きみが死ぬまで恋をしたい

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きみが死ぬまで恋をしたい
ジャンル 百合ダーク・ファンタジー
漫画
作者 あおのなち
出版社 一迅社
掲載誌 コミック百合姫
レーベル 百合姫コミックス
発表号 2018年10月号 -
巻数 既刊1巻(2019年1月18日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

きみが死ぬまで恋をしたい』(きみがしぬまでこいをしたい)は、あおのなちによる日本漫画作品。一迅社の『コミック百合姫』2018年10月号より連載されている。

戦争用兵器として育てられる少女たちを描いた[1]ダーク・ファンタジー作品である。

あらすじ[編集]

身寄りのない子供を受け入れ、戦争用の魔術兵器へと育て上げる「学校」。ここで暮らす子供たちにとって人の死はあまりにも身近で、それを悲しむことすらままならないのが当たり前の日常である。

14歳の少女シーナは、ある朝突然ルームメイトを喪った。悲嘆に暮れそうになるのを抑え込み、気丈に振舞う彼女のところに近付いてきたのは、返り血に染まった一人の少女だった。翌日、ミミと名乗るその少女はシーナのクラスに新入生としてやってきた。学校の秘密兵器と噂される彼女との出会いが、自らの境遇を受け止めきれないシーナの心に変化を及ぼしていく。

登場人物[編集]

トツキ・シーナ
本作の主人公である14歳の少女。魔法も成績もごく平凡である。
戦争や誰かが傷つくことを嫌っており、自らに与えられた兵器としての使命に疑問を抱いている。
クラス番号の関係でミミと同部屋になり、彼女とペアを組んでいる。
カガリ・ミミ
シーナのもとにやってきた謎の少女。決して死なない学校の秘密兵器と噂される。
見た目の幼さや言動の無邪気さからは想像できないほどの力を有しており、敵を殺すことにためらいがない。
戦闘で人としての原形をとどめないほど傷ついても復活することができる。
セイラン
シーナたちのクラスメイトである少女。生真面目で正義感が強い。
アリと行動をともにしており、彼女と友情以上の強い繋がりを垣間見せる。
アリ
シーナたちのクラスメイトである少女。笑顔を絶やさずおっとりしている。
思ったことを直球で口に出すきらいがあり、その都度セイランを翻弄している。
フラン
「学校」の保健医。修復魔法に長けている。
戦闘から帰還したミミの世話をしているが、毎回ボロボロに傷ついて帰ってくる彼女に手を焼いている。

用語[編集]

国戦用魔術兵器育成機関(こくせんようまじゅつへいきいくせいきかん)
戦争用の兵器を育成する施設。孤児院を兼ねており、ここで暮らす子供たちからは専ら「学校」と呼ばれる。
10歳から17歳までの身寄りのない子供を受け入れ、魔法を用いた人殺しの方法を教育している。
祈りの時間(いのりのじかん)
戦争で命を落とした生徒を追悼する時間。学校の地下講堂で行われる。
戦場に駆り出された生徒は亡くなると体が消えるよう管理されているため、亡骸が学校に帰ってくることはない。
修復魔法(しゅうふくまほう)
傷を癒すための魔法。口づけにより魔力を直接体内へ注ぎ込み、修復させる。
欠損した四肢の修復なども可能だが、その分失敗のリスクが高い。

書誌情報[編集]

  • あおのなち 『きみが死ぬまで恋をしたい』 一迅社〈百合姫コミックス〉、既刊1巻(2019年1月18日現在)
    1. 2019年1月18日発売[2] ISBN 978-4-7580-7898-6

脚注[編集]

  1. ^ 戦闘用兵器として生きる少女たち描く、あおのなち「きみが死ぬまで恋をしたい」1巻”. コミックナタリー (2019年1月18日). 2019年1月23日閲覧。
  2. ^ きみが死ぬまで恋をしたい1”. 一迅社. 2019年1月23日閲覧。