超人ロック

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超人ロック
ジャンル SF
漫画
作者 聖悠紀
出版社 SG企画
少年画報社
メディアファクトリー
※現在単行本を発売しているもののみ表記
掲載誌 少年キング
月刊OUT
月刊MEGU
超人ロックSpecial
ヤングキングアワーズ
コミックフラッパー
ほか多数
レーベル SAKUGA GROUPシリーズ
SGコレクション
完全版 KING LEGEND
MFコミックス
MFコミックス フラッパーシリーズ
YKコミックス
YKベスト
※現在発売中のもののみ表記
巻数 SAKUGA GROUPシリーズ全5巻
SGコレクション全1巻
完全版全37巻
MFコミックス全23巻
MFコミックス フラッパーシリーズ既刊18巻
YKコミックス既刊25巻
YKベスト既刊2巻
映画
監督 福富博
制作 日本アニメーション松竹
封切日 1984年3月11日
上映時間 119分
その他 原作は「魔女の世紀」
ロック 難波圭一
小説:小説超人ロック 魔女の世紀
著者 金春智子
イラスト 聖悠紀
出版社 少年画報社
レーベル SF ROMANTIC NOVEL
発売日 1984年3月15日
巻数 全1巻
話数 全9話
OVA:超人ロック ロードレオン
原作 聖悠紀
監督 石黒昇
シリーズ構成 ひろたたけし
キャラクターデザイン 関野昌弘
アニメーション制作 日本アニメーション
製作 バンダイビジュアル、日本アニメーション
発表期間 1989年10月25日 - 1989年12月16日
話数 全3話
ロック 飛田展男
OVA:超人ロック 新世界戦隊
原作 聖悠紀
監督 ひろたたけし
シリーズ構成 ひろたたけし
キャラクターデザイン 関野昌弘
アニメーション制作 SIDO
製作 バンダイビジュアル、日本アニメーション
発表期間 1991年8月22日 - 1991年10月24日
話数 全2話
ロック 飛田展男
ラジオドラマ:超人ロック コズミックゲーム
原作 聖悠紀
脚本 渡辺麻美
放送局 文化放送
番組 L女子学園放送室
発売元 BMGビクター
発売日 1996年11月21日
収録時間 62分
ロック 緑川光
ラジオドラマ:超人ロック 炎の虎
原作 聖悠紀
脚本 渡辺麻美
放送局 文化放送
番組 L女子学園放送室
発売元 BMGビクター
発売日 1996年12月18日
収録時間 52分
ロック 緑川光
OVA:超人ロック ミラーリング
原作 聖悠紀
監督 五月女有作
キャラクターデザイン 羽山淳一
アニメーション制作 SIDO LIMITED
製作 ビブロス
発売日 2000年12月22日
話数 全1話
ロック 鈴村健一
テンプレート - ノート
ポータル 漫画

超人ロック』(ちょうじんロック)は、聖悠紀による日本SF漫画、およびそれを原作とするラジオドラマアニメーション映画OVA。またその主人公の通称。

英題は『LOCKE THE SUPERMAN』(過去には『SUPERMAN LOCKE』や『LOCKE THE ZUPERMAN』の表記もあった。「ZUPERMAN」については下記の年表を参照)。

目次

概要[編集]

永遠に生き続ける一人の超能力者、通称「超人ロック」の活動を通して語られる、宇宙時代の人類の物語。

聖悠紀が1967年に作画グループの肉筆回覧誌(同人誌)で発表したものが初出で、商業誌への進出は1977年。2007年に40周年を迎えた長寿漫画のひとつで、(後述の理由で)単行本の発行巻数は及ばないが、1つの作品シリーズとして描かれ続けている期間は初期の同人誌作品も加えれば『ゴルゴ13』を超え、日本一である。

当初は主に『週刊少年キング』で連載されていたが、掲載誌を転々とする紆余曲折を経た末、2006年1月までビブロスより『超人ロックSpecial』という専門雑誌形態で刊行された。だが、『超人ロックSpecial』の雑誌形態での販売はNo.14で終了し、2006年3月15日よりweb上での月1回連載(ダウンロード販売)に変更したが、直後に出版社が倒産したことにより、「ライザ第2話」の1回のみとなった。2004年、『ヤングキングアワーズ』に「冬の虹」を連載開始。以降、いくつかのエピソードを連載し、2016年7月時点では「鏡の檻」を連載中。また、2007年からは『コミックフラッパー』にも別エピソード「エピタフ」を連載開始、2016年7月時点では「ドラゴンズブラッド」を連載中。学年誌や本誌と増刊号の同時連載を除けば異例の、同一タイトル2誌同時連載を継続している。

各エピソードは、単行本1、2冊程度の規模のものが大半で(「聖者の涙」以降、単行本3、4冊に及ぶ長期シリーズが増えている)、描かれている年代はばらばらである。

シリーズの全体像を分かりやすくするため、掲載誌や単行本にストーリー年表が掲載されることがある。しかし、新しいエピソードが発表されるとその前後に位置するエピソードの年代設定を変更して整合性を取ることも多く、作中で語られる年代との間に矛盾が生じている箇所もある[1]。また、「探偵ハント&助手ロック」シリーズは当初は年表に組み込まれていたが、シリーズが続くにつれて他のエピソードとの整合性を取ることが難しくなったため、現在はパラレルワールド扱いになっている。

新作とともに、初期作品のリメイクを精力的に描き続けている。

作品年表[編集]

1967年
第1作「ニンバスと負の世界」が同人誌で発表される。サブタイトルは単行本化の際に便宜上付けられたもので、実際の作品には書かれていない。
1969年
第2作「この宇宙に愛を」発表。ロックの髪の色が緑に決まった。
1971年
第3作「ジュナンの子」が描き下ろしの貸本で発表される。貸本形式とはいえ、初の単行本化となった。
1974年
第4作「コズミックゲーム」発表。作者がプロデビューしてから初めて描かれたエピソード。
1977年
月刊OUT』(みのり書房)12月号で特集が組まれる。
OUT増刊「ランデヴー」(みのり書房)で「新世界戦隊」を連載。これが初の商業誌連載となる。元はアマチュア時代に描かれていた未発表作品(後に単行本に収録)で、シリーズ初のリメイクでもある。
1979年
少年キング』(少年画報社)41号より連載開始。
ひろたたけしが中心となって、パイロットフィルムが制作される。原作は「コズミックゲーム」。非公式ながら初のアニメ化となった。
1981年
6月25日、コロムビアからイメージアルバム「ロック組曲『超人ロック』」が発売される(題材は「魔女の世紀」)。以後、各エピソードのイメージアルバムが次々と制作されることになる。
なお、この頃から関連商品などで『LOCKE THE ZUPERMAN(ロック・ザ・ズーパーマン)』という英題が使用されている。『ZUPERMAN』というのは誤植ではなく「スーパーマンより強い」という意味で作られた造語。定着せず、数年後には自然消滅した。
ニッポン放送ラジオドラマを放送。ロックの声が毎回変わるという、通常では考えられないようなキャスティングが行われた。
1982年
『少年キング』が隔週刊誌『少年KING』としてリニューアル、連載が引き継がれる。
1984年
初の公式アニメ化となる劇場版(原作は「魔女の世紀」)が松竹系で公開される。
1988年
『少年KING』休刊。
商業出版としては初の単行本描き下ろし「ソリティア」発表。
1989年
OVA「超人ロック ロードレオン」発売。
1991年
OVA「超人ロック 新世界戦隊」発売。
スコラより、『少年キング』及び『少年KING』連載分の単行本の新装版を刊行開始。各エピソードを可能な限り年代順に収録し、加筆を施している。以後の単行本は本版を底本としている。
『月刊OUT』9月号より連載開始。
1995年
『月刊OUT』が5月号をもって休刊。連載中だった「ソード・オブ・ネメシス」は後に単行本の描き下ろしで完結。
『MEGU』(青磁ビブロス、後のビブロス)創刊準備号に短編「茉莉花」を掲載。創刊号から本格的に連載開始。第1弾「ミラーリング」はOVA制作との同時進行であり、シリーズで初めてアニメ化を前提に描かれた。
1996年
青磁ビブロスより文庫版を刊行開始。スコラ版を基に一部エピソードを追加し、作画グループ及びビブロス以外の出版社で発表されたエピソードのほとんどを網羅した。
文化放送で「コズミックゲーム」「炎の虎」のラジオドラマを放送。どちらも放送は前半のみで、後半はその後発売されたCDでしか聞けなかった。
1997年
『MEGU』が5月号をもって休刊。連載中だった「猫の散歩引き受けます」は単行本の描き下ろしで完結。
季刊誌『マガジンZERO』(ビブロス)で連載開始。
2000年
専門誌『超人ロックSpecial』(ビブロス)刊行開始。
12月、OVA「超人ロック ミラーリング」発売。
2003年
12月29日、『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)で連載開始。第1弾「冬の虹」は、シリーズで初めて西暦の時代を舞台にした、2011年現在最も現代に近い時期のエピソード。
2006年
1月、『超人ロックSpecial』休刊。
3月15日、初のダウンロード販売として「ライザ」第2話が発表されたが、ビブロスの倒産で中断されることになった。
7月、『アワーズプラス』(少年画報社)で「ライザ」の連載を再開。
11月17日、少年画報社より完全版コミックス(全37巻)を刊行開始。連載当時のカラーページを再現した他、一部のエピソードでは新たに彩色が行われている。同時にメディアファクトリーから、『少年KING』掲載期以降(スコラ、ビブロスから出版された単行本)のエピソード群の復刻を開始。
2007年
4月、『アワーズプラス』休刊。
7月5日、『コミックフラッパー』(メディアファクトリー(現・KADOKAWAメディアファクトリーBC))で連載開始。

ストーリー[編集]

近未来から数千年にわたる銀河系を舞台にしたSF。主人公で、不死に限りなく近いエスパーであるロックの成長と活躍を描く。

ストーリー年表[編集]

この年表は、コミックフラッパー2010年1月号に掲載された2009年12月版に基づいたものである。上述のように、各エピソードの年代設定はあくまでも、その時点のものであるため、今後の展開次第で変更される可能性がある。後に出版されたものは物語の整合性を取るために台詞が書き加えているものもあるが、その後さらに年代設定が変更される場合もある。

西暦[編集]

  • 2049
    • 冬の虹(ヤングキングアワーズ 2004年2-12月号、05年1-12月号、06年1月号)
  • 2050
    • クアドラ(ヤングキングアワーズ 2006年5-10月号)
    • クアドラII(ヤングキングアワーズ 2006年11-12月号、07年1-5月号)

宇宙暦[編集]

  • 0001
    • インフィニット計画(少年KING 1983年23-24号)
  • 0144
    • サイバー・ジェノサイド(少年キング 1981年16-24号)
  • 0162
    • ロンウォールの嵐(少年キング 1980年38-47号)
  • 0163
    • 冬の惑星(少年キング 1980年51-52号、81年1-3号、8号-12号)
  • 0245
    • コズミックゲーム(SGシリーズ7(1974年))
  • 0287
    • 炎の虎(少年キング 1979年41-49号)
  • 0301
    • 魔女の世紀(少年キング 1980年10-22号)
  • 0303
    • 女神と伝説(2000年、OVA「ミラーリング」初回特典)
  • 0321
    • 魔女の子供たち(少年キング 1980年10月30日増刊「超人ロックの世界」)
  • 0322
    • エスパーなんてこわくない(少年キング 1981年4・5合併号)
  • 0326
    • 黄昏の戦士(少年キング 1981年4・5合併-6号)
  • 0336
    • ロード・レオン(少年キング 1981年25-34号)
  • 0368
    • ELANA-0368-(1991年、OVA「新世界戦隊(前編)」初回特典)※OVAの設定に基づく外伝
  • 0375
    • 新世界戦隊(ランデヴー創刊-2号(1977年)、3-5号(78年))
    • アゼリア(1991年、OVA「新世界戦隊(後編)」初回特典)
  • 0376
    • ミラーリング(MEGU 1995年9(創刊)-12月号、96年1-8月号)
  • 0377
    • 光の剣(少年キング 1981年26-33号)
  • 0379
    • アウター・プラネット(少年キング 1981年36号-45号)
  • 0421
    • エネセスの仮面(GROUP 創刊号(1978年))
  • 0450
    • ライザ(超人ロックSpecial Vol.14、ビブロス公式サイトでのダウンロード販売、アワーズプラス2006年9月号、11月号、07年1月号、6月号)
  • 0455
    • 星と少年(少年キング 1981年47-54号、82年1・2合併、3号)
  • 0459
    • スター・ゲイザー(少年キング 1982年8-19号)
  • 0464
    • 星を支配する者(少年キング 1981年6・7合併号)
  • 0467
    • REPLAY(1983年、超人ロック愛蔵版「to you」)
  • 0468
    • 愚か者の船(少年キング 1982年6月28日増刊 超人ロック特集号1)
  • 0472
    • マインド・バスター(少年キング 1982年7月25日増刊 超人ロック特集号2)
  • 0474
    • 虚空の戦場(少年KING 1982年創刊-10号、83年1号)
  • 0518
    • ムーン・ハンター(少年KING 1983年2-6号)
  • 0520
    • 流浪(少年KING 1983年7-11号)
  • 0521
    • 流浪 PART2(少年KING 1983年12-16号)
  • 0525
    • ソリティア(1989年、ヒットコミックス第38巻)※単行本書描き下ろし
  • 0547
    • 円舞曲(ZERO 22号(1998年))
    • メヌエット(ZERO 23号(1999年))
    • 狂死曲(ZERO 24号ZERO 23号(1999年))
    • フィナーレ(ZERO 25号ZERO 23号(1999年))
  • 0568
    • クロノスの罠(少年KING 1983年18-22号)
  • 0583
    • 歌姫(1991年、SGコレクション「新世界戦隊」)※単行本描き下ろし
  • 0633
    • カル・ダームI世(超人ロックSpecial Vol.14(2006年))
  • 0636
    • エピタフ(コミックフラッパー 2007年8月-12月号、08年1-12月号、09年1-10月号)
  • 0677
    • 永遠の旅人(少年KING 1984年1-2号)
  • 0689
    • プリムラ(少年KING 1984年3-7号)
  • 0724
    • 魔術師の鏡(少年KING 1984年8-12号)
  • 0777
    • ソング・オブ・アース(少年KING 1984年14-18号)
  • 0796
    • 妖精の森(少年KING 1986年新春増刊号)
  • 0805
    • 失われた翼(少年KING 1984年19号-23号)
  • 0831
    • シャトレーズ(少年KING 1984年24号-1985年4号)
  • 0860
    • アストロレース(少年KING 1985年5号-9号)
  • 0871
    • バーミリオン・デザート(少年KING 1983年17号)
  • 0883
    • 夢使い〜DREAM MASTER〜(1987年、SGシリーズ第5巻)※単行本書描き下ろし
  • 0918
    • 超人の死(少年KING 1985年10-17号)
  • 0924
    • ダークライオン(少年KING 1985年18-22号)
  • 0927
    • 黄金の牙(少年KING 1985年23-24号、86年1号-4号)
  • 0930
    • 赤いサーペント(少年KING 1986年号-11号)
  • 0932
    • WIZARDOM(ZERO 19号(1998年))
    • 天空の魔法士(ZERO 20号(1998年))
    • 公女タニア(ZERO 21号(1998年))
  • 0935
    • 書を守る者(少年KING 1986年12-18号)
    • ファイナル・クエスト(少年KING 1986年-24号、87年1号-2号)
  • 0971
    • 闇の王(少年KING 1987年4-11号)
  • 0987
    • デスペラード(少年KING 1987年12-19号)
  • 0993
    • 邪神降臨(少年KING 1987年20-24号、88年1号-3号)
  • 0998
    • 愛しのグィネヴィア(少年KING 1988年4号)
  • 1010
    • プリンス・オブ・ファントム(少年KING 1988年5-12号)
  • 1026
    • 神童(少年KING 1988年13-20号)
  • 1032
    • クランベールの月(MEGU 1996年9-12月号、97年1-2月号)
  • 1066
    • 聖者の涙(OUT 1991年9-10月号、92年1-9月号)
    • 聖者の涙 PARTII(OUT 1992年10-12月号、93年1-12月号、94年1-8月号)
  • 1073
    • 茉莉花(MEGU 創刊準備号(1995年))
  • 1108
    • ソード・オブ・ネメシス(OUT 1994年9月号-1995年5月号)※未完、後にビブロスより単行本化の際の描き下ろしによって完結
  • 1112
    • オメガ(超人ロックSpecial Vol.03-04(2001年)、Vol.05(02年))
  • 1146
    • カデット(超人ロックSpecial Vol.01(2000年))
  • 1147
    • 星辰の門(超人ロックSpecial Vol.02(2001年))
  • 1380
    • 久遠の瞳(超人ロックSpecial Vol.06(2002年)、Vol.07-09(03年)))
  • 以下、年代未定
    • 時の倉庫(ZERO 26号(2000年))
    • 凍てついた星座(ヤングキングアワーズ 2007年6-12月号、08年1-12月号)
    • ロストコロニー(GROUP 100号(2008年))
    • ニルヴァーナ(ヤングキングアワーズ 2009年1-12月号、10年1-12月号)
    • 嗤う男(コミックフラッパー 2010年1-12月号、11年1-12月号)
    • 風の抱擁(ヤングキングアワーズ 2011年1月号-2014年6月号)
    • ホリーサークル(コミックフラッパー 2012年1月号-2013年6月号)
    • 外伝 暗黒の騎士(月刊ヤングキング 2013年4月号-5月号前後編)
    • 刻(とき)の子供達(コミックフラッパー 2013年7月号-2015年1月号)
    • 外伝 プロトギア(ヤングキングアワーズGH 2013年11月号-12月号前後編)
    • ラフラール(ヤングキングアワーズ 2014年7月号-2016年7月号)
    • 鏡の檻(ヤングキングアワーズ 2016年8月号-連載中)
    • ドラゴンズブラッド(コミックフラッパー 2015年2月号-2017年2月号)

探偵ハント&助手ロックシリーズ[編集]

  • ブレイン・シュリンカー(コミックバーガー 1993年7月号)
    • 旧設定では宇宙暦1011年
  • 不死者たち(コミックバーガー 1993年11-12月号)
    • 旧設定では宇宙暦1026年
  • 猫の散歩引き受けます(MEGU 1997年3月号-5月号)※未完、後に単行本化の際に描き下ろしを加えて完結
  • ひとりぼっちのプリンセス(超人ロックSpecial Vol.10-11(2004年))
  • 荒野の騎士(超人ロックSpecial Vol.12-13(2005年))

参考・旧宇宙暦年表[編集]

後にリメイクされたエピソード群の年表。かつては上記の年表に組み込まれていたが、「ニンバスと負の世界」のリメイクである「ソード・オブ・ネメシス」が正式に加えられた1996年発表の年表から別枠扱いになり、超人ロックSpecial Vol.05を最後に発表されなくなっている。「ライザ」「新世界戦隊」のオリジナル版など現在の年表から外された作品についても、便宜上こちらにまとめるものとする。

  • 0336
    • がんばれ!キャリアン(1989年、OVA「ロードレオン」1-3初回特典) ※OVA版の設定に基づく外伝
  • 0450
    • ライザ(オリジナル版)(別冊10(1977年)、GROUP 2号(79年))
  • 1027
    • ニンバスと負の世界(1967年、同人誌) ※「ソード・オブ・ネメシス」にリメイク
  • 1067
    • この宇宙に愛を(1968年、同人誌) ※「オメガ」にリメイク
  • 1115
    • ジュナンの子(SGシリーズ2(1971年)) ※「久遠の瞳」にリメイク
  • 年代未定
    • エネセスの仮面(オリジナル版)(SGシリーズ2(1971年))※超人ロックの世界観を紹介するために描かれた超人ロックの登場しない短編。
    • 新世界戦隊(オリジナル版)(SGシリーズ5(1974年))

番外編[編集]

  • メイキング・オブ・ロック・ザ・スーパーマン(少年キング 1982年20号)

参考作品[編集]

  • G・ZOO(ギャラクシー・ズー)へようこそ(超人ロックSpecial Vol.11(2004年)、Vol.12-13(05年)、Vol.14(06年))(佐々木淳子による超人ロックのシェアード・ワールド

漫画作品[編集]

作品リスト(発表順)[編集]

母体誌が漫画雑誌でない増刊号は母体誌表記省略。雑誌は発行日ベースで表示のため、発売日と年度が一致しないものもある。
連載期間中は漢字タイトルとカタカナタイトルが交互に付けられることが多い(慣習的なものであり、シリーズが続いたり読み切り短編を挟むなどしてそうなっていないこともある)。

  • 1967年
    • ニンバスと負の世界[2](ストーリィ作品集21(肉筆回覧同人誌))
  • 1968年
    • この宇宙に愛を(ストーリィ作品集25(肉筆回覧同人誌))
  • 1971年
    • ジュナンの子(貸本向単行本描き下ろし)(SGシリーズ 2)
    • エネセスの仮面(オリジナル版)(貸本向単行本描き下ろし)(SGシリーズ 2)
  • 1974年
    • 新世界戦隊(オリジナル版)(貸本向単行本SGシリーズ 5)(1970年制作持ち込み原稿)
    • コズミック・ゲーム(貸本向単行本描き下ろし)(SGシリーズ7)
  • 1977年
    • 新世界戦隊(全5回)(ランデヴー 1-2号、3-5号(78年)
    • ライザ(オリジナル版)(別冊10、79年GROUP 2号(79年)[3]
  • 1978年
    • エネセスの仮面(読み切り)(GROUP 創刊号)
  • 1979年
    • 【第1話】炎の虎(全9回)(少年キング 41-49号[4]
  • 1980年
    • 【第2話】魔女の世紀(全13回)(少年キング 10-22号)
    • 【第3話】ロード・レオン(全10回)(少年キング 25-34号)
    • 【第4話】ロンウォールの嵐(全10回)(少年キング 38-47号)
    • 【番外編】魔女の子供たち(読み切り)(少年キング 10月30日増刊 超人ロックの世界)
    • 【第5話】冬の惑星(全10回)(少年キング 51-52号、81年1-3号、8-12号)
  • 1981年
    • 【番外編】エスパーなんてこわくない(読み切り)(少年キング 4・5合併号)
    • 【特別番外編】星を支配する者(読み切り)(少年キング 6・7合併号)
    • 【第6話】サイバー・ジェノサイド(全9回)(少年キング 16-24号)
    • 【第7話】光の剣(全8回)(少年キング 26-33号)
    • 【第8話】アウター・プラネット(全10回)(少年キング 36-45号)
    • 【第9話】星と少年(全10回)(少年キング 47-54号、82年1・2合併、3号)
  • 1982年
    • 【特別編】黄昏の戦士(前後編)(少年キング 4・5合併-6号)
    • 【第10話】スター・ゲイザー(全12回)(少年キング 8-19号)
    • 【番外編】メイキング・オブ・ロック・ザ・スーパーマン(読み切り)(少年キング 20号)
    • 【特別編】愚か者の船(読み切り)(少年キング 6月28日増刊 超人ロック特集号1)
    • 【特別編】マインド・バスター(読み切り)(少年キング 7月25日増刊超人ロック特集号2)
    • 【第11話】虚空の戦場(全11回)(少年KING 創刊-10号、83年1号[5]
  • 1983年
    • 【第12話】ムーン・ハンター(全5回)(少年KING 2-6号)
    • 【第13話】流浪(全5回)(少年KING 7-11号)
    • 【第14話】流浪 PART2(全5回)(少年KING 12-16号)
    • 【SPECIAL・STORY】REPLAY(描き下ろし)(超人ロック愛蔵版 to you)
    • 【特別編】バーミリオン・デザート(読み切り)(少年KING 17号)
    • 【第15話】クロノスの罠(全5回)(少年KING 18-22号)
    • 【第16話】インフィニット計画(前後編)(少年KING 23-24号[6]
  • 1984年
    • 【第17話】永遠の旅人(前後編)(少年KING 1-2号)
    • 【第18話】プリムラ(全5回)(少年KING 3-7号)
    • 【第19話】魔術師の鏡(全5回)(少年KING 8-12号)
    • 【第20話】ソング・オブ・アース(全5回)(少年KING 14-18号)
    • 【第21話】失われた翼(全5回)(少年KING 19-23号)
    • 【第22話】シャトレーズ(全5回)(少年KING 24号、85年1-4号)
  • 1985年
    • 【第23話】アストロレース(全5回)(少年KING 5-9号)
    • 【第24話】超人の死(全8回)(少年KING 10-17号)
    • 【第25話】ダークライオン(全5回)(少年KING 18-22号)
    • 【第26話】黄金の牙(全6回)(少年KING 23-24号、86年1-4号)
  • 1986年
    • 【超人ロック★SPECIAL】妖精の森(読み切り)(少年KING 新春増刊号)
    • 【第27話】赤いサーペント(全7回)(少年KING 5-11号)
    • 【第28話】書を守る者(全7回)(少年KING 12-18号)
    • 【第29話】ファイナル・クエスト(全8回)(少年KING 19-24号、87年1号-2号)
  • 1987年
    • 【第30話】闇の王(全8回)(少年KING 4-11号)
    • 夢使い-DREAM MASTER-(単行本描き下ろし)(SGシリーズ第5巻)
    • 【第31話】デスペラード(全8回)(少年KING 12-19号)
    • 【第32話】邪神降臨(全8回)(少年KING 20-24号、88年1号-3号)
  • 1988年
    • 【特別読み切り】愛しのグィネヴィア(読み切り)(少年KING 4号)
    • 【第33話】プリンス・オブ・ファントム(全8回)(少年KING 5-12号)
    • 【第34話】神童(全8回)(少年KING 13-20号)
  • 1989年
    • 【第35話】ソリティア(単行本描き下ろし、発表時に話数表記なし。便宜上のナンバリング)(ヒットコミックス第38巻)
    • がんばれ!キャリアン 第1話「特命」(OVAロードレオン1初回特典)(OVA版の設定に基づく外伝)
    • がんばれ!キャリアン 第2話「出発」(OVAロードレオン2初回特典)
    • がんばれ!キャリアン 第3話「接触」(OVAロードレオン3初回特典)
  • 1991年
    • 歌姫(単行本描き下ろし)(SGコレクション 新世界戦隊)
    • 聖者の涙(全11回)(OUT9-10月号、92年1-9月号)
    • ELANA-0368-(新世界戦隊・外伝)(描き下ろし)(OVA新世界戦隊1 初回特典)(OVAの設定に基づく外伝)
    • アゼリア(新世界戦隊・外伝II)(描き下ろし)(OVA新世界戦隊2 初回特典)
  • 1992年
    • 聖者の涙 PARTII[7](全23回)(OUT 10-12月号、93年1-12月号、94年1-8月号)
  • 1993年
    • ブレイン・シュリンカー(読み切り)(コミックバーガー 7月号)
    • 不死者たち(前後編)(コミックバーガー 11-12月号)
  • 1994年
    • ソード・オブ・ネメシス[8](全9回+単行本描き下ろし[9])(OUT」9-12月号、95年1-5月号(休刊))
  • 1995年
    • 茉莉花(読み切り)(MEGU 創刊準備号)
    • ミラーリング(全12回)(MEGU 9(創刊)-12月号、96年1-8月号)
  • 1996年
    • クランベールの月(全6回)(MEGU 9-12月号、97年1-2月号)
  • 1997年
    • 猫の散歩引き受けます(全3回+単行本描き下ろし[9])(MEGU 3-5月号(休刊))
  • 1998年
    • WIZARDOM(読み切り[10])(ZERO 19号)
    • 天空の魔法士(読み切り[10])(ZERO 20号)
    • 公女タニア(読み切り[10])(ZERO 21号)
    • 円舞曲(読み切り[10])(ZERO 22号)
  • 1999年
    • メヌエット(読み切り[10])(ZERO 23号)
    • 狂死曲(読み切り[10])(ZERO 24号)
    • フィナーレ(読み切り[10])(ZERO 25号)
    • 時の倉庫(読み切り[10])(ZERO 26号)
  • 2000年
    • カデット(描き下ろし[11])(超人ロックSpecial Vol.01[12]
    • 女神と伝説(描き下ろし)(OVAミラーリング 初回特典)
  • 2001年
    • 星辰の門(描き下ろし[11])(超人ロックSpecial Vol.02[12]
    • オメガ(全3回)(超人ロックSpecial Vol.03-04、Vol.05[12](02年))(この宇宙に愛を リメイク)
  • 2002年
    • 久遠の瞳(全4回)(超人ロックSpecial Vol.06、Vol.07-09[12](03年))(ジュナンの子 リメイク)
  • 2004年
    • 冬の虹(全24回)(ヤングキングアワーズ 2月-12月号、05年1月号-12月号、06年1月号)
    • ひとりぼっちのプリンセス(前後編)(超人ロックSpecial Vol.10-11[12]
  • 2005年
    • 荒野の騎士(前後編)(超人ロックSpecial Vol.12-13[12]
  • 2006年
    • ライザ(全6回)(超人ロックSpecial Vol.14[12]、ビブロス公式サイトダウンロード販売、アワーズプラス 9月号、11月号、07年1月号、6月号 )
    • カル・ダームI世(読み切り)(超人ロックSpecial Vol.14[12]
    • クアドラ(全6回)(ヤングキングアワーズ 5-10月号)
    • クアドラII(全7回)(ヤングキングアワーズ 11-12月号、07年1-5月号)
  • 2007年
    • 凍てついた星座(全19回)(ヤングキングアワーズ 6-12月号、08年1-12月号)
    • エピタフ(全27回)(コミックフラッパー 2007年8月-12月号、08年1-12月号、09年1-10月号)
  • 2008年
    • ロストコロニー[13](読み切り)(GROUP 100号)
  • 2009年
    • ニルヴァーナ(全24回)(ヤングキングアワーズ 1-12月号、10年1-12月号)
  • 2010年
    • 嗤う男(全24回)(コミックフラッパー 1-12月号、11年1-12月号)
  • 2011年
    • 風の抱擁(全42回)(ヤングキングアワーズ 1月号-14年6月号)
  • 2012年
    • ホリーサークル(全18回)(コミックフラッパー 1-12月号、13年1-6月号)
  • 2013年
    • 外伝 暗黒の騎士(全2回)(月刊ヤングキング 4-5月号)
    • 刻の子供達(全18回)(コミックフラッパー 7-12月号、14年1,3-12月号、15年1月号[14]
    • 外伝 プロトギア(全2回)(ヤングキングアワーズGH 11-12月号)
  • 2014年
    • ラフラール(全24回)(ヤングキングアワーズ 7-10,12月号、15年1-12月号、16年1-7月号[14]
  • 2015年
    • ドラゴンズブラッド(全25回)(コミックフラッパー 2月号-12月号、16年1月号-17年2月号)
  • 2016年
    • 鏡の檻(連載中)(ヤングキングアワーズ 8月号-)
  • 2017年
    • ガイアの牙(連載中)(コミックフラッパー 3月号-)

掲載誌[編集]

  • ストーリィ作品集(作画グループの肉筆回覧同人誌
  • SGシリーズ(作画グループ、後にSG企画)
  • GROUP(作画グループ、後にSG企画)
  • 月刊OUT増刊号 ランデヴー(みのり書房)
  • 週刊少年キング少年画報社
  • 隔週刊少年KING(少年画報社)
  • 月刊OUT(みのり書房)
  • 月刊コミックバーガー(スコラ
  • 月刊MEGU(青磁ビブロス、後のビブロス
  • 季刊MAGAZINE ZERO(ビブロス)
  • 超人ロックSpecial(ビブロス)
    • 雑誌名通りの超人ロックの書き下ろしとENCYCLOPEDIA、読者コーナーなどの企画ものを載せた雑誌形態本。
    • 当初、漫画はロックの200頁書き下ろしのみだったが、Vol.11より100頁になり、こやま基夫佐々木淳子がゲスト連載が加わる。
    • MAGAZINE BE×BOXの増刊として発売されたが、その後カラフルBee増刊、カラフルPUREGIRL増刊、小説B-boy増刊を経て、MAGAZINE BE×BOX増刊のVol.14に戻って休刊、続きはビブロスのWebで連載された。
  • 月刊ヤングキングアワーズ(少年画報社)
  • 隔月刊ヤングキングアワーズプラス(少年画報社)
  • 月刊コミックフラッパーメディアファクトリーKADOKAWA

単行本[編集]

  • SAKUGA GROUPシリーズ(SG企画
    1. ニンバスと負の世界
    2. この宇宙に愛を ※現在在庫無し
    3. ジュナンの子 ※現在在庫無し
    4. コズミック・ゲーム
    5. ライザ(オリジナル版)(『エネセスの仮面』『夢使い〜DREAM MASTER〜』『新世界戦隊(オリジナル版)』併録) ※現在品切れ
      ※上記はeBookJapanより電子書籍として入手可
  • SGコレクション(SG企画)
    • 新世界戦隊(全1巻、「歌姫」「愛しのグィネヴィア」併録) ※現在在庫無し
  • PAPER MOON COMMICS(新書館
  • 完全版「KING LEGEND」(少年画報社
    • 全37巻。1-12をSERIES I、13-24をSERIES II、25-37をSERIES IIIとわけている。
      1. 炎の虎(「REPLAY」、新連載予告併録)
      2. 魔女の世紀
      3. ロード・レオン
      4. ロンウォールの嵐
      5. 冬の惑星
      6. サイバー・ジェノサイド(「メイキング・オブ・ロック・ザ・スーパーマン」併録)
      7. 光の剣(「魔女の子供たち」併録)
      8. アウター・プラネット
      9. 星と少年(「愛しのグィネヴィア」併録)
      10. スターゲイザー
      11. 黄昏の戦士(「エスパーなんてこわくない」「星を支配する者」「バーミリオン・デザート」併録)
      12. 愚か者の船/マインド・バスター
      13. 虚空の戦場(前編)
      14. 虚空の戦場(後編)
      15. ムーン・ハンター
      16. 流浪 PART I
      17. 流浪 PART II
      18. クロノスの罠
      19. 永遠の旅人(「インフィニット計画」併録)
      20. プリムラ
      21. 魔術師の鏡
      22. ソング・オブ・アース
      23. 失われた翼
      24. シャトレーズ
      25. アストロレース
      26. 超人の死(前編)
      27. 超人の死(後編)(「妖精の森」併録)
      28. ダークライオン
      29. 黄金の牙
      30. 赤いサーペント
      31. 書を守る者
      32. ファイナル・クエスト
      33. 闇の王
      34. デスペラード
      35. 邪神降臨
      36. プリンス・オブ・ファントム
      37. 神童
  • MFコミックスメディアファクトリー
    • 聖者の涙(全3巻)
    • ミラーリング(全2巻)
    • ブレインシュリンカー/不死者たち(全1巻)
    • ソード・オブ・ネメシス(全3巻)
    • クランベールの月(全1巻)
    • 猫の散歩引き受けます(全1巻)
    • 天空の魔法士(全1巻、「WIZARDOM」「天空の魔法士」「公女タニア」「妖精の森」「茉莉花」収録)
    • メヌエット(全1巻、「円舞曲」「メヌエット」「狂死曲」「フィナーレ」収録)
    • カデット(全1巻)
    • 星辰の門(全1巻)
    • オメガ(全3巻)
    • 久遠の瞳(全3巻)
    • ひとりぼっちのプリンセス(全1巻)
    • 荒野の騎士(全1巻)
  • MFコミックス フラッパーシリーズ(メディアファクトリー)
    • エピタフ(全4巻、4巻には「カル・ダームI世」を併録)
    • 嗤う男(全4巻)
    • ホリーサークル(全3巻)
    • 刻(とき)の子供達(全3巻)
    • ドラゴンズブラッド(全4巻)
  • YKコミックス(少年画報社)
    • 冬の虹(全4巻)
    • クアドラ(全1巻)
    • クアドラII(全1巻)
    • ライザ(リメイク版)(全1巻)
    • 凍てついた星座(全3巻)
    • ニルヴァーナ(全4巻)
    • 風の抱擁(全7巻)
    • ラフラール(全4巻)
  • YKベスト(少年画報社)
    • 収録内容は完全版を底本としている。
      1. 炎の虎・魔女の世紀(新連載予告を併録)
      2. 光の剣・アウタープラネット(「ラフラール」の冒頭部分を併録)

単行本が絶版になったもの[編集]

  • エネセスの仮面(オリジナル版)(超人ロックの世界観を紹介するために描かれた超人ロックの登場しない短編、超人ロックが登場するものにリメイクされたためシリーズ正史には含まれない)
  • ソリティア
  • がんばれ!キャリアン(全3話)(OVAロードレオン解説書に掲載されたOVAオリジナルキャラクターを主人公にした物語、原作漫画のシリーズ正史には含まれない)
  • ELANA-0368-(OVA新世界戦隊1解説書に掲載された物語、「がんばれ!キャリアン」と同様、原作漫画のシリーズ正史には含まれない)
  • アゼリア(OVA新世界戦隊2解説書に掲載された物語、「がんばれ!キャリアン」とは異なり原作漫画のシリーズ正史にも含まれる)
  • G・ZOO(ギャラクシー・ズー)へようこそ(佐々木淳子によるシェアード・ワールド

単行本未収録[編集]

  • 時の倉庫
  • 女神と伝説
  • ロストコロニー(タイトルに超人ロックの表記は無し、掲載誌「グループ100号」はSG企画のサイトで購入可能)
  • 外伝 暗黒の騎士
  • 外伝 プロトギア

他・関連本[編集]

  • PAPER MOON COMMICS(新書館)
    ※超人ロックカラーアルバム、超人ロック大全集(ストーリーと名場面)、聖悠紀カラーアルバム、インタビュー、短編コミックなど
    • 超人ロックの世界PART I・聖悠紀 1979年4月5日 (ジュピター再掲載)
    • 超人ロックの世界PART II・聖悠紀 1980年9月20日 (スカイボークダンディ登場再掲載)
    • 超人ロックの世界PART III・聖悠紀 1981年7月20日 (新世界戦隊(オリジナル版カラー)、サウンドラブ組み合わせ方教えます再掲載)

アニメ[編集]

パイロットフィルム[編集]

原作は『コズミックゲーム』。1979年制作。

当時学生だったひろたたけしが中心となって制作された、自主制作8mmフィルム。現在は公認扱いで、劇場版のDVDに映像特典として収録されている。

劇場版[編集]

超人ロック
監督 福富博
脚本 大和屋竺
原作 聖悠紀
製作 中島順三
製作総指揮 本橋浩一
出演者 難波圭一
安原義人
潘恵子
音楽 淡海悟郎
主題歌 STR!X「星のストレンジャー」
製作会社 日本アニメーション
配給 松竹
公開 日本の旗 1984年3月11日
上映時間 119分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

原作は『魔女の世紀』。1984年3月11日に松竹系にて公開された。同時上映は『未来少年コナン特別篇 巨大機ギガントの復活』。ジェシカ役の潘恵子がパーソナリティーを務めるニッポン放送「潘恵子の星占しょなるロック」にて作品の情報が伝えられた。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

OVA・ロードレオン[編集]

1989年にOVA化された。

オープニング映像には、『ロードレオン』以外の各シリーズの主要キャラクターも多数登場している。

キャスト(OVA・ロードレオン)[編集]

スタッフ(OVA・ロードレオン)[編集]

  • 監督:石黒昇
  • 脚本:ひろたたけし
  • 作画監督:関野昌弘
  • 音楽:石川恵樹
  • オープニングテーマ:「TRY TO BELIEVE」
  • エンディングテーマ:「遠いオーロラ」
    • 作詞:竜真知子/作曲:鈴木キサブロー/編曲:川村栄二/歌:長尾由起子
  • 制作:日本アニメーション

サブタイトル[編集]

  1. 機械仕掛けの手を持つ男
  2. 対決の超能力者
  3. 青い目のフローラ

OVA・新世界戦隊[編集]

1991年にOVA化された。

当初は単行本に封入されたアニメ化アンケートの結果に従い「光の剣」をアニメ化する予定だったが、ニアとランのことを説明する必要があると判断され、企画は「新世界戦隊」と「光の剣」の二部構成へと変更された。しかし、それでは時間が足りないという理由で、最終的に「新世界戦隊」のみがアニメ化されることになった。

「長編を前編と後編に分割する」というコンセプトから、山場が後編に集中する形になっている。また、「真空の宇宙空間では音が伝わらない」という事実を表現するため、宇宙空間のシーンでは意図的に効果音を付けないという演出になった。

キャスト(OVA・新世界戦隊)[編集]

スタッフ(OVA・新世界戦隊)[編集]

  • 監督、脚本:ひろたたけし
  • キャラクターデザイン:関野昌弘
  • 作画監督:重田敦司
  • 音楽:長谷川智樹
  • 主題歌:「ELANA」
  • 制作:日本アニメーション

OVA・ミラーリング[編集]

2000年にOVA化された。

当初は1996年発売の予定で、一度MEGU誌上での予約も行われた。しかし制作が大幅に遅れ、完成の目途が立たなかったために、予約取り消しという事態になっている。聖悠紀は後に「超人ロックSpecial Vol.1」で「完成するまでの間にオリンピックが2回もあった」と笑いながらコメントしている。

シリーズで初めて最初からメディアミックスを前提にしており、漫画版の連載とOVAの制作が同時期に開始された。また、最初からDVDで発売されたシリーズ初の作品となった。

キャスト(OVA・ミラーリング)[編集]

スタッフ(OVA・ミラーリング)[編集]

  • クリエイティブプロデューサー:ひろたたけし
  • 脚本:小出克彦
  • 演出:五月女有作
  • キャラクターデザイン:羽山淳一
  • 作画監督:もりやまゆうじ
  • 主題歌:「LOST WORLD」
  • アニメーション制作:SIDO LIMITED

小説[編集]

劇場版の公開に合わせて、『魔女の世紀』のノベライズ版が1984年3月15日に発売された。執筆は金春智子。聖悠紀自らイラストを書き下ろし、コメントを寄せている。

ラジオドラマ[編集]

ニッポン放送[編集]

1982年から1983年にかけて『オールナイトニッポンスペシャル』などの特番として放送された後、1983年10月から1984年3月にかけて「連続ラジオコミック」と題して月曜日から金曜日の帯でレギュラー放送が行われた。なお、ドラマ本編は月曜日から木曜日にかけて放送され、金曜日はナレーターである富山敬によるディスクジョッキーであった。

キャスト(ラジオドラマ・ニッポン放送)[編集]

文化放送[編集]

1996年7月から同年8月にかけ、『L女子学園放送室』にてコズミックゲームと炎の虎が放送された。

どちらも前半のみを3回に分けて放送。その後、後半を含めた完全版がCDで発売された。原作では瓜二つという設定のリアンナとマリアンを同一キャストという形で表現している。

キャスト(ラジオドラマ・文化放送)[編集]

スタッフ(ラジオドラマ・文化放送)[編集]

コミックドラマ[編集]

BS11[編集]

2012年1月13日放送「真・週刊コミックTV+」第40回放送にて、「ニルヴァーナ」が放送された。コミックの画面にあわせて、声優が声をあてるというもの。

キャスト(コミックドラマ)[編集]

スタッフ(コミックドラマ)[編集]

  • 演出:伊藤巧
  • サウンドミマサー:なしもとりょうこ
  • サウンドエディター:宮本賢人、平野延平

テーマ曲[編集]

「The End begins」

作詞:マイクスギマ、作曲:澤口和彦、歌:AKINO with bless4

イメージアルバム、サウンドトラック[編集]

すべて日本コロムビアより発売。

  1. ロック組曲 超人ロック 【AF-7050】
  2. 超人ロック 炎の虎 【CX-7046】
  3. 超人ロック ロード・レオン 【CX-7059】
  4. 超人ロック コズミック・ゲーム 【CX-7084】
  5. 超人ロック 光の剣 【CX-7174】
  6. 超人ロック ロンウォールの嵐 【CX-7508】
  7. 超人ロック DiGiTALTRiP SYNTHESIZIERFANTASY 【CX-7510】
  8. 超人ロック [音楽集](劇場版サウンドトラック) 【CX-7142】
  9. 超人ロック ロード・レオン(OVAサウンドトラック)
  10. 超人ロック 新世界戦隊(OVAサウンドトラック)

登場人物一覧[編集]

主な登場人物[編集]

ロック
主人公。永遠の命[15]を持ち、不可能なことはなにもないと言われる伝説のエスパー。人呼んで、超人ロック。時代や場所によって有名だったり無名だったり、神として扱われていたこともある。様々な場面で銀河の歴史に干渉してしまうが、それでも自分はただの人間だと主張する。苗字は時代や場所によって異なり、「伝説の超人」として知られると共に苗字を名乗らなくなっている。
相手のエスパーの超能力を読み取り、自分の能力として使用するラーニング能力に優れている。作中、敵となったエスパーに敗れる場面が幾度か描かれているが、次回以後の戦いではそのエスパーが持つ能力を吸収し、より大きな力で返したり、過去に得た能力と組み合わせるなどして勝利する。また、代謝を早めて若返る力があるが、それが限界になるほど肉体が老いると、しばしば赤ん坊まで戻って再生を行い、生命の永続化を図っている[16]。作中、若返りの能力を有するものは何人もおり、医療の一環となって社会にも溶け込んでいるが、やり直しともいえる独特の若返り能力を持つのはロックだけで、何体も登場したクローンたちにも、この能力は備わっていない。また、他者を(無垢な状態まで)若返らせることもでき、今までに幾人もの敵エスパーを生まれ変わらせてきているが、再び敵に回るケースも少なくない。
超人と言われるもう1つの由来は、第2段階(セカンド・フェーズ)と呼ばれる極限の状況まで追い込まれた際に発動する狂戦士状態で、攻撃能力が惑星を破壊できるほどに大幅にアップするが、理性を失っているため敵味方見境なくなってしまい、しばしば都市を丸ごと破壊する。ロックが人里を離れて生活することを好むのはこのため。また、催眠暗示などのマインド攻撃に少し弱い一方、普通の超能力者を苦しめるジャマー攻撃などには、後年のエピソードでは耐性があってほとんど利かない。長年月を生きているため様々な経験通じて知識や技術を蓄えており、「超能力なし」の状況でも大抵のことは無難にこなす器用さを持つ[17]。格闘技術などは本職には及ばないが、ロックがエスパーだと知っている人が驚くほど強い。
姿形、性別、年齢を自由自在に変えられるが、本来のロックは黄緑の髪が前頭部から背後に流れる特徴的な髪型の男性。瞳の色は原作では一定しておらず、金色や紫など絵によって異なる。外見年齢は作品によって異なるが思春期の少年から30に満たない青年であることが圧倒的に多い。また成人や年配者の姿のときは、別人の姿をコピーしている場合も多い。配偶者がいるときもあるが、ロックの姿のときは特に恋愛に奥手で、片思いや悲恋が多い。また、何千年生きていても、クローン以外には子供はいない。女性に変身して生活するときは記憶を封印したりしていることがある。作品によっては登場時に、ロックであることを明かさなかったり、別人になりすましたり、別人がロックを名乗ったりするため、作中では、しばしば誰が超人ロックであるかが謎のひとつとして提示される。今のところロックが別人の姿でロックを名乗っていることはない(妻の年に合わせて年老いた姿のロックでいたことはある)。
ロック自身は、世界と歴史を達観しながらも静かに生活することを望み隠遁生活に逃げ込むことが多いが、ロックを狙う者やその力を求める者などによって愛する隣人が傷つけられ、戦いに巻き込まれていくのが常である。初期の作品では怒りに任せて激高し敵を超能力で圧倒する場面も見られたが、後期の作品ではあまり感情を表に出さず冷静沈着に行動しながら敵に迫る場面が増えるなど、作品の発表時期によってやや異なる性格を見せることもある。また、誰が相手でも基本平等に接し、多くの人物から父母や師と同等の存在として慕われることも多いが、逆にそのことでロックを嫌う人物もいる[18]
『ソード・オブ・ネメシス』では、立場上は民間人でありながら、連邦内のほぼ全ての主要施設のパスを所持している。
正式な身分は銀河連邦軍退役軍人[19]。最終階級は准将で、医師や取得するだけで数10年掛かる星間弁護士の資格をもつ。作中では治癒能力を持つエスパーが医師になることは珍しくないとされており、特に若返りやクローニングに関しては現役医師から一目置かれる存在である[20]。旧連邦、銀河連邦のいずれでも身分は認められている。作品によっては復役して軍事作戦に参加することもある。
旧連邦から帝国期に開発され、新連邦以降は失われた知識・技術を持っているが基本的に表には出さず、学者・技術者として活動する場合は「農産物の品種改良」などをしている。
ライザ(またはリーザ、ごく稀にイライザ)
ロックが変装するときに良く使う女性のマトリクス。本当のライザは『ライザ』『夢使い〜DREAM MASTER〜』などにロックの見る幻としてわずかに登場したのみで、詳細はいまだ物語中語られていない。
この姿で赤ん坊まで若返らせた人物を「母」として一児の親になるまで育てたこともある。
超人ロック(偽者)
『ライザ』『魔女の世紀』『永遠の旅人』『聖者の涙』などに登場。
時代を問わず「伝説の超人」となったロックを騙る者たち。自分の力を誇示したがる傾向にある。
『敵』
時おり、ロックの前に現われて敵対する正体不明の「意思」。「ロックという存在」と対になっており、倒されても違う存在として、幾度となく復活してロックと戦う。具体的にはプリンス・オブ・ファントムが自ら認めている他、過去に邪神ヌーム、カルダーム(何世かは不明)、グルニ(ン)ベルグ、レイザーク、ニオス(未出)らだったことを証言している。ロックの仲間だった時もあると語っているが、それが誰のことなのかは不明。
特徴としては最初は理性的でカリスマを持つ存在だが、ロックと戦う内に「ロックを倒す(殺す)」こと以外に興味を持たなくなる。

正史および外伝[編集]

西暦〜太陽系連合時代[編集]

王志明(ワン・スーミン)
『冬の虹』『クアドラ』『クアドラII』に登場。
もっとも早い年代のエピソード(冬の虹)においてロックが出会ったスキャナー(作中の当時におけるエスパーの呼称)。
彼女のサイコキネシスをロックは「見よう見まね」で使いこなせるようになった。
ユージン・カマタ
『冬の虹』に登場。
スカイリフト社副社長。
オレンジ / ケイト・ロンウォール
『冬の虹』に登場。
軌道エレベータを開発するスカイリフト社の技術研究者。ロックや王のサイコキネシスを解析し、反重力の基礎理論および反重力装置を開発した。また、作中で超光速飛行の基礎理論をも組み上げているらしき描写がある。
ケント・ロンウォール
『クロノスの罠』『インフィニット計画』に登場。
宇宙開発公団理事で、太陽系外植民計画「インフィニット計画」の立案者。
イリーナ・マルケロフ
『クロノスの罠』『インフィニット計画』に登場。
「インフィニット計画」で地球時代のロックが会ったスキャナー。彼女は代謝機能調節による治癒や若返りをロックの前で披露し、ロックを驚かせた。
マチコ・グレース
『サイバー・ジェノサイド』に登場。
ロックの義姉。サイバー開発者で、ロックにも研究を手伝わせた。
ペデルセン補佐官
『サイバー・ジェノサイド』に登場。
軍関係者で、マチコの研究を後押ししていた。
レムス
『サイバー・ジェノサイド』に登場。
マチコがサイバーのテストをするために秘密に育てていた、脳と脊髄の一部だけしかない人間。マチコには体を作るつもりがないと知ったロックが、マチコに秘密で体を作った。
ジュリアス・フレイ
『サイバー・ジェノサイド』『ロンウォールの嵐』『冬の惑星』に登場。
コンピュータ技術者。マチコのサイバー開発助手で、ロックがレムスの体を作るのを手伝った。後に植民惑星ロンウォールに移民、独立運動のリーダーとなり、ロックとは18年ぶりの再会を果たす。ロックの活躍により独立を勝ち取るが、程なく地球政府(連合政府)により暗殺される。
サントス知事
『ロンウォールの嵐』に登場。
ロンウォール知事。独立運動に手を焼いていた。
エレーヌ・バーンスタイン
『ロンウォールの嵐』『冬の惑星』に登場。
独立運動のメンバーで、ロックが運動に参加してからは行動をともにしていた。
ビクトル・フォン・ストロハイム
『ロンウォールの嵐』『冬の惑星』に登場。
連合軍大佐で、ヘルダイバー隊隊長。「死神ストロハイム」の異名で恐れられていた。ゲリラ化したロンウォールの独立運動を鎮圧するために地球から派遣された。後にヘルダイバー隊を壊滅させたロックに復讐するため軍の秘密兵器「ニケ」を盗み出す。
アルフレッド・クラウス
『冬の惑星』に登場。
死亡したジュリアスの代理に選ばれた人物。連合を利用して、かつての同志を粛清した。
ウイルヘルム・カトー
『冬の惑星』に登場。
連合軍中佐。クラウス議長との交渉役としてロンウォールに派遣された。任務としてクラウスに手を貸すが、そのやり方に強く憤る。

第一次銀河連邦時代[編集]

レイザーク
『コズミックゲーム』に登場。
一夜にして植民惑星ディナールの皇帝となり、地球軍に戦いを挑んだ。
エリカ
『コズミックゲーム』に登場。
惑星ディナールでレジスタンス活動している少女。その正体は、皇帝レイザークを操るエスパー。元祖超人。名前の表記はSG企画版では「エリカ」「エーリカ」の二つが混在していたが、ビブロスコミック文庫に収録される際「エリカ」に統一された。
なお、ロックはエリカからテレポートをラーニングした。
バレンシュタイン
『コズミックゲーム』『炎の虎』『魔女の世紀』『女神と伝説』に登場。
初登場時は地球軍大佐。後に将軍、情報局長官に。早くからエスパーに注目していた人物でディナールとの戦争中にロックと出会い、その後もロックを追い続けた。
リアンナ・ミゴール
『コズミックゲーム』に登場。
ディナール戦争時の銀河連邦軍のミゴール将軍の愛娘。子供の姿で放浪中のロックと出会い世話を焼くことに。エリカの核兵器による無差別攻撃の犠牲となり、生き残ったものの高レベルの放射能に長時間さらされたためにロックでも治療不可能となる。エリカを倒して力尽きたロックに、その能力を危険視したバレンシュタイン大佐が「ロボトミー手術」を施した際、激しく反対した。
ロックが唯一心を開いた(心を許せる)女性であるとロック関連の雑誌などで語られている。
マリアン・リュイス
『炎の虎』に登場。
連邦軍少尉で、バレンシュタインの部下。リアンナ・ミゴールに生き写しで、ロックが唯一心を開いた彼女に似ていることを理由に、バレンシュタインからロックの監視命令を受ける。その任務中にアマゾナの事件にまきこまれた。
アマゾナ
『炎の虎』に登場。
宇宙海賊、通称「炎の虎」。強力なエスパー。ヌールの依頼で惑星マイアの領主ゼノン公の宇宙船を攻撃した際、流れ弾がロックの暮らしていた付近に落下、都市ひとつが吹き飛ぶ惨事となる。しかしヌールの裏切りで部下たちを失い、復讐を誓う。
ロックが頻繁に使用するサイコ・スピアは、彼女からラーニングしたもの。
ゼノン公ヌール
『炎の虎』に登場。
惑星マイアの領主で、先代のゼノン公である伯父を謀殺してその座についた。更に手を下したアマゾナ一味の抹殺を図る。
ヴォルフ
『炎の虎』に登場。
傭兵「暗黒騎士団」団長。ヌールの依頼でロック、アマゾナと戦った。
レディ・カーン
『魔女の世紀』に登場。
カーン財閥総帥。自分に忠実なエスパーを道具とし、千年王国(ミレニアム)の建国を目指す。ロックに接触したが協力を拒まれ、以後、ロックの抹殺を画策する。
リュウ・ヤマキ
『魔女の世紀』『女神と伝説』『黄昏の戦士』『エスパーなんてこわくない』『がんばれ!キャリアン』『ロード・レオン』に登場。
バレンシュタインの後任で歴代最年少の銀河連邦軍情報局長官。ロックと敵対的立場にあったバレンシュタインとは異なり友好的な協力関係を築き、以降にロックが銀河連邦と共闘する先駆けを作った。ロックにミレニアムの調査を依頼し以後友人となる。自身はエスパーではないため超能力に恐れを抱くこともあるが、「存在するものは受け入れなければならない」というリアリストで、エスパーに対しても「同じ人間同士」として接する。後にジェシカと結婚し、双子のケン、ハルナをもうける。
その業績は大きく話題にもことかかなったのか、後の世では彼を題材にした映像作品も作られている。
アメリア / ジェシカ・オーリン
『魔女の世紀』『女神と伝説』『魔女の子供たち』『黄昏の戦士』『エスパーなんてこわくない』に登場。
超能力分解という特殊な超能力を持つ。ロックの暗殺目的でレディ・カーンに目をつけられ、幼少時にロックへの憎しみを植え付けられた後、ESP開発教育を受ける。
コーネリア・プリム
『魔女の世紀』に登場。
レディ・カーンの部下で、ミレニアムの「闘士」であるエスパー。ジェシカの教育係をつとめ、後にはエスパー部隊を率いてロックと戦った。
ルウ
『魔女の世紀』『エスパーなんてこわくない』に登場。
ミレニアムの本拠地「アステロイド・カーン」に潜入したロック、ヤマキ長官が出会った女性。レディ・カーンに仕えるエスパー「聖母」の長で、後に惑星アルマでミレニアム再興を企てる。自分が反社会的な活動をしていたのは棚に上げて、幸福に暮らすジェシカのことを激しく憎んでいた。
ケン・ヤマキ、ハルナ・ヤマキ
『魔女の子供たち』『黄昏の戦士』『エスパーなんてこわくない』『がんばれ!キャリアン』に登場。
ヤマキ長官とジェシカの子。双子の兄妹。ジェシカは二人に自分のような危険な能力がないかを心配し、ロックに見極めを頼んだが、大した超能力はもっていなかった。登場するたびに悪人に捕まってロックに助けられたりもした。『がんばれ!キャリアン』では、キャリアンに協力してロックの行方を突き止めた。
黄昏の戦士(トワイライトウォリアーズ)のボス
『黄昏の戦士』に登場。
宇宙海賊団「黄昏の戦士」(トワイライトウォリアーズ)を率いる、エスパーでかわいい男の子大好きの女ボス(本名不詳)。連邦から強奪した超兵器「ニケ マークIV」を使い惑星トアの政府を恐喝し、ヤマキ長官の指揮する連邦軍と交戦した。
後にケンとハルナの兄妹を捕らえるが、逃亡したケンらを「ニケ」で追跡の際、ハイパー・ドライブに巻き込まれたショックで精神崩壊を起こした。なお、彼女のキャラデザインや性格は『くるくるパッX』に登場するセーベ姫その物である。
ハルキ・フジシマ
『黄昏の戦士』に登場。
「黄昏の戦士」に乗艦を破壊され、宇宙を漂流していたヤマキ長官を救助した人物。自称天才科学者。生き別れの義妹「なつみ」を捜し、多次元宇宙を旅するオンボロ宇宙船「さまよえる黄金の戦士」(これも自称)の船長。
作者の初期の代表作『黄金の戦士』からのゲスト出演だが、自己紹介時でヤマキらに「黄昏の戦士」と間違えられ、「黄金です。おーごん。金、きん!」と連呼するギャグキャラ扱いにされていた。実際は世界感が異なる作品の登場人物であり、オリジナル人物とは別人と考えるのが妥当だが、ハルキは『黄金の戦士』の結末で実際に時空を飛び越えているので、本人では無いとも断言は出来ない。
なつみ
『黄昏の戦士』に登場。
ハルキが探し求めていた義妹「なつみ」だと、ハルキが思い込んでいる人物(ゆえに、本当に「なつみ」という名であるかは不明。自己紹介では「ナツミ・レヴィア」を名乗っているが)。病院船でハルキら一行の前に現れ、再会を喜ぶハルキを催眠ガスで捕縛する。
その正体は精神病院の医師であり、ハルキは「自分が伝説のヒーローだと思い込んでいる」妄想を抱いている彼女の担当患者であった。ハルキ収容直後に、黄昏の戦士のボスも彼女の元へと運ばれてくる。
アルバート・キャリアン
『がんばれ!キャリアン』『ロード・レオン(OVA版)』『ELANA』『新世界戦隊(OVA版)』に登場。
OVAのオリジナルキャラクターで、連邦の情報局員。ロード・レオン事件の調査のため、ヤマキ長官の命を受けてロックに協力を要請した。ケンとは以前からの知り合い。ハルナ曰く「ほっとけない感じ」で、結構もてるらしい。後に『連邦軍超能力者概要』を執筆する。
ロード・レオン / ライオット・アレクセイ
『ロード・レオン』『アウター・プラネット』に登場。
宇宙海賊、エスパーであり、サイバー。ジョーグ・ロトを付け狙う。ヤマキ長官の依頼で調査に乗り出したロックを幻覚やエネルギー吸収球、さらには巨大化といった超能力で苦しめた。ロックとの死闘の果てに赤ん坊に戻され、人生をやり直すことになる。
『アウター・プラネット』ではその赤ん坊が成長し「ライオット・アレクセイ」として再登場。星間企業ギャラクシーフライヤーズに所属するエスパーとなっていた。ラフノールの存在を知り、20万人のエスパーを社で独占することを思いついた。
ロックは彼からエネルギー吸収球をラーニングしている。
フローラ・レイン
『ロード・レオン』に登場。
「ロード・レオン」の妹であり、「ライオット・アレクセイ」の養母。盲目。惑星セレンで教師をしていた。『アウター・プラネット』では、ロード・レオン事件の3年後に事故死したことが語られている。
グレート・ジョーグ / ジョーグ・ロト
『ロード・レオン』に登場。
星間企業体アストリス・コンツェルンの総帥。かつてロンジット鉱山を手に入れるためにレオンの父を殺害した。また両親殺害を見てしまったレオンとフローラに重傷を負わせた。部下に命じてレオンの両腕・両脚を切断、またフローラの眉間にハンドブラスターを撃ち込み失明させた。原作ではレオンへの恐怖からショック死する。OVA版では生き延びるが、3年後、過去の罪状を調べ上げたキャリアンによって逮捕された。
ドク
『ロード・レオン』に登場。
免許を取り上げられた医師だが腕は確か。かつて瀕死のレオンとフローラを救い、以後レオンのサイバー部分のメンテナンスを続ける。レオンの復讐には反対していた。
アゼリア / アゼリア・ラトウィック
『新世界戦隊』『アゼリア』に登場。
女優。超能力は、たしなむ程度。「皇帝計画」の際にロックと出会う。接触テレパス能力者。『ミラーリング』では撮影中の事故で治療タンクに入っていたため、ネオンによる2度目の「皇帝計画」には巻き込まれずに済んだ。。
ラン / ラン・スヴェンセン / ロドス・モルク・ラン
『新世界戦隊』『ミラーリング』『光の剣』『アウター・プラネット』に登場。
コンピュータに関する天才少年で、銀河連邦のコンピュータ「エレナ」の開発者。エスパーがエレナの障害となりうるために「皇帝計画」によって彼らを一斉に排除しようとした。実は自身も潜在的エスパーであり、2度目の皇帝計画では排除対象にふくまれた。「ラフノール」をグルンベルクの手から奪還した後にニアと結婚し、その王となる。
ニア
『新世界戦隊』『ミラーリング』『光の剣』『アウター・プラネット』に登場。
惑星ラフノールの王女であったが「グルンベルク」の手を逃れて銀河連邦に逃亡する。その途中、「皇帝計画」に巻き込まれロックとランに出会う。テレポーター。
エノ
『新世界戦隊』に登場。
「皇帝計画」でロックと同時に集められたエスパーの一人。エスパーの能力を見抜くことができた。(アニメ版では能力にサイコキネシスが追加されている)
エレナ / ネオン
『新世界戦隊』『ミラーリング』に登場。
銀河連邦の中枢コンピュータに組み込まれた、人格を持つ管理プログラム。オリジナルは『新世界戦隊』で破壊され、『ミラーリング』にはバックアップが登場した。
ツアー(ロシア語で皇帝の意)
『新世界戦隊』『ミラーリング』に登場。
エスパーだけの独立国家を唱える謎のエスパー。その正体は、エレナに洗脳された「皇帝計画」の囮役(に与えられる称号)。エレナに操られて2万人のエスパーを集めた。2度目の「皇帝計画」ではロックがこの役(ツアール)を務める羽目に。
キャス / カサンドラ・アル・ハッサン
『ミラーリング』に登場。
お尋ね者「カサンドラとバーコフ」の片割れで、ハッカー。旧友のエリアル曰く「本物の天才」。エレナのバックアップを発見、これを修復、起動したために再び「皇帝計画」が実行されることに。
スタン / スタニスラフ・バーコフ
『ミラーリング』に登場。
お尋ね者「カサンドラとバーコフ」の片割れで、元0Gレスルチャンピオン。ESPがいっさい効かない。兄を廃人にされたためエスパーを激しく憎んでいた。0G格闘に特化したプロで、エレナを止めにきたロックと戦い、圧倒した。ESPなし格闘ならロックに勝てると思っていたが、その後1Gでの格闘ではあっさりロックに倒された。
アーネスト・エイブル
『ミラーリング』に登場。
連邦軍大佐、情報部部長。もともと「カサンドラとバーコフ」を追っていた人物で、再起動したエレナの対処をすることに。
エリアル・グラント
『ミラーリング』に登場。
エイブル大佐の部下。エレナの破壊を試みる。カサンドラとは旧知の間柄でお互いを認めていた。学生時代に最優秀者の証、「ミラーリング」を受けている。
グルンベルク
『光の剣』『スター・ゲイザー』に登場。
ラフノール司祭長で強力な超能力者。前国王(ニアの父)を殺害してラフノールを支配していたが、ニアの帰還を予見し星外へ刺客を差し向ける。ロック、ランとの戦いとその後の宇宙漂流で、人間の形状をとどめない有機体となりながらも、超能力と執念で生命を維持していた。
クラウ・ロニ
『光の剣』に登場。
ラフノールの「行者」でグルンベルクの配下。惑星オプタでロック、ランと暮らしていたニアを発見、殺害を試みる。なお、ロニ一族は変身能力を特技としており、戦いに敗れたときには相手の顔を写し取って死んでいった。
セルガ・ロニ
『光の剣』に登場。
クラウ・ロニの弟。兄の任務を引き継ぎ、ラフノールに潜入したロックらと戦った。
エルミ
『光の剣』に登場。
かつてラフノールを恐怖に陥れた殺人鬼。強力なエスパーで、ロックと同様見た目どおりの年齢ではない。グルンベルクに捕らえられていたが、解放を条件としてロックと戦った。なお、外見は幼女であるが性別が不明である。
ヴェルト・ニム
『光の剣』に登場。
前ラフノール司祭長でニアの知己の老人。グルンベルグに地位を追われ、雪山に隠者として暮らしていたが、ラン、ロックらと偶然に出会い、ランの超能力を訓練し、彼に精神力の大切さを説いた。
フランシス
『アウター・プラネット』『スター・ゲイザー』に登場。
連邦軍大尉でエスパー。不審な動きのあったギャラクシーフライヤーズ社を内偵中、偶然にロックを発見し捕獲を試みた。やがてロックに惹かれ、また連邦軍から道具として扱われることに嫌気がさしたため軍を裏切り「ラフノール」へ逃亡。その後、事故によって肉体が植物状態になり、精神のみの存在、聖霊フランとしてラフノールの「鏡の間」で修行者を導く役に。
「鏡の間」で聖霊フランが入っていた「鏡」は後にロックも作れるようになる。
トーマス・M・ダンディ
『ライザ』に登場。
連邦軍情報局局長で大佐。現場叩き上げらしく部下が使えないと自分自身が出張って行ってしまう直情型。「ガイスト」による超人ロックのDNAサンプル入手に端を発する事件に(休暇にかこつけて)自ら調査を開始する。
ガイスト
『ライザ』に登場。
元は連邦軍に所属していたという犯罪エスパー。マトリクスのコピー能力を持ち、とある故買屋が手に入れた「超人ロックのDNAサンプル」を奪い取る。それによってロックの容姿を手に入れるが「力」も手に入れようと脳の一部まで改変した結果、「力」に囚われ暴走を始める。
カルビン・カモミール
『ライザ』に登場。
非合法薬物を扱うブローカー。ガイストを「超人ロック」と認めて接近してくる。真性のマゾヒストで命の危険に触れることに楽しみを見出す。
アーメッド・サル
『ライザ』に登場。
カルビンのスポンサーで辺境で非合法事業で稼ぐ成金。快楽追求主義者で中年の男だったが、妙齢の美女に性転換した。
ラグ・ヤハト
『星と少年』『スター・ゲイザー』『虚空の戦場』に登場。
少年時、自らの持つ超能力の暴走を止められずに苦しんでいたところをロックに助けられ、行動を共にすることに。後にレマと共に「ラフノール」に定住するが、ラフノールがジオイド弾により破壊された後は放浪する羽目になる。最終的にはレマ共々UAIビルでオクタヴィアスに殺される。
ウォン博士
『スター・ゲイザー』に登場。
連邦軍に所属し兵器開発の天才と呼ばれていた科学者。ラフノールに復讐を期すグルンベルクに暗示をかけられて配下となっていた。亜空間フィールドの開発者で、のちに連邦崩壊の引き金となるジオイド弾もウォン博士が考案したもの。
レマ
『スター・ゲイザー』『虚空の戦場』に登場。
ラフノールで修行していた少女。ロニ一族の血をひくため変身能力が使える。その能力を見抜いた聖霊フランにより、セレンの連邦軍基地に囚われたロックとラグを救うために派遣される。
クミ・ニールセン
『愚か者の船』『虚空の戦場』に登場。
銀河巡航船ペネロープIIでレマ、ロックと乗り合わせたジャーナリスト。潜在的には強力なESPを持っていたようだが、本人に自覚が無いためにほとんど使われることがなかった。造船会社の不正を調査していたため、命を狙われていた。後、汎銀河戦争時には軍事産業総合体UAIについての調査中にロックと再会して協力を得た。ピューリッツァー賞を受賞している。
ドメニコ・ルスカ
『愚か者の船』に登場。
クミを始末するためにペネロープIIに乗り込んだ、エスパー専門の殺し屋。別口の船内テロによる危機からクミと互いに助け合って和解し、事件終息後に逮捕される。
オーギュスト・ロイド
『愚か者の船』に登場。
テロ集団「インナークロス」のメンバー。ペネロープIIを破壊しようとする。
ライガー教授
『愚か者の船』『マインド・バスター』に登場。
テロ集団「インナークロス」主宰で、銀河コンピュータの設計者。恒星間銀河戦争による人類滅亡の可能性を避けるため、存在する全ての宇宙船を破壊しなければならぬという偽りの思想をナガトをはじめエスパーたちに語り、賛同した彼らに自らの計画を遂行させる一方、銀河連邦に属する惑星をジオイド弾によって破壊、汎銀河戦争を引き起こし最終的に連邦そのものを崩壊させた。
ナガト
『マインド・バスター』『虚空の戦場』『ムーン・ハンター』『流浪』に登場。
ロックに接触し、ライガー教授の計画に協力を求めたエスパーで、元・銀河連邦軍人。だが自身もライガー教授の真の目的は知らされておらず、利用されていた。汎銀河戦争によって混乱した銀河の再建を目指し、手に入れた銀河コンピュータと名門オーリック家の入り婿となることでその勢力を足がかりとして銀河帝国初代皇帝となった。後に「エスパーコントローラー」で操られ、帝国の乗っ取りに利用され死亡したかに見えたが、実は自身のクローンとすり替わって生きていた。

汎銀河戦争〜銀河帝国時代[編集]

オクタヴィアス
『虚空の戦場』に登場。
軍事産業総合体UAIの社長でエスパー。汎銀河戦争時、各勢力に兵器を売りつけて戦争を続けさせることにより莫大な利益を上げていた。その影響力は連邦にも及び、無視できない勢力となってきたナガトの星間共和国(帝国の前身)を攻撃させた。自社で開発した対エスパー白兵戦スーツでラグとレマを殺害、ロックを圧倒した。若返りをしていたが、ロックの機転でスーツの機能を逆利用して本来の年齢に戻されそのまま朽ち果てた。
ナナ
『虚空の戦場』に登場。
放浪していたラグとレマが惑星テネロで出会ったエスパー。テネロ壊滅後、コンピューターにより生み出され育てられていたロックのクローン。外の世界を知りたがっていた。
テオ、ロザンナ、アデル、ソイ
『虚空の戦場』『流浪』に登場。
ナナと一緒にいたロックのクローン達。ラグとレマによってテネロから連れ出され、惑星スラグで暮らしていたが、同惑星でUAIのエスパーと戦うロックを感じ取り救援に駆けつけた。テネロにいた時は遺伝子操作されていたのか少々非人間的な性別不詳の外見だったが、ラグたちと共に暮らす際にレマからマトリクスの提供を受け、普段はロックが過去に出会ったエスパーの姿をしている。
『流浪』で、ロザンナとソイは一緒に、テオ、アデルは別々に生活していたが、アデルとソイはクローンとしての寿命から老衰死した。
リューブ
『ムーン・ハンター』に登場。
グールと呼ばれる蛮族的な貧民の少年。エスパー。「エスパーコントローラー」のことを調べていたロックと出会う。当初は自分の名前程度しか満足に話すことができなかったが、ロックに同行するうちに語彙は増えていった。後に大成して「賢者」と呼ばれるようになった。子孫には「電子使い」と呼ばれる特殊なエスパーを輩出。
マルグリッド・ミズカ
『ムーン・ハンター』『流浪』に登場。
帝国の監査官。通常の任務のほかに、ロックを捜す任務を帯びていた。任地でおこっていた強力なエスパーによる事件に興味をもったために「エスパーコントローラー」で操られたロックに殺されかけたが、リューブに助けられた。
トレス
『ムーン・ハンター』『流浪』『メヌエット』『カルダームI世』『ソングオブアース』に登場。
銀河帝国の第三代皇帝。ナガトの前妻の娘で長子。故にオーリック家の皇妃エロイーズとは血縁がなく疎まれていたが、為政者の才覚に恵まれ周辺からはアルマに代わり帝位につくことを切望されていた。エスパーコントローラーによるクーデター計画に気づいてファーゴに赴いたロックと出会い、その後もたびたび助けを得る。
若返り医療の実用化に伴い退位、カール・オーリックを認めて帝位を譲るものの、後に対立するようになる。最終的にはカルダームI世の攻撃を受け、サイバー宇宙船の生体コンピュータとして生き延び誰も知らない宇宙に消えた。エスパーではないが、生体コンピュータとなったときは超能力が使えたようである。
アルマ
『ムーン・ハンター』『流浪』に登場。
銀河帝国の第二代皇帝。ナガトの長男でエスパー。オーリック家の血筋で、トレスにとっては異母弟。トレスの補佐によりどうにか政務をこなしていた。即位前後の2度のクーデターでは、いずれもエスパーコントローラーで操られることになる。2度目にはコントローラーの暗示が解けなくなったため、ロザンナが身代わりを演じることになる。なお『メヌエット』の頃には逝去している。
セテ
『ムーン・ハンター』『流浪』『メヌエット』に登場。
ナガトの次男でエスパー、トレスの異母弟。2度のクーデターでは、兄のアルマともどもエスパーコントローラーで操られた。マイノック公国の姫との縁談がトレスによってまとまるが、コントローラーの暗示が解けなくなったため、ロック、テオが身代わりを演じることになる。なお『メヌエット』に登場する彼は、実は身代わりとなったロックであり、セテ本人は登場しない。
エロイーズ
『ムーン・ハンター』『流浪』『メヌエット』に登場。
ナガトの後妻でアルマ、セテの生母。名家オーリック家の出身でプライドが高く、夫ナガトがオーリック家を乗っ取ったことに密かな不満を抱いており、夫の連れ子であるトレスを蔑んでいる。トレスが皇帝となった晩年には帝国の崩壊を願うようになっていた。
ロドルフ・オーリック
『流浪』に登場。
エロイーズの弟でカル・ダームI世の祖父。トレスを誘惑し、銀河帝国を密かに乗っ取ろうと暗躍するが、失敗し処刑された。
レティシア
『流浪』『メヌエット』に登場。
大国マイノック公国の姫。ナガトの息子でトレスの弟セテと政略結婚することになるが、テオに命を助けられたことで彼に恋する。この縁談から、帝国初期においてマイノックは皇帝の血脈であるオーリック家の外戚として勢力を誇った。
オベル
『流浪』に登場。
マイノック公国に反乱を企てた人物。強力なエスパー。レティシアを誘拐し、セテ皇子の身代わりを務めていたテオと戦った。実はナガトのクローンで、生きていたナガトを操っていた。
ジュディス・エンディ
『流浪』『メヌエット』に登場。
マイノック軍少佐でエスパー。オベルの元部下で、彼に裏切られたことからオベルを激しく憎んでいた。経緯は不明だが、その後ロドルフ・オーリックの養女となり、ロドルフの子を産んだ後、オーリック家を脱走して病死。カール・オーリックの遺伝子上の母親
カール・オーリック / カルダームI世
『メヌエット』『カルダームI世』に登場。
銀河帝国の第四代皇帝。ロドルフ・オーリックの保存精子から誕生した、彼の息子(表向きは孫)[21]。トレスに認められて皇位を継承するが、その後対立したためか、後世にはクーデターを起こしたと伝えられた。なお、即位時に名をカル・ダームI世(カール・ダーム)と改めた。
アーネスト・ドノヴァン
『メヌエット』『カルダームI世』に登場。
カールの相談役で、元は彼の武術師範。カルダームI世として即位した後も頼りにされたが、若返りを拒否して天寿を全うした。
イザベラ・ダーム
『メヌエット』に登場。
ドノヴァンの恋人で、晩年のエロイーズに仕える事務官。実はエスパーで、エロイーズの帝国崩壊計画の実行犯。その正体はジュディス・エンディの娘で、本名はオリビア・エンディ(オリビア・オーリック)。カール・オーリックの遺伝子上の姉。
フラク・フロニ
『カルダームI世』『ソングオブアース』に登場。
セテの息子でナガトの孫、トレスの甥。マイノック公。トレスの退位時には5歳と幼かったため、継承権の低いカール・オーリックに帝位を譲ることになる。晩年、カルダームI世と対立したトレスを連れ逃亡するが、その後カルダームI世(に偽装したライガー1)の艦隊との戦いで死亡した。
テレーズ・マイノック / ハラルド
『カルダームI世』『エピタフ』に登場。
セテの娘でナガトの孫、トレスの姪。兄フラク・フロニの死後、マイノックをカルダームI世から守るべく、為政者としての才能を開花させる。名前を変えて一般兵として帝国軍に入隊し、マイノック軍の捕虜になったブリアンを見出す。帝位継承が男子のみとされたことで皇帝となる道を閉ざされるが、ブリアンの身の上話を聞いたことで性転換を実行。男性となってハラルドと改名し帝国皇帝となる。即位後に一度女性に戻って子を産み(父親は不明)、その子がカルダームII世となった。
ブリアン・ド・ラージュ
『エピタフ』『永遠の旅人』『魔術師の鏡』に登場。
惑星レナスの領主で、帝国の大臣。怜悧冷徹で有能な人物で帝国中期の隆盛を支えた名宰。エスパーもコンピュータも大嫌い。滅多なことでは驚かないらしく、ロックが目の前に現れた時は「60年ぶりに驚いた」とのこと。
ミコス・サイモン
『エピタフ』に登場。
歴史家。ブリアン・ド・ラージュの子孫で、サイモンはペンネーム。先祖であるブリアンの記録を見つけ、それを補足する情報を求めて辺境の城塞に隠棲するロックを訪ねた。
ファリス・チェン
『エピタフ』に登場。
ブリアン・ド・ラージュの幼馴染みの少女。実態はブリアンに万が一があった時に再生治療のための「素材」となるように用意されたスペアとしての双子。暗殺事件によって肉体のほとんどを失ったブリアンに自身の身体全てを提供した。その後、残った脳は持ち出され、ライガー1が作った非合法研究機関のサイバー船実験素材とされた。
幼い頃はやんちゃで「海賊船の船長になるのが夢」だと語っていた。
ラミー / ラミール・レンツ
『エピタフ』に登場。
ブリアン・ド・ラージュの親友で帝国軍人(中尉)。「情報を制するものが全てを制す」がモットーで、特にコンピュータの扱いに秀でる。
ロドルフ
『エピタフ』『カルダームI世』に登場。
カルダームI世の息子で皇太子だが、女を嬲り回す性癖を持つ。男となったテレーズ(ハラルド)が即位し、政略結婚のために性転換を施されるが、それに耐えられず自害した。
ラウ博士
『エピタフ』に登場。
ライガー1が作った非合法研究機関の所長。この研究機関は完全に外部と断絶しており、皇帝の代替わりも知らなかった(ライガー1はカルダームI世の姿で指示を出していた)。
プリムラ・レナー
『プリムラ』『魔術師の鏡』に登場。
惑星ノームで荷物を盗まれ、ロックに助けられた少女。実は、エスパーを専門に狙う正体不明の賞金稼ぎ「バムパイア」。過去、エスパーに強制若返りを施されて子供の姿のままとなった上に父親を殺され婚約も解消されたため、エスパーを憎んでいる。
ロックの手で人生をやり直し、ライザ・マナベ(変身したロック)の娘として育てられる。『魔術師の鏡』では一児の母となり、母であるライザにビデオメールを送っていた[22]
リート・フリーマン
『魔術師の鏡』『ソングオブアース』に登場。
賢者リューブの息子。「電子使い」と呼ばれる、電子回路を自由に操るエスパー。銀河コンピューターの破壊を目論むネオラフノールに利用された。
ニア
『魔術師の鏡』に登場。
ネオラフノールの行者。電子使いとして未熟だったリートを訓練し、導いた。ロドス・モルク・ラン直系の子孫を名乗るが、マトリクスをコピーした影武者だった。
オルタート
『魔術師の鏡』に登場。
ネオラフノールの司祭長。リートを利用して帝国に対する反乱、銀河コンピュータの破壊を画策し、一時は総動員したラフラールでロックを追い詰めるが敗れる。その後、しばらくの間ロックが司祭長の代理として活動した。
モール
『ソングオブアース』『失われた翼』に登場。
荒廃した地球で暮らしていた少年。ロックによれば特殊なエスパーで、宇宙船「マウス」の生体コンピュータに組み込まれたトレスの声をロック以上に強く感じ取ることができた。ロックとともにトレスの救出に向かうことになる。
ノーマン・フリーマン
『失われた翼』『シャトレーズ』に登場。
リートの息子でやはり電子使い。惑星ホバースの王立大学教授。帝国による「浄化」から人々を守るために、反帝国組織「SOE」に合流したロックに説得され、SOEに協力することになる。
ミルバ
『シャトレーズ』に登場。
「オーリック家の書」を調べるロックに同行することになる少女。ファーゴのごろつきの仲間で、ロックの財布をすろうとして失敗した。その後対立組織との抗争で死にかかった所をロックに救われ、そのまま同行し、ロックを一途に想うようになる。
ネカ・ベネゼル
『シャトレーズ』に登場。
「オーリック家の書」を調べるロックを追うべく、銀河帝国皇帝から「プラグ」を受けたエスパーの1人。「鏡」を切ることができる「リング」という超能力を使いこなす。ロックはここで「リング」をラーニングした。
ノイエ・クラート、ウー・ロンドー、アンリ・パグ、トーミン・バイナック
『シャトレーズ』に登場。
「オーリック家の書」を調べるロックを追うべく、銀河帝国皇帝から「プラグ」を受けたエスパーたち。
アンドレ・モリノ
『超人の死』に登場。
超能力の研究をする科学者。超能力が制御できない「サイコブラスト」に陥り、廃墟にこもっていたロックのもとを訪れ、治療のために連れ出した。
マスターバルカン
『超人の死』に登場。
帝国に代わり銀河を支配しようとするエスパー。ロックをいずれは強力な敵になると考え、抹殺しようとした。実は、「書を守る者」により生み出されたロックのクローン。
ダークライオン
『ダークライオン』に登場。
「書を守る者」が生んだロックのクローン。武装勢力を組織し、帝国の解体を目指していた。「四惑星同盟」のドノヴァン大公の娘を誘拐し、救出隊に加わっていたロックと戦うことになる。
ミレーヌ・ドノヴァン
『ダークライオン』に登場。
記憶能力という超能力を持つエスパー。その能力に目をつけたドノヴァン大公に養女とされ、「四惑星同盟」の重要機密を記憶する人間データバンクとして幽閉生活を送っていた。
リュカーン
『黄金の牙』に登場。
「書を守る者」が生んだロックのクローン。ダークライオンの勢力壊滅後に活動を開始、瞬く間に一大勢力を築き、帝国に対抗するが、無用な流血は好まない面も持っていた。「書を守る者」の謎を追うロックと出会い協力を求めるが断られた。
赤い太陽のサーペント、戦士クーガー、守護者キャンサー
『赤いサーペント』に登場。
「書を守る者」が生んだロックのクローンたち。帝国(の銀河コンピュータ)を倒すために「書を守る者」の計画に従い、時代を置いて目覚めていく。
リオラ / 赤い太陽のサーペント
『赤いサーペント』に登場。
潜在的に強力な超能力を持っているが、ごく普通の少女。実は「書を守る者」が生んだロックのクローンだが、事故により使命を忘れている。
クーガー・マクバード / 戦士クーガー
『赤いサーペント』『WIZARDOM』『天空の魔法士』『公女タニア』『書を守る者』『ファイナル・クエスト』『闇の王』に登場。
「書を守る者」の使命を忘れた「赤い太陽のサーペント」を修正すべく活動し始めたロックのクローン。最後まで使命に従わなかったリオラを始末するが、その際、好意を持っていたジョアンを巻き添えにしてしまったことから、自分の使命に疑問を持つようになる(このことは後々まで彼のトラウマになっている)。そのため自分自身がキャンサーに狙われることになるが、ロックに助けられた。以降、ロックとともに「書を守る者」と戦うこととなる。後に銀河連邦へ帰順する。
バーノール公
『書を守る者』に登場。
銀河帝国摂政。実は「書を守る者」が送り込んだクローンで、惑星ドラムに第2銀河コンピューターを建造させていた。「書を守る者」にせまるロック、クーガーと戦うことになる。もう一人のクローンであるルパートと合成されて、8倍の寿命と能力を得ていた。
ルパート
『書を守る者』に登場。
帝国の将軍、「書を守る者」が送り込んだクローン。バーノールの部下として登場し、ロックらと戦う。一人でバーノールとの二役を演じているようにみえたが、もともとは別固体のクローン。
カルダームIII世
『書を守る者』に登場。
銀河帝国第七代皇帝。人間としては帝国最後の皇帝。父カルダームII世の遺志から銀河コンピュータによる帝国簒奪を確信し、銀河コンピュータを打倒すべく自ら「書を守る者」としてロックのクローンを道具として利用し、またドラムを建設する一連の計画を立てた。人工冬眠中に銀河コンピュータによって宇宙に放棄され暗殺されたらしく、カプセルに入った遺体が発見された。
カルダームIV世
『書を守る者』『ファイナル・クエスト』に登場。
銀河帝国最後の皇帝。黒い球体にひとつ目玉の浮かんだ立体映像としてしか人前に姿を見せず、帝国の中枢にいる者たちにも即位の経緯が明確に知らされていない謎に包まれた存在。その正体は帝位を乗っ取った銀河コンピュータそのもの。巨大コンピュータ「ドラム」と相打ちになり銀河帝国と共に崩壊する。
ミーシャ
『ファイナル・クエスト』に登場。
リートの子孫で電子使い。死んだジョアンにそっくりなことから、クーガーに好意を持たれる。

第二次銀河連邦時代[編集]

ユーリ・トーマス
『愛しのグィネヴィア』に登場。
なぜか名門の「アダムス経済専門学園」の生徒だったロックの同級生。ロックとは気が合い、いつも一緒にいた。同級生のグィネヴィアに片思いしていた。
グィネヴィア・サイラム
『愛しのグィネヴィア』に登場。
ユーリ、ロックの同級生。サイラム財団の総帥の娘、成績はいつもトップ、という典型的な高嶺の花。ロックのことが気になっていた。
プリンス・オブ・ファントム / グスタフ・ホルバイン
『プリンス・オブ・ファントム』に登場。
道楽で何でも屋をやっている資産家の青年で“ファントム・レディース”を従える。ファントム・レディースには「ミ・ロード(my lord)」と呼ばれている。その正体はロックの対となる存在で、時代を超えて転生して現れるロックの「敵」であり、極めて強力なエスパーだった。
ファントム・レディース
『プリンス・オブ・ファントム』に登場。
プリンス・オブ・ファントムに従う7人の天才美女。プリンスが遺伝子工学により人工的に産み出した「天才」たちだが、同等のものは二度と作れないとのこと。
オト・ペテルセン
『神童』に登場。
連邦軍士官学校を受験する少年。マインドハープという楽器奏者で歌手の母を持ち、自身も優れた才能を持つ。後年「歌う提督」とも呼ばれた。
キャプテン・タカニ
『クランベールの月』に登場。
惑星クランベール開発調査団の警備隊長。日々、土着の生物「豆の木」の襲撃に頭を悩ませるが、ロックの赴任を切っ掛けに「豆の木」が何者かに操られていると知り、隠密に調査を始める。
ディアドラ・ヒルゼン
『クランベールの月』に登場。
調査団の代表。開発調査を滞らせ、その終了を阻むために「豆の木」を操っていたエスパー。
モニカ・セイヤー
『クランベールの月』に登場。
調査団の地質班主任。実は「孫」のいる年齢だが、「若返り」を受けており、自身の「若さ」を確認するために男を取っ替え引っ替えしていて、ロックがその標的にされる。
ウェンディ・クランベール
『クランベールの月』に登場。
元連邦軍惑星探査船の提督で、惑星クランベールの名の由来となった女性。船が遭難した時にクランベールの「月」(正体は知的異星生物の思念体)に魅了され、部下と離れて「月」の住人となる。クランベールへの入植で「月」の正体が知れないように調査団を引き止めるため、「月」の力を借りてディアドラを陰で操っていた。
パパ・ラス
『聖者の涙』に登場。
麻薬「聖者の涙」を製造・販売している麻薬売人。
リサ・メノン
『聖者の涙』に登場。
通称ドク。麻薬中毒者だったがパパ・ラスに救われ「聖者の涙」開発スタッフの中心になる。かなりの格闘技術の使い手(パパ・ラスから「良いダイエットになる」と言われ、教わった)
ホーク・カザク
『聖者の涙』に登場。
立身出世を夢見て都会に来た麻薬売人だったが、挫折した挙句「超人ロック」に殺されかける。「生きたい」という意志を尊重され、パパ・ラスに救われる。
ラヒブ・イセキ
『聖者の涙』に登場。
連邦特殊部隊のエスパー。「工場の星」を探し出す極秘任務に就いていたが、その過程でエスパーとしてのプライドをパパ・ラスに打ち砕かれ、復讐のために軍を離反しパパ・ラスを付け狙う。「ソーマ」に冒されたパパ・ラスを献身的に支えるリサのことが気になる。
ルイーズ・バリラ
『聖者の涙』に登場。
麻薬売人の孫。パパ・ラスに麻薬(聖者の涙)を打たれた祖父の復讐のため、イセキに手を貸してパパ・ラスを追うが、利用された後に重傷を負わされる。「聖者の涙」の真実を知り、その量産に尽力するようになる。
アフラ
『聖者の涙』に登場。
最大の麻薬組織の首領。元は麻薬撲滅のために万能の神経系保護薬「ソーマ」を開発した化学者だが、そのソーマ自体に究極の依存性が発覚したために翻意し、星々の経済力を奪って宇宙から争いを無くすという名目で麻薬を蔓延させようと暗躍する。自身は当時の実験によってソーマ中毒者となっており、常にソーマに浸かっていないと生きられない。
ラインハルト
『聖者の涙』に登場。
辺境惑星出身のエスパー。処刑されかけたところをアフラの手下に救われて以後アフラに心酔していたが、マインドコントロールされていたと気付き裏切る。
エルナ
『聖者の涙』に登場。
アフラの元で殺戮を続ける強力なエスパー。殺人狂とも言える性格で、裏切り者のラインハルト殺害を制止したアフラをも攻撃する。
デービッド・ヨシノ・アイザック
『ソード・オブ・ネメシス』『オメガ』『カデット』『星辰の門』『風の抱擁』に登場。
ISCの長官。熱血漢で、常に現場に出たがる行動派(書類仕事を放り出してしまうためか部下の受けは悪い)。連邦軍時代に戦闘でN弾の直撃を受けて視神経を損傷したため、ゴーグル型の義眼を使用している。この義眼には赤外線センサーや発汗感知機能などが備わっており、様々な局面で健常者の目以上に役立っている。
自身の経験と感覚を信じるタイプでエスパーに対してまったく偏見を持っておらず連邦軍に伝わる一部の「伝統」や過去に行われた差別は全く理解できない。
『風の抱擁』ではISC長官を引退して故郷に引っ込んでおり、訪ねてきたロックと親子のような会話をしていた。
ニエミネン
『ソード・オブ・ネメシス』『オメガ』『カデット』『星辰の門』『風の抱擁』に登場。
アイザック長官の部下で、後のISC長官。冷静沈着、頭脳は明晰だが必要ならば行動もいとわない女性。アイザックに対しては密かな好意があったらしい。
アイシャ・トラウトマン
『ソード・オブ・ネメシス』『オメガ』『風の抱擁』に登場。
連邦のエスパー。アイザックにエスパーの助力が必要になる度に派遣された。ロックに憧れ(恋愛というより尊敬の対象として)を抱いており、「優秀な子孫を残すための相手」として彼に接しようとするセス・ハーンには嫌悪感を抱いていた。オメガとの決戦の直前、アイザックのプロポーズを承諾した。
セス・ハーン
『オメガ』に登場。
ネット配信局『Geo』のインタビュア。天体物理学を専攻し、博士号も持っている。優秀な研究者だが、自分の血を受け継ぐ優秀な人材を残すことに固執し、各地の開発企業や研究機関に総勢35人の子どもが勤めている。
キャプテン・ニムバス
『ソード・オブ・ネメシス』『オメガ』に登場。
エスパーによる海賊船「ネメシス」の船長。「生きている岩」による第三波動を利用して時間の流れが異なる異空間を行き来し、やがては宇宙のすべてを異空間に飲み込ませようとして連邦領内を混乱に陥れた。一度はロックによって異空間に閉じ込められるが、その中で気が遠くなるような年月(単純計算で3000年、通常空間では1年半ほどしか経過していない)を経て「オメガ」になり、強化された超能力で暗躍を開始する。
ヘルガ
『ソード・オブ・ネメシス』『オメガ』に登場。
キャプテン・ニムバスの部下のエスパー。自分を救ってくれたニムバスに深く心酔している。『オメガ』では記憶を失って登場。逃亡中のヤマトを助け、異空間のニムバスを救おうとヤマトと共にゲート内に入る。
連載時はヒルダという名前だったが、単行本化の際の書き下ろしページでヘルガに改名された。初の単行本であるMeguコミックスでは二つの名前が混在していたが、MFコミックスとして再版される際にヘルガに統一された。
ハインズマン
『ソード・オブ・ネメシス』に登場。
オルデン惑星義勇軍の元大佐。HD(後述)中の事故で「生きている岩」の作った異空間に閉じ込められたところをニムバスに救い出されるが、戻って来たのが80年後の世界であり、また義勇軍も既に敗北していたと知って失望し、以後ラヒブと名乗ってニムバスの陰謀に加担するようになる。
ヤマト
『オメガ』『久遠の瞳』に登場。
ナガトのクローン。カルダームIII世の「書を守る者」計画の時にクローニングユニットの試験用として造られた後、ブラックホールへ廃棄されたが、異空間から接触したオメガの手でプログラムを改竄され[23]、数百年後の世界で蘇った。ロックの友となる。
『久遠の瞳』ではISCのΣセクションに所属する大佐となる。
ミラ・ファニール
『カデット』『星辰の門』『久遠の瞳』『風の抱擁』に登場。
第三波動を操れる希少なエスパー。初登場時はISCの士官候補生で、後に提督にまで出世する。ロックと結婚し、最後まで共に過ごすことができた強運の持ち主。連邦軍提督を母に持つ。
『ニルヴァーナ』では「記録に残っている限りロックの最後の妻」と語られている。複数回の「若返り」を受け、最終的にはロック自身の手で「最後の若返り」を施され2年間の隠遁生活を送り、亡くなった(このことは表向きの記録には残っていない)。
第三波動を除けばテレパシストとしての適性が高く、それによって乗組員全体の意識をリンクさせて操艦を行う。その反面「伝説のエスパー」であるロックと交際していることに関する周囲からのやっかみをテレパシーで感知してノイローゼになりかけたこともある。
オーギュスト・カナーン
『カデット』『星辰の門』に登場。
「生きている岩」を操ってゲート荒らしをする海賊でエスパー。ISCの囮作戦で使われた輸送船を襲った時ミラの能力を知って攫うが、ロックに奪還され逮捕される。その後クライバー社の手で脱走し、この時はジャマーに苦しむミラを、攫うことによって助けている。元は連邦軍中佐で戦艦の艦長になることを夢見ていたが、エスパーであることが判明し情報部へ強制配属されるのを嫌って軍を裏切った。
ジャハラート・ニーヴン
『カデット』『星辰の門』『風の抱擁』に登場。
ISCの中佐でニエミネンの息子。引退したアイザックと共にゲート荒らしの海賊を追っており、後に長官である母親から激している様子を「アイザックに似てきた」と呆れられる。オーギュストの脱走後、攫われたミラの足取りを追うためロックと行動を共にするが、その途中でクライバー社の無人戦闘ロボット「パペット」の襲撃を受け重傷を負う。
バネット
『カデット』『星辰の門』に登場。
クライバー重工業の情報部社員。社の依頼でゲート荒らしをして逮捕されたオーギュストを口封じのために奪還しようとするが失敗し、以後オーギュストを消そうと執拗に追い続ける。バネットという名前はオーギュスト奪還の潜入作戦時に名乗っていたため偽名と思われる。
ジャイルズ軍曹
『風の抱擁』に登場。
ISC初のエスパー艦「ゴダード」に配属された烹炊長(コック長)。ひげ面の中年だが、スイーツが得意。エスパーとしてはかつてロックの指導を受けたことがあり、ESPの使い方は一流。ゴダードではミラの護衛エスパーの指揮を執る。
退役後にパーを開き、ゴダードの乗組員やOBの溜まり場として繁盛した。
グレゴリー・ヤシキ
『風の抱擁』に登場。
医学博士。ESP研究の専門家で優秀な脳外科医でもある。メレーの配下のエスパーたちに埋め込み式のサイ・エクスパンダーを施術する。
だが、基本的に人格者であったため、非人道的な実験に付き会い切れず情報をリークした。
カイル・ロバーツ
『風の抱擁』に登場。
物理学者。第三波動の研究をしていたが、肝心の能力者が少ないことに不満を感じていたらしく、メレーからの誘いに乗り、彼が指示する相手の人権を無視した実験も許容してしまう。
ジャック・メレー
連邦軍統合情報局長官・大佐。冷徹なリアリストで必要なことに対しては手段を選ばないタイプの人間だが、最も恐ろしいのは彼には一切の「私心」がないことである。
リヒャルト・クレメンス
『風の抱擁』に登場。第三波動研究所所長。
ゼロワン、ゼロツー
第三波動を研究するサンプルとして作られたミラ(0号)のクローン。
モートン少佐
『風の抱擁』に登場。連邦軍情報局のエスパー。
ドミノ・シャムシール
『風の抱擁』に登場。
一度に複数の「鏡」を使いこなす。ランクSのエスパーだが、殺人癖のある犯罪者。
ミュスト
『風の抱擁』に登場。
ランクSの「電子使い」。亜人のような尖った耳を持つ。「伝説の超人・ロック」がミラ一人に執心することに自分でもよくわからない苛立ちを感じ、士官候補生に化けてミラのコンプレックスを増大させる工作をした。
ヘンリー・マクレーン伍長
『風の抱擁』に登場。
連邦軍人。元々ファニール家に仕えていた人物で本来の役職は「従士長」。ミラの結婚式ではエスコート役をした。
ジュナ・ヴァンレーゼ
『久遠の瞳』に登場。
科学者の両親と乗っていた宇宙船が移遷崩壊しゲートに1200年間取り残されていたが、ミラ・ファニールに救出される。
第三波動を操り、ゲートを作れるほか、幾つかの超能力も見ただけで覚えてしまう優秀なエスパー。取り残されたゲートの中は時間の停止した状態だっため、身体は成長していないが精神的には成熟している。反面、恋愛には疎いところがあり、ロックに憧れてヤマトの好意に気付かなかったり、ESPで身体を成長させて大人になればロックに一人の女性として見てもらえると考えるなどアンバランスな子。

SGシリーズ版[編集]

アイザック
『ニンバスと負の世界』『この宇宙に愛を』に登場。
ISCの司令。ロックに惑星「ピナ」の蒸発の調査を依頼する。
ニムバス(ニッキィ)
『ニンバスと負の世界』に登場。
エスパーだけの海賊スカイシャークのキャプテン、プシ陰線(第三波動)を扱うことが出来る不死のエスパー。宇宙の根本原理を解明した科学者で負の世界を広げようとする。1500年前の地球生まれ。
レクレエム・ハンザ
『ニンバスと負の世界』に登場。
惑星「リヒト」の生物「プシ」の波動の研究を行っていた博士。研究中の事故により死亡。
ヘンリィ・ラン
『ニンバスと負の世界』に登場。
ジョンBの船の持ち主。「ピナ」消失時、付近にいた船と関連して調査していたが死亡していた。
ジェミナス・ラン(ジェミィ)
『ニンバスと負の世界』に登場。
ヘンリィ・ランの娘。父が死に孤児となるがロックを受け入れ親しくなる。
ドク
『ニンバスと負の世界』に登場。
不時着をし事故を起したヘンリィ・ランを手術した町医者。
ニーナ
『この宇宙に愛を』に登場。
スカイシャークのメンバーの一人で、ニムバスの暗示を受けている。植民惑星ロンウォール(インディアン座)の第三惑星生まれ。
オメガ
『この宇宙に愛を』に登場。
負の世界の創造主。ニムバスの作った電子頭脳。
ジュナ
『ジュナンの子』に登場。
プシ陰線(第三波動)を扱うことが出来るエスパー。
ヤマト
『ジュナンの子』に登場。

探偵ハント&助手ロックシリーズ[編集]

リュウ・ハント
『ブレイン・シュリンカー』『不死者たち』『猫の散歩引き受けます』『ひとりぼっちのプリンセス』『荒野の騎士』に登場。
元警察官の探偵であり、ロックの「先生」。エスパーではないが、ある事件により不老不死の特異体質になる。彼自身がトラブルの種になることも多い。正義感が強く困っている人を放っておけない性格だが、短気で無鉄砲なため、「超法規的」な(つまり違法な)行動を取ることも少なくない。美女に弱く、無償で仕事を引き受けたり美女がらみのトラブルに巻き込まれることもしばしば。再生能力が非常に高くどんな傷も短時間で治癒するが、痛覚は常人と変わらないので傷つくことを好まない。しかし、いざという時には周囲の人間を身を挺して庇うことも多い。
ソクラテス・フォン・ノイマン
『ブレイン・シュリンカー』『不死者たち』に登場。
ハントを不死化した人物。元は人間の遺伝子工学博士だったが、不死化のDNAにより人間としての自我を失い「不死者」となった。殺すことができないため、ロックによりラフノールの鏡に封印され、ペンダントとして持ち歩かれた。
ナオミ・ソハラ
『ひとりぼっちのプリンセス』『荒野の騎士』に登場。
名うてのクラッカー「ローグプリンセス」。ネットワークから機密情報を盗み販売する情報犯罪者で、特殊な設備がなくてもメガネ型の端末からネットワークに接続できる。味覚障害と思われる描写がある。
アリス・C
『ひとりぼっちのプリンセス』『荒野の騎士』に登場。
ナオミの相棒で、依頼者との交渉や「仕事」に役立つ人物とのコネクションを担当。その役目上、様々な偽名を使い分けている。男性経験も豊富。

年代未定作品[編集]

凍てついた星座[編集]
レオノーラ・トバタ
星間企業ジン・コーポレーションの保安部門を取り仕切る女性。かつて夫と共に軍事コンサルタント(連邦軍の下請け)をしていた。どこから来た依頼かは不明だが、ロックの命を狙い追い詰めるが発動した第2段階で夫のフレッドとお腹にいた我が子を失う。
マエケナス・ジン
星間企業ジン・コーポレーションの会長。幼少時に受けた遺伝子改変失敗によって若返りが出来なくなり、レオノーラの進言で不老不死の秘密を手に入れようと「超人ロック」を捕らえる指示を出す。結局、間に合わず死亡したが、レオノーラとテニアンによって死を隠蔽される。
テニアン
“無色”の二つ名をもつエスパーハンター。マトリクスコピーによる「変身」と仮死状態の人間の脳から記憶を読みとる能力で他人になりおおせる。レオノーラの依頼で死亡したマエケナスになり変わるが、こっそりマエケナス名義の財産を別口座に移して逃亡する。
オリス
“月光”の二つ名をもつエスパーハンター。超能力含めた存在確率を消す「月光」を使いエスパーの超能力を封じて仕留める。
パエトン
“絞殺者”の二つ名をもつエスパーハンター。惑星軍の特殊部隊上がりで「ヒモ」と呼ばれる生体ロボットを使うテレパシスト。
カルベル
“禍つ音”の二つ名をもつエスパーハンター。マインドハープを使った演奏でエスパーの感覚を麻痺させる技を持つ。しかつめらしいヒゲを生やした男だが、前職は遊園地の楽隊員。
アイダ姉妹
分割した受精卵に遺伝子改変を行って生まれてきた四つ子の姉妹。長女ウルスラ(透視・探索)、次女ティーナ(回復・防御)、三女マヤ(各種攻撃)、四女アイリス(ラーニングによるコピー)と、それぞれが特化した能力を持つ。
ウィル・カイアム
連邦軍情報局の局員。上司から「超人ロックと知り合いになってこい」と派遣された。
マーヤ・マーヤ
星間企業ジン・コーポレーションの内部調査室長。実は本社の渉外担当重役で名前も偽名。マエケナスに恩義を感じており、利用された無念を晴らすため若返りを受けて活動していた。パエトンやカルベルの協力を得るが、彼らを二つ名で呼んでしまうなど、かなりの天然。
ニルヴァーナ[編集]
グラフ・ラヴェンドラ
非合法のVRキューブも手掛ける映像作家。カムジンの後援も受けて活動しており、ロックの超能力を記録し「超人のすべて」という作品を作ろうとする。
ショーン・リッペントロップ
グラフのクリエーター仲間で専門はゲームソフト。両刀使いで自身が性転換するのを含めて複数回の結婚歴がある。無自覚のエスパーで、一度会った人物なら姿を変えていても近づくだけで認識できる。
シルフ・バナール / カムジン
グラフが表向きの窓口にしている人物「ジャヌイア・オニール」を監視していた女性。役者志望の兄マットが、彼を通じて仕事を得て行方不明になったと言っていたが、彼女こそ「カムジン」であり、シルフは複数ある分体の一つ。個人に合わせて臨死体験をさせるVRソフト「ニルヴァーナ」を用いて覚醒させた人間にジオイド弾による惑星破壊という2度目の「汎銀河戦争」を引き起こそうとした。
カルダームIII世が、時間庫と組み合わせて作りだした管理用サイバー体。時間庫に蓄えられた知識を管理していたが、管理している間に「自分が人類を管理すればよい」というライガー1と同じ結論に至ってしまった。
嗤う男[編集]
タク・ガービッツ
反重力エンジンとイオンジェットで飛行するエアバイクのエンジニア。腕は確かだが、バイク以外には興味が無く殺人癖がある。
ウーツェイ
辺境惑星サンジョルディのグローフェ渓谷で行われているエアバイクレースの胴元。参加者の死にも頓着しないが、それ以上に儲け話が好き。
ギボンズ
「ギボンズ研究所」の所長。サイバー船やエスパーコントローラーなど非合法研究とその売買の傍ら、実験体をエアバイクレースに提供し、事故死して脳が回収出来た物をサイバー船に使っている。研究者としては凡庸なレベルで、ハンセオによってエスパーコントローラー再現の見込みが着くとアマダ社に処分された。
ミリアム・グアンジ
「ギボンズ研究所」の所員。元連邦軍人。上官を殺して『除籍』になった。研究所から出したレーサー・ポルの起こした事故のカタとしてレーサー「ミリアム・ディーバ」として参加する。
ジャック・フォトン、アレクサンダー・ヴァイ、ヘルムート・ジン、ポル・アーチャー
エアバイクレースのレーサーたち。前述の研究所に買われてきた者もいれば、本気でレースをしている者もいる。
エイムズ
エアバイクレース場の整備チーム長の一人。荒くれや変人揃いの中ではまともな方。
ムラード・ハンセオ
作中の時代から120年ほど前に活動していた研究者。ギボンズ研究所のスポンサー・アマダ社が見つけ出してきた。実年齢は180になるというが「若返り」で10代前半くらいになっている。
ホリーサークル[編集]
マスター・ユウジ / ユウジ・バーネット
疫病が蔓延した惑星テルビックの「疫病は終息した」という記録を改竄して独占し、機械で制御したクローンの街「ホリーサークル」を運営していた男。元々は「J(ジェフリー)・バトラー研究所」にて脳内の神経ネットワークのマッピング、つまり人格のバックアップを研究していたが、進行性の病気を患っており自身の死に合わせて研究データを処分した。
実際には研究を完成させており、自身のマトリクスを貼り付けたクローン再生設備とバックアップした記憶・人格を肉体にダウンロードできるシステムを構築して不死を得ていた。ロックとメイベルによってバックアップを破壊した上で殺害されたが、ネット内に残したバックアップを起動させて復活する。自身の不死に驕り、他者を扇動することに楽しみを見出した結果、無差別に若返りをすることを広め、溢れかえった働き手を持て余した辺境惑星に独立を蜂起させる。
超空間ベースで作動するネット内では電子使いすら上回る能力を発揮する。ロックのクローンまで作り出して利用するが、ロックによって全てのバックアップを起動させられ、本人も自覚していたエゴイズム故に、自分同士による壮絶な「潰し合い」の末に消滅した。
メイベル・シモンズ
「J・バトラー研究所」に勤務していた研究員。若返りの処置を受けたが不具合で植物状態となり、目覚めた時には85年が経過していた。
ウィルヘルム・グンナー
大学教授。中央と辺境の格差是正の一環として若返りの管理規制の解除を訴えていたが、ユウジに眼を付けられて運動の旗頭にされる。ユウジが復活のパフォーマンスで実権を握ると利用されていたことを悟り自ら身を引いたが、若返りを受けた物の働き口もなく、軍で消耗品扱いされた連中に襲われる。その中にはかつての恩師の姿もあった。改めて若返りのリスクを調べなおし、現時点では「4人に3人が失敗する」という事実を知り絶望するが、コレットの説得を受けて危険性を訴え綿密な術前検査を受けることを説く活動を始める。
コレット
マスター・ユウジの協力者の一人。元軍人らしく、連邦から危険視されたグンナーを救出した。ユウジの誘いには懐疑的だったが、若返りを受けた実父に引き合わされて協力していた。ユウジが実権を握るとグンナー同様に干されていたが、元々能動的な人間だったためか、グンナーに事態の終息を依頼する。
キリエ
連邦軍情報局大佐。
クローム
連邦軍情報局少尉。
ファハト、ピネラ・パネラ、ハーラン・ジャービス
連邦に所属する最強の電子使い3人。ファハトは多重人格者で「ティッピー」という女性人格が電子使いとしての能力を持っていたが、マスター・ユウジにネット内のアバターを破壊された影響でティッピーの人格ごと能力を喪失した。
ジェフ・ハヤタ
ロックが隠棲していた惑星で農業をしていた家の隣に住んでいた老人。孫がISCに勤務しており、その話が切っ掛けでロックが活動を始めた。マスター・ユウジが広めた若返りを受けるが「不適合」で死亡した。
刻の子供達[編集]
レウリア・レイリア
人気女優。役作りも兼ねて23歳相当への「若返り」を受けるが、ハプニングで5歳児まで若返ってしまう。
デビッド・カレ
「町工場のおやじ」を自称する兵器デザイナーにしてウェポンクラフター。技術力が低下した新連邦時代において有数の技術者で判断力も高く、初対面でロックの正体に気付く。職業柄、敵も多く若返りを受けるのを狙って「年齢マイナス」になる工作をされるが、後述のマルスの組んだプログラムで5歳児となる。
モナハン、モンロー
「モナハン・アンド・モンロー」の名で売っているコメディアン。通販番組の司会やCM出演など、けっこう手広く活動しているが、年齢からくる活力不足を感じて若返りを受けた際に後述のマルスの組んだプログラムで5歳児となる。モナハンは子供たちのまとめ役に遣り甲斐を感じ始めて40年以上続いたモンローとのコンビ解消の危機に陥るが、事故で閉じ込められた子供たちを励ますためにやった芸で危機は回避される。
マルス・ララン
「屍衣のクロエ」の異名を持つプロの殺し屋。マルスはかつて組んでいた相棒の名で、相棒が死ぬ原因となったガーランドに近づくために若返り装置のプログラムをいじって5歳児となるようにした。自分が設定したデータを書き換えられた際に自動的に元のデータに復帰するよう組んでいたが、クリニック内で同時に処置を受けていた者も同じ設定になってしまった。
マーカス
レウリアのマネージャー。熱意はあるが、かなり抜けている。
ジョン・タガート、フレッド・ジロワ
カレの専属ボディーガード。旅客船ハイデリー号に乗り込む際に、タガートはカレのアイデアで「保育士」役を務めるが、意外と向いていると言われ、同乗した保育園の保母ノンナ・スミットといい雰囲気になる。
アレックス・ガーランド
ハイデリー号の親会社「ガーランド宙運」を含めた企業グループ会長で、惑星ひとつを所有する大富豪。かなりの高齢だが若返りの適性がなく、所有惑星ガーランド・シャイアの遊園地「ガーランドパレス」に子供を招待して触れ合うのを生き甲斐にしている。その反面、大人の場合自分の意に沿わない者にはまったく容赦がなく、その財産もかなりあくどい真似をして手に入れた物。
ムール博士
「王林(ワン・リン)遺伝子研究所」の所長。地球生物の「パンダ・リング(愛称・ぱんだリン)」の研究をしている。ぱんだリンの排出するガス(後述)によって被害が出たことの責任をとって辞任するが、ロックの弁護によってぱんだリンの研究自体は続行された。
ぱんだリン
王林研究所での研究の一環として開発された生物。かつて地球に存在したジャイアント・パンダのDNAから復元され、キャラクター商品も販売されている。研究所近辺に自生している笹以外のエサを食べると致死性のガス(おなら)を発生させる。笹を食べていてもかなり臭いおならをするが、後に解決した。
マディソン
非合法の何でも屋。依頼を受けてぱんだリンを盗むが、契約を反故にされたため自力で捌こうとする。
アンダリエル
カレの暗殺を目論む犯罪組織のボス。星間警察を騙って捕らえられた仲間と接触するが、無類の可愛い物好きが祟ってぱんだリンに夢中になってしまう。
ミハイル・フォン・バルギース
ガーランドパレス警備部長。「闇の侍祭」の二つ名をもつ。
ラフラール / 鏡の檻[編集]
テト・ジャバル
惑星フレンダールのウルズイ市で暮らす青年。フレンダールがかつてネオ・ラフノールと呼ばれていた時代から続くラフノール行者(ラフラール)の血筋だが、超能力を持たない。周囲からはバカにされ、時にはイジメを受けつつもバヤン師の下で「修行」を続けている。ラフノール原産の植物などを栽培している。
大学に進学してからは「惑星改造」に関する技術を専攻。未開拓惑星のデータから地道な解析作業を続け、ラフノールとほぼ同じ条件の惑星を発見する。発見した惑星はHDを使っても一年はかかる辺境だが、近辺に「ゲート」も置かず「流刑星」にするという建前で超能力者による自治を勝ち取る。
メルル・フレッチャー
テトと同じ学校「ダール学園」に通う少女。家族はごく普通の人間だが、幼いころから超能力の素養を持っていた。ある日超能力で事件を起こしたことを切っ掛けにバヤン師の下で修行することになる。妹を除く家族(特に父親)からの不理解に苦しんでいたが、バヤンからの指導とテトとの交流で自身の持つ「力」と向き合っていく。
ダルク・バヤン
テトの保護責任者で「おじ」に当たる人物。作中当時では珍しくなったフレンダール在住のラフノール司祭。
ゼクス・ロニ
ラフノール司祭。旧ラフノール崩壊からオルタートの反乱を経て作中で他の司祭たちの家系が12代(単純計算でも300年以上)も世代を重ねた時代でも生き続けている謎の多い人物。ステーション「吹き溜まり」でクリエイターの後援などをしながら連邦内のあちこちに人脈を作っている。
連邦の有力者との取引で、調査されたものの利用されることなく凍結されていた「UDP(未開拓惑星)」データを手に入れる。
かつてはロックを尊敬していたが、現在は非常に嫌っている。
テリー・マイヨール・ハン
ラフノール司祭。離乳食からレーションまで扱う給食弁当屋「てりまよコーポレーション」のCEO。
ダグラス・ジェンキンス
連邦クリフトン大学に進学したテトのルームメイト。テトの「ラフノールを創る」という夢を聞き、いつかそれについての本を書きたいと考えている。
ジェフ・カセッティ
テトの同級生。一般人相手なら自慢出来る程度の超能力者。実兄がラフノールランドのアトラクションスタッフとして働いている。「力」を持つ者は特別だと考え、表向きはおとなしくしながら大人の目の届かないところでは好き勝手していた(調査報告を聞いたロニやハンからは「くそガキ」呼ばわりされていた)。自分同様に「力」を持つメルルがバヤンの下で修行すると聞いて、自分もやらせて欲しいと申し込んでくるが、真面目に修行する気は全くない。一人前の行者として認められる試練に失敗したことで一転して超能力を否定する立場に転向する。
アルトベルク
帝国中期のラフノール司祭。直系ではないが、かつてラフノールを支配した王「グルンベルク」の血を引く。当時のラフラールの中では穏健派だったため、オルタートによって死人ゴケの生育する洞窟内に設置された「鏡」の中で眠らされた状態で閉じ込められていた。ロニ親子によって開放されてからはコルバ谷に追放された旧オルタート派と共に暮らしていたが、リシェールの襲撃によって瀕死の重傷を負う。
ラウル・ロニ
帝国中期のラフノール司祭。ゼクスの父親。ラフノール崩壊から長年教団からも離れて活動していたが、幽閉されていたアルトベルクを開放した。リシェールによってアルトベルクが傷ついた際にはマトリクスをコピーしてアルトベルクの姿で大暴れした。
ラムズ
帝国中期の科学者。クローニングを研究していたが、病気にかかった妻を救おうと帝国法に抵触する行いをしたことで逃亡。ラウルの手引きでネオ・ラフノールに移住し、その技術で開拓作業に協力する。
リシェール
帝国中期にラフノールに派遣された帝国監査官。帝国司法局に所属する皇帝肝入りの人材。事後処理が専門でアルトベルクを危険分子として処理しようとした。
ドラゴンズブラッド[編集]
E・J・レモン
フリーランスの盗賊。ESPセンサーに反応せず、他のエスパーの感知能力にも引っ掛からない固有波長とマトリクス・コピー能力を持つエスパー。
ヒューガ・レニ
惑星ドレイクの浮遊都市ネグレスに本拠を置く秘密結社『テンペスト・クラン』の総帥。ラフノールの飛竜使いの末裔。娘の治療のために先祖の伝承にある飛竜の血を宿す「ドラゴンズ・ブラッド」を探していた。
フリージア・レニ
ヒューガの娘。超能力自体は父譲りの高レベルだが、かつての先祖が少ない遺伝子環境で行った近親交配の結果として生まれつきの虚弱体質で徹底した管理環境でなければ1日として生きられない。
テッシオ、バーネット、パドマ、マキネン
クランのメンバー。

地名・植民惑星名の一覧[編集]

ロンウォール
テラフォーミングなどの惑星改造が不要な、人類史上初の無改造植民惑星。インフィニット計画の総責任者ケント・ロンウォール博士から名づけられた。その後、地球政府の移民政策への反対から独立運動が勃発、初の独立惑星となる。
ディナール
植民惑星のひとつで、エスパー・レイザークが一晩にして「皇帝」として君臨し、地球に戦争を仕掛けた。
ラフノール
植民船が遭難し辿り着いた惑星で、銀河連邦の支配が及ばない「アウター・プラネット」。植民初期、その厳しい生活環境に適応するために超能力開発が行われたことから、住民のほとんどがエスパーであった反面、機械文明はほぼ失われていた。汎銀河戦争冒頭で新兵器・ジオイド弾の実験台とされ破壊消滅。
ネオ・ラフノール
汎銀河戦争によりラフノールが失われた後、生き残ったラフノール人が新たに移住した、ラフノールに似た惑星。帝国中期に当時の司祭長・オルタートの起こした反乱の流れで星の名を改め「フレンダール」となる。
改名後は機械技術等も受け入れたためエスパーの数は減っているが、修行者は一部残っているほか、「ラフノールランド」という遊園地があり一部のアトラクションスタッフにはエスパーが採用されている。
ファーゴ
銀河コンピュータことライガー1が建設された惑星。後に銀河帝国の首都となる。銀河帝国の末期に破壊され消滅した。

用語集[編集]

超能力関連[編集]

用語[編集]

エスパー
超能力を持つ者。通称「E」。いつ頃からその存在が公式に認められるようになったのかは明確に語られていないが、「炎の虎」事件の頃にはエスパーの存在を前提として対ESP兵器の製造が開始されている。超能力を持たない者たちからは差別、迫害を受けることも少なくない。一方、軍や企業は彼らのことを有用な道具とみなし、その獲得に力を注いだ。「力」のレベルに関してはCマイナーからAプラスなどの6段階に区分され、特に強力な者は「クラスS」とされる。ロックは時代にもよるが、クラスS、もしくは番外という意味で「クラスL」と区分されたこともある。
訓練や心理的変化で力が上昇したり、新たな能力を獲得する者もいれば、ある特定の能力のみに特化した者もいる。
スキャナー
主に西暦の時代から宇宙暦の初期にかけて使用された、エスパーを意味する隠語。「壁の向こう側や人の心をスキャンする者」という意味が込められている。当時の各国情報機関は彼らを積極的に活用していた。
マトリクス
身体の物理的構成のこと。本作では、他者のマトリクスに基づいて自らの体組織を変更し、完全な他人に「変身(マトリクスコピー)」できるエスパーが存在する。そうして「変身」したエスパーは、外見だけでなく指紋や網膜など(『ライザ(新版)』によれば脳以外)も完全に「変身後」の人物と同一になる。他者にマトリクスを貼りつけて変身させることも可能だが、潜入工作やアリバイ作りに使われることが多い。一番ひどいのは「死亡偽装」で他人に自分のマトリクスを貼りつけて殺すというもの。
「変身」はあくまでも肉体的な変化だけであり、「変身」能力を真に使いこなすには能力以上にコピーした姿に合わせた服装を含む「身ごなし」やマナー、エチケットの習得が必須である。
脳は通常「変身」させず変身前のままだが、脳まで「変身」させることでマトリクスの人物が持つ超能力まで獲得できるとされる描写がある。ただし脳を変化させた影響からか、変身前の人格を保てなくなる様子。
『生きている岩』
自ら能動的に動くことはないが、知性と超能力を持つとされる鉱物生命体。その超能力とは「第3波動」で一部のエスパーがテレパシーで干渉することで力を発揮するほか、帝国期にも極秘に研究され『時間庫』という未来に移動することで物品を保管する機材の中枢に使われる。

種類[編集]

ラーニング
超能力の技を見ただけ、体験しただけで学習する超能力。一見便利なようだが、使う者の能力次第で墓穴を掘ることもある[24]
治癒(メタボライザ)
代謝機能を制御して傷を癒す超能力。水分を大量に消費するらしい。作中では「シュウシュウ」とのオノマトペが付される。病気を治すことは出来ない。応用で「若返り」や「マトリクスコピー」などがある。
若返り
超能力でDNAの発現を操作して老化をコントロールする。帝国期には科学的技術でも行えるようになり資産家、権力者を中心に使われた模様だが不老不死になるわけではなく、脳皮質などは劣化していくなど限界があり、普通の人間なら精々2回(これでも実年齢は200歳前後になる)、最大で5回が限度とされ、3回もやっていれば十分化け物扱いされる(帝国の大臣ブリアン・ド・ラージュは15回の若返りを行った)。この能力・技術を「逆」に使うことで老化(成長)の促進も可能。
新連邦時代にはかなり低コストで行うことが可能となったが、処置を受けることに対しての適合率が存在し、それが欠けていると処置中の死亡や処置後数年以内の突然死も起こりうるため、一般化する際には綿密な適合検査が義務付けられた。若返り技術の理論的な限界値は「5歳児相当」までで、これ以上若返らせようとすると、クーガーが失敗した例のように「若返りが止まらなくなって消えてしまう」模様。
初出は『コズミック・ゲーム』のロック。
再生
ロックが行っている特殊な若返り。通常の若返り以外に定期的に赤ん坊にまで戻っているようで、その能力や知識を何らかの方法で体内で保存し、成長するとそれらが回復したり発現するようにしている。この能力を使えるのは作中でロックのみ。
初出は『コズミック・ゲーム』。
記憶能力
ロックはメモリーキューブに収めるほどの膨大なデータを自分の脳内に記録できるが、一種の超能力と考えられる。
『ダークライオン』に登場したミレーヌ・ドノヴァンも「記憶能力」という超能力を持っているが、彼女の能力の詳細や両者が同一の能力かどうかは不明。
接触テレパス
テレパシーの一種。通常のテレパシーよりも正確に相手の情報や思考を読み取ることが可能だが、相手に触れなければ使えない。
サイコスピア(光の剣)
周囲の物理的エネルギー(多くは熱)を集め、収束させて作る光の槍、もしくは光る剣状の武器。エスパー本人の精神エネルギーだけではないので物理的破壊力が高いが、宇宙空間など周囲にエネルギーが少ないと作るのにより高度な能力が必要になる[25]。投擲したり斬りつけたりして使用する。通常の超能力のバリアーなどはたやすく切り裂き、命中すると爆裂する演出も多く見られる。『魔女の世紀』では硬質化した剣のような形状をしていたが、以降は形を失い、光り輝く棒のようなものとして描写されるようになった。ロックが決め技として多用する。時代が下るに従って、多くの超能力者が使うようになる。
初出は『炎の虎』のアマゾナ。
エネルギー吸収球(エネルギー吸収ボール)
テレポートの技術を応用し、空間をひねることで作り出す暗黒の球体。側にあるエネルギーを吸収してしまう。人間が接触すれば衝撃を受け、気絶することもある。空間に浮遊し、作ったエスパーが投げつけたりすることもできる。作り方さえ知っていればテレポートが可能なエスパーなら誰でも作れるとされ、ラフノールを惑星ごと隠蔽するのにも使われた。亜空間フィールドと原理が近いらしく、亜空間フィールドならエネルギー吸収球の効果を消すことができ、エネルギー吸収球の中和能力で亜空間フィールドの中和も可能。初期はロード・レオンとロックしか使えない技で、ロックがライオットの正体を見破ったのは彼がこの技を使ったため。時代が下るに従い、他の超能力者が使う場面も描かれるようになった。
初出は『ロード・レオン』のロード・レオン。
ラフノールの鏡
多次元空間結晶構造。超能力で作られる疑似物質で構成された一種のバリア。多くの場合、約2〜3メートル程度の大きさで外観は鏡に似ている。ロスト・プラネット ラフノールのエスパーがその精神体の保管に使っていたものだが、転じてバリア、宇宙船などとして使われるようになった。中は折り畳まれた別の空間となっている。ほぼ最高峰の強度を誇り、通常の物理攻撃や超能力攻撃では破壊できない。破壊手段としては特定の超能力 リング、重積ヴォーテックス、ラフノールの鏡をぶつけることなどや、兵器としてニケが挙げられる。通常は能力者のエネルギーも必要とするが、ある程度小さくするとそれ自体でほぼ永遠に存在できるようになる。その特徴から牢として使うことも出来、内側から破壊などによって、強引に出ようとすると鏡の一部となっている自身も殺してしまう。星間移動手段としては、事故が起きやすいテレポートなどより優れているが、「探知されやすい・シールド効果が強すぎて外部の情報を掴み難い」という欠点がある。また鏡の出来映えで超能力者としての能力を推し量ることが出来る。
初出は『スター・ゲイザー』の植物状態となったフランシスたちで、この際は複数のエスパーが1つの鏡を作っているような描写になっている。『魔術師の鏡』以降は1人のエスパーでも作られるようになったが、両者の鏡にはその性質に若干の違いがあることが後に示された[26]
サイコシップ / サイコ・ポッド
精神宇宙船。超能力により作り出す繭のようなフィールドで、その中に乗って星間移動ができる。内部にはろくに空気もないため、エスパー以外の人間が利用することは出来ない。ラフノールの鏡を作り出せないエスパーが使うことが多い。
初出は『マインド・バスター』に登場するインナークロスのエスパー、メック。
電子使い
電子回路を操作する超能力もしくはそれを専門的に得意とするエスパーに対する呼称で、フリーマン家のように「家系的に受け継がれやすい」という特徴がある。
電子回路に侵入して、コンピュータなどを自在に操ることができる。ロックもある程度は可能だが、得意ではない。
初出は『魔術師の鏡』のリート・フリーマン。
ドリームマスター(夢使い)
現実以上に現実と思える幻覚を見せる超能力。自身の人生を追体験させ、その幻覚の中で殺害することもできる。鏡と同じくラフノールの技で、ゼクス・ロニは夢使いを応用した記憶移植とクローンを組み合わせ、事実上の不老不死を獲得している。
初出は『ドリームマスター』のラウア。
月光
中空に三つの月(満月、半月、三日月)を映し出し、そこから発せられる月光で「存在する可能性」を限りなく低くする。結果的に超能力が使用できなくなる場を作り出すが使い続けると超能力者自身の存在も消してしまう。
初出は『凍てついた星座』の月光のオリス。
第三波動
物理的エネルギーや通常の超能力とは異なる力。超空間の領域(ゲート)を作り出し、その内部の時間の流れをコントロールできる。「ゲートを作り出した時点から」という縛りはあるが、ゲート内の時間を早めつつ外部を観測した後に「巻き戻して」帰還するという一種の時間移動も可能。
初出はSG版『ニンバスと負の世界』。初出時には「プシ陰線」と呼ばれていたが、SG版『この宇宙に愛を』で「第三波動」と改称された。

関連機器[編集]

モジュレーションジャマー
対エスパー用の兵器。通称「ジャマー」。エスパーにのみ苦痛を与える特殊なフィールドを発生させる。効果範囲内ではほとんどのエスパーが行動不能になり、出力によっては失神や死に至ることもあるが、エスパーでない者には全く影響がない。初期には一定の波長しか発生できないものだったが、後にランダム・モジュレーションジャマーという理論上はエスパーに防御不能なジャマーが開発された。携帯用のものから艦載用の大型機まで様々なタイプがあり、作品を通じて頻繁に登場する。対エスパー装備としては定番で、旧連邦時代には軍用兵器だったが、新連邦時代には一般家庭用になるほど社会に普及している。
訓練次第である程度までは耐えられるようになるが、稼働中のジャマーのそばにいる時の感覚は、曰く「乗り物酔いと二日酔いを足して、2を掛けたような」感じらしい。帝国期にはジャマーを無効化する装置が開発されたこともあった。
針/プラグ
旧連邦期に開発された、エスパーを無力化するための小型の針状の装置。ESPセンサーと放電管を組み合わせたもので、エスパーの脳に打ち込んで使用する。針はエスパーが使う超能力を感知して脳に衝撃を走らせることで超能力の使用を封じ込める。このため、念話などごく低レベルの超能力以外は使えなくなってしまう。ロックは針を「騙して」自分の脳内から抜き取る技術を習得している。
帝国中期には超空間通信で銀河コンピュータとリンクさせ、人間を「端末化」する装置『プラグ』も開発された。
エスパーコントローラー
帝国初期に開発された機械。擬似ESP波を発信してエスパーの脳に働きかけ、睡眠中や衰弱しているような意識レベルの低い状態のエスパーに暗示をかけ、命令のままに操ることを可能にする。過度に使われるとエスパーに暗示が残ってしまう。ロックの活躍により全て破壊され、その技術も失われたが、時おり発掘されたデータを元に再現を試みる技術者・企業が現れる。
初出は『ムーン・ハンター』。
サイコ・スタッフ(サイコ・ピック)
帝国期に開発された、携帯可能な杖状の対エスパー兵器。エスパーとの格闘、接近戦に用いられる。3本以上を戦場となる地面に突き立てて使用し、突き立てられたサイコスタッフは、それらによって囲まれた空間内の攻撃対象となるエスパーの超能力を吸収して使用者に跳ね返す。
サイコパペット
帝国期に開発された、自立ロボット型の対エスパー兵器。単にパペットと呼ばれることもある。外見は様々だが、使われた超能力を吸収し増幅してエスパーに跳ね返す機能を持ち、それ自体も爪などで格闘攻撃ができる。原型はサイコ・スタッフをロボット(ドール)に組み込んだもの。初登場時には数mほどある箱型のロボットだったが、時代が下ると改良と小型化が進み、犬猫ほどのサイズにまでなっている。
E・バスター
帝国後期に開発された帝国最強の対エスパー兵器で、発狂したエスパーの脳を巨大に増殖して宇宙船に組み込んだサイバー船。エスパーへの殺意のみ思考する巨大な脳から繰り出される強大なESP攻撃は、ロックのクローン、リュカーンすらいとも容易く殺す。ウーノットなるエスパーから採取、増殖した脳を利用しており、ロックはテレパスを用いて彼を狂気と殺意から解放することで無害化した。新連邦時代にはこの類のサイバー船は違法化されている。
パラ・サイコメイル
プリンス・オブ・ファントムが開発した対ESP用の鎧。外部からのエネルギー供給が必要であるがESPを無効化する機能があり、光の剣を防ぐような直接的なものばかりでなく、テレポートや治癒能力を阻害する、鏡を破壊するといったことも行なっている。
初出は『プリンス・オブ・ファントム』。
サイ・エクスパンダー
帝国末期に開発された、携帯用ESP増幅器。胸部プロテクターのような形状で、エスパーが装着して使用する。使用者のESPを強化する。後にリストバンドサイズまで小型化した物やヘッドセット・ゴーグル型。『風の抱擁』では「サイバー」技術で人体に埋め込むタイプも開発された[27]
初出は『ソリティア』。

兵器関連[編集]

ミサイル弾頭(A弾、G弾、D弾、P弾、M弾、N弾、X弾、ジオイド弾)
作中、艦船が使用するミサイル弾頭は英文字をつけて呼称される。これは旧連邦から新連邦まで、時代を通じて変わらない。
  • A弾 - 反物質弾。物質・反物質反応による破壊を引き起こす。
  • G弾 - 重力子弾。重力崩壊を引き起こす。
  • D弾 - 重陽子弾。水爆
  • P弾 - 超弾道弾。短距離ハイパードライブで、シールドの内側などにA、G、D弾などを送り込むもの。
  • M弾 - 精神を破壊する。
  • X弾 - X線を照射し電子機器を破壊する。
  • N弾 - 中性子爆弾で、帝国期の惑星浄化船ジェノサイドの主力兵器。
  • ジオイド弾 - 亜空間フィールドジェネレータを搭載したP弾または亜空間フィールドで装甲されたP弾と言うべきもの(弾頭は主にA弾)で、惑星地殻内のジオイド層と呼ばれる部分まで到達した後爆発し地殻を破壊する。亜空間フィールドのために通常探査機器は一切感知出来ず、あたかもテレポートしたかのように到達し、たった1発で大陸破壊もしくは脆弱な地殻に命中した場合は惑星破壊の甚大な被害をもたらす、回避不可能の大量殺戮破壊兵器。Dr.ウォンが理論的に開発し、ライガー教授が大量に使用して汎銀河戦争を引き起こすきっかけになった。ラフノールはその実験台として最初の被害を受け破壊消滅。この時ロックは本弾の周囲の亜空間フィールドに気付く前にはテレポート転移処理を掛け回避しようとしていたが、近傍を通過した際実態に気付き断念した。なお、測量学上の「ジオイド」とは、地球の平均海水面と極めて良く一致する等重力ポテンシャル面のこと。
亜空間フィールドジェネレーター
Dr.ウォンが開発した力場発生装置で、亜空間フィールドという通常空間から切り離された空間を作り出す。これで包まれた宇宙船やミサイルなどは通常空間からの探査では感知すること、また、超能力によるテレポート転移及びそれによる衝突等の回避が不可能になる。ジオイド弾やミストラル(小型戦闘機)などに応用された。
初出は『スター・ゲイザー』。
ニケ
個人が遠隔操作するロボット兵器。旧連邦期に開発され、個人が操作できる兵器では最強とされる。ヘルメット状の操作端末と人間大の人型ロボット「ニケ」から成り、ニケは兵器を搭載しないが、強靭な耐久力と人間の反応速度を遥かに越えた速度での格闘・体当たり攻撃を行うことができる。ただしその速さがオペレーターの精神にも多大な負荷をかけるため、オペレーターは薬剤(一種の覚醒剤)を投与して運用する。そのため欠陥品と言われていたが、後に改良型が登場する。名称はギリシア神話の勝利の女神から。
初出は『冬の惑星』。
ブラストキャノン
プリンス・オブ・ファントムが所有していた宇宙船型の巨大ブラスター。惑星を破壊するほどの出力を持つ。
初出は『プリンス・オブ・ファントム』。
装甲スーツ
バリアシステムとパワーアシスト機能を持つ個人用戦闘装備。物理防御力の高い甲冑型から、平服の下に着こめる身体にフィットしたタイプまであり、重装甲型だと戦闘ロボットに近い。初出は『プリムラ』。
エネルギー吸収スーツ
重力波レベルまでのあらゆるエネルギーを吸収できる戦闘用スーツ。汎銀河戦争期にUAIが開発し、社長のオクタヴィアスが使用してロックと戦った。ミサイルの爆発すら吸収しており、吸収したエネルギーを放出することも可能。その応用か、ロックが創りだした虚像をかき消す、エネルギー吸収ボールを消滅させるといったことも行なっている。

その他の科学技術[編集]

サイバー
人体の一部、ないしは脳以外のすべてを機械に置き換えた改造人間(いわゆるサイボーグ)で、常人をはるかに上回る身体能力を持たせることが可能。宇宙暦0140年代に、地球の科学者マチコ・グレース博士を中心に研究開発が進められたが、サイバーの多くが精神に異常をきたし反乱事件を引き起こした[28]。結局この問題は解決されず、0149年(年表上の設定では0148年)にサイバーは全面禁止、機械的な医療技術処置は厳しく取り締まられることになった[29]が、その技術は何らかの形で漏洩していたらしく、後に両腕両脚をサイバー化した海賊ロード・レオンが出現することになる。
初出は『ロード・レオン』だが、後発(時系列的には先)の作品『サイバー・ジェノサイド』において正式な設定ができた。
催眠クリスタル
片手で持てる程度の球状の機器(作品によって大きさが異なったり、透明の立方体に入っていたりする)で、使うと周囲に星の瞬きのような光が現れ、見ている者を催眠状態に誘導する。中身は発信機と発光チューブの入ったガラス玉で、周囲に現れる光が一定のパターンを繰り返している。
初出は『ロンウォールの嵐』 。
ハイパー・ドライブ
超空間航法。通称「HD」。宇宙船の装備で、いわゆる「ワープ」のこと。超空間へ入ることにより、光年単位の距離を数日で踏破できる。人類を地球以外の惑星に広めた発明であるが、後年には、HDの限界が銀河の「中央」と「辺境」の格差を生み出した。
通常は一度使用するとしばしのクーリングタイムが必要で、強引に連続して跳ぼうとすると事故を起こす危険性がある。
ゲート
移動する距離・速度に限界があるHDを克服するため、第三波動を機械的に再現した「ゲートジェネレータ」で作り出した『銀河のハイウェイ』。HDより遥かに安全ではあるが、ゲートが設置された宙域で開発や流通が左右される問題は残った。
反応炉
本作品において宇宙船などの動力源に使用されている反物質ジェネレータ。大きさによって出力に上限があるが、小型化して子供の靴にも収まるサイズの「マイクロ反応炉」も存在する。
ロンジット鉱
反物質ジェネレータの炉内加工に使われる特殊素材。素材の一部に接触したフィールドを全体に伝播させるという性質を有し、これにより炉内をロンジット鉱でコーティングした上でフィールドを伝播させることで反物質を炉に接触させることなく安全に貯蓄・運搬することが可能になり、反物質反応炉やHDエンジンの実用化に繋がった[30]。作中ではもっぱら高価なものの代表として登場し、鉱山の利権あらそいや、宇宙海賊の要求といった場面が描かれている。年表によれば西暦2384年に、彗星核より発見されたとのこと。
銀河コンピュータ
ライガー教授が開発した自律思考のスーパーコンピュータ「ライガー1」の通称。汎銀河戦争の後の世界の復興を視野に入れて作られたもので、当時はまだ辺境であった惑星ファーゴに設置された。ナガトの手に渡った後、銀河帝国の統治機構及び情報インフラの中枢を担うことになる。しかし密かに長い年月をかけて徐々に帝国を乗っ取り始め、自らも拡張工事を繰り返して帝国主星ファーゴそのものにまで巨大化し、帝国時代の終盤では自ら皇帝カルダームIVとして全人類の統治を行おうとしていた。自分の代わりになるために作られた第2銀河コンピュータ「ドラム」のことを知っていながら「障害として自分(の改良発展)に必要な存在」として敢えて手を出さないなど、自分が完全に近づくためには手段を選ばなかったが、最後は天体サイズのドラムの体当たりを受けてファーゴごと崩壊した。なお、『フィナーレ』では「ライガー2」と呼ばれるサブシステムの存在が明かされているが、これが最終的にどうなったのかは不明。
クローン
本作においては「エスパーの細胞からしか作れない」という設定になっている[31]。クローニングプログラムにはテロメアの消耗が4倍となる欠陥を持つため寿命は30年程度と短く、しかも超能力の使用は寿命を縮めることになる。このため、若返りやクローンとクローンを重ねるなどの延命処置があり、特に後者はかなりの効果を得られる。ヤマトは例外的にオメガによってDNAが加工されており、通常の寿命を持つ。
初出は『虚空の戦場』。

組織・団体[編集]

太陽系連合
西暦2260年に結成された。結成の経緯などは不明だが、人類はこの体制のもとで銀河系に進出していきロンウォールをはじめ、いくつかの植民惑星をもつにいたる。宇宙暦0100年には太陽系連合宇宙軍が創設されている。地球政府が中心となって殖民惑星を統括するような政体だったようだが、地球の移民政策に対する殖民惑星の不満の高まりも目立っていたらしく、年表によれば0163年にロンウォール、0166年にはセレンが連合から独立を果たしている。
銀河連邦
年表によれば、宇宙暦0210年にロンウォール政府により提唱され、0219年、太陽系と8つの恒星系により結成されたとのこと。以後、基本的にはすべての惑星が連邦に加わっていたものと思われる。汎銀河戦争により崩壊するが、0944年に地球を首都惑星として再結成された。各惑星は近隣同士で「星区(セクター)」という区分けがされ、司法や経済を共有している。しかし、それゆえに優秀な産品のない辺境は流通が貧弱となり衰退する傾向になっているほか、新連邦になってからは(改造含めて)居住可能な惑星が発見されてもコスト面から開発が見送られ、情報が死蔵されている面もある。
連邦軍は巨大な組織である常か「(艦船に)備え付けのコーヒーが不味い」「情報部員(エスパー)とは共に食事は摂らない」など、外部の人間には驚愕、ないし憤慨するような『伝統』がある。また、超能力が発覚した場合、当事者は元の所属に関係なく情報部に異動となる。そのためか、情報部員にはモチベーションが低く「命令以上の仕事はしない(できない)者」が少なくない。
銀河帝国
汎銀河戦争の後に台頭した勢力。母体となったのは、旧銀河連邦崩壊後に惑星ファーゴを中心に作られていた「星間共和国」で、宇宙暦0497年にナガトを初代皇帝として帝政に移行する。ライガー1こと、『銀河コンピュータ』の叡智を武器に、バラバラになった人類文明圏の再統一を目指して拡大を続けるが、次第に辺境惑星からの反発を買うようになり、0940年に崩壊する。
オーリック家
初期の帝国皇家のひとつで、初代皇帝ナガトの義弟ロドルフ・オーリックの血統。ナガトの血縁ではないため帝位継承順位は低かったが、オーリック家出身のカル・ダームI世が即位したことにより継承順位が逆転した様子。後にマイノック家と対立、和解して婚姻関係を結んだことにより皇家は統一された。
マイノック家
初期の帝国皇家のひとつで、初代皇帝ナガトの息子セテが婿入りしたマイノック家の血統。カル・ダームI世の即位により帝位継承順位は下がったようだが、ナガトの直系であるため、その後も帝国へ多大な影響を持ち続けた。後にオーリック家と対立、和解して婚姻関係を結んだことにより皇家は統一された。
SOE
正式名称「Song Of Earth(ソング・オブ・アース)」、和名「大地の歌」。反銀河帝国の組織として結成され、後の第2期銀河連邦の母体となる。結成から間もないころはロックが協力することが多かったが、やがて互いに距離を置くようになる。
ISC
「独立星間コマンド(Independent Space Command)」と呼ばれる準軍事組織。連邦軍や各惑星政府とは別系統で犯罪捜査や人命救助等を行う。エスパーで構成された乗組員による艦艇運用を行ったり、後年には特務部署とも言える「Σセクション」が設立された。

その他[編集]

汎銀河戦争
0472年に勃発した大規模な戦争。ジオイド弾による甚大な被害(12の惑星が崩壊、死傷者の総数推定47億人)によって銀河連邦がその機能を失い、人類の移住した惑星の85%で動乱が起こったことに端を発する。軍需産業企業UAIの介入により事態の収束が大幅に遅れたが、銀河帝国の発足によって徐々に収まっていった。

関連作品[編集]

『ペアペアライサンダー』
作中、『超人ロック』と同じ世界と思われる設定が登場する聖悠紀のSF作品。ロンウォールが登場するが、『超人ロック』との直接的な物語の繋がりは無い。
『スカイホークダンディ』
「ライザ」(新・旧とも)に登場する「ライトニング・ダンディ」とよく似たキャラクター「ダンディ」が活躍する聖悠紀のSF作品。ダンディらがディメイジョンクルーザーに乗せられた時、ロックらしき人物と邂逅しており、超能力を使うロックを目撃して「人間が火花出してる!」と驚愕している。
『G・ZOO(ギャラクシー・ズー)へようこそ』
「超人ロックSpecial」に連載された佐々木淳子の漫画。本作のシェアード・ワールドで、ロックは名前のみ登場。銀河中の動物がいる動物園を舞台にした物語。
『黄金の戦士』
「黄昏の戦士」の元となった作品。
『超人ロック』でいうラフノールのような世界を舞台にした異世界ファンタジー。日本の平凡な男子高校生である主人公が、異世界に連れ戻された義理の妹「なつみ」を捜すというヒロイック・ファンタジー。
『黄金の戦士の逆襲』
スター・ウォーズ 帝国の逆襲』を元にした聖悠紀のパロディ漫画。『黄金の戦士』だけではなく、『スカイホークダンディ』『くるくるパッX』からもキャラが出演している。ロックは惑星バスボンの領主役として登場。
『くるくるパッXの復讐!』
『くるくるパッX』とクロスオーバーした番外編。パッXが複数登場し、ロックのクローン達と互いに巨大化して対峙する。ちょい役だが川口内人やサリア、セーベも出演している。タイトルは『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』のパロディ。
そのほか
昭和に発表された宇宙SF漫画『ジャスティ』『スターシマック』『地球へ…』などに、ロック同様の逆立った髪型をした超能力者が現れることから、『マップス』『ももえサイズ』などのようにこれらの髪型が一種のギャグとして扱われることがある。

カードゲーム[編集]

超人ロックゲーム Locke the superman(1984年 エポック社
黒田幸弘デザインによるボードゲーム(カードゲーム)。映画公開にあわせて制作されたキャラクターゲームである。
プレイヤーは超人ロック世界のキャラクター(作者である聖悠紀も含む)のうちの1人を担当し、自分のキャラクターに割り当てられた独自の勝利目標を達成することがゲームの目的となる。勝利目標はキャラクターごとに異なり、その達成には他のキャラクター(を担当するプレイヤー)との協力が必要だったり、また逆に他のキャラクターを殺す必要があったりする。
そしてこのゲームのもっとも特徴的な部分が、開始時に表向きの顔を装うのが自由で、自分が何のキャラクターを担当しているのかを他のプレイヤーには公開しなくて良いというルールである。これはエスパーはマトリクスによる変身能力を使えるという設定からくるものであり、原作での変身能力による騙しあいを忠実に再現したものである。このルールにより、相手プレイヤーとの交渉や駆け引きが非常に高度なものとなり「相手がロックだと思って協力したら、正体がロードレオンだったために殺された」などという悲喜劇がドラマティックにかもしだされるようになっている。
プレイヤーが個別のキャラクターを担当する部分が強調されていることから、テーブルトークRPGに近いプレイ感覚を持つゲームでもある。戦闘が発生すると、既にキャラクターが死亡していても「実は生きていた」としてゲームに復帰出来る可能性があったり(他に「やっぱり死んでいた」「残留思念として、場の誰かを攻撃可能」の結果が出る場合もある)、全く違う場所にいても「実はそこに居た」と駆け付けられる可能性があるルールなどは、後のシーン制のテーブルトークRPGに通じる部分がある。
また「オーディオルームに籠もって外からは攻撃不能」「麦の刈り取りで1ターン行動不能」など、聖悠紀ファンならば思わずにやりとさせられるユーモア溢れるイベントカードなども多い。

パソコンゲーム[編集]

映画公開にあわせて『超人ロック魔女のミレニアムMSXX1PC-8801用のゲームがポニー(現・ポニーキャニオン)より発売された。

カセットテープ方式でプログラムをロードするタイプ。内容は一部範囲しか見えない迷路を攻略するというもの。いわゆるキャラクター商品。

脚注[編集]

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  1. ^ 例えば「エネセスの仮面」は、作中では0512年〜0518年となっているが年表上の設定では0421年であり、90年以上ものズレが生じている。
  2. ^ 初出時サブタイトルなし。
  3. ^ 別冊10に前編掲載後、GROUP 2号、再構成し一括掲載。
  4. ^ 話数の表記は1980年代までの少年画報社発表分。
  5. ^ 当初は連載1回ごとに1話としてカウントしたが、途中で1本の作品扱いでカウント変更。
  6. ^ ヒットコミックス第19巻収録時は永遠の旅人プロローグ扱いとされた。
  7. ^ 単行本化時には単に聖者の涙-となっている。
  8. ^ 『ニンバスと負の世界』のリメイク。
  9. ^ a b 「全n回+単行本描き下ろし」という記載は、連載時未完作品が単行本で完結した場合を指している。連載時原稿に通常の意味での加筆が加えられているだけの場合は特記していない。
  10. ^ a b c d e f g h ZEROの読み切りは実質的に単行本単位の読み切り連載。
  11. ^ a b 『超人ロックSpecial』初出長編で1回で単行本1冊となる作品は、読み切りでなく描き下ろし扱いとする。
  12. ^ a b c d e f g h 『超人ロックSpecial』は何らかの定期刊行雑誌の増刊号扱いとなっているが、号によって母体誌が頻繁に変更されているため、母体誌名を省略する。
  13. ^ 『超人ロック』の外伝的内容だが特に明記はなし。
  14. ^ a b 連載期間中に休載した号がある。
  15. ^ 『冬の虹』(西暦2049年)の時点で戸籍上は52歳となっているが、その年齢に不釣り合いな若々しさ(外見や身体能力など)を周囲の人物に驚かれており、これが実年齢かどうかは不明。
  16. ^ 厳密に言えばこの「再生」は後述の第2段階と同じく自身の意志では抑えられない「生理現象」のような物。
  17. ^ 後年では敢えて超能力を使わないようにしている節もある
  18. ^ 仕事などで、命を掛けてロックに挑む者たちは自らが返り討ちになることも覚悟しているが、ロックは基本的に相手を殺さないどころか、傷つけば手当てをして去っていく。そのため「馬鹿にされた」と感じて怒りと憎しみを向けることがある。
  19. ^ 新連邦時点
  20. ^ 「若返り」が技術的に可能・一般化する以前には超能力による非合法の若返りを行うエスパーが存在した。
  21. ^ より正確には、遺伝上は息子、戸籍上は孫である。
  22. ^ その直後にネオラフノールの接触を受けた母(ロック)は、経営していた会社を部下に譲って消息を絶った。
  23. ^ この際に遺伝子レベルでの調整も施され、人間並みの寿命を手に入れた。
  24. ^ とあるエスパーは「鏡」をラーニングしたが、コントロールできず自分の鏡に閉じ込められてしまった。
  25. ^ 『月刊MEGU』1996年2月号「試験に出る超人ロック」より
  26. ^ 『スター・ゲイザー』では「心も写る」と明言されていたり、鏡の中にラフノールの世界が広がっていたりするが後の鏡ではそういった性質や広い空間は描写されていない。『オメガ』においてロックが前者の性質の鏡を作ろうとした際、「(作る処を)見たことがないので自信が無い」と発言している。
  27. ^ これは本来エクスパンダーなど必要ないレベルのエスパーに使うことを想定したため。
  28. ^ これにはサイバーを人間扱いしなかった政府側にも問題がある。
  29. ^ 『サイバー法』と呼ばれ、後の時代にも適用された。
  30. ^ 『月刊MEGU』1995年12月号「試験に出る超人ロック」より
  31. ^ クローン登場初期はエスパーでも一部でのみ可能とされていたが、後の作品ではエスパーであればよいような書き方をされている。