おーしゃんのーす

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
おーしゃんのーす
Ocean-North JAPAN.jpg
東京港にて(2007年8月)
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 オーシャントランス
船舶整備公団
鉄道建設・運輸施設整備支援機構
運用者 オーシャン東九フェリー(1996-2008)
オーシャントランス(2008-)
建造所 尾道造船尾道造船所
姉妹船 おーしゃんさうす
信号符字 JISB
IMO番号 9154086
MMSI番号 431600641
経歴
起工 1996年
進水 1996年8月8日[1]
竣工 1996年11月26日[2]
就航 1996年11月29日[2]
運航終了 2016年11月28日
要目
総トン数 11,114 トン[2]
載貨重量 4,810 重量トン[2]
全長 166.0 m[2]
垂線間長 155.0 m
25.0 m[2]
深さ 13.6 m[2]
満載喫水 6.4 m[2]
機関方式 ディーゼル
主機関 SEMT ピルスティク 8PC40L 2基[2]
推進器 可変ピッチプロペラ 2軸2舵
出力 28,800馬力[2]
最大速力 25.6ノット[2]
航海速力 21.5ノット[2]
旅客定員 148名[2]
車両搭載数 12mシャーシ99台、8トントラック31台、乗用車71台[2]
テンプレートを表示

おーしゃんのーすは、オーシャントランスが運航するフェリー。

概要[編集]

近海郵船から傭船していたまりもの代船として尾道造船で建造され、1996年11月29日に東京 - 徳島 - 北九州航路に就航した。

本船の就航により、スタンダードフェリー2隻、カジュアルフェリー2隻の4隻によるデイリーサービス(毎日運航)となった[2]

2013年10月16日に新造船投入が発表され、本船はシンプルフェリー4隻の就航後ドック入り代船として運行された後2016年11月26日に旅客営業を終了[3]11月28日に引退。

その後、売船のため、GOLDEN PEARLと改名してモンゴル船籍となり、インドネシアへ回航された。

航路[編集]

オーシャン東九フェリー

設計[編集]

おーしゃんさうすとともに全客室が2等寝台、レストランを廃止し飲食は自販機のみとした合理化型船「カジュアルフェリー」である。

船内[編集]

5階・B甲板
  • エントランスホール
  • 売店・案内所
  • 自動販売機コーナー「スナックコーナー」
  • イートインスペース「オーシャンプラザ」
  • 2等洋室(20室)
  • フォワードロビー
6階・A甲板
  • オーシャンホール
  • ゲームコーナー
  • スカイルーム
  • 展望浴室
  • シャワー室
  • コインランドリー
  • コインロッカー

事故・インシデント[編集]

岸壁への接触[編集]

1998年10月7日、5時ごろ徳島港から新門司港へ向かっていた本船は、新門司フェリーターミナルの3号岸壁に着岸する際、左舷船尾部の防舷材が岸壁側面に接触した。接触により本船に損傷はなかったが、上面が盛り上がるなど岸壁に損傷を生じた。事故発生当時の天候は雨で、九州西方の海上に接近中の低気圧により風力5の東北東の風が吹いていた。事故原因は、着岸の際の操船が不適切で、回頭惰力に対する減殺措置が不十分であったためとされた[4]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 世界の艦船(1996年11月号,p168)
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 世界の艦船(1997年2月号,p123)
  3. ^ オーシャントランスフェリー事業部(オーシャン東九フェリー)運航スケジュール 平成28年9月29日 - オーシャントランス
  4. ^ 門司地方海難審判庁 (2001-02-21) (PDF). 平成12年門審第54号 旅客船おーしゃんのーす岸壁損傷事件 (Report). 海難審判・船舶事故調査協会. http://www.maia.or.jp/pdf/12mj054.pdf 2016年3月18日閲覧。.