H.U.グループホールディングス

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H.U.グループホールディングス株式会社
H.U. Group Holdings, Inc.
種類 株式会社
機関設計 指名委員会等設置会社
市場情報
略称 H.U.GH
本社所在地 日本の旗 日本
163-0408
東京都新宿区西新宿2-1-1
新宿三井ビルディング8F
設立 1950年昭和25年)12月18日
業種 サービス業
法人番号 1011101039628 ウィキデータを編集
事業内容 持株会社としてのグループ全体の戦略立案、IR・広報、経営執行の監督等
代表者 代表執行役社長 竹内成和
兼グループCEO
資本金 91億4,700万円
発行済株式総数 57,387,861株
売上高 連結:1,887億1,200万円
単体:400億7,700万円
経常利益 連結:64億6,800万円
単体:326億9,600万円
純利益 連結:△5億1,600万円
単体:276億6,200万円
純資産 連結:1,032億2,800万円
単体:668億7,700万円
総資産 連結:2,194億300万円
単体:1,613億4,900万円
従業員数 連結:5,968人
単体:322人
決算期 3月31日
主要株主 SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT 11.18%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.44%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)7.10%
株式会社みずほ銀行 3.73%
第一生命保険株式会社 3.50%
J.P. MORGAN BANK LUXENBORG S.A. 380578 3.25%
日本生命保険相互会社 2.69%
STATE STREET CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM44 2.69%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE HSD00 2.42%
明治安田生命保険相互会社 2.23%
主要子会社 関連会社を参照
外部リンク https://www.hugp.com/
特記事項:経営指標は、2020年3月末現在。「第70期有価証券報告書」参照。
主要株主において選任された常任代理人は以下の通りである。
第1位:香港上海銀行東京支店 カストディ業務部
第6位:株式会社みずほ銀行 決済営業部
第8位、第9位:第1位と同じ
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H.U.グループホールディングス株式会社: H.U. Group Holdings, Inc.)は、日本の臨床検査企業持株会社である。傘下の株式会社エスアールエルはビー・エム・エルLSIメディエンスと並ぶ日本三大臨床検査センターに数えられる。

社名の由来[編集]

新社名の「H.U.」は「Healthcare for You」を表し、「臨床検査を中心に医療を支え続けてきた存在」から一歩踏み出し、一人ひとりと向き合ってすべての人に最適なヘルスケアを届けたい、という思いが込められている[注釈 1][1]。なお、旧社名の「みらか」は、今後とも「常に一歩先を見据えてサイエンス(科学)の応用と展開を図っていきたい」という思いのもと、「未来(みらい)+科学(かがく)」より名付けられた[注釈 2]

沿革[編集]

富士レビオ株式会社[編集]

株式会社エスアールエル[編集]

  • 1970年(昭和45年)6月 - 富士臓器製薬株式会社が、株式会社東京スペシアルレファレンスラボラトリーを東京都新宿区下落合に設立。
  • 1975年(昭和50年)9月 - 株式会社スペシアルレファレンスラボラトリーに商号変更。
  • 1989年平成元年)7月 - 株式会社エスアールエルに商号変更。
  • 1990年(平成2年) - 東証2部上場(9700)。
  • 2001年(平成13年)12月 - 東証1部指定替え。
  • 2005年(平成17年)
    • 3月 - 上場廃止
    • 4月 - 富士レビオ株式会社が、株式交換により当社を完全子会社化。

みらかホールディングス株式会社[編集]

  • 2005年(平成17年)7月 - 新設分割により富士レビオ株式会社(新設)へ事業を承継し、持株会社に移行。みらかホールディングス株式会社へ商号変更。
  • 2011年(平成23年)11月24日 - 米国で病理検査や関連サービスを手掛けるカリス・ダイアグノスティクス(米・テキサス州)を買収。買収総額は7億2500万ドル。
  • 2017年(平成29年)4月3日 - 子会社の富士レビオ株式会社が単独株式移転を実施し、完全親会社(中間持株会社)の富士レビオ・ホールディングス株式会社を設立[2][3]
  • 2018年(平成30年)
  • 2019年令和元年)
    • 2月1日 - 株式会社セルメスタの全株式を取得し、子会社化[7]
    • 2月6日 - 連結子会社の株式会社エスアールエルが、受託臨床検査事業における検体集荷及び物流等に関わる事業を分社化し、合同会社クリティカルネットワークを設立[8]
    • 6月3日 - みらかヴィータス株式会社が営業を開始し[注釈 4]、食品・環境・化粧品検査事業へ再参入[9]
    • 6月21日 - 子会社の富士レビオ・ホールディングス株式会社が、臨床検査薬開発のOEM事業を展開する富士レビオ・ダイアグノスティクス・ジャパン株式会社を設立[10]
    • 10月15日 - 連結子会社の株式会社エスアールエル及び株式会社セルメスタ、太陽生命保険株式会社味の素株式会社の4社間において三大疾病(がん急性心筋梗塞脳卒中予防に関する業務提携を締結[11]
    • 11月29日 - 一般財団法人聖路加財団および当社子会社の株式会社エスアールエルが、株式会社聖路加医学生物学研究所に関する合弁契約を締結[12]
    • 12月1日 - 連結子(孫)会社の株式会社エスアールエル・メディサーチが、会社分割により治験検査事業及び臨床研究検査事業を子会社の株式会社エスアールエルへ承継[13]
    • 12月16日 - 株式会社日本食品エコロジー研究所の株式を取得し、子会社化[14]
  • 2020年(令和2年)

H.U.グループホールディングス株式会社[編集]

  • 2020年(令和2年)
    • 7月1日 - H.U.グループホールディングス株式会社へ商号変更[1]

新型コロナウイルス関連[編集]

  • 2020年
    • 2月12日 - 子会社の株式会社エスアールエルが、厚生労働省および国立感染症研究所の依頼により、新型コロナウイルスの検査を受託[18]
    • 3月2日 - 連結子会社の富士レビオ株式会社が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診断法開発に資する研究(研究開発代表者:国立感染症研究所 感染病理部部長 鈴木忠樹)」における「迅速診断キットの基盤的研究開発」[注釈 5]に参画し、新型コロナウイルスの検査試薬を開発[19]
    • 3月6日 - 子会社の株式会社エスアールエルおよび株式会社日本医学臨床検査研究所が、新型コロナウイルス検査を臨床検査として受託[20]
    • 4月4日 - 子会社の株式会社エスアールエルの八王子ラボトリー(東京都八王子市小宮町)情報物流棟に勤務する従業員1人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認された[21]
    • 4月11日 - みらかホールディングス株式会社の本社(東京都新宿区新宿三井ビルディング)管理部門に勤務する従業員1人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認された[22]
    • 5月8日 - 連結子会社の富士レビオ株式会社の新型コロナウイルス抗原検査キットが近く薬事承認される予定であることが報道された[23]
    • 5月13日 - 連結子会社の富士レビオ株式会社が、新型コロナウイルス抗原検査キットの製造販売が承認されたことにより、「エスプライン SARS-CoV-2」として販売開始[24]

関連会社[編集]

公式ホームページ グループ会社を参照

受託臨床検査事業[編集]

  • 株式会社エスアールエル
    • 株式会社日本医学臨床検査研究所
    • 株式会社北信臨床
    • 株式会社エスアールエル北関東検査センター
    • 株式会社エスアールエル・メディサーチ
    • 株式会社KBBM
    • エスアールエル・静岡がんセンター共同検査機構株式会社
    • 株式会社MSW
  • 株式会社エスアールエル・インターナショナル
  • 合同会社クリニカルネットワーク
  • Miraca America, Inc.(米国)
  • 愛需利香港有限公司(中国香港
  • 深圳平安好医医学検験実験室(中国)

臨床検査薬事業[編集]

  • 富士レビオ・ホールディングス株式会社
    • 富士レビオ株式会社
    • 富士レビオ・ダイアグノスティクス・ジャパン株式会社
    • 株式会社先端生命科学研究所
    • Fujirebio Diagnostics, Inc.(米国)
    • Fujirebio US, Inc.(米国)
    • Fujirebio Diagnostics AB(スウェーデン
    • CanAg Diagnostics (Beijing) Co., Ltd.(中国)
    • 台富製薬股份有限公司(台湾)
    • Fujirebio Europe N.V.(ベルギー
    • Fujirebio Diagnostics do Brasil Ltda(ブラジル
    • Fujirebio Italia S.r.L.(イタリア
    • Fujirebio Germany GmBH(ドイツ
    • Fujirebio Iberia SL(スペイン
    • Fujirebio France SARL(フランス
    • FUJIREBIO INDIA PRIVATE LIMITED (インド
    • Fujirebio Asia Pacific Pte.Ltd.(シンガポール

滅菌関連事業[編集]

  • 日本ステリ株式会社

新規育成事業[編集]

  • ケアレックス株式会社
  • 株式会社セルメスタ
  • 株式会社エスアールエルウェルネスプロモーション
  • 株式会社日本食品エコロジー研究所
  • みらかヴィータス株式会社
  • 株式会社医針盤
  • 株式会社くろつちメディカルパートナーズ
  • メディコフロンティア合同会社
  • MSFキャピタルパートナーズ合同会社

全社(共通)[編集]

  • 合同会社H.U.グループ中央研究所(旧:合同会社みらか中央研究所)
  • H.U.キャスト株式会社(旧:みらかキャスト株式会社)
  • Baylor Miraca Genetics Laboratories, LLC(米国)

出典・脚注[編集]

  1. ^ a b 商号の変更に関するお知らせ”. みらかホールディングス株式会社. 2020年3月28日閲覧。
  2. ^ 子会社の株式移転による中間持株会社設立のお知らせ”. みらかホールディングス. 2019年2月14日閲覧。
  3. ^ 子会社の吸収分割に関するお知らせ”. みらかホールディングス. 2019年2月14日閲覧。
  4. ^ 株式会社KBBM設立について”. 株式会社KBBM. 2018年4月1日閲覧。
  5. ^ 静岡がんセンターとエスアールエルによるがんクリニカルシーケンス事業を目的とした新会社設立について”. 静岡県立静岡がんセンター. 2018年10月5日閲覧。
  6. ^ エスアールエルとウェルビーによる PHR(Personal Health Record)活用を目的とした新会社の設立について”. 株式会社ウェルビー. 2018年10月21日閲覧。
  7. ^ 株式会社セルメスタの株式取得(子会社化)に関するお知らせ”. みらかホールディングス株式会社. 2019年2月1日閲覧。
  8. ^ 検体集荷及び物流等に関わる新会社設立のお知らせ”. みらかホールディングス株式会社. 2019年12月17日閲覧。
  9. ^ 食品・環境・化粧品検査事業の営業開始および商号変更のお知らせ”. みらかホールディングス株式会社. 2019年6月5日閲覧。
  10. ^ 臨床検査薬開発のOEM事業に関わる新会社設立のお知らせ”. みらかホールディングス株式会社. 2019年7月1日閲覧。
  11. ^ エスアールエルとセルメスタ、太陽生命保険株式会社・味の素株式会社による三大疾病予防に関する業務提携について”. みらかホールディングス株式会社. 2019年10月17日閲覧。
  12. ^ 一般財団法人聖路加財団と株式会社エスアールエル、聖路加医学生物学研究所にかかる合弁契約の締結に合意”. みらかホールディングス株式会社、株式会社エスアールエル、一般財団法人聖路加財団、学校法人聖路加国際大学. 2019年12月1日閲覧。
  13. ^ 当社連結子会社間の吸収分割に関するお知らせ”. みらかホールディングス株式会社. 2019年9月20日閲覧。
  14. ^ 株式会社日本食品エコロジー研究所の株式取得(子会社化)に関するお知らせ”. みらかホールディングス株式会社. 2019年12月20日閲覧。
  15. ^ 連結子会社による事業譲受に関するお知らせ”. みらかホールディングス株式会社. 2020年2月1日閲覧。
  16. ^ 当社連結子会社間の吸収分割に関するお知らせ”. みらかホールディングス株式会社. 2019年12月28日閲覧。
  17. ^ “医療・ヘルスケア領域における戦略的業務提携に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), メディパルホールディングス、みらかホールディングス(2社連名), (2020年6月18日), https://ssl4.eir-parts.net/doc/7459/announcement1/59233/00.pdf 2020年9月7日閲覧。 
  18. ^ 新型コロナウイルス検査の受託について”. みらかホールディングス株式会社. 2020年2月13日閲覧。
  19. ^ 新型コロナウイルスの検査試薬開発について”. みらかホールディングス株式会社. 2020年3月3日閲覧。
  20. ^ 新型コロナウイルス検査の臨床検査としての受託について”. みらかホールディングス株式会社. 2020年3月8日閲覧。
  21. ^ 当社従業員の新型コロナウイルス感染について”. みらかホールディングス株式会社. 2020年4月7日閲覧。
  22. ^ 当社従業員の新型コロナウイルス感染について”. みらかホールディングス株式会社. 2020年4月15日閲覧。
  23. ^ 新型コロナ:コロナ簡易キット 来週にも承認 みらか、15分で判定”. 日本経済新聞社 (2020年5月8日). 2020年5月8日閲覧。
  24. ^ 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原検査キット製造販売承認の取得について”. みらかホールディングス株式会社. 2020年5月13日閲覧。

注釈[編集]

  1. ^ H.U.グループホールディングス「トップメッセージ | H.U.グループについて
  2. ^ みらかホールディングス「みらかホールディングス株式会社 会社案内」、2019年12月1日発行
  3. ^ 京都大学は同年2月5日に設立した一般社団法人バイオリソース事業ガバナンスホールディングスを通じ、KBBMに対して300万円を出資している(事業会社KBBM設立の概要を参照)。
  4. ^ 同社は、2018年8月1日に「みらかプロダクトアンドエコロジー準備株式会社」として設立されており、営業開始とともに新商号へ変更する形である。
  5. ^ 令和2年2月19日 AMEDホームページ発表:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の研究開発課題について