ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング

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ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング 文系編・理系編・数独編
ジャンル 脳活性化ソフト
対応機種 ニンテンドーDSiニンテンドーDSiウェア
開発元 任天堂
発売元 任天堂
人数 1人(セーブデータ1つまで)
メディア ダウンロード販売(本体内蔵メモリに保存)
発売日 日本 2008年12月24日(文系編・理系編)
日本 2009年4月22日(数独編)
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
その他 使用ブロック数
文系編: 67ブロック
理系編: 51ブロック
数独編: 18ブロック
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ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング』(ちょっとのうをきたえるおとなのディーエスアイトレーニング)は、任天堂開発・発売のニンテンドーDSiウェアである。正式名称は『東北大学加齢医学研究所川島隆太教授監修 ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング』(とうほくだいがくかれいいがくけんきゅうじょかわしまりゅうたきょうじゅかんしゅう ちょっとのうをきたえるおとなのディーエスアイトレーニング)。

概要[編集]

前々作の『脳を鍛える大人のDSトレーニング』及び前作の『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』で合計850万本以上を売り上げる大ヒットを記録したシリーズの第3弾。

今作はDSi専用ソフトのDSiウェアで配信し、ソフトを差し替えせずに内蔵されるようになっていつでも手軽に脳を鍛えることができるようになっている。なお、ニンテンドーDSi LLには文系編と理系編が予め本体に導入されており、別途購入及びダウンロードをしなくても利用できるようになっている(このDSi LL内蔵分はニンテンドー3DSへ引っ越しさせることは不可)。

文系編・理系編の2つのバージョンは、文系編には文字や漢字の書き取りなど、理系編には数の数えや計算問題などバージョンごとに異なるトレーニングと脳年齢チェックが収録されている。これに加えて「お題」が収録されており、内容はバージョンごとに異なっている。

収録されているトレーニングは3つが新作、残りは過去2作で収録された一部のトレーニングが再録されている。脳年齢チェックのテスト問題は全てのバージョンにおいて、過去2作で収録されていたもがバージョン別に分けて全て再録されている。また、『もっと脳』に収録されていたパズルゲーム「細菌撲滅」を文系編と理系編に収録。そのほか、DSiならではのカメラを使った機能も収録されている。

過去には数独編というバージョンも配信されており、完全新作のトレーニングでニコリ制作の数独問題全116問が収録されていたが、2015年に配信を終了した。

今作では対戦やお手軽版は収録されていない。

毎日トレーニング[編集]

文系編[編集]

文系編には6つのトレーニングが収録されている。

名作音読
第1作より再録。画面に表示される文学作品の冒頭部分を音読し、そのタイムを記録する。
漢字書取
第2作より再録。問題の傍線で示された部分を漢字で記入する。
名曲演奏
第2作より再録。画面に表示される楽譜通りに、鍵盤をタッチして演奏する。収録曲は第2作の収録曲に加え、細菌撲滅のFEVERとCHILLが追加されている。但し、「手をたたきましょう」と「どんぐりころころ」の2曲は削除されている。
直前写真
新作トレーニング。写真を覚えながら、前に表示された写真を正しいものを選ぶ。予め用意されている写真の他、DSiカメラで撮影した写真を問題として使うことができる(後述の「段位挑戦」では、使用できない)。
名刺記憶
新作トレーニング。問題の前に名刺の内容と顔を覚えて、覚えたら名刺の内容を書いたり正しい顔を選ぶ。
漢字破壊
新作トレーニング。次々出てくる漢字をできるだけ早く書き込んで、漢字を破壊していく。条件を満たすと「宇宙」というシューティングゲーム風のモードが選べるようになり、迫ってくる漢字を自機に当たらないように漢字を書いて破壊して、漢字から出てくる丸い弾は○を書けば破壊できる。自機は2機あり、全機破壊されるとゲームオーバーとなる。途中で1機当たってもクリアすれば、次のステージでは復活する。全6ステージ。

理系編[編集]

理系編には7つのトレーニングを収録されている。

計算20
第1作より再録。画面に表示される簡単な四則計算をより速く解き、タッチペンで解答を記入する。計20問の合計タイムを記録。
計算100
第1作より再録。計算20と同じく計100問のタイムを記録。
三角暗算
第1作より再録。画面に表示される3つないし4つの数字の、隣り合うもの同士を足し引きしていき、解答を記入する。
釣銭渡し
第2作より再録。代金と渡されたお金が表示される。釣り銭を計算し、紙幣や硬貨をタッチして回答する。
倍数探し
新作トレーニング。次々出てくる数字を条件の内容が正しいか選択していく。進んでいくと条件の内容が消される。
二重課題
新作トレーニング。計算20や100のように計算で解いていくだけでなく、人数数えの問題もあって画面に表示される家に人が出入りするので、計算が全部終わった後に最後に家の中に残っている人数を記入する。
加算破壊
新作トレーニング。表示される数字を全て足して正しい答えを解いて数字を破壊していく。条件を満たすと格闘というアクションゲーム風のトレーニングが選べるようになって、迫ってくる数字を格闘家に当たらないように数字を足して倒していく。格闘家は3つ分の体力があるので体力がなくなった時点でゲームオーバーとなる。途中で体力が少なくなっても次のステージでは全回復する。全5ステージ。

文系編・理系編共通[編集]

文系編と理系編の共通で収録されており、内容は同じ。

細菌撲滅
第2作より再録。脳をリラックスさせるために用意されている『Dr.マリオ』をアレンジしたパズルゲーム。落下中のカプセルをタッチしたままスライドすると移動し、軽くタッチして離すと回転する。また、カプセルを消したことによって他のカプセルが落下してくる場合があるが、接地するまではこれらのカプセルも操作ができるようになっている。そのため意図的に連鎖を起こしやすい。 ゲーム中にセレクトボタンを押すと、休憩する事が出来る。第2作には無かったセーブ機能があって、進行状況を保存すれば前回セーブした所からそのまま再開できる。ただし、進行状況は再開すると消えてしまうのでもう一度同じ所から再開はできない。

数独編[編集]

ニコリ制作の数独問題が「初級」「中級」「上級」の3レベルで計116問収録されている。そのうち16問は練習問題になっており難易度は易しめになっている。

脳年齢チェック[編集]

文系編と理系編にはそれぞれ6つのテストが収録されており、ランダムに行われる。先述通り、いずれも過去のシリーズからの再録となっている。前作にあった、隠しコマンドで任意のテストを出来る機能は搭載されていない。 数独編は常に収録されている、3つのテストが行われる。

文系編[編集]

色彩識別
第1作より再録。画面に「くろ」「あか」「あお」「きいろ」の4種の文字が表示されるが、その文字は読まずに「書かれている文字の色」を声で回答する。
例:「あか」の場合は、「くろ」と答える。
単語記憶
第1作より再録。画面に表示される28個の3文字単語を2分間で記憶し、次の3分間で思い出せる限りの解答を記入する。
順番線引
第1作より再録。画面にカタカナとアルファベットが表示され、A→ア→B→イ→C→ウ…と、交互に順番に線を引き、そのタイムを計測する。
後出勝負
第2作より再録。表示されたじゃんけんの手に勝てる手または負ける手を、音声で答える。勝てる手・負ける手のどちらを回答するかは、画面で指示される。
漢字記憶
第2作より再録。画面に表示される漢字を一定時間のうちに記憶し、その後記入する。
符号変換
第2作より再録。画面上には数字とそれに対応する符号の表が示される。それに従い、表示された数字に対応する記号を記入していく。

理系編[編集]

高速数え
第1作より再録。1 - 120までの数字を速く、正確に発音して、そのタイムを計る。
数字数え
第1作より再録。画面にさまざまな数字が表示されるので、それらの内「青色の個数」「移動している数字の個数」などの問題に解答する。
連続減算
第2作より再録。最初に2桁の数字と1桁の引く数が与えられるので、次々に1桁の引く数を引いたものを答えていく。例えば、65から連続して7を引くように指示が出たら、58、51、44、……2と記入していく。
記憶加算
第2作より再録。足し算を行い、答えを記入する。ただし、問題の数字の一部が塗り潰され次の問題に持ち越されるため、数字を記憶しながら行わなければならない。
例:■は塗りつぶされた数字、斜字は実際に記入する答え。
8
■+9=17
5+■=14
■+1=6
これをくり返してゆく
5×5記憶
第2作より再録。1から25の数字が5x5の形で不規則に並んでいる。どの数字がどの場所にあったか一定時間のうちに記憶し、場所と数字を記入する。
最高数字
第2作より再録。画面上に表示された数字のうち、値が最も大きい(数字の書かれている大きさではない)ものを選んでタッチする。
例:4 9 8 この場合は、真ん中の「9」が正解

数独編[編集]

順番線引
第1作より再録。内容は文系編と同じ。
5×5記憶
第2作より再録。内容は理系編と同じ。
最高数字
第2作より再録。内容は理系編と同じ。

お題[編集]

文系編と理系編に収録されている。7つのお題に文系編と理系編で異なる内容が3つずつ収録されている。記録されたお題は「その他」のお題アルバムでいつでも確認できる。ある程度挑戦すると、「その他」でスライドショーを見る事が出来るようになる。

文系編[編集]

ドラマ
DSiカメラを使って、ドラマでよくある表情の顔を撮る。理系編とは内容が異なる。
生活
DSiカメラを使って、日常でよくある表情の顔を撮る。
DSiカメラを使って、恋に関する表情の顔を撮る。
歴史
歴史に関した内容をお絵かきする。
建物
建物に関した内容をお絵かきする。
人物
歴史上の人物に関した内容をお絵かきする。理系編とは内容が異なる。
恋愛ドラマでよくある場面をマイクを使って録音する。

理系編[編集]

照れ
DSiカメラを使って、日常でよくある表情の顔を撮る。
学生
DSiカメラを使って、学生でよくある表情の顔を撮る。
ドラマ
DSiカメラを使って、ドラマでよくある表情の顔を撮る。文系編とは内容が異なる。
生き物
生き物に関した内容をお絵かきする。
憧れ
憧れの職業に関した内容をお絵かきする。
人物
歴史上の人物に関した内容をお絵かきする。文系編とは内容が異なる。
時代劇
時代劇でよくある場面をマイクを使って録音する。

段位挑戦[編集]

文系編と理系編に収録されている。2回目以降の脳年齢チェックで最高年齢の20歳を1度達成すると出現する。共通で収録されているもので、内容は文系編と理系編で異なる。トレーニングや脳年齢チェックのテストに使われている種目を使って、非常に厳しいノルマを達成して段位を獲得していく。ノルマは通常のトレーニングの「ロケット級」に相当する物であり、通常のトレーニングの「難しい」よりも更に難易度が高い種目もある。1日1回だけ挑戦可能で、失敗した場合は翌日になるまでは記録されずに練習のみになる(当然、練習でノルマを満たしてもクリアにはならない)。クリアした場合は次の課題を練習する事が出来る。どの課題もクリアするまでは変わらない。ノルマを全てクリアし、最高ランクの☆を獲得すると終了となるが、段位挑戦の記録をリセットして始めから再挑戦することも出来る。但し、獲得した段位は消えてしまうので注意が必要である。

文系編[編集]

なし→F
「符号変換」を35秒未満でクリア
F→E
「単語記憶」を20個以上でクリア
E→D
「漢字破壊」を1分未満でクリア
D→C
「直前写真(難しい)」を1分25秒未満でクリア
C→B
「名刺記憶(難しい×2)」を全問正解でクリア
B→A
「漢字書取(難しい)」を全問正解でクリア
A→AA
「順番線引」を35秒未満でクリア
AA→AAA
「細菌撲滅(難しい×2)」をクリア
AAA→S
「名曲演奏(難しい)」を100点満点でクリア(課題曲は「きらきら星」)
S→☆
「直前写真(難しい×2)」を1分40秒未満でクリア

理系編[編集]

なし→F
「5×5記憶」を20個以上でクリア
F→E
「釣銭渡し」を35秒未満でクリア
E→D
「倍数探し」を35秒未満でクリア
D→C
「最高数字」を35秒未満でクリア
C→B
「加算破壊」を1分未満でクリア
B→A
「記憶加算(難しい)」を1分10秒未満でクリア
A→AA
「二重課題(難しい)」を50秒未満でクリア
AA→AAA
「細菌撲滅(難しい×2)」をクリア
AAA→S
「三角暗算(難しい)」を1分5秒未満でクリア
S→☆
「計算100」を1分未満でクリア