みさと天文台

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Japanese Map symbol (Museum) w.svg みさと天文台
みさと天文台.jpg
みさと天文台
みさと天文台の位置(和歌山県内)
みさと天文台
みさと天文台
みさと天文台の位置
施設情報
正式名称 紀美野町星の動物園
愛称 星の動物園
専門分野 天文学
館長 山内千里(2018年現在)
研究職員 硲間拓郎、加藤裕子
事業主体 紀美野町
管理運営 紀美野町
開館 1995年(平成7年)7月7日
所在地 640-1366
日本の旗 日本和歌山県海草郡紀美野町松ヶ峯180
位置 北緯34度8分40.3秒 東経135度24分22.1秒 / 北緯34.144528度 東経135.406139度 / 34.144528; 135.406139
アクセス 阪和自動車道海南東ICから国道370号高野山方面へ
公式サイト www.obs.jp/
プロジェクト:GLAM

みさと天文台(みさとてんもんだい)は、和歌山県海草郡紀美野町にある天文台である。条例上の正式名称は、紀美野町星の動物園(きみのちょうほしのどうぶつえん)である[1]

概要[編集]

1995年7月7日にオープンした。口径105cmカセグレン式望遠鏡を備えており、オープンした当時は公開望遠鏡としては日本一の口径を誇っていた。

天文台として星空ツアーや施設見学ツアーを提供するほか、周辺の森林を利用した森林浴バードウォッチングも行える。星の動物園は総合案内所「月の館」、天文台「星の塔」、芝生公園「空の庭」やバンガローなどで構成される[2]

世界で初めて望遠鏡の映像をインターネットを利用して世界中に配信できるシステムを備えた公開天文台でもある。インターネットが普及していなかった当時としては珍しかった。

開館時間[編集]

  • 休館日 - 月火(祝日の場合は翌日)、年末年始
  • 開館時間 - 水13:00~17:30、木日祝13:00~19:30、金土13:00~20:30
  • 観望会料金 大人:200円、子供:100円

歴史[編集]

1987年(昭和62年)、環境庁が行った「星空の町コンテスト」で、当時の美里町は日本有数の星のきれいな町に選定された[3]。これを契機として美里町では星を観光資源とすべく天文台の建設に乗り出し[3]、1995年(平成7年)7月7日に開設された[2]。天文台の設立には上田篤が関与した[2]研究者も数人所属し、研究機関としての機能も有した[2]。美里町は「何もない町」であったが、天文台の開設により多くの人が訪れるようになり、周辺の町でも天文台を造ろうとする動きが見られた[2]。初代天文台長に就任した尾久土正己は望遠鏡の口径日本一というハードではいずれほかの施設に抜かれてしまうと考え、ソフト面での強化を図るべく、当時としては珍しかったインターネットを使った情報発信を積極的に行い、天文台のみならず、美里町全体の情報化の推進に貢献した[3]

アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 紀美野町星の動物園条例”. 平成18年1月1日 紀美野町条例第81号. 2016年4月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e 日本展示学会 展示学講座実行委員会 編(2001):120ページ
  3. ^ a b c 天文台が過疎の町を情報化、星空がもたらした和歌山県美里町の変身”. Kansai Window. 関西地域振興財団 (1997年7月22日). 2016年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月15日閲覧。

参考文献[編集]

  • 日本展示学会 展示学講座実行委員会 編『地域博物館への提言 討論・地域文化と博物館』監修川添登ぎょうせい、2001年5月25日、239p. ISBN 4-324-06497-0

関連項目[編集]