'39

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'39
クイーンシングル
初出アルバム『オペラ座の夜
A面 マイ・ベスト・フレンド
リリース
規格 7"
録音 1975年8月 - 11月
ジャンル プログレッシブ・ロック[1]
ポップ・ロック[2]
フォーク[3][4]
スキッフル[5]
時間
レーベル EMI (イギリス)
エレクトラ (アメリカ)
ワーナー・パイオニアエレクトラ (日本)
作詞・作曲 ブライアン・メイ
プロデュース ロイ・トーマス・ベイカー
クイーン
クイーン シングル 年表
ボヘミアン・ラプソディ
b/w
アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー
(1975年)
マイ・ベスト・フレンド
b/w
’39
(1976年)
愛にすべてを
b/w
ホワイト・マン
(1976年)
ミュージックビデオ
「'39」 - YouTube
オペラ座の夜 収録曲
A面
  1. デス・オン・トゥー・レッグス
  2. 「うつろな日曜日」
  3. アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー
  4. マイ・ベスト・フレンド
  5. 「'39
  6. 「スウィート・レディ」
  7. 「シーサイド・ランデヴー」
B面
  1. 「預言者の唄」
  2. ラヴ・オブ・マイ・ライフ
  3. 「グッド・カンパニー」
  4. ボヘミアン・ラプソディ
  5. ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン
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'39(サーティナイン)は、イギリスロックバンドクイーンの楽曲。

概要[編集]

1975年に発売されたアルバム『オペラ座の夜』に収録された楽曲。作詞作曲はブライアン・メイで、リード・ボーカルもメイが担当している。アルバム発売後に「マイ・ベスト・フレンド」のB面曲としてシングル・カットされた。歌詞は宇宙旅行に出かけた男を主人公としていて、彼にとっては1年しか過ぎていないのに、地球時間では100年経っていた。地球に戻ると、子供や孫がいたが、最愛の妻は逝去していたという、相対性理論を彷彿させる内容になっている[6]

ベーシストのジョン・ディーコンは、この曲でダブル・ベースを演奏している。これは、メイがジョークとしてディーコンに対して依頼したもの[7]。この他には12弦アコースティック・ギターエレクトリック・ギターバスドラムタンブリンで構成されている。アコースティック調のアレンジとなっているが、後半における重厚なコーラス・ワークもまた本作の特徴となっている[8]

ライブパフォーマンス[編集]

本作は、1970年代のクイーンのライブで頻繁に演奏された楽曲だった[9]

1976年9月にエディンバラで行なわれたライブで初めて演奏され、1979年12月まで必ずセットリストに入っていた。ガーディアン誌は、本作のライブパフォーマンスについて「騒々しく、そして滑らかなシーシャンティ」と評している[10]。この曲のライブ音源がライブ・アルバム『ライヴ・キラーズ』に収録されている。

なお、本作のリード・ボーカルは、前述のとおりブライアン・メイが担当しているが、ライブではフレディ・マーキュリーがリード・ボーカルを担当しており、歌詞もスタジオ音源と一部異なっている。

1992年4月に行なわれたフレディ・マーキュリー追悼コンサートでは、ジョージ・マイケルを迎えて演奏された[11][12]。近年でもアダム・ランバートをボーカルに迎えたクイーン+アダム・ランバートのツアー(2012年、2014年 - 2015年)で演奏された[13]

2018年に公開されたクイーンを題材とした映画『ボヘミアン・ラプソディ』において、日本公演で本作を演奏しているシーンが撮影されたが、劇場公開時にカットされた[14]。その模様が同映画の元監督ブライアン・シンガーInstagramで公開されていたが、現在は非公開となっている。

パーソネル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ A Night at the Opera”. AllMusic. 2019年3月31日閲覧。
  2. ^ A Night At The Opera”. Rolling Stone. 2019年3月31日閲覧。
  3. ^ A Day at the Races - Queen”. AllMusic. 2019年3月31日閲覧。 “"The pastoral folk of "'39","”
  4. ^ Jason Warburg (2004年10月14日). “A Night at the Opera”. Daily Vault. 2019年3月31日閲覧。 “"...the folk-tinged historical romance of May's "'39."”
  5. ^ Revisiting Queen's Masterpiece, 'A Night at the Opera'”. Ultimate Classic Rock. 2019年3月31日閲覧。 “"a mutation of skiffle and science fiction called "'39","”
  6. ^ '39”. songfacts.com. 2019年3月31日閲覧。
  7. ^ Brian May. “Queen Legends”. 2019年3月31日閲覧。
  8. ^ 安藤夏樹 (2018年7月26日). “映画と『’39』とクイーンと。 – 隠れた名曲にして迷曲にしてメイ曲。『’39』の考察。”. 音楽文 powered by rockinon.com. ロッキング・オン. 2019年3月31日閲覧。
  9. ^ Bruce Eder. “'39 - Queen”. AllMusic. 2019年3月31日閲覧。
  10. ^ Old Music: Queen - '39”. The Guardian (2012年3月20日). 2019年3月31日閲覧。
  11. ^ The Freddie Mercury Tribute Concert”. Ultimate Queen. 2019年3月31日閲覧。
  12. ^ Queen & George Michael – '39 (Freddie Mercury Tribute) - YouTube 2019年3月31日閲覧
  13. ^ Queen + Adam Lambert Set List: Calgary, Saddledome”. Queen Online. 2019年3月31日閲覧。
  14. ^ “『ボヘミアン・ラプソディ』カットされた日本公演で「'39」を歌う映像が公開!”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2018年12月27日). https://www.cinematoday.jp/news/N0105878 2019年3月31日閲覧。 

関連項目[編集]