象さんのポット

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象さんのポット(ぞうさんのポット)は、1980年代から1990年代にかけて活動していた漫才コンビ。ブッダストーンオフィスに所属していた。

メンバー[編集]

  • としゆき(本名:佐藤利行(さとう としゆき)、1961年9月10日 - )
岩手県出身。
  • ひとし(本名:宮野一志(みやの ひとし)、1962年8月30日 - )
千葉県出身。

概説[編集]

1983年横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)在学中、漫才の講義をきっかけにコンビ結成。この時の講師だった内海桂子好江の薦めで、『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)に出演。7週勝ち抜き、銀賞を獲得する。 それまでのお笑い芸人とはまったく違う芸風が一部のお笑いマニアや業界人から支持されたものの、時代の方が彼らに追いつかず、1990年代半ばにコンビとしての活動は休止した。

としゆきは、現在「時生今日人」の名で映像作家として活動中。シュールなコメディ短編を制作するコメディ映像集団「日本電脳穿隊」を主宰している。

ちなみにウッチャンナンチャン出川哲朗は横浜放送映画専門学院での後輩にあたる。

俳優・声優のいずみ尚は横浜放送映画専門学院での同期。

芸風[編集]

  • 『お笑いスター誕生!!』では「若者の立ち話的漫才」と紹介された。しかし、脱力的な雰囲気や、わざと咬み合わないことで生み出すシュールな笑いは、それまでの漫才には見られない新しいスタイルであり、「不条理漫才」とも言われた。
  • ボケとツッコミという役割はなく、片方のボケに対して「そういうことってあるよな」と返すなど、あえて言えば二人ともにボケであった。
  • としゆきがネタ作りを担当しており、天才バカボンがきデカみたいなギャグ漫画をよく読んでいたのが、ネタに影響している[1]。 テレビ番組『プロインタビュアー吉田豪の元○○な人々』では、筒井康隆の小説やいがらしみきおの漫画に影響を受けたとも語った。

エピソード[編集]

出演作品[編集]

主な受賞歴[編集]

  • お笑いスター誕生!!』関連
    • 1984年 グランプリシリーズ 銀賞受賞
    • 1986年7月5日 第7回オープントーナメントサバイバルシリーズ 決勝進出

書籍[編集]

  • 超日常体験報告 (1994年、出版研、ISBN 978-4879690586)

注釈[編集]

  1. ^ 消えた不条理漫才コンビ『象さんのポット』はどこに!?エキサイトニュース 2008年11月21日