紀伊勝浦駅

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紀伊勝浦駅*
駅舎(2005年8月)
駅舎(2005年8月)
きいかつうら - Kii-Katsuura
紀伊天満 (1.2km)
(2.7km) 湯川
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字築地六丁目1-1
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 紀勢本線(きのくに線)
キロ程 195.1km(亀山起点)
新宮から14.9km
電報略号 カツ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
560人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1912年大正元年)12月4日
備考 業務委託駅
みどりの窓口
* 1934年に勝浦駅から改称。
1番ホームのマグロ(2005年8月)
連絡通路のデザインは那智神社をイメージしたもの(2006年8月)
駅前の佐藤春夫歌碑(2005年8月)

紀伊勝浦駅(きいかつうらえき)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字築地六丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)のである。外房線勝浦駅と区別するため駅名に「紀伊」を冠する。

紀伊半島の双方の付け根(名古屋大阪)から等距離の駅で、名古屋駅からの特急「(ワイドビュー)南紀」と、天王寺駅からの特急「くろしお」の双方が乗り入れしている。

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である。2番線が下り本線、3番線が上り本線である。単式の1番線は新宮方面へ折り返す列車のみが使用できる配線になっており、当駅まで乗り入れてくるJR東海の特急南紀や当駅折り返しの普通列車などが使用している(普通列車は2番線折り返しもあり)。ホーム上には特急南紀乗務員用の詰所が設けられている。トイレは、設置されている。

1977年(昭和52年)に完成したコンクリートの2階建て駅舎が線路東側にある。1番線の単式ホームとは接しておらず各ホームから駅舎へ跨線橋が延びている。駅としての設備はすべて2階にあり、1階は観光案内所などが入っている。駅の入口も2階にあり、そこから駅の表と裏に階段が延びている。那智勝浦町の代表駅として観光客の利用も多く、駅前にはタクシーが常駐している。

新宮駅が管理する業務委託駅で、JR西日本のグループ会社であるジェイアール西日本メンテックの契約社員が当直勤務で一人常駐しているが一日に数回程度、列車の入替え作業が行われるため、出・改札と案内業務をジェイアール西日本メンテックの契約社員が担当し列車の入替え作業は駅運転業務の資格がないと取り扱えないのでこちらについては、JR西日本の社員が担当している。みどりの窓口の設置駅であり、駅レンタカー業務も行っている。当駅には、自動体外式除細動器(AED)が設置されており、駅弁の販売もある。

その他1番ホームにはマグロの模型が、駅前広場には佐藤春夫の「秋刀魚の歌」碑がある。

紀伊勝浦駅プラットホーム
ホーム 路線 行先 備考
1 きのくに線 新宮熊野市松阪名古屋方面 当駅始発
2 きのくに線 串本白浜和歌山天王寺新大阪京都方面
新宮方面 当駅始発の一部
3 きのくに線 新宮方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
  • 特急「ワイドビュー南紀」は全て1番のりばから発車する。
  • 2010年3月12日までは臨時列車として夜間滞泊を行う列車が1本設定されていた。

利用状況[編集]

1日の平均乗車人員は以下の通りである。[1]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1998 1,110
1999 1,084
2000 930
2001 859
2002 756
2003 711
2004 695
2005 673
2006 684
2007 711
2008 680
2009 609
2010 578
2011 493
2012 560

駅周辺[編集]

当駅は那智勝浦町の中心部にあり、役場などの公共機関も近くに存在する。当駅は勝浦や那智山だけでなく太地など附近一帯の観光地への玄関口としての役割も担っており、駅前には那智勝浦町の観光協会が、駅周辺にはいくつかのホテルがある。


バス路線[編集]

熊野交通

  • [特急バス] 勝浦・本宮線(熊野古道アクセスバス)
勝浦駅 - 勝浦桟橋前 - 臨海通り - 那智駅前 - 権現前 - 新宮駅 - 志古 - 請川 - 本宮大社前(以上のバス停のみ停車)
  • 新宮・潮岬線
新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - 橋本 - 三輪崎 - 黒潮公園前 - 佐野上地 - 宇久井駅 - 那智駅 - 勝浦駅 - 太地駅 - 古座駅 - 串本駅 - 潮岬
  • 新勝線(黒潮公園経由)
新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - 橋本 - 三輪崎 - 黒潮公園前 - 佐野上地 - 宇久井駅 - 那智駅 - 勝浦駅
  • 新勝線(市立医療センター経由)
新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - 橋本 - 三輪崎 - 新翔高校前 - 市立医療センター - 宇久井駅 - 那智駅 - 勝浦駅
  • 新勝線(新翔高校前経由経由)
新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - 橋本 - 三輪崎 - 新翔高校前 - 佐野上地 - 宇久井駅 - 那智駅 - 勝浦駅
  • 那智山線
勝浦駅 - 那智駅 - 井関 - 那智の滝前 - 那智山

歴史[編集]

当駅は1912年、新宮鉄道が三輪崎駅から当駅までを開通させるのと同時に勝浦駅として開業した。当時は新宮鉄道の終着駅であった。

その他[編集]

隣の駅[編集]

※特急「くろしお」「南紀」(うち「南紀」のみは当駅が始発)の隣の停車駅は各列車記事を参照されたい。

きのくに線(紀勢本線)
紀伊天満駅 - 紀伊勝浦駅 - 湯川駅

脚注[編集]

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  1. ^ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』

関連項目[編集]