美空ひばり (女優)

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みそら ひばり
美空 ひばり
本名 山本 富久子
(出生名:高城 富久子)
生年月日 (1923-02-16) 1923年2月16日(94歳)
出生地 日本の旗 日本東京府北豊島郡日暮里町
(現・東京都荒川区日暮里地域)
職業 映画女優
ジャンル 日本映画
活動期間 1940年 - 1943年
配偶者 香取栄二俳優
所属劇団 松竹歌劇団
主な作品
大陸は微笑む』(弥刀研二監督、1940年)
『時代の狼火』(大伴龍三監督、1941年)
『太閤への使者』(益田晴夫監督、1941年)

美空 ひばり(みそら ひばり、1923年2月16日 - )は、日本昭和戦前期の映画女優である。

略歴[編集]

東京府北豊島郡日暮里町(現在の東京都荒川区日暮里地域)生まれ。本名、高城富久子(結婚後、山本富久子)。松竹歌劇団に研究生ののち1937年に正式入団。美空ひばりという芸名はこのとき命名された。同歌劇団では、並木路子加藤治子(御舟京子)の一期後輩。先輩に類似した芸名の御空ひばりがいるが別人。初舞台は浅草・国際劇場

1940年に大都映画に入社し、複数の映画に主演または準主演で出演した。代表的な出演映画は、『大陸は微笑む』(弥刀研二監督、1940年)、『時代の狼火』(大伴龍三監督、1941年)、『太閤への使者』(益田晴夫監督、1941年)。1943年に俳優の香取栄二と結婚して引退した。

引退の数年後に同じ美空ひばりという芸名で別人の少女歌手が芸能活動を始め、映画にも出演しているが、芸名の使用について了解を求めたという記録等はない。東京新聞が2010年に元・女優のひばりを取材した際に明らかになった。本人は「面識はなく、偶然の一致」と語っている。さらに歌手のひばりがデビューした当時は活躍中の彼女を気遣って「美空ひばり」であったことは一切明かさなかったという。また、歌手のひばりの事務所ひばりプロダクション側も、女優のひばりについては全く知らなかったとしている[1]。現在は神奈川県に在住。

脚注[編集]

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  1. ^ 東京新聞』2010年7月21日付夕刊「『ひばりでした』と言えず」より

参考文献[編集]

  • 西木正明『一場の夢:二人の「ひばり」と三代目の昭和』(集英社、2005年)
  • 本庄慧一郎『幻のB級!大都映画がゆく』(集英社、2009年)