ぎょうざの満洲
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新所沢駅東口のぎょうざの満洲旧本店、居酒屋まんしゅう(閉業)、梅吉うどん(閉業) | |
![]() 坂戸工場 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒350-1107 埼玉県川越市的場新町21-1 |
設立 | 1972年7月1日 |
業種 | 飲食業、食品製造業、旅館業 |
法人番号 |
4030001023943 ![]() |
事業内容 | 中華飯店等飲食店の経営、およびそれに伴う食品製造と、旅館の経営 |
代表者 |
金子梅吉(創業者、会長) 池野谷ひろみ(社長) |
資本金 | 1億円 |
支店舗数 | 86店舗[1] |
関係する人物 | 金子梅吉、池野谷ひろみ |
外部リンク | http://www.mansyu.co.jp/ |
株式会社ぎょうざの満洲(ぎょうざのまんしゅう)[2]は、埼玉県川越市に本社を持つ中華料理を扱う外食チェーン。「3割うまい!!」のキャッチコピーで埼玉県、東京都、群馬県に展開している。2012年、JR野田駅店を皮切りに大阪府にも出店を開始。2014年、阪神杭瀬駅店(尼崎市)にて兵庫県初出店を果たした[3][4]。
概要[編集]
埼玉県所沢市新所沢駅東口に本店・本社があったが、鶴ヶ島市に工場が出来たのを機に移転。さらに2001年、坂戸市に設置した新工場に再移転した。
餃子を中心に扱うチェーン店「ぎょうざの満洲」を埼玉県内に49店舗[5]、東京都内に32店舗、群馬県内に3店舗、大阪府内に9店舗、兵庫県内に1店舗展開している(2020年3月現在)。
2019年1月、川越工場が竣工し、坂戸市から本社を川越市に移転した他[6]、登記上の本店も所沢市から川越市へ移転した。
キャッチコピーは
- 「全て自家製」
- 「3割うまい!!」
- 「ぎょうざの満洲は駅のそば」[7]
有名な「3割うまい」の意味については、現在は「うまい・安い・元気」の3つで3割[8]とされているが、元は「(他店より)美味さ3割増し」の意味で付けられたものとのこと[6][9]。また、売り上げの3割を原材料原価にあてることからも来ている[8][10]。料理は半製品の段階から全て自社工場で製造されており、坂戸工場では餃子、生麺、蒸し麺を製造。鶴ヶ島工場では総菜、スープ、タレの製造を行っている。
ラジオCMがTBSラジオやNACK5、ニッポン放送、FM802などで放送されている。
また、テレビCMが2009年7月からテレビ埼玉で開始された。なお、テレビ東京など一部放送局でも流れる事もある。
店舗[編集]
店舗は全て直営店とし、この種のチェーン店では多く見られるフランチャイズ制を敷いていない。
また、自社工場で製造した餃子は各店舗へ自社トラックで配送しており、初期からの既存店舗は西武池袋線・西武新宿線・東武東上線沿線の範囲で、上記のキャッチコピー通り、鉄道の駅前に多く所在する。また、最近も新規出店を積極的に行っているが、その範囲は工場最寄りの「関越鶴ヶ島ICより50キロメートル圏内」という条件下、その圏内である西武線・東武東上線・青梅線・中央線・高崎線・京浜東北線・埼京線・埼玉高速鉄道線との間の東京都23区西北部・多摩地域・埼玉県西部に概ね限られ、やはり鉄道駅から至近の立地の店舗が大半を占める。特徴的な店舗として群馬県老神温泉にある温泉旅館併設の「ぎょうざの満洲東明館」[11]がある。
2012年(平成24年)よりこれまでの埼玉県・東京都・群馬県の域を越えて関西(大阪府)にも進出し、71号店となるJR野田駅店を大阪環状線の野田駅前に出店した[12]。2015年(平成27年)には吹田市に江坂工場を新設し(店舗も併設)、関東と同様の自社工場による製造・販売体制を構築している。
店舗一覧については店舗一覧を参照のこと。
商品[編集]
590円+税の「ダブル餃子定食」など餃子を中心としたメニューのほか、ラーメンなどの麺類、チャーハン、野菜炒め、レバニラ炒めなどの一品料理がある。セットにはライス、スープ、お新香のほかに餃子6個がつく。店内での飲食のほか、持ち帰りの生餃子・冷凍餃子や中華麺などの販売も行っており、店頭や通販による全国配送も可能。また全店舗で日曜日を除く週二回、曜日を決め餃子の割引販売をおこなっている。
マスコット・キャラクター[編集]
- 名前:ランちゃん
ラーメンの「ラ」とチャーハンの「ン」から命名。 - 年齢:11歳
- モデルは幼少期の池野谷ひろみ社長。
- チャイナドレスを着て和帽子(料理人が厨房で被る帽子)のようなものをかぶったお団子頭の少女。1992年から現在の絵になった。
- 店内の食器などにもランちゃんと「3割うまい!!」の絵柄が描かれている。
脚注[編集]
- ^ 株式会社ぎょうざの満洲の概要(2019年3月時点)
- ^ 満州は誤字。
- ^ 阪神杭瀬駅店は2018年5月6日に一旦閉店し、2週間後の5月19日に阪急塚口南口店として、リニューアルオープンした。
- ^ “ヨッテ杭瀬の「ぎょうざの満洲」が5/6で閉店、5/19に塚口で移転オープン”. 尼崎旅(あまたび) (2018年4月29日). 2020年3月28日閲覧。
- ^ お土産専門店の本社直売所を含む。
- ^ a b 長浜淳之介 (2019年7月9日). “埼玉発「ぎょうざの満洲」 消費増税に負けない“独自すぎる”ビジネスモデルに迫る”. ITmedia ビジネスONLINE . 2019年7月9日閲覧。
- ^ 厳密に言うと、本社直売所・鶴ヶ島工場直売所・坂戸にっさい店・前橋みなみモール店は駅前ではない
- ^ a b “満洲について”. 餃子の満洲. 2020年6月14日閲覧。
- ^ “満洲にこだわり”. 2008年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 週刊プレイボーイ2010年13号「ギョーザ戦国時代」のアツアツなウラ側より
- ^ 群馬県 老神温泉 ぎょうざの満洲 東明館
- ^ ぎょうざの満洲 会社概要より
- ^ 駐車場がある店舗は所沢東口店・河辺北口店・鶴ヶ島脚折店・坂戸にっさい店・久喜西口店・鶴瀬西口店・本庄早稲田駅前店・伊勢崎駅前店・前橋みなみモール店・野田阪神店・江坂工場直売店と老神温泉東明館のみ