足立美術館

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Japanese Map symbol (Museum) w.svg 足立美術館
足立美術館入口
施設情報
正式名称 足立美術館
専門分野 日本画横山大観
管理運営 公益財団法人足立美術館
開館 1970年昭和45年)
所在地 692-0064
島根県安来市古川町320
位置 北緯35度22分48.1秒
東経133度11分38.9秒
アクセス JR山陰本線安来駅から無料シャトルバス
ウェブサイト adachi-museum.or.jp
プロジェクト:GLAM
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茶室寿立庵と前庭
枯山水庭
白砂青松庭
池庭

足立美術館(あだちびじゅつかん)は、島根県安来市にある、近代日本画を中心とした島根県の登録博物館。運営は、公益財団法人足立美術館。130点におよぶ横山大観の作品と日本庭園で有名。

概要[編集]

地元出身の実業家・足立全康(あだちぜんこう、1899年 - 1990年)が1970年昭和45年)、71歳のときに開館したものである。質量ともに日本一として知られる大観の作品は総数130点にのぼり、足立コレクションの柱となっている。大観のほかにも、竹内栖鳳橋本関雪川合玉堂上村松園ら近代日本画壇の巨匠たちの作品のほか、北大路魯山人河井寛次郎の陶芸、林義雄鈴木寿雄らの童画、平櫛田中の木彫なども収蔵している。

足立全康は裸一貫から事業を起こし、一代で大コレクションをつくりあげたが、その絵画収集にかける情熱は並外れたものであったらしく、数々の逸話が残されている。なかでも大観の名作『紅葉』と『雨霽る』(あめはる)を含む「北沢コレクション」を1979年昭和54年)に入手した際の武勇談は有名である。

足立美術館のもう一つの特色は、その広大な日本庭園である。庭園は「枯山水庭」「白砂青松庭」「苔庭」「池庭」など6つに分かれ、面積5万に及ぶ。全康自らが、全国を歩いて庭石や松の木などを捜してきたという。 専属の庭師や美術館スタッフが、毎日手入れや清掃を行っていて「庭園もまた一幅の絵画である」という全康の言葉通り、絵画のように美しい庭園は国内はもとより海外でも評価が高い。 日本庭園における造園技法のひとつである借景の手法が採られ、彼方の山や木々までも取り込んで織り成す造形美は秀逸である。

米国の日本庭園専門雑誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』が行っている日本庭園ランキング(Shiosai Ranking)では、初回の2003年から2012年まで、10年連続で庭園日本一に選出されている[1]。2012年のランキングは日本国内約900箇所の名所・旧跡を対象にしたもので、「庭そのものの質の高さ」「建物との調和」「利用者への対応」などが総合的に判断されたもので、とくに細部まで行き届いた維持管理が評価されている[2]。また、フランスの旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』や『Guide Bleu Japon』にて、それぞれ三つ星(最高評価)を獲得している。

主な収蔵品[編集]

足立美術館賞[編集]

院展の作品から、優秀かつ足立美術館にふさわしい作品を1点選考するもので、選ばれた作品は、足立美術館が買い上げる[3]

1995年院展において創設。2005年からは、春の院展にも同賞が設けられている。

回(年度) 受賞者 受賞作
第1回足立美術館賞(1995年) 西田俊英 「プシュカールの老人」
第2回足立美術館賞(1996年) 前原満夫 「探梅」
第3回足立美術館賞(1997年) 岸野香 「呼吸」
第4回足立美術館賞(1998年) 井手康人 「一生補処」
第5回足立美術館賞(1999年) 小田野尚之 「ひととき」
第6回足立美術館賞(2000年) 吉村誠司 「水族館」
第7回足立美術館賞(2001年) 穂苅春雄 「天上の家族」
第8回足立美術館賞(2002年) 宮北千織 「うたたね」
第9回足立美術館賞(2003年) 倉島重友 「穣」
第10回足立美術館賞(2004年) 村岡貴美男 「水底の部屋」
第1回春の足立美術館賞(2005年) 吉村誠司 「秋野」
第11回足立美術館賞(2005年) 角島直樹 「渡岸を待つ」
第2回春の足立美術館賞(2006年) 村上裕二 「ミャーゴの港から」
第12回足立美術館賞(2006年) 西田俊英 「吉備の鶴」
第3回春の足立美術館賞(2007年) 松村公嗣 「桂林山水」
第13回足立美術館賞(2007年) 山田伸 「幻影」
第4回春の足立美術館賞(2008年) 守みどり 「逢のいろ」
第14回足立美術館賞(2008年) 中村譲 「海陸風」
第5回春の足立美術館賞(2009年) 村岡貴美男 「窓の白い手」
第15回足立美術館賞(2009年) 山本浩之 「苑」
第6回春の足立美術館賞(2010年) 村岡貴美男 「イブの庭」
第16回足立美術館賞(2010年) 大野逸男 「柳生道」
第7回春の足立美術館賞(2011年) 前田力 「雨あがる」
第17回足立美術館賞(2011年) 吉村誠司 「陽光」
第8回春の足立美術館賞(2012年) 小田野尚之 「映」
第18回足立美術館賞(2012年) 番場三雄 「タルチョ舞う中で」
第9回春の足立美術館賞(2013年) 中村譲 「夜間操業」[4]
第19回足立美術館賞(2013年) 井手康人 「百花為誰開」

交通アクセス[編集]

周辺[編集]

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関連項目[編集]