きたかみ (護衛艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動先: 案内検索
きたかみ
JS Kitakami.png
基本情報
建造所 石川島播磨重工業 東京工場
運用者  海上自衛隊
種別 乙型警備艦
艦級 いすず型
経歴
計画 昭和35年度計画
発注 1960年
起工 1962年7月7日
進水 1963年6月21日
就役 1964年2月27日
1990年1月31日(特務艦に種別変更)
除籍 1993年11月16日
要目
排水量 基準 1,490トン
満載 1,790トン
全長 94.0m
全幅 10.4m
深さ 7.0m
吃水 3.5m
機関 ディーゼルエンジン方式
主機 三菱 12UEV30/40ディーゼルエンジン × 4基
出力 16,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大速 25ノット
燃料 249トン
航続距離 16ノットで6,000海里
乗員 183名
兵装 68式50口径3インチ連装速射砲 × 2基
65式533mm4連装魚雷発射管 × 1基
375mm対潜ロケット4連装発射機 × 1基
3連装短魚雷発射管 × 2基
55式爆雷投射機(Y砲)× 1基(1968年撤去)
54式爆雷投下軌条 × 1条(1968年撤去)
レーダー OPS-2 対空
OPS-16 対水上
Mk.34 射撃用
Mk.63 砲射撃指揮装置
ソナー OQS-12 捜索用
OQY-2A 攻撃用
OQA-1B 可変深度式(1968年装備)
電子戦
対抗手段
NOLR-1B ESM
テンプレートを表示

きたかみローマ字JDS Kitakami, DE-213ASU-7016)は、海上自衛隊護衛艦いすず型護衛艦の3番艦。艦名は北上川に由来し、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、旧海軍球磨型軽巡洋艦北上」に続き2代目にあたる。

艦歴[編集]

「きたかみ」は、第1次防衛力整備計画に基づく昭和35年度計画乙型警備艦1213号艦として、石川島播磨重工業東京工場で1962年7月7日に起工され、1963年6月21日に進水、1964年2月27日に就役し、同日付で第3護衛隊群隷下に新編された第32護衛隊に「おおい」とともに編入され大湊に配備された。

本艦は1、2番艦と兵装が異なり海上自衛隊の艦艇として初めてボフォース・ロケット発射機及び3連装短魚雷発射管が装備された。

1968年10月、艦尾の爆雷投下軌条及び爆雷投射機が撤去され、VDS(可変深度ソナー)が装備された。

1968年12月16日、第32護衛隊が大湊地方隊隷下に編成替え。

1990年1月31日、第32護衛隊が廃止となり、特務艦に種別変更され、艦籍番号がASU-7016に変更。大湊地方隊に直轄艦として編入。なお、特務艦への改造工事で長魚雷発射管が撤去されている。

1993年11月16日、除籍。就役中の総航程は63万3,300浬に達し、地球約29.7周分。翌年岡山県岡山市で解体された[1]

脚注[編集]

  1. ^ 「ニュース・フラッシュ」、『世界の艦船』第488号、海人社、1994年11月、 122頁。

参考文献[編集]

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第56集 海上自衛隊護衛艦史 1953-2000』(海人社、2000年)
  • 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)