ほるす

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ブルードルフィン2
Blue Dolphin at Aomori 20140328.jpg
青森港に接岸するブルードルフィン(撮影時名称)
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本 青森
所有者 東日本フェリー
リベラ
津軽海峡フェリー
運用者 東日本フェリー
津軽海峡フェリー
建造所 三菱重工業下関造船所
姉妹船 びなす (2代)
信号符字 JD3069
IMO番号 9100437
MMSI番号 431001544
改名 ほるす(1994-2008)
パンスター・ハニー(2008-2010)
ブルードルフィン(2010-2016)
ブルードルフィン2(2016-)
経歴
起工 1993年
進水 1994年
竣工 1994年
就航 1994年7月4日(ほるす)
2008年4月2日(パンスター・ハニー)
2010年7月17日(ブルードルフィン)
2017年2月2日(ブルードルフィン2)
運航終了 2007年8月(ほるす)
2008年10月(パンスター・ハニー)
2016年10月28日[1](ブルードルフィン)
要目
総トン数 7,003トン
載貨重量 3,037トン
全長 136.4 m
22.4 m
出力 18,200馬力
最大速力 21.9ノット
航海速力 20ノット
旅客定員 586名
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ほるす(青森港)
ブルードルフィン(函館港)

ほるす (HORUS) とは、東日本フェリーで運航されていたフェリーである。エジプト神話に登場する天空の神「ホルス」から命名された。

この記事では、名称変更のうえ他社で運航された「パンスター・ハニー」「ブルードルフィン」「ブルードルフィン2」とあわせて記述する。

概要[編集]

三菱重工業下関造船所で建造され、1994年7月、室蘭港青森港を結ぶ航路に就航した。その後の1998年3月、苫小牧港仙台港を結ぶ航路に就航した。同航路廃止後の2000年4月、青函航路に就航するも2007年9月1日のナッチャンRera就航に伴い運航を休止した。室蘭港にしばらく係船されたのち同年12月、パナマに売却された[2]

2008年3月、パンスターライン(韓国)が傭船し「パンスター・ハニー」として釜山港を拠点としたクルーズ船として就航したのち、同年5月から釜山港と大阪港を結ぶ航路に、同年6月からは東日本フェリーとの協業で釜山港と金沢港を結ぶ航路に就航したが、同社のフェリー事業撤退に伴い同年10月、運航が休止された[3]

2010年に内海造船瀬戸田工場にて改装を受け、同年7月17日に東日本フェリーの後身である津軽海峡フェリーの「ブルードルフィン」としてふたたび青函航路に就航。2016年度の2隻の新造船就航計画による2代目ブルードルフィンの就航により、2016年10月28日に運航を終了した。なお、同型船「びなす」の点検整備による運休のため10月11日から28日までは新旧のブルードルフィンが同時運航された[4][1]

その後、ブルードルフィン2と船名を変更、函館フェリーターミナルで係船された後、えさん2000の代船として2017年2月2日より運航に復帰した[5]

要目[編集]

1994年6月、三菱重工業下関造船所で竣工。なお、「パンスター・ハニー」「ブルードルフィン」については「ほるす」と共通の要目は割愛した。

ほるす[編集]

[2]

  • 総トン数 - 7,192国内トン
  • 全長 - 136.6m
  • 全幅 - 21m
  • 馬力 - 18,200馬力
  • 航海速力 - 20ノット(最大21.9ノット)
  • 旅客定員 - 600人(室蘭 - 青森/函館 - 青森就航時)/386人(苫小牧 - 仙台就航時)
  • 車両積載数:乗用車20台、トラック(8t換算)87台。
  • 船歴 - 1994年7月から2007年12月まで在籍。
船内
  • Aデッキ
    • 展望室
    • ゲームルーム
    • ロビー
    • プロムナード
    • 多目的ホール
    • 1等洋室(5室)
  • Bデッキ
    • エントランスホール
    • 売店案内所
    • 喫煙室
    • 浴室
    • 特等室(洋室3室・和室2室)
    • 特等和室(2室)
    • 1等室(洋室14室・和洋室10室)
    • 2等室(2室)
    • トラックドライバー室

パンスター・ハニー[編集]

[3]

  • 総トン数 - 14,036国際トン
  • 旅客定員 - 500名[6]
  • 車両等積載数:TEUコンテナ換算270個
  • 船歴 - 2008年3月から同年10月まで使用。
客室
  • プレジデントスイート
  • ロイヤルスイート
  • ロイヤルスイートバルコニー
  • バルコニースイート
  • ヨットキャビン
  • ファミリーキャビン
  • プレミアムルーム
  • スタンダードクラス(二段ベッド)
  • パンスターキャンプ(テント室)
公室
  • 7階
    • キッズスペース
  • 6階
    • ジャグジー
    • オープンバー
    • カラオケルーム
    • コンビニ「ハニーストア25」
    • 免税店「ハニーハント」
    • 美容室「ビューティーハニー」
    • プロムナード「スターボード」
    • レストラン「ムグンファ」
    • サンライズデッキ
  • 5階
    • ロビー
    • レセプション
    • カフェ「パラダイス」
    • インターネットコーナー「infob@r」
    • ゴルフコース「インフィニティヤード」
    • カジノ「ベガス7」
    • マッサージルーム「HEALING+」
    • ボードゲームゾーン
    • ビジネススペース「シンポジウム」
    • 浴場「ハニースパ」
  • 4階
    • ナイトクラブ「クラブマスカレード」

ブルードルフィン/ブルードルフィン2[編集]

[7][8]

  • 総トン数 - 7,003国内トン
  • 旅客定員 - 586名
  • 車両積載数:乗用車200台またはトラック65台
  • 船歴 - 2010年7月就航、2016年10月運行終了。2017年2月「ブルードルフィン2」として再就航。
上層階
  • オートレストラン
  • ゲームコーナー
  • キッズルーム
  • オートレストラン
  • マッサージコーナー
  • ドッグルーム&ドッグバルコニー
  • 2等室「スタンダード」(2室)
下層階
  • エントランス
  • レセプション
  • 売店「ドルフィンショップ」
  • オートショップ
  • シャワールーム
  • 2等室「スタンダード」(4室)
  • 特2等室コンフォート」(4室)
  • 1等室「ファースト」(8室)
  • 特等室「スイート」(2室)
  • 特別室「プレミア」(1室)

脚注[編集]

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  1. ^ a b 函館~青森航路 運航船舶変更と運航スケジュールについて(ご案内)- 津軽海峡フェリー
  2. ^ a b 日本のカーフェリー p.115,153
  3. ^ a b 日本のカーフェリー p,139
  4. ^ 津軽海峡フェリーが2隻新造へ 函館―青森、周遊客取り込み狙う - 北海道新聞(Archive.is)
  5. ^ “「ブルードルフィン2」運航開始に伴う運航ダイヤ改定のご案内” (プレスリリース), 津軽海峡フェリー株式会社, (2016年12月8日), オリジナル2016年12月9日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20161209133204/http://www.tsugarukaikyo.co.jp/topics_important/page/?id=1481168440UPbbQ 2016年12月9日閲覧。 
  6. ^ 釜山-金沢、定期カーフェリーが新就航 - Joongang Ilbo 中央日報
  7. ^ ブルードルフィン - 津軽海峡フェリー(2010年12月12日閲覧)
  8. ^ ブルードルフィン2 - 津軽海峡フェリー(2017年1月1日閲覧)

参考文献[編集]

  • 日本のカーフェリー -その揺籃から今日まで-(世界の艦船 別冊) - 海人社(2009年3月発行) JANコード 4910056040393

関連項目[編集]