そのろく

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
そのろく
たまスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
レーベル 地球レコード
たま アルバム 年表
ねこばば
(1994年)
そのろく
(1995年)
たま
(1996年)
テンプレートを表示

そのろく』は、たまのメジャーデビュー後6枚目のオリジナルアルバム。1995年8月23日に自主レーベルの地球レコードより販売された。メジャー1stアルバム『さんだる』以降の作品では初のインディーズからのリリースである。

解説[編集]

このアルバムの収録曲は、放送コードなどの関係でメジャーレーベルからの発表が不可能であった曲を中心に集めたものである[1]

なお、本作をもって柳原幼一郎がバンドを脱退。以後、三人での活動となる。

2009年に再発売された(内容に変更はなし)。

収録曲[編集]

  1. はこにわ(3:47)
    (作詞・作曲:柳原幼一郎
    元のタイトルは「はこには」。詞の内容は、旅路を振り返る旅人の心境といったもの。『LIVE IN NEW YORK』収録。
    「夜のどん帳」や「ジャバラの夜」と曲調が似る。
  2. 東京パピー(2:42)
    (作詞・作曲:石川浩司
    ナゴムレコード時代のLP版『しおしお』にも収録された曲。詞の後半に言語障害者への蔑称が用いられているため、メジャーレーベルからはリリース不可能であった。
  3. 月食仮面(4:10)
    (作詞・作曲:知久寿焼
    タンゴ調のリズムで構成されている曲。
    「あたまのふくれたこどもたち」に対し、この歌では「頭のいびつな子ども」が登場する。
  4. ふたつの天気(4:17)
    (作詞・作曲:滝本晃司
    ミドルテンポのスウィング調の曲。本作において唯一の滝本ボーカル曲。後に、滝本のソロアルバム『空の下』でセルフカバーされた。『LIVE IN NEW YORK』に収録された。
  5. あつまれ(4:08)
    (作詞・作曲:石川浩司)
  6. あたまのふくれたこどもたち(4:47)
    (作詞・作曲:知久寿焼)
    新宗教を批判した曲。
    『LIVE IN NEW YORK』に収録された。
  7. 月の光(4:46)
    (作詞:中原中也・作曲:石川浩司)
    詩人の中原中也の詩「月の光 その一」「月の光 その二」に、石川が曲をつけたもの。1994年に山口市で開催された「中原中也生誕90-3年祭」実行委員会の依頼によって製作・演奏された。
  8. だるまだまるな(4:01)
    (作詞・作曲:柳原幼一郎)
    国家主義への風刺の歌詞。幾度と無くタイトルを連呼している。曲中に柳原以外のメンバーが各自セリフを言う箇所がある(滝本→石川→知久の順)。
  9. 猫をならべて(4:32)
    (作詞・作曲:柳原幼一郎)
    終盤で「支那」という単語が使われており、これが原因でメジャーでのリリースが不可能であった可能性がある。
  10. カニバル(7:27)
    (作詞・作曲:石川浩司)
    本作唯一のライブ音源。非常にめまぐるしくテンポの変わる曲。
    この曲の歌詞には複数の放送禁止用語が使用されており、メジャーレーベルからのリリースが不可能であった。スタジオ録音版は、ナゴムレコードから出されたコンパクト盤レコードの『でんご』やCD『たま ナゴムコレクション』に収録されている。

脚注[編集]

  1. ^ 「たま」という船に乗っていた 第八章 船からひとり降りた”. 石川浩司. 石川浩司 (2012年11月29日). 2018年9月24日閲覧。