がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め

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がんばれゴエモン3
獅子重禄兵衛のからくり卍固め
ジャンル アクションアドベンチャー
対応機種 スーパーファミコン (SFC)
開発元 コナミ開発11部
発売元 コナミ
プロデューサー 梅崎重治
ディレクター 蛭子悦延
デザイナー 小川公一
ゴエ3制作委員会
シナリオ 小川公一
ゴエ3制作委員会
プログラマー 蛭子悦延
山口誠
丸山修
音楽 上原和彦
森本ゆきえ
高橋紀子
美術 小川公一
堀江浩司
山内円
シリーズ がんばれゴエモンシリーズ
人数 1 - 2人(同時プレイ)
メディア 16メガビットロムカセット[1]
発売日 日本 199412161994年12月16日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
その他 型式:SHVC-2U
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がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め』(がんばれゴエモンスリー ししじゅうろくべえのからくりまんじがため)は、1994年12月16日に日本のコナミから発売されたスーパーファミコンアクションアドベンチャーゲーム

同社の『がんばれゴエモンシリーズ』第8作目であり、スーパーファミコン用シリーズとして第3作目となる。主人公のゴエモン達を操作し、謎の怪人物シスター・ビスマルを倒して連れ去られた物知りじいさんとおみっちゃんを救出する事を目的としている。横スクロールアクションを基調としていた前二作から変わって謎解き要素が強くなった他、タイムトラベルの要素が含まれるなどSF色が取り入れられている。

開発はコナミ開発11部が行い、スタッフは前作『がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』(1993年)に続きプロデューサーは梅崎重治、ディレクターは蛭子悦延、企画・脚本は小川公一、音楽は上原和彦が担当している。

2002年から2005年に掛けて、アクションステージ1面や一連のインパクトステージを1つのアプリとした携帯電話ゲーム版が配信された。バーチャルコンソール対応ソフトとして、2009年Wii2013年Wii U2017年Newニンテンドー3DSにてそれぞれ配信された。

スーパーファミコン版はゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にてゴールド殿堂を獲得した。

ゲーム内容[編集]

システム[編集]

本作ではマップ画面はエリア単位の移動ではなく、町やアクションステージの間の移動などに用いられている。また、マップ画面、アクションステージを問わず使用キャラクターを随時切り替えることができ、アクションステージにおいてはその使い分けを要求する仕掛けが多数用意されている。

マップは現代と未来の2つの世界から成り、それぞれのエリアには体力の回復やアイテムの購入をする「町ステージ」、俯瞰視点画面で敵を倒しながら目的地を目指す「道中ステージ」、横スクロール画面でエリアのボスを目指す「拠点ステージ」が配置されており、ボスが巨大からくりメカなどの場合は「激震インパクトステージ」と「巨大からくりメカ戦闘ステージ」の流れで進行する。

なお、本作では謎解き要素の多さから時間制限が廃止され、プレイに専念できるようになっている。

プレイヤー[編集]

ライフゲージは全キャラクターで共有となっており、初期数値はハート5個(実質10。ハート1つにつきダメージ2回まで耐えられるが、一部例外あり)、残機数3(表示上は2機)。体力は「銀の招き猫」を4つ入手するか、「金の招き猫」を1つ入手することで最大ハート16個(実質の数値上では32)まで、残機数は「大入り袋」の購入で最大99機まで増加できる。

体力が0になるなどで1機減り、残機が無くなるとゲームオーバー。ゲームオーバー時にコンティニューを選択すると、最後に旅日記を取った(セーブした)地点からのやり直しとなる。なお、本作に限り穴への落下やスクロールアウト時は即死とならず体力が減少した上でその地点の付近から復帰する。

前作ではサブウェポンで敵を倒しても小判などが出現しなかったが、本作ではアイテムを落とすように設定し直された。

招き猫[編集]

招き猫による武器のレベルアップシステムが廃止され、代わりに各キャラクターに設定されたイベントをクリアして武器をグレードアップするようになった。これにより従来の「招き猫」は体力の上限を増加するアイテム「金の招き猫」の下位アイテムに当たる「銀の招き猫」となった。銀の招き猫は4つで金の招き猫1つに相当し、それぞれ過去と未来のあらゆる場所に点在している。

全ての招き猫を集めることにより、隠しボスとエンディング後のエピローグが解禁される。

[編集]

前作で姿を消した「術」が復活し、サスケを除く3人は各地の道場で修行をクリアすると術を覚える。術は1回使用する毎に巻物を10本消費するが、エビス丸とヤエの術のみストーリー進行上、必須であるため、巻物を消費せずに術が使える。

2人プレイ[編集]

本作でも2人同時プレイが可能で、「ひとりであそぶ」プレイ中に2プレイヤー側のスタートボタンを押すと途中参加できる。「ものまね変化の術」修得後にYボタンを押しながらキャラクターを変更すると、通常時とは異なるカラーリングになり、2人同時プレイ時には同じキャラクターを同時に使えるようになる。なお、本作では2人同時プレイの場合でも体力と残機数を共有する仕様となっている。

前作まで登場していた「おんぶシステム」に代わって、苦手なステージを一方のプレイヤーに任せ、自分はひょうたんに入って安全に進行できる「ひょうたんシステム」が採用された(特定の場面ではひょうたん状態が強制的に解除させられる場合もある)。

からくりうぉーかー[編集]

物知りじいさんが過去と未来の両方で製作した、一人乗りの搭乗型からくりマシン。未来の拠点ステージに点在する鳥居型のチューンアップ装置を利用することで新たな機能が追加される。ダッシュボタンの長押しで縦、横いずれかの高速直線移動が可能。初期状態ではエネルギー上限は300だが、「燃料タンク」の入手によって最大500まで増加する。エネルギーは追加機能の使用で減少し、0になると使用不可となり、敵の落とすエネルギーボールかよろず屋で販売されているエネルギー缶の購入での補給が必要となる。搭乗時のダメージはキャラクターのダメージに反映される。

  • PUNCH(パンチ):標準機能。パンチを繰り出す。
  • FIRE(ファイア):追加機能。火炎放射器を使う。1秒毎にエネルギーを1消費する。
  • ICE(アイス):追加機能。液体窒素を噴射する。敵を凍らせて足場にする事ができる。1回使う毎にエネルギーを2消費する。

設定[編集]

ストーリー[編集]

物知りじいさんの新たな発明であるタイムマシンのお披露目に付き合わされたゴエモンたちは、物知りじいさんが未来のギャルを追いかけまわす光景を、モニターを通じていつものように呆れ顔で見守っていた。

ところが、突如、姿を現した謎の怪人物シスター・ビスマルが物知りじいさんごとタイムマシンを強奪して逃げ去ってしまう。サスケの元を尋ねろとのじいさんの言葉に従ってゴエモンとエビス丸は伊賀へ向かい、サスケと共に事態を聞きつけて追って来たヤエと合流しタイムワープ機能を搭載したゴエモンインパクトの2号機を起動させる。しかし、未来からタイムワープしてきたビスマルが江戸の町をめちゃくちゃに破壊した挙句、おみっちゃんをさらい、未来へと逃げさってしまう。

ビスマルを追って荒廃した未来の江戸の町「ネオ大江戸」にたどり着いたゴエモンたちは、物知りじいさんとおみっちゃんを救い出すべく、事の首謀者であるネオ大江戸の支配者・獅子重禄兵率いるからくり盗賊団に立ち向かうのであった。

特殊なステージ[編集]

本作は通常のアクションステージの他に、以下の特殊なステージが存在する。

パニックステージ[編集]

からくりうぉーかーに搭乗した一行を追いかける巨大からくりメカの攻撃をジャンプやダッシュで回避しつつ、画面下部のカウンターに表示された距離を逃げ切る。

ゴエモンインパクト戦ステージ[編集]

インパクトを操作して敵の巨大からくりメカと戦う特殊ステージ。基本は前作を踏襲しており、エネルギーや小判弾を稼ぐ前哨戦ステージと、敵メカとの戦闘を行う戦闘ステージの二つに分かれる。巨大メカ戦ステージに敗北した際および、激震インパクトステージ開始前にセーブした場合は、必ず激震インパクトステージからの再戦となる。

激震インパクトステージ
目的地まで歩くゴエモンインパクトを操縦し、迫り来る敵を撃ち落としたりパンチで叩き落としたりしながら進む強制横スクロールアクションステージ。ここで倒した敵の数の結果によって油や小判に振り分けられる数値が決まり、その後に巨大からくりメカとの3D戦闘ステージに入る。
本作では「インパクトのターボスイッチが故障した」という設定のため、前作のような高速移動は行えず、低速でゆっくり移動しながら進んでいく。
激震インパクトステージがあるのは1度目、2度目、4度目のインパクト登場時のみであり、3度目、5度目ではボス戦到達時点で直接巨大メカ戦ステージに移行する。
巨大メカ戦ステージ
激震インパクトステージ終了後に開始される、主観視点での巨大ボス戦アクションステージ。基本は前作を踏襲しつつ、コマンド入力式の必殺技が導入された。また、激震インパクト共に、時間経過でのエネルギー消費は廃止されており、じっくりと戦いに専念できるようになっている。

キャラクター紹介[編集]

主要キャラクター[編集]

ゴエモン、エビス丸、サスケに加え、外伝作『きえた黄金キセル』からのゲストキャラクターであった「くのいち・ヤエ」がプレイヤーに追加された。
前作に比べてキャラクターの性能差がハッキリと表れるようになり、状況に応じてキャラクターを切り替え個々の能力を活かして進んでいく。

ゴエモン
主人公。はぐれ町に住む天下の義賊。からくり盗賊団に囚われた物知りじいさんとおみっちゃんを助けるために立ち上がる。
  • 武器:キセル→チェーンキセル。
    チェーンキセル入手後は、卍マークが記された特定のブロックに引っ掛けてのワイヤー移動と遠距離への攻撃が可能になる。
  • サブウェポン:小判
    溜め撃ちで敵やバリアを貫通する「貫通小判」となる。
  • 術:一触即発の術
    ダメージ2倍増のハンデと引き換えに、攻撃力が一定時間2倍になる術。
エビス丸
正義の忍者を名乗るゴエモンの相棒。
  • 武器:フラフープ→本場のフラフープ
    フラフープは攻撃方向が横方向のみであり、武器レベルがアップするまでは上方向への攻撃ができない。
    本場のフラフープ入手後は、ボタンの連打で広範囲攻撃ができるが、目を回して一時行動不能状態になってしまう。
    また、Y+Bでフープを上に掲げその状態でジャンプすることによりステージ中に存在するピンに引っ掛けての移動が可能になる。
    上に掲げたフープはそのまま上方向への攻撃に利用できる。
  • サブウェポン:手裏剣
    溜め撃ちで壁に反射する「反射手裏剣」となる。
  • 術:ちびエビスンの術
    体そのものを縮小し、狭い場所を抜けられるようになる術。変身中は攻撃できない上に防御力が半減する。
サスケ
物知りじいさんが生み出したからくり忍者の傑作。伊賀屋敷で物知りじいさんの留守を守っていたが、事情を聞いてゴエモンたちに手を貸す。
Yボタンを押さなくても常にダッシュ状態であり、ジャンプ中に上方向への攻撃ができない特徴がある。
  • メインウェポン:くない、波動くない
    波動くない入手後は、斬撃で生じた衝撃波を飛ばしたり特定の障害物の切断が可能になる。
  • サブウェポン:花火爆弾
    武器としての利用の他に、特定の障害物を破壊できる。溜め撃ち攻撃は今作では削除されている。
  • 術:くない激炎破
    くない型の波動を8方向に飛ばして攻撃する、前作での「八方くない投げ」に相当する術。
ヤエ
江戸の平和を影から守る「秘密特捜忍者」のくの一。物知りじいさんの窮地を知り、ゴエモンたちに手を貸すべく合流する。
サスケ同様にYボタンを押さなくても常にダッシュ状態である。
  • 武器:くノ一の刀。唯一、パワーアップしない。
    ジャンプ中に下キーとYボタンで下突き攻撃、YボタンとBボタンの同時押しで完全無敵状態になる「剣シールド」が使える(使用中は移動不可で、ダメージ地形に対しては無効)。
  • サブウェポン:ヤエバズーカ
    圧縮した空気を打ち出すバズーカ砲。武器としての利用の他に、通路をふさぐ栓を吹き飛ばせる。溜め撃ちは不可。
  • 術:人魚変化の術
    人魚に変身する術。水中に潜って8方向に自在に動き、Yボタンで高速移動を兼ねた突進攻撃ができるようになる。また、水面をスピーディに泳げる他、浅瀬の橋の下も潜って通り抜けられるようになる。
    変身は水面でしか行えず、地上で使用すると変身に失敗し鯉のぼりに全身を突っ込んだ姿に変化して身動きが取れなくなってしまう[2]

サブキャラクター[編集]

物知りじいさん
伊賀の山奥に住む天才発明家。今回はタイムマシンを作り上げ、その試運転と称して未来のギャルを追っかけに出向いた所をからくり盗賊団に拉致される。
おみっちゃん
ゴエモンの住むはぐれ町のアイドルであり、シリーズのヒロイン。今回は獅子重禄兵衛に気に入られてしまい、シスター・ビスマルにさらわれてしまう。
クロベエ
ゴエモンの知り合いの忍者猫。ゴエモンに頼まれ、ほろほろ寺で幽霊に化けて一般人が伊賀屋敷への転送装置に近づかないようにしていた。ゴエモンたちに「ものまね変化の術(2人プレイ時に同じキャラクターが使用可能になる)」を授ける。
ねこきち
はぐれタウンで盗みを働くコソドロ猫。彼の被害に遭って泣かされているよろず屋は少なくなく、ポリスも困り果てている。しかしゴエモン達には逃げながら食べた魚の骨や、盗品を落としながら逃げていたために後を追われて捕まるなど何処か抜けている。
クロベエにそっくりだが、関係は不明。
鬼六(おにろく)
フラフープを回すことに情熱を燃やす、陽気な赤鬼のダンサー。シスター・ビスマルによりネオ大江戸のとある場所に捕らえられており、助け出すとエビス丸の武器をパワーアップさせてくれる。
のすとらくん
未来の各地にいる辻占い師。お金を払うと予知能力を使ってヒントを教えてくれる。
縁の下の力持ち
通称「照れ屋のじょん」。その姿こそ豆粒のように小さいが、大きな岩を軽々と持ち上げるほどの怪力の持ち主。
キハチ
恩知らずの池に住み、きゅうりを欲しがっているカッパ。きゅうりをあげると暗号プレートをくれ、その後も訪れるとライフを回復させてくれるなど、池の名前とは裏腹に恩義に厚い。
ぱすてる(声:椎名へきる
江戸時代の大江戸ツーリストの受付嬢の女の子。同社のシューティングゲームツインビー』シリーズからのゲスト出演。 
しおり(声:金月真美
未来の江戸の大江戸ツーリストの受付嬢の女の子。同社の恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル』からのゲスト出演。

敵キャラクター[編集]

獅子 重禄兵衛(しし じゅうろくべえ)
からくり盗賊団の首領。はるか昔に存在した伝説の大泥棒を崇め、からくり盗賊団を率いて悪事を働いている。抜群のスタイルとルックスのため女性に人気が高く、自身もかなりの女好き。
タイトルにもある「からくり卍固め」は彼の必殺技だがゲーム中では不発に終わる(漫画版では最終決戦にて巨大メカを操作して使用している)。
後に『がんばれゴエモン〜宇宙海賊アコギング〜』にも出演。
シスター・ビスマル
重禄兵衛の側近。エビス丸にそっくりの姿をしており、重禄兵衛に熱烈な恋心を抱いている。語尾に「ザンス」と付ける。エビス丸との関連性は特に追求されなかった。
EDで重禄兵衛に置いていかれてしまい、後に『がんばれゴエモン〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜』で再登場している。
おみくじ五兄弟
「〜ですな」が口癖の重禄兵衛直属の部下。大吉、中吉、吉、小吉、凶の5人兄弟。姿形こそそっくりだが、色違いの服を着用している。ゴエモン達に暗号プレートの秘密をばらしたり、爆弾と間違えて奪ったほら貝を投げたり、単語やことわざの言い間違いを連発したりと間抜けな性格で、いつもゴエモン一行に馬鹿にされている。感情が昂ぶると頭巾に突き立った矢から火が出る。本業は落語家
からくり用心棒
シスター・ビスマルに雇われた人型からくりメカの用心棒。ビスマルの命令ではぐれ町を破壊しつくし、腰に付けた巨大な鉄球と両手の鎌で攻撃してくる。
ビスマル・エレガント
シスター・ビスマルが操縦する可変式巨大からくりメカ。通常時は羽釜の形をしているが、インパクト戦では人型に変形し、弾丸やハート弾、体当たりにビンタ攻撃、キス攻撃など多彩な技を繰り出してくる。頭部は緊急脱出用の「ビスマル・ポッド」として機能し、タイムワープ装置を搭載している。
からくり達磨 ころんだ
からくり盗賊団の牢獄を守るボス。名古屋弁を話す。
からくり拳
「からくりタワー」を守るボス。手のひらの形をしたからくりメカで、かなりの熱血漢。
極悪ダム
からくり盗賊団が築き上げ、砲台や戦闘員が配置されたダム型要塞。これが原因で町が一つ水没してしまっている。極悪ダムの命名は、ゴエモンの思い付きによるもの。
からくり壁面獅子
「しし砦」を守る、獅子頭を模したからくりメカ。壁伝いに移動し、小型の獅子メカを放って攻撃してくる。
極悪宝船 ごうれむ
「からくり温泉」を守る、おたふくの顔を舳先に付けた宝船を模した戦艦型からくりメカ。鉤爪やレーザー砲で攻撃してくる。同社のシューティングゲーム『沙羅曼蛇』に登場する「ゴーレム」が元ネタで(一部グラディウスIIのデスMk-IIの要素も持つ)、戦闘時のBGMもアレンジバージョンを用いている。
あつがりぃ&さむがりぃ
「はんにゃ砦」を守る、色違いの巨大な鬼面型からくりメカ。あつがりぃは炎、さむがりぃは冷気で攻撃し、時に天井のレーザー砲台を使って雷を落とすコンビネーション攻撃も仕掛けてくる。
DX抽選王
おみくじ五兄弟が操る巨大からくりメカで、伸びる手足を駆使した攻撃と強烈な体当たりを得意とする。攻撃の一つに胸部のルーレットを打ち出すというものがあり、当たりを出すとキセルボムが無償で発動し、ドクロ(はずれ)を出すと相手が無敵状態になって連続攻撃を喰らわされる。その他のマスに当たった場合は、その色によって次の攻撃パターンが決まる。同社の抽選マシン『抽選王』が元ネタ。
イカス・オレさま号
重禄兵衛自慢の可変式巨大からくりメカ。最初は獅子の姿で登場し、龍を模した2機の遠隔操作型からくりメカを従えている。俊敏さを活かした攻撃でゴエモンたちを翻弄するが、エネルギー残量が一定値を下回ると合体変形し、人型となって再度襲い掛かってくる。最初は自身が豪語する通り格好良いデザイン(重禄兵衛がモデル)だが、直後にビスマルポッドが無理矢理合体した事で見る影も無い格好悪い姿になってしまう。それでも攻撃バリエーションが非常に豊富で、基本的な戦闘能力も極めて高い。
伝説の巨神
重禄兵衛が画策した「巨神復活大作戦」によって蘇った謎の巨大からくりメカ。他の巨大からくりメカの追随を許さない戦闘性能を誇る。最初に対峙するとインパクトとの共鳴反応でタイムワープを引き起こす。
その正体は、未来世界で保管されていたゴエモンインパクトである。長い年月が経ったためか外観が微妙に変化しており、吊り上った白髪眉毛に紫色のボディ、攻撃方法も一部違うという特徴がある。
かぶき・ふぉーえばー
条件を満たすと、エピローグ中に登場する真の黒幕。
その正体は、はぐれ町を襲ったからくり用心棒が復活・進化を遂げた姿で、前作にも登場した「カブキ・リターンズ」こと「つづら助六」。
リベンジを果たすべく改造を重ねた末に未来の時代でからくり用心棒となり、ビスマルの命により過去の大江戸を襲撃したものの、誰にも正体に気づかれなかったため、未来へ向かったゴエモンたちを追って未来へと戻った末、パワーアップして復活し、再びゴエモンたちに襲い掛かる。未来へ向けてタイムワープ中のゴエモンインパクトを襲撃した『後ろから迫る何か』の正体である。

他機種版[編集]

移植版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考 出典
1 がんばれゴエモン3
獅子重禄兵衛のからくり卍固め
日本 199709301997年9月30日
スーパーファミコン コナミ コナミ フラッシュロムカセット
ニンテンドウパワー
-
2 がんばれゴエモン3
獅子重禄兵衛のからくり卍固め
日本 200909152009年9月15日
Wii KDE KDE ダウンロード
(バーチャルコンソール)
- - [3]
3 がんばれゴエモン3
獅子重禄兵衛のからくり卍固め
日本 201310162013年10月16日
Wii U KDE KDE ダウンロード
(バーチャルコンソール)
- [4]
4 がんばれゴエモン3
獅子重禄兵衛のからくり卍固め
日本 201708232017年8月23日
Newニンテンドー3DS KDE KDE ダウンロード
(バーチャルコンソール)
- [5][6]

携帯電話ゲーム版[編集]

J-スカイiモードEZweb各社の携帯電話用サイト「がんばれゴエモン」において、全8話12本(一部の話に前編・後編が設定されている)のアプリがコナミモバイル・オンラインから配信された。この携帯電話版では、1つのアクションステージや一連のインパクトステージが1つのアプリとなっており、クリアすることで順次次の話に相当するアプリがダウンロードできる仕様となっている。また、ダウンロードページにおいて各アプリの間の話を読むこともできる。

アクションステージにおいては使用可能なキャラクターが各ステージにつき2人設定されており、その2人のメイン・サブ武器を使い分けて進むことになる。大半のステージのマップは一部簡略化されているが、後半では逆にステージが追加されている物もある。

各話のクリア時やゲームオーバー時にゲーム中で獲得した小判をサイトに送ることで、待ち受け画像や着信メロディの他、以下の5本のおまけゲームと交換し小判を増やすことができる(下3本についてはプレイにもゲーム中の小判を必要とする)。

なお、J-スカイに限り、この他にゴエモンインパクト風のロボットを育成する『ゴエモンコンパクト』も配信されている。


長編活劇アプリ『~獅子重禄兵衛のからくり卍固め~』
No. タイトル 発売日 備考 出典
1 第1話「忍者屋敷」 J:日本 200209052002年9月5日
i:日本 200212162002年12月16日
EZ:日本 200302062003年2月6日
J:[7][8][9]
i:[10][11]
EZ:[12]
2 第2話「じいさんの別荘」 J:日本 200209182002年9月18日
i:日本 200212162002年12月16日
EZ:日本 200302122003年2月12日
J:[13][14]
i:[11]
EZ:[12]
3 第3話(前編)「潜入!ほら貝の洞窟」 J:日本 200210012002年10月1日
i:日本 200212162002年12月16日
J:[13][15]
i:[11]
4 第3話(後編)「インパクトvsビスまる」 J:日本 200210012002年10月1日
i:日本 200212162002年12月16日
J:[13]
i:[11]
5 第4話「ウォーカー工場」 J:日本 200211062002年11月6日
i:日本 200301152003年1月15日
EZ:日本 200304172003年4月17日
J:[16]
i:[17]
EZ:[18]
6 第5話(前編)「からくりタワー」 J:日本 200211132002年11月13日
i:日本 200302032003年2月3日
EZ日本 200305072003年5月7日
J:[19][20]
i:[21]
EZ:[22]
7 第5話(後編)「インパクトvs極悪ダム」 J:日本 200212022002年12月2日
J:[23][24][25]
8 第6話「でいぷたうん地下」 J:日本 200212182002年12月18日
i:日本 200303132003年3月13日
J:[26]
i:[27]
9 第7話「からくり温泉」 J:日本 200301152003年1月15日
i:日本 200304172003年4月17日
J:[17]
i:[28][18]
10 第8話(前編)「般若砦」 J:日本 200302032003年2月3日
i:日本 200304172003年4月17日
J:[21]
i:[18]
11 第8話(中編)「vs おみくじ五兄弟」 i:日本 200305072003年5月7日
i:[29][22]
12 第8話(後編)「vs獅子重録兵衛」 J:日本 200303122003年3月12日
J:[30][27]
13 がんばれゴエモン~獅子重禄兵衛のからくり卍固め~ i:日本 200504012005年4月1日
コナミネットDX」から12アプリを一挙配信 i:[31]


痛快ゲームアプリ
No. タイトル 発売日 備考 出典
1 ドスコイ張り手一番! J:日本 200209182002年9月18日
i:日本 200212162002年12月16日
EZ:日本 200304172003年4月17日
相撲ゲーム。 J:[13][14]
i:[10][11]
EZ:[18]
2 秘術!算術塾 J:日本 200212022002年12月2日
i:日本 200212162002年12月16日
算術系の4択クイズゲーム。プレイを続けると他キャラクターが乱入してくるほか、2人プレイも可能。 J:[23][24]
i:[10][11]
3 ジェットGo!Go!Go! J:日本 200303122003年3月12日
強制横スクロールのアクションゲーム。 J:[30][27]
4 天手古舞舞迷宮館 J:日本 200305012003年5月1日
3DダンジョンRPG。時間制限内に通行手形を集めてゴールするのが目的。 J:[29][22]
5 からくり奇天烈レース J:日本 200308112003年8月11日
モンスターを育成しレースに出すことで小判を増やすことができる。 J:[32][33]
6 がんばれゴエモン~獅子重禄兵衛のからくり卍固め~ i:日本 200504012005年4月1日
「コナミネットDX」から5アプリを一挙配信 i:[31]

スタッフ[編集]

  • ディレクター:蛭子悦延
  • プロデュース:梅崎重治、コナミ株式会社
  • 企画、脚本:小川公一、ゴエ3制作委員会
  • プログラマー:蛭子悦延、山口誠、丸山修、奥谷友春、まえかわたけし、松岡伸浩、ながたまさつぐ、山本泰弘、後藤保、ちゃちゃよしだ(吉田晃之)、梅崎重治
  • キャラクター・デザイナー:小川公一、ほーりーこーじい!(堀江浩司)、山内円、濱垣和恵、大橋慶子、中狭美香、喜綿重程、赤坂嘉紀、西脇隆行
  • サウンド・デザイナー:上原和彦、森本ゆきえ、高橋紀子、船橋淳、冨田朋也、安慶名伸行
  • パッケージ・デザイナー:難波和宏、吉本佳世
  • 広報、宣伝:早坂妙子、たむりん(田村重幸)
  • スペシャル・サンクス:椎名へきる(パステル役)、金月真美藤崎詩織役)、コミックボンボン編集部、おびひろし、村田司朗、やまだよしえ、コナミ・テストプレイヤーズ

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通32/40点[34]
(ゴールド殿堂)
ファミリーコンピュータMagazine22.5/30点[35]
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、8・7・8・9の合計32点(満40点)でゴールド殿堂を獲得[36][34]、レビュアーからは新たに導入された謎解きなどのゲームシステムに関して、任天堂ディスクシステム用ソフト『ゼルダの伝説』(1986年)や『メトロイド』(1986年)のエッセンスが盛り込まれていると指摘する声が多く挙げられ、浜村通信は「謎解きの難度もリーズナブル。斬新なトラップもここかしこに」と評価、鈴木ドイツは「グラフィック、動き、などどれをとっても破綻がない」と評価、渡辺美紀は『ゼルダの伝説』のパロディ的要素を称賛、ジョルジョ中治は「思考を要する知的アクションは個人的に好む」と全体的に肯定的な評価が多く挙げられた[37]。その他、本作に関して浜村は「シリーズで一番のデキ」、鈴木は「出来は一流」、中治は「正月の浮かれ気分に最適のゲーム」とそれぞれ総括した[37]
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.1 3.7 3.5 3.7 3.8 3.7 22.5

脚注[編集]

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  1. ^ 前田尋之「Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1994年」『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年9月28日、148頁。ISBN 9784862979131。
  2. ^ この際は剣シールドと同様に完全無敵状態となる特性がつく。
  3. ^ 「バーチャルコンソール」「バーチャルコンソールアーケード」「Wiiウェア」9月15日配信開始タイトル” (日本語). iNSIDE. イード (2009年9月15日). 2020年8月9日閲覧。
  4. ^ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2013年10月9日). “Wii Uバーチャルコンソール10月16日配信タイトル ― 『がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め』『真・女神転生if...』の2本” (日本語). iNSIDE. イード. 2020年8月9日閲覧。
  5. ^ だび (2017年8月21日). “3DS/Wii U用ソフトのセールが8月23日から開催。New3DSのバーチャルコンソールには「FFIV」「V」「VI」などSFCの12タイトルが登場” (日本語). 4Gamer.net. Aetas. 2020年8月9日閲覧。
  6. ^ すしし (2017年8月23日). “New3DS向けVCで一挙12タイトルが配信開始!『FF 4・5・6』『ロマサガ2』『ゴエモン2・3』『ブレスオブファイア1・2』など” (日本語). iNSIDE. イード. 2020年8月9日閲覧。
  7. ^ 鷹木創 (2002年9月5日). “J-スカイ向けゲームサイト「がんばれゴエモン」がオープン” (日本語). ケータイ Watch. インプレス. 2020年8月9日閲覧。
  8. ^ J-スカイに「がんばれゴエモン」登場” (日本語). ITmedia Moblie. アイティメディア (2002年9月6日). 2020年8月9日閲覧。
  9. ^ J-SKYに「がんばれゴエモン」サイトが登場!長編活劇やさまざまなアプリゲームを配信” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA (2002年9月5日). 2020年8月9日閲覧。
  10. ^ a b c コナミ、iモード向けゲームサイトで「ゴエモン」や「モンスターゲート」を配信” (日本語). ITmedia Moblie. アイティメディア (2002年12月16日). 2020年8月10日閲覧。
  11. ^ a b c d e f 鷹木創 (2002年12月16日). “コナミ、iモード向けゲームサイト「がんばれゴエモン」” (日本語). ケータイ Watch. インプレス. 2020年8月10日閲覧。
  12. ^ a b 関口聖 (2003年2月6日). “コナミ、「がんばれゴエモン」のezplus版など新作続々” (日本語). ケータイ Watch. インプレス. 2020年8月10日閲覧。
  13. ^ a b c d 鷹木創 (2002年9月18日). “コナミ、J-スカイ向けゲームサイト「がんばれゴエモン」に追加” (日本語). ケータイ Watch. インプレス. 2020年8月9日閲覧。
  14. ^ a b コナミ、J-スカイ向けにゲームアプリを追加” (日本語). ITmedia Moblie. アイティメディア (2002年9月19日). 2020年8月9日閲覧。
  15. ^ コナミ、J-SKY用サイトに『ビシバシチャンプ2』『気軽に!ボウリング』を追加!” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA (2002年10月1日). 2020年8月9日閲覧。
  16. ^ コナミ、J-スカイの「がんばれゴエモン」に新コンテンツを追加” (日本語). ITmedia Moblie. アイティメディア (2002年11月6日). 2020年8月9日閲覧。
  17. ^ a b 田名網陽平 (2003年1月15日). “コナミ、J-スカイとiモードで新アプリを多数配信開始” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2020年8月9日閲覧。
  18. ^ a b c d 北村孝和 (2003年4月17日). “コナミモバイル、新作アプリを多数追加。「がんばれゴエモン」、「ゲーム合衆国」、「コナミスポーツシリーズ」” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2020年8月9日閲覧。
  19. ^ 鷹木創 (2002年11月13日). “コナミ、iアプリ対応ラリーゲーム「リドルラリー2ndステージ」ほか” (日本語). ケータイ Watch. インプレス. 2020年8月9日閲覧。
  20. ^ コナミ、J-スカイの「がんばれゴエモン」などに新コンテンツを追加” (日本語). ITmedia Moblie. アイティメディア (2002年11月14日). 2020年8月9日閲覧。
  21. ^ a b 津田啓夢 (2003年2月3日). “コナミ、J-スカイ・iモード向けゲームサイトに新ゲーム追加” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2020年8月9日閲覧。
  22. ^ a b c 北村孝和 (2003年5月7日). “コナミモバイル、ケータイ「がんばれゴエモン」小判プレゼントキャンペーンを実施。新アプリも配信開始” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2020年8月9日閲覧。
  23. ^ a b コナミ、J-スカイにて「グラディウス完全版」の体験版を配信” (日本語). ITmedia Moblie. アイティメディア (2002年12月2日). 2020年8月9日閲覧。
  24. ^ a b 鷹木創 (2002年12月2日). “コナミ、J-スカイ向け「グラディウス完全版」の無料体験バージョン” (日本語). ケータイ Watch. インプレス. 2020年8月9日閲覧。
  25. ^ コナミ、J-SKY用サイトで『グラディウス体験版』を含む新アプリを大量に配信開始!” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA (2002年12月2日). 2020年8月9日閲覧。
  26. ^ 鷹木創 (2002年12月18日). “コナミ、J-スカイ向け「グラディウス 完全版」の配信を開始” (日本語). ケータイ Watch. インプレス. 2020年8月9日閲覧。
  27. ^ a b c 北村孝和 (2003年3月13日). “コナミネット、iモード「パワプロワールド」など新作アプリを多数追加” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2020年8月10日閲覧。
  28. ^ 津田啓夢 (2003年4月17日). “コナミ、iアプリの「がんばれゴエモン」に続編追加” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2020年8月9日閲覧。
  29. ^ a b 鷹木創 (2003年5月7日). “コナミ、携帯向け「がんばれゴエモン」のキャンペーン” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2020年8月9日閲覧。
  30. ^ a b ゴエモン&魔城伝説…コナミ携帯アプリ新情報” (日本語). SOFTBANK GAMES NEWS INDEX. ITmedia (2003年3月12日). 2020年8月9日閲覧。
  31. ^ a b コナミネットDXに『がんばれゴエモン』17アプリが一挙追加!!” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2005年4月1日). 2020年8月9日閲覧。
  32. ^ コナミ、ゲームサイト「がんばれゴエモン」でレースゲームを配信” (日本語). ITmedia Moblie. アイティメディア (2003年8月11日). 2020年8月9日閲覧。
  33. ^ 津田啓夢 (2003年8月11日). “iモード・J-スカイの「ゴエモン」に育成レースゲーム追加” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2020年8月9日閲覧。
  34. ^ a b がんばれゴエモン3 〜獅子重禄兵衛のからくり卍固め〜 まとめ [スーパーファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年8月9日閲覧。
  35. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『PlayStation Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 193頁、 ASIN B00J16900U
  36. ^ 塩崎剛三, 編纂.「新作ゲームクロスレビュー」『週刊ファミ通』1994年12月23日号、アスキー、1994年12月23日、 40頁。
  37. ^ a b 「6月16日増刊号特別付録 クロスレビュー優良ソフトパーフェクトカタログ 上巻」『ファミ通』、エンターブレイン、2005年6月16日、 46頁。