ろう接
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![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2015年12月) ( |
ろう接(鑞接、ろうせつ、brazing and soldering)は、金属を接合する方法である溶着の一種。接合する部材(母材)よりも融点の低い合金であるろう(鑞)を用いて、母材を溶融させずにぬれ現象で接合する手段の総称である。
基本的に溶接と比べ強度は劣るが、異種素材同士の溶接は困難であるため、必要に応じて用いられる。
ろう接に用いられるろう(鑞)には、融点が450℃以上の硬ろう(硬鑞、こうろう)と、450℃未満の軟ろう(軟鑞、なんろう)がある。軟ろうにははんだが用いられる。これにより、ろう接は次の二つに区別される。
また、金属加工分野のろう接とは別個に扱われることが多いが、合成樹脂を熱で溶かして接着材とするホットメルトも技術的には同様のものである。(こちらは100℃以下)
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