸から、片岡サチに改名。

宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]

花組時代[編集]

  • 1989年1月、『会議は踊る』新人公演:アウグスト公(本役:大潮ますみ)/『ザ・ゲーム』
  • 1990年2月、『エル・アミーゴ』(バウ・東京特別)アルベール
  • 1990年3月、『ベルサイユのばら - フェルゼン編 - 』王太子、新人公演:オスカル(本役:安寿ミラ真矢みき
  • 1990年9月、『秋…冬への前奏曲』新人公演:アンジェイ・ペトリューラ(本役:安寿ミラ)/『ザ・ショーケース』
  • 1991年1月、『春の風を君に…』新人公演:竜童(本役:真矢みき)/『ザ・フラッシュ』

月組時代[編集]

  • 1991年9月、『銀の狼』新人公演:レイ(本役:天海祐希)/『ブレイク・ザ・ボーダー』
  • 1992年1月、『珈琲カルナバル』新人公演:エビタシオ(本役:久世星佳)/『夢・フラグランス
  • 1992年2月、『ボンジュール・シャックスパー!』(バウ)ウィリー・シャックスパー *バウホール初主演
  • 1992年7月、『PUCK』ヘレン(女役)、新人公演:ボビー(本役:天海祐希)/『メモリーズ・オブ・ユー -懐かしき時代・美しき人々-』 ※汐風休演時は彩輝直が代役。
  • 1992年9月、『珈琲カルナバル』エビタシオ/『夢・フラグランス』(全国ツアー)
  • 1992年12月、『ジャンプ・フォー・ジョイ』(バウ)
  • 1993年4月、『グランドホテル』エリック、新人公演:オットー・クリンゲライン(本役:涼風真世)/『BROADWAY BOYS』 *新人公演初主演
  • 1993年5月、『ロスト・エンジェル』(バウ)ギャビー
  • 1993年9月、『花扇抄 -花姿恋錦絵-』/『扉のこちら』/『ミリオン・ドリームズ』歌う紳士/踊る紳士A、新人公演:芸術家(本役:久世星佳)
  • 1994年1月、『風と共に去りぬ』ルネ、新人公演:スカーレット・オハラ(本役:麻乃佳世真琴つばさ*新人公演初ヒロイン
  • 1994年2月、『たけくらべ』(バウ)正太郎
  • 1994年6月、『エールの残照』ラビ・シャンカール、新人公演:ウォルター・シャムロック伯爵(本役:天海祐希)/『TAKARAZUKA・オーレ』 *新人公演主演
  • 1994年9月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー)スカーレットII
  • 1994年12月、『LE MISTRAL -鏡の中に消えた男-』(ドラマシティ)ジュリアン
  • 1995年3月、『Beautiful Tomorrow』(バウ)
  • 1995年4月、『エールの残照』アレック/『TAKARAZUKA・オーレ』(全国ツアー)
  • 1995年6月、『ハードボイルドエッグ』マシュー/『EXOTICA!』(東宝)
  • 1995年8月、『ME AND MY GIRL』パーチェスター
  • 1996年3月、『CAN-CAN』エティエンヌ/『マンハッタン不夜城 -王様の休日-』
  • 1996年6月、『銀ちゃんの恋』(バウ・東京特別)平岡安次(ヤス)
  • 1996年9月、『チェーザレ・ボルジア -野望の軌跡-』ドン・ミケロット/『プレスティージュ
  • 1996年12月、『バロンの末裔』ヘンリー/『グランド・ベル・フォリー
  • 1997年6月、『EL DORADO』(宝塚のみ)アロンソ
  • 1997年9月、『チェーザレ・ボルジア -野望の軌跡-』マキャヴェリ/『プレスティージュ』(全国ツアー)

雪組時代[編集]

  • 1997年12月、『春櫻賦』喜楽坊遊三/『LET'S JAZZ -踊る五線譜-』
  • 1998年6月、『心中・恋の大和路』(バウ・東京特別)亀屋忠兵衛 *バウホール主演
  • 1998年8月、『浅茅が宿 -秋成幻想-』時貞/『ラヴィール』
  • 1999年4月、『再会』スティーブ/『ノバ・ボサ・ノバ -盗まれたカルナバル-』ルーア神父
  • 1999年11月、『バッカスと呼ばれた男』マザラン枢機卿/『華麗なる千拍子』

専科時代[編集]

  • 2000年6月、『デパートメント・ストア』/『凱旋門』(雪組)ヴェーベル(宝塚)、ボリス(東宝)
  • 2001年1月、『いますみれ花咲く』/『愛のソナタ』(月組:東宝)ニクラウス
  • 2001年4月、『桜祭り狸御殿』(外部出演:新宿コマ劇場)
  • 2001年5月、『愛のソナタ』ニクラウス/『ESP!!』(月組:宝塚)
  • 2001年8月、『凱旋門』ヴェーベル/『パッサージュ -硝子の空の記憶-』(雪組:博多座)
  • 2001年11月、『花の業平』藤原基経/『サザンクロス・レビューII』(星組)
  • 2002年9月、『長い春の果てに』ナタリー(女役)/『With a Song in My Heart』(月組)
  • 2003年4月、『花の宝塚風土記』/『シニョール ドン・ファン』ロドルフォ *退団公演

宝塚歌劇団退団後の主な舞台[編集]

関連項目[編集]