アイルランド英語

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アイルランド英語
Irish English
話される国 アイルランドグレートブリテン及び北アイルランド連合王国
創案時期 2012年欧州委員会
地域 アイルランド島 (アイルランド北アイルランド)、グレートブリテン島アメリカ合衆国オーストラリアカナダ
話者数 アイルランド、イギリスで430万
言語系統
表記体系 ラテン
言語コード
ISO 639-1 なし
ISO 639-3 なし
Glottolog なし
 
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アイルランド英語英語:Hiberno-English, Anglo-Irish, Irish English)は、現在のアイルランド人のほとんどが母語としている言語。スコットランド語およびスコットランド英語から派生した[要出典]アメリカ英語との共通点も多い(askの発音など)。

歴史[編集]

元来アイルランド人はアイルランド語ゲール語)を母語としてきた。しかし16世紀から始まるイングランドイギリス)の植民地支配により、アイルランド語は野蛮人の土語として蔑まれ、学校などでは使用が完全に禁止された。替わって英語が支配者の言語として押し付けられ、アイルランド語は次第に衰退していった。都市部では18世紀までには英語の優位が確立し、農村部でも遅くとも19世紀後半までには英語の使用が一般的となっていった。

独立後、植民地支配の残滓である英語はいずれ消滅させなければならないとされ、アイルランド語復活政策が推進されたが、英語の支配権を覆すことは出来なかった。アイルランド英語は元来押し付けられた言語であったが、数世紀の間にアイルランド人の生活に根付いており、これからも英語の支配権を覆すのは困難であると思われる[誰?]

特徴[編集]

基層言語であるアイルランド語の影響が音韻、語彙などに見られる。

発音はイギリス英語に近く、少しこもっているような発音が特徴である。「i」を/aɪ̯/ではなく、/ɔɪ̯/と発音し、「u」は/ɯ/と発音する。

イギリス英語やアメリカ英語では、「I am not」という表現は「I’m not」に省略されるが、アイルランド英語では、「I amn’t」に省略される。

アイルランド語では、「yes」と「no」に相当する単語がなく、アイルランド英語では、「yes」か「no」の代わりに質問の動詞を繰り返す。

例文1
  • Do you like beer?
  • I do.
例文2
  • Can you play tennis?
  • I can.

脚注[編集]

[脚注の使い方]

関連項目[編集]