きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2020年10月) ( |
きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー! | |
---|---|
Marvellous Machinery | |
監督 |
ジョーイ・ソー イアン・チェリー |
脚本 |
ポール・ラーソン ローラ・ボーモント ベッキー・オーバートン |
配給 | マテル・テレビジョン |
言語 | 英語 |
前作 | きかんしゃトーマス チャオ!とんでうたってディスカバリー!! |
『きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』( - みらいのはつめいショー!、Marvellous Machinery) は、テレビシリーズ『きかんしゃトーマス』の長編シリーズ第16作目の作品である。
概要[編集]
『きかんしゃトーマス』の3DCG製作の長編としては13作目にあたる。テレビ版第24シリーズ4話分(うち2話が倍尺)が英国で発売される同タイトルのDVD向けに編集されたものとなる。
今作ではトーマス達機関車が世界中の最新技術を前に起こる様々なトラブルを解決していくストーリーとなっている。
長編第4作「伝説の英雄」における"ヒロ"以来の日本出身キャラクター"ケンジ"が登場し、作中では彼ら2人の対話も窺える。当の日本では情報解禁日(2020年10月20日)にケンジの話題がTwitterのトレンド入りを果たすなど例年を大幅に超えた反響が窺える[1]。
主題歌は「How Does It Work」。例年と違いミュージカル調の挿入歌が無い作品となる。
因みに国際連合(SDGs)とのコラボレーションは長編第14作及びTV版第22シリーズの一部エピソード限定での企画であり、本作を含む現在では行われていない。
日本での公開[編集]
2021年3月26日の公開が予定されている。ゲスト声優としてケンジ役を俳優の賀来賢人が務める。
前売り券であるムビチケカードには特典として「おでかけサコッシュ(ポシェット)」が付いてくる。
あらすじ[編集]
ソドー島に発明家であるルースが空飛ぶ自動車に乗ってやってきた。彼女は友人のノランビー伯爵と共に世界中から集まった最新技術の発表会「World of Tomorrow」を開くため、機関車たちに協力を乞う。しかしトーマスは鉄道車両である自分が最新の発明品に取って代わられないか不安になってしまう。さらに発表会は怪しい2人の男によって危険に晒されようとしていた…。
上映エピソード[編集]
話数 | サブタイトル | 監督 | 脚本 | 補足 |
---|---|---|---|---|
#01 | A New Arrival | ジョーイ・ソー | ポール・ラーソン ローラ・ボーモント |
倍尺 |
#02 | World of Tomorrow | |||
#03 | Sonny's Second Chance | イアン・チェリー | ベッキー・オーバートン | |
#04 | Kenji on the Rails Again | ポール・ラーソン ローラ・ボーモント |
英国版DVDでは上記4話のサブタイトルの読み上げが第1話を除き全てカットされ、一本の長編に仕立て上げられているが、日本語版でも同様の編集が施されているかは現時点では不明。
新キャラクター[編集]
- ルース
- アメリカ出身の明るく積極的な発明家。ノランビー伯爵の友人で「World of Tomorrow」のホステス。
- ケンジ
- 日本から展示品としてやってきた、架線を使用する特急電車。世界中を旅したことのあるトーマスに憧れている。終盤ではある特別な改造が施され、新しい体験に挑む。
- バズ
- 発表会を狙ってソドー島にやってきた狡猾な男。
- バーニー
- バズの相棒。とぼけ者。
- サニー
- バズとバーニーに仕える紺色のタンク機関車。力が強い。
- フリードリヒ教授
- ドイツの発明家。ジェットエンジン「ブラストブースター7」の開発者。
- ヘティ博士
- 超強力電磁石を発表する。
- ホリフィールド博士
- 自動ミルクセーキマシーンを発表する
- キム博士
- 中国の発明家。巨大ロボット「アメイジング・メタルマン」を発表する。
キャスト[編集]
役名 | 英国版声優 | 米国版声優 | 日本語吹き替え |
---|---|---|---|
トーマス | ジョン・ハスラー | ジョセフ・メイ | 比嘉久美子 |
パーシー | ナイジェル・ピルキントン | クリストファー・ラグランド | 神代知衣 |
ニア | イヴォンヌ・グランディ | 青山吉能 | |
レッジ | ティム・ウィットノール | 三宅健太 | |
ゴードン | キース・ウィッカム | ケリー・シェイル | |
ハロルド | 羽多野渉 | ||
トップハム・ハット卿 | キース・ウィッカム | 田中完 | |
ソルティー | 石野竜三 | ||
ハーヴィー | 桜井敏治 | ||
駅員 | |||
機関士 | |||
警官 | |||
エドワード | ウィリアム・ホープ | ||
トビー | ロブ・ラックストロー | ||
ジェームス | ロブ・ラックストロー | 江原正士 | |
バーニー | |||
フリードリヒ教授 | |||
エミリー | テレサ・ギャラガー | ジョール・デ・ヨング | 山崎依里奈 |
アニーとクララベル | テレサ・ギャラガー | 吉岡さくら | |
レベッカ | レイチェル・ミラー | 内山茉莉 | |
ヘティ博士 | |||
クランキー | マット・ウィルキンソン | グレン・ウレイジ | 黒田崇矢 |
ロージー | ニコラ・ステープルトン | 望月久代 | |
ノランビー伯爵 | マイク・グレイディ | 鈴木清信 | |
ディーゼル | ケリー・シェイル | ケン・サンダース | |
ビクター | デビッド・べデラ | 坂口候一 | |
ルース | ドミニク・ムーア | ||
ケンジ | マット・マクーイ | 賀来賢人[2] | |
サニー | ジョー・スワシュ | 後藤淳平 | |
バズ | ボブ・ゴールディング | ||
ホリフィールド博士 | コリン・マクファーレン | ||
キム博士 | シウ・シー・ハン | ||
ヒロ | 伊川東吾 | 玄田哲章 |
トリビア[編集]
- 今作は長編第11作「探せ!謎の海賊船と失われた宝物」以来の全てソドー島内で展開されるストーリーとなっている。
脚注[編集]
- ^ “新幹線モデルの「ケンジ」登場で「きかんしゃトーマス」トレンド入り 鉄道マニアからも熱視線が”. J-CASTニュース (2020年10月20日). 2020年12月17日閲覧。
- ^ “「トーマス」世界最速のケンジ役は若干似てる賀来賢人、「それがオファー理由では?」(動画あり)”. 映画ナタリー(株式会社ナターシャ) (2020年12月17日). 2020年12月17日閲覧。