せんだん

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せんだん
性別 女性
身長 162cm
スリーサイズ B82 W58 H83
基礎霊力 1200漬け物石
好きな下着 ひらひらのきらきら
趣味 ウィンドーショッピング
他の子に服を仕立ててあげること
誕生日 9月6日
年齢 124歳
序列 1位
指輪 左手中指
担当声優 松岡由貴

せんだんは、ライトノベル漫画アニメ作品『いぬかみっ!』に登場する架空の人物である。

人物[編集]

血液型はAB型。川平薫犬神。最長老の娘で、はけの実妹。冷静な判断力と個性的な少女達を纏める統率力を備えた、名実共に優れたリーダーである。自他問わず厳しい性格をしており、慎ましくたおやかだが、はけとは異なり人好きで面倒見の良い面もある。ただ、周囲からの押しに弱いようであり、おだてられてしまうとその気になってしまうのが玉に瑕。また、仲間に服を仕立てる事を趣味としているが、全て彼女のセンスによるデザインである為、誰も着てくれないと悲しむ。なでしこほどではないと謙遜するものの、実はかなりの料理上手。「VOCHE」を購読している。

昔は、はけとよく似た容姿の可憐で清楚な美少女(泣きボクロが特徴)であったが、文明開化の影響によってヴェルサイユが如き宝塚なドレス姿を好むようになり、綺麗な黒髪であった髪型も同様の派手な赤色に染めてしまっているという、西洋かぶれキャラクター(ただし、「これからは西洋文化の時代」と称して、たゆねで着せ替え遊びをしていたのは10年ほど前との事なので、彼女の言う「文明開化」が一体いつ頃の事なのか正確なところは不明)。はけもこの事に関しては、かなり嘆いている。

他の犬神たちよりも大人びているものの、川平啓太の「自分は馬並みなので一度お手合わせ願いたい」というハレンチな台詞を馬乗り→乗馬の事と勘違いする等、性知識には疎い、まだまだ純情な少女の部分もある。彼女よりも年を経たごきょうやに「まだ若い」と評されたことも。

薫の事は主従としての節度を保ちながらも信奉に近い惚れ込みよう。啓太に対しても礼節をもって接しており、ともはねが頻繁に啓太の所へ遊びに行っていることを恐縮に思っている。

作者曰く、本編終了後は薫の下を離れ、東家に出向する事になるという(仲たがい等の理由ではない)。また、その際のエピソードもいつか描かれる構想があるという。

出番が多い割りに長らく単行本の表紙を飾ることがなく、アニメ放映当時に声を担当していた松岡由貴が挿絵担当の若月神無に哀願して表紙に登場することになった。

劇中の活躍[編集]

第1部[編集]

初期の頃より、リーダーとしての能力に優れていたが、仲間内の急進派の意見に引きずられてなでしこを排除しようとし、更にはようこに喧嘩を売ったりするなど、未熟な面も見せていた。

その後はそれまでの行為を反省点にし、リーダーとして大きく成長。終盤では仲間を率いて奮戦力闘し、大いに面目を施している。

ようこの事はかつて大嫌いだったが、現在は認識を改めており、時と場合(主に啓太のセクハラ対策)によっては手を組む事も。また彼女が大妖狐の娘であるというだけで、犬神だけでなく、周囲の化生や人間たちからも蔑まれている事に多少ながら哀れみを感じている。

第2部[編集]

薫捜索の為の情報集めを率先して行っており、いぐさと共に主に欧州各地を歴訪、スイスでいまり&さよかと合流している。実は薫捜索を開始する二日前に赤道斎と対面し、薫を取り戻す為の方法について「世界中の高名な占い師を探せ」と助言を受けており、捜索活動の重要な手がかりとしている。ただし「『代償』が必要かもしれない」と、不吉な啓示も受けている(後にフラノも同様のことを予知しており啓太にもこの趣旨を伝えている)。

その後、古城の精霊との戦闘で苦戦するが、啓太の助太刀により他のメンバー達と共に古城の精霊と再度奮闘し、どうにか勝つ事に成功する。

他の薫の犬神達に白い目で見られてしまっているカオルの事を常に心配していたが、カオル本人があまり気にしていないどころか、逆に気遣ってしまっている自分を心配しているのを知り、彼女の中にある寛容さと、啓太や薫にもない可能性に気付いたせんだんは、彼女を温かく見守り続けた。

そして、犬神使いとしての戦闘力もないカオルが、自身の恐怖を押し殺してまで、自らエルフィネスの囮となって犠牲にしたのを見たせんだんは、他の犬神達と共にカオルの元へ駆け付け、本性に戻りカオルを乗せて戦う。しかし、エルフィネスの最大攻撃である「アポロンの矢」を受けた事で、自らのみならずカオルまでが重傷を負ってしまい、せんだんは泣きながらも必死にカオルの救命措置を行った。これによってカオルはかろうじてだが、命を吹き返し、無事に兄の薫と再会する事が出来た。

EX[編集]

大妖狐に想いを寄せている事が明らかになり、ようこを始め周囲からからかわれる。フラノいわく、彼の性格的なダメさ加減が母性本能をくすぐるのであろう、との事。大妖狐の方でも、色々と世話を焼いてくれるせんだんは比較的お気に入りの様子(ただし今のところ恋愛感情ではない)。なお、大妖狐はせんだんの事を「紅娘(べにむすめ)」と呼んでいる。