阿部サダヲ

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あべ サダヲ
阿部 サダヲ
本名 阿部 隆史
生年月日 (1970-04-23) 1970年4月23日(47歳)
出生地 日本の旗 日本 千葉県松戸市[1]
身長 164 cm[2]
血液型 A型[2]
職業 俳優
ジャンル 舞台テレビドラマ映画
活動期間 1992年 -
活動内容 デビュー作:舞台『冬の皮』
配偶者 既婚
事務所 大人計画
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
木更津キャッツアイ
タイガー&ドラゴン
アンフェア
医龍-Team Medical Dragon-
マルモのおきて
映画
舞妓Haaaan!!!
なくもんか
謝罪の王様
殿、利息でござる!
備考
グループ魂でボーカルの「破壊」として活動。

阿部 サダヲ(あべ サダヲ、1970年4月23日[2] - )は、日本俳優歌手

千葉県松戸市出身[1]。劇団大人計画所属。

来歴[編集]

数々の舞台作品での活躍で演技力への評価を高め、舞台を中心にテレビドラマ、映画と幅広く活躍している。

1992年、舞台『冬の皮』でデビュー。同年には病気で降板した温水洋一の代役として、入団から半年経たずして『演歌なアイツは夜ごと不条理な夢を見る』でドラマ及びテレビデビューを果たす。

同じ大人計画の俳優らと「グループ魂」というバンドを1995年に結成し、ボーカルの「破壊」として活動。2005年には、「君にジュースを買ってあげる♥」で『第56回NHK紅白歌合戦』に出場した。

2000年、大人計画のメンバーである脚本家宮藤官九郎の作品、テレビドラマ『池袋ウエストゲートパーク』に出演。以降、宮藤の作品では常連出演者となっている。

2006年、テレビドラマ『医龍-Team Medical Dragon-』に、暗い過去を持つ天才麻酔科医・荒瀬門次役で出演。

2007年、『舞妓Haaaan!!!』で映画初主演。この作品で、第31回日本アカデミー賞主演男優賞優秀賞を受賞した。

2009年には映画『なくもんか』で主演の下井草祐太役を演じた。

2010年のNHKドラマ『離婚同居』で連続ドラマ初主演。

2011年4月期のテレビドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ)で民放の連続ドラマ初主演。

2017年には2019年NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリンピック噺〜』の主演に決定した。

人物[編集]

  • 小学校低学年時代は、先生から授業などで指名されただけで泣いてしまうような子だった[3]
  • 原辰徳に憧れて野球を始め、小中高と野球部で、ポジションは中学ではセカンド、高校ではサードだった。足が速く、盗塁が得意だった。野球部時代はそれまでとうってかわって「カッコマン」とあだ名されるほどの目立ちたがり屋になった。本気でプロ選手を目指していたが、同じ千葉県内の高校球児であり後にプロ野球選手となる石毛博史を見て、実力差を痛感し諦めた。後に石毛本人に会った時にサインを頼んだが、石毛が現役時代のどの球団在籍時のサインが欲しいか尋ねたところ、阿部は「市立銚子」の時のサインが欲しい」と答え、石毛はこの時、初めて高校名でサインを書いた[3]
  • 学生時代はバンドでドラムを叩いていた事がある。
  • グループ魂のメンバー、小園(小園竜一)とは高校時代の同級生で、卒業してから二人で暮らしていたこともある。
  • 高校卒業後、地元のパチンコ店に就職しようと考えていたが担任教師に止められ、秋葉原ラオックスのファクシミリ売り場で働いていたが、仕事が嫌で仕方がなくなり、1年半で退職を促され去る。その後しばらくはトラック運転手など、幾つかの職を転々とした。
  • 芸能界に入ったきっかけは、友人の勧めや小学校の同級生の母親に「30になったらいい役者になるよ」と言われた事などが蓄積され、職を転々としていた時期に「一度やってみてもいいかな」と思い大人計画のオーディションを受けに行ったこと。芸能界に入ると姉に伝えた時は鉛筆削りを投げつけられたとトーク番組で語っている。
  • 大人計画のオーディションを受けた際は、短髪を白髪に染め軍服を着用するという非常に奇抜ないでたちで、主宰の松尾を仰天させた[4]
  • 入団当初舞台に遅刻し、松尾スズキに殴られたことがある。一方で、入団後は演技が長けているということもあり他の劇団員から子役上がりと噂されていた。
  • 大の読売ジャイアンツファンである。
  • 既婚者であり、1男1女の父。

芸名の由来[編集]

本名が阿部なので阿部定事件から『阿部定を』が候補として挙がり、「定を」をカタカナにしてサダヲになった。初めはその顔色の悪さから、松尾スズキに「お前の名前、死体写真な」と言われた[5]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • 冬の皮(1992年3月) - 奴 役
  • インスタントジャパニーズ(1992年8月) - 園川 役
  • 殴られても好き(1992年12月) - キミヒコ 役
  • SEX KINGDOM(1993年2月) - ニエダ 役
  • その男カルマ(1993年6月/大人計画93不穏な動きシリーズ) - ユイナダ・シンジ 役
  • ゲームの達人(1993年8月) - 絵師屋 役
  • 愛の罰 〜生まれつきならしかたない〜(1994年5月) - 珍保太 役
  • 嘘は罪 〜もてない奴らが来る前に〜(1994年9月) - 三郎 役
  • ネクスト・ミステリー(1994年11月/ナイロン100℃ 4th SESSION)
  • 口から花のさく女(1994年12月) - 阿部君 役
  • COUNT DOWN(1995年3月) - 徳丸マモル 役
  • グループ魂 アッパーカットツアー(1995年5月)
  • イツワ夫人 〜一度でいいから許して下さい〜(1995年7月) - マスター 役
  • 熊沢パンキース(1995年9月) - オギノ 役
  • ちょん切りたい(1995年12月) - ナハヒコ 役
  • 下北ビートニクス(1996年5月/ナイロン100℃ 7th SESSION) - 野田キンヤ 役
  • ファンキー! 〜宇宙は見える所までしかない(1996年7月) - コウフク 役
  • ウーマンリブ Vol.1「ナオミの夢」(1996年9月) - シマントガワ 役
  • 愛の罰 〜生まれつきなら仕方ない〜(再演)(1997年4月) - 甘佐古学 役
  • ウーマンリブ Vol.2「ずぶぬれの女」(1997年9月) - カリモト、トク 役
  • 生きてるし死んでるし(1997年12月) - タカシさん 役
  • ローリングストーン(1998年4月/NODA・MAP第五回公演)
  • Heaven's Sign(1998年8月) - 足し頭 役
  • 日本総合悲劇協会「ふくすけ」(再演)(1998年12月) - フクスケ(スガマナツオ) 役
  • 母を逃がす(1999年5月) - 雄介 役
  • ウーマンリブ Vol.4「ウーマンリブ発射!」(1999年10月) - ドモン 役
  • キレイ 〜神様と待ち合わせした女〜(2000年6月) - ハリコナ(少年時代) 役
  • ウーマンリブ Vol.5「グレープフルーツちょうだい」(2000年9月) - 元子役 役
  • 人間風車(2000年11月/G2プロデュース) - サム 役
  • エロスの果て(2001年3月) - サイゴ 役
  • スズキビリーバーズ「マシーン日記」(2001年7月) - ミチオ 役
  • ウーマンリブ Vol.6「キラークイーン666」(2001年10月) - 仲吉ショウジ 役
  • 天保十二年のシェイクスピア(2002年2月/日本劇団協議会10周年記念公演) - きじるしの王次 役
  • 春子ブックセンター(2002年5月) - ブック 役
  • ニンゲン御破産(2003年2月) - 灰次 役
  • ウーマンリブ Vol.7「熊沢パンキース03」(2003年7月) - 金子 役
  • レッツゴー!忍法帖(2003年12月/劇団☆新感線) - 猿飛のサダ 役
  • 透明人間の蒸気(2004年3月/作・演出 野田秀樹) - 透トオル 役
  • ウーマンリブ Vol.8「剣轟天vs港カヲル〜ドラゴンロック!女たちよ、俺を愛してきれいになあれ〜」(2004年9月) −日替わりゲスト
  • イケニエの人(2004年11月) - ビリー 役
  • キレイ 〜神様と待ち合わせした女〜(再演)(2005年7月) - ハリコナ(少年時代) 役
  • ウーマンリブ Vol.9「七人の恋人」(2005年10月) - オレンジの恋人 役
  • まとまったお金の唄(2006年5月 - 6月) - ヒカル 役
  • 朧の森に棲む鬼(2006年12月 - 2007年2月/ InouekabukiShochiku-Mix) - キンタ 役
  • ドブの輝き(2007年5月) - 検事 役
  • キャバレー(2007年10月 − 11月) - MC 役
  • 座頭市(2007年12月 − 2008年1月) - 神撥の八 役
  • 女教師は二度抱かれた(2008年8月) - 滝川栗乃介 役
  • R2C2〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜(2009年4 − 6月) - パルコム田村 役
  • シダの群れ(2010年9月 − 10月) - 森本 役
  • 母を逃がす(2010年11月 − 12月) - 雄介役
  • ウェルカム・ニッポン(2012年3月 − 4月)
  • 八犬伝(2013年3月 - 4月) - 犬塚信乃 役
  • 逆鱗(2016年1月 - 4月)
  • ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン(2016年7月) - 永野 役 [13]
  • 劇団☆新感線髑髏城の七人」 Season鳥(2017年6月 - 9月、IHIステージアラウンド東京) - 捨之介 役 [14] 

バラエティ[編集]

ほか多数

CM ほか[編集]

音楽[編集]

グループ魂を参照。

脚注・出典[編集]

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  1. ^ a b 松戸市出身の有名人”. 松戸市観光協会. 2013年10月3日閲覧。
  2. ^ a b c 阿部サダヲのプロフィール”. オリコン芸能人事典. 2012年4月15日閲覧。
  3. ^ a b TVでた蔵 (TV-DateZoo) (2012年2月17日). “あさイチ プレミアムトーク 阿部サダヲ”. 2012年6月1日閲覧。あさイチ プレミアムトーク 阿部サダヲ”. gooTVトピック (2012年2月17日). 2013年2月4日閲覧。
  4. ^ 2014年2月1日『ブラマヨとゆかいな仲間たち』
  5. ^ 『大人計画 その全軌跡』(2006年・ぴあ刊)
  6. ^ 阿部サダヲ&山崎貴、おでこの「バツ」は何?『世にも奇妙な物語SP 監督編』”. テレビドガッチ (2015年11月28日). 2016年12月14日閲覧。
  7. ^ “ミュージカル界のプリンス”井上芳雄、阿部サダヲと親子役”. ORICON (2015年2月25日). 2015年2月25日閲覧。
  8. ^ “二階堂ふみ、教師役でドラマ初主演「ずっとやってみたいと思っていた」”. ORICON STYLE. (2016年9月7日). http://www.oricon.co.jp/news/2078006/full/ 2016年9月7日閲覧。 
  9. ^ 尾野真千子、本格警察ドラマに主演 佐藤浩市は「結婚祝い」で出演快諾”. ORICON (2016年8月24日). 2016年8月24日閲覧。
  10. ^ 父娘の感動の実話「下剋上受験」がドラマ化!阿部サダヲ&深田恭子が夫婦に”. 映画.com (2016年11月23日). 2016年11月23日閲覧。
  11. ^ 時代劇・初主演の阿部サダヲ×瑛太×妻夫木聡で江戸中期の実話を映画化”. シネマトゥデイ (2015年7月4日). 2015年7月6日閲覧。
  12. ^ 阿部サダヲ主演「殿、利息でござる!」公開日決定でござる、“銭マゲ”姿もお披露目”. 映画ナタリー (2015年11月6日). 2015年11月6日閲覧。
  13. ^ “阿部サダヲ「かわいい」岡田将生とボーイズラブ舞台”. (2016年3月17日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1617725.html 2016年3月17日閲覧。 
  14. ^ “阿部サダヲら、新設舞台に戦々恐々 小栗旬から引き継ぐ捨之介は「ほぼ忍者」”. エンタメOVO (共同通信社). (2017年4月18日). https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1103866 2017年5月26日閲覧。 
  15. ^ “怒髪天・増子、高橋まことら『KIRIN のどごし生』のCM楽曲に参加!出演は阿部サダヲ”. RO69. (2016年9月7日). http://ro69.jp/news/detail/148207 2016年9月9日閲覧。 

関連項目[編集]