こぐまのケーキ屋さん

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こぐまのケーキ屋さん
ジャンル 児童漫画
漫画
作者 カメントツ
出版社 小学館
掲載誌 ゲッサン
小学館学習雑誌
レーベル ゲッサン少年サンデーコミックス
発表期間 2017年[注 1] -
巻数 全3巻(2018年12月現在)
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こぐまのケーキ屋さんは、カメントツによる日本の漫画作品。

概要[編集]

ケーキ屋の店長を務める小熊と、ケーキ屋に務めることになった青年を取り巻く日常を描いた漫画作品。

第1作目は、カメントツが友人のために描き下ろした四コマ漫画であり、2017年11月Twitter上で発表された。たちまち大きな話題となり[1][2]、1話を公開した時点で15件もの連載・単行本化の誘いが来たという[3]。その後、契約出版社が小学館に決まり、連載及び単行本の発行は同社により行われている。その後も、Twitter上で1週間に1-2作のペースで新作が発表されている。

作者であるカメントツのTwitterアカウント以外からも、以下のウェブサイトで読むことができる。

  • ねとらぼ 「おまとめ こぐまのケーキ屋さん」(2017年12月17日 - )[4]
    • Twitterで発表された「こぐまのケーキ屋さん」を週に一度5話ずつまとめて読めるようにされたもの[5]

登場人物[編集]

こぐま
声 ‐ SKY-HI (TVCM)
物語の主人公である子熊。ケーキ屋を営んでいるパティシエ。身長は小学生低学年ほどで、登場する際はつねに「コック帽」をかぶっている。一人称は「くま」。しゃべり方はたどたどしい(「「プリンアラモード」をうまく発音できない」「ふきだしの中の台詞がひらがなで、文節の途中で改行される例が多い」など)。店にお客が絶えないことから、ケーキの味は絶品である模様。ただし、ケーキ作り以外の知識に関してはあまりない(紙幣図書館乳牛の存在を知らなかった)ようで、書ける字はひらがなのみ。店の客として来ていた青年に働いてもらっており、青年が風邪だった時にはお見舞いに訪れるなど、公私を越えた付き合いをしている(青年のことを「てんいんさん」と呼んでいる)。小学校の家庭科の時間には、青年の頼み込みがきっかけで「製菓講師」として授業を受け持った。男の子を含む小学校の子供達には「くま先生」と呼ばれている。
店員
声 ‐ 花江夏樹 (TVCM)
こぐまのケーキ屋の常連客だった青年で、のちに店員になる。こぐまと共に水族館を訪れた際、チケット購入で「学生一枚」と窓口に告げている事から、学生と思われる。ケーキ屋で働きはじめる際、こぐまのことを「店長」と呼んだのをこぐまが喜んだ事で、以後はその呼び名が定着する。こぐまの職人としての腕前に、つねに敬意を忘れない話し方をしている。
うさぎ
こぐまが製菓材料を仕入れる「スーパーうさぎ」の経営者。語尾に「ッス」がつく。こぐまのケーキ屋でクレジットカードを使おうとするなど、経営者としてはやり手のようである。彼のスーパーでは、取引でどんぐりなど現金以外も使えるとのこと。
男の子
学校編(単行本には目次が無いが、便宜的な分類として記す)や、以降の話で登場。小学校に通ってみたいこぐまが「製菓講師」として授業を担当したうちの児童の一人で、以降はこぐまの隣に机を並べて授業を受けたり、放課後に自分の家へこぐまを招いたり、朝のラジオ体操に誘ったりと、こぐまとの親交関係を築いている。
おじいさん
回想編(単行本描き下ろし)にのみ登場。過去は優秀なパティシエで、小さな店を企業化してやがて大企業へと成長させたが、最愛の配偶者の訃報を知ってからは失意の中で隠遁生活を送っていた。そこへふらりとこぐまが訪れた事で、自身の職人としての魂に火がついたのか、こぐまにパティシエとしての知識を仕込んだようである。

反響[編集]

作品の発表後、すぐに複数の出版社からオファーがあり、6日後には「こぐまのケーキ屋さん」が本になることが発表された[6][7]。Twitter上で発表された作品を2色化したり特別編を加筆した単行本が2018年3月に発売され、同月6日には早くも重版が決定した[8]。東京の渋谷・ロフトでは3月7日から25日にかけてコラボレーション企画としてカフェが開催され、メニューや店内に作品世界が展開した。[9]2018年8月3日には、ローソンの「ウチcafe」とのコラボレーションでスイーツやグッズが販売された。[10]

書籍[編集]

  • カメントツ『こぐまのケーキ屋さん』〈ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル〉
    1. 2018年3月2日刊行 ISBN 4-09-128218-0
    2. 2018年8月24日刊行 ISBN 4-09-128479-5
    3. 2018年12年18日刊行 ISBN 4-09-128826-X

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 初出となるTwitter上での発表年。

出典[編集]

  1. ^ カメントツのTwitter” (2017年11月9日). 2017年11月28日閲覧。
  2. ^ こぐまが接客してくれる「こぐまのケーキ屋さん」漫画に癒される人多数 「心が洗われる」「かわいすぎて涙出た」”. ねとらぼ (2017年11月10日). 2018年3月20日閲覧。
  3. ^ 世界最速書籍化マンガ『こぐまのケーキ屋さん』カメントツ インタビュー
  4. ^ おまとめ こぐまのケーキ屋さん”. ねとらぼ. 2017年12月22日閲覧。
  5. ^ カメントツのTwitter” (2017年12月17日). 2017年12月22日閲覧。
  6. ^ カメントツのTwitter” (2017年11月14日). 2017年11月28日閲覧。
  7. ^ 作者も「信じられない」! ツイッターに漫画投稿したら...→6日後、書籍化決定”. J-CASTニュース (2017年11月17日). 2017年11月28日閲覧。
  8. ^ カメントツのTwitter” (2017年11月14日). 2017年11月28日閲覧。
  9. ^ でっかいこぐま店長がお出迎え! 「こぐまのケーキ屋さん」コラボカフェに行ってきた”. ねとらぼ (2017年3月15日). 2018年3月18日閲覧。
  10. ^ SNSで話題「こぐまのケーキ屋さん」とのコラボスイーツが登場!”. ローソン (2018年8月3日). 2018年9月1日閲覧。