クリッパーオデッセイ

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シルバー・ディスカバラー
Clipper Odyssey03s3872.jpg
側面(神戸港中突堤
基本情報
船籍 バハマ
所有者
  • 1989-1997: 昭和海運
  • 1997-1998: Spice Island Cruise Line
  • 1998–2007: Clipper Cruise Line
  • 2007–2014: International Shipping Partners[1]
  • 2014–: Silversea Cruises
建造所 日本鋼管津製作所
母港 ナッソー
経歴
就航 1989年4月22日(おせあにっくぐれいす)[2]
要目
総トン数 5,218トン[3]
全長 103m [3]
全幅 15.4m [3]
喫水 4.0m[3]
機関方式 ディーゼル推進エンジン×2 5,194kW
速力 14ノット
最大速力 19.3ノット[3]
旅客定員 128名
乗組員 52名
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クリッパーオデッセイClipper Odyssey)はクリッパー・クルーズラインが運航していたプレミアムクラスのクルーズ客船

概要[編集]

1989年、当時世界最高のクルーズ客船と評価されていたキュナード・ライン「シー・ゴッデス(en)」をモデルに日本鋼管津製作所が建造し、昭和海運(1998年に日本郵船に合併)によって「おせあにっくぐれいす」の船名で就航した小型高級クルーズ客船である。当初は発展途上の日本のクルーズ市場を考慮した事業の成立のため自家用ヨットでのクルージングの代用を図る最高級レベルの「ヨット型客船クルーズ」を目指す形とし[3]、「海からのDISCOVER JAPAN」をコンセプトに夏は日本近海と冬はサイパンなど南方の海域にてクルーズを実施[2]。飲食サービスは東京パレスホテルが担当した[2]

就航後間もなく最高クラス(ブティッククラス)の評価を得た当船であるが、当時の日本ではクルーズビギナーが大多数であったため、上級者向けというべき当船は受け入れられることが少なく、1997年にスパイスアイランド・クルーズラインに売却されて、船名は「OCEANIC ODYSSEY」に改められた。

その後1998年にクリッパー・クルーズラインが購入し「クリッパーオデッセイ」となり、その後2014年にシルバーシー・クルーズに渡り「シルバー・ディスカバラー」として運航され、2020年にクロワジ・ヨーロッパに移籍し「ラ・ベル・デ・オーシャン」として就航予定[4]

施設[編集]

  • デッキ - 5層
  • 客室数 - 64室
  • キャビン - 6カテゴリー、全客室が海に面している
  • メインラウンジ
  • デイラウンジ
  • 図書室
  • バーラウンジ
  • ダイニングルーム
  • 船尾格納式プラットフォーム
  • テンダープラットフォーム

脚注[編集]

  1. ^ Clipper Odyssey”. shipspotting.com. 2012年4月26日閲覧。
  2. ^ a b c 月刊神戸っ子1990年6月号「海船港/二つの豪華客船物語」 - 月刊神戸っ子
  3. ^ a b c d e f ヨット型客船「おせあにっくぐれいす」 - 日本舶用機関学会誌1990年25巻3号 - J-STAGE
  4. ^ シルバー・ディスカバラー、クロワジ・ヨーロッパへ移籍 - WEB CRUISE

関連項目[編集]