とかげ座
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Lacerta | |
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属格形 | Lacertae |
略符 | Lac |
発音 | 英語発音: [ləˈsɜrtə]、属格:/ləˈsɜrtiː/ |
象徴 | the Lizard |
概略位置:赤経 | 22.5 |
概略位置:赤緯 | +45 |
正中 | 10月10日21時 |
広さ | 201平方度 (68位) |
主要恒星数 | 5 |
バイエル符号/ フラムスティード番号 を持つ恒星数 | 17 |
系外惑星が確認されている恒星数 | 1 |
3.0等より明るい恒星数 | 0 |
10パーセク以内にある恒星数 | 1 |
最輝星 | α Lac(3.77等) |
最も近い星 | EV Lac;(16.5光年) |
メシエ天体数 | 0 |
隣接する星座 |
アンドロメダ座 カシオペヤ座 ケフェウス座 はくちょう座 ペガスス座 |
とかげ座(とかげざ、蜥蜴座、Lacerta)は、アンドロメダ座、はくちょう座の間にある北天の小さく目立たない星座。
主な天体[編集]
恒星[編集]
「とかげ座の恒星の一覧」も参照
以下の恒星には、国際天文学連合によって正式な固有名が定められている。
その他、以下の恒星が知られている。
- α星:とかげ座で最も明るい恒星。
その他[編集]
- とかげ座BL:ブレーザー。この星座で最も有名な天体である。この天体は発見当時に変光を示す点光源のように見えたために変光星の命名規則に基いた名がつけられている。現在では同様の天体が複数見つかっており、とかげ座BL型天体 (BL Lac天体) と総称されている。
- とかげ座CP星:1936年6月に観測された、日本人が第一発見者となった初の新星。白色矮星と赤色矮星の連星系と考えられている。第一発見者となった五味一明の名前を取って「五味新星」と呼ばれた。
由来と歴史[編集]
1690年にヨハネス・ヘヴェリウスが刊行した星図 Firmamentum Sobiescianum に初めて登場する[2]。ヘヴェリウスが、いもり座 (Stellio) と書いたものも残っているが、こちらの名前は廃れてしまった[2]。
とかげ座は新しい星座のため神話がない。
とかげ座に由来する事物[編集]
詳細は「星座を扱った事物」を参照
出典[編集]
- ^ “Approved names” (英語). Name Exoworlds. 国際天文学連合 (2019年12月17日). 2020年1月12日閲覧。
- ^ a b Ian Ridpath. “Star Tales - Lacerta”. 2014年1月28日閲覧。
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