アクリーティブ

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アクリーティブ株式会社
Accretive Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 8423
2004年12月22日 - 2019年2月1日
本社所在地 日本の旗 日本
104-0033
東京都中央区新川一丁目28番44号
設立 1999年平成11年)5月
業種 その他金融業
法人番号 3040001033406
事業内容 売掛債権の買取、経理事務アウトソーシング、支払代行
代表者 菅原 猛(代表取締役社長)
資本金 12億24百万円(2017年3月31日現在)[1]
発行済株式総数 43,427,500株
売上高 連結:30億2037万5000円
単独:28億3800万円
(2018年3月期)
営業利益 連結:13億5223万1000円
単独:12億9200万円
(2018年3月期)
純利益 連結:9億534万8000円
単独:7億6300万円
(2018年3月期)
純資産 連結:109億7886万4000円
単独:108億4100万円
(2018年3月31日現在)
総資産 連結:235億2554万1000円
単独:216億3100万円
(2018年3月31日現在)
従業員数 連結:116名(2018年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 芙蓉総合リース(株)69.15%(2018年11月13日現在)[2]
主要子会社 (株)メディカル・ペイメント 100%
アクリーティブ・メディカルサービス(株) 100%
(2017年3月31日現在)[1]
外部リンク http://www.accretive.jp/
特記事項:売上高欄の数値は営業収益
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アクリーティブ株式会社 (Accretive Co., Ltd.) は、日本の金融サービスを提供する会社である。納品・サービス提供後に発生する売掛債権の買取業務、経理事務アウトソーシング受託、および支払先への入金代行業務等を行っている。2012年7月1日付で「株式会社フィデック」から「アクリーティブ株式会社」に社名変更。東京証券取引所第一部上場。金融とアウトソーシングの融合サービスを"FPS"(フレックスペイメントサービス)と名付けている。

概要[編集]

1999年創業。納品・サービスを提供する企業が有する売掛債権の資金化ニーズを満たすことで成長。 2004年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場。その1年後の2005年12月に東京証券取引所第一部上場を果たす。

また、株式会社日本経済新聞社証券アナリスト機関投資家に対し実施した企業の成長性及び収益性等を調査するアンケートで、2005年ベストIPO調査第2位に選出される[3]

その後も建設・不動産業を中心とした取引先を増やし、業績を急速に拡大。しかし、2008年9月のリーマン・ショックにより、買取りを行った債権のうち建設・不動産業を中心とするものの大半が不良債権化したため、業績が悪化。 これにより創業時から取引関係にあった株式会社ドン・キホーテ)からの経営支援を受け、不良債権の処理及び経営の安定化を進める[4]

2011年1月15日、株式会社ドン・キホーテの第三者割当増資により同社の連結子会社となる。

2011年4月15日に同社オペレーション統括本部 執行役員本部長(2010年12月退任)であった向井徹が代表取締役就任。ブランドイメージを一新、新サービスであるFPS(フレックスペイメントサービス)の提供、与信力の高い介護分野への進出等の施策を実施。

2012年7月、4期ぶりに最終純利益が黒字転換したことを機に、企業イメージの一新とブランド価値の向上を図るため「アクリーティブ株式会社」に商号変更。

2013年4月、本社機能の一部が東京都中央区新川一丁目28番44号に移転する。(2015年7月、登記上の本店所在地も異動。)

2017年1月26日、芙蓉総合リース株式会社が株式公開買付けの結果、51%の株式を取得、同社の子会社となった。ドンキホーテホールディングスとの資本関係も維持され、引き続き主要株主となっている[5][6][7]

芙蓉総合リースは2018年9月21日、株式公開買付けを再度行うことを発表。第2位株主であるドンキホーテホールディングスは株式公開買付けに応募しない[8][9]。同年11月7日に株式公開買付けが成立[2]。アクリーティブ株式は2019年2月1日に上場廃止となった[10]

沿革[編集]

  • 1999年5月  中小企業の資金繰りの改善を目的として、株式会社フィデックコーポレーション(現 アクリーティブ株式会社)を設立
  • 1999年6月  「C.Fダイレクト」を提供開始
  • 2000年3月  本社を東京都千代田区神田錦町に移転
  • 2000年12月  本社を東京都千代田区神田神保町に移転
  • 2001年10月  経済産業省より「新事業創出促進法」に基づく認定取得
  • 2002年3月  子会社「有限会社ジェイアンドエフ接骨師協会」(現 株式会社メディカル・ペイメント)を設立
  • 2003年7月  株式会社フィデックに商号変更
  • 2004年12月  東京証券取引所マザーズ市場に上場(コード番号:8423)
  • 2005年7月  子会社「富帝克信息技術(上海)有限公司」を設立
  • 2005年12月  本社を東京都千代田区有楽町に移転
  • 2005年12月  東京証券取引所市場第一部に市場変更
  • 2006年3月  情報セキュリティマネジメントシステム (ISMS) 認証取得
  • 2006年7月  子会社「株式会社日本決済代行」(現 ストアークルーズ株式会社)を設立、子会社「有限会社ジェイアンドエフ接骨師協会」を「株式会社メディカル・ペイメント」に商号変更
  • 2007年4月  ISO27001認証取得
  • 2008年8月  熊本市に「熊本アウトソーシングセンター」を開設
  • 2009年3月  本社を千葉県市川市南八幡に移転
  • 2009年3月  株式会社ドン・キホーテ(現 株式会社ドンキホーテホールディングス)と業務・資本提携
  • 2011年1月  株式会社ドン・キホーテ他2社を引受先とする第三者割当増資により株式会社ドン・キホーテの連結子会社となる
  • 2011年7月  東京都江戸川区北葛西に「葛西事業所」を開設し、本社機能の一部を移転
  • 2012年4月  株式会社サンアソート(現 株式会社ドン・キホーテライフアシスト、2016年度第一四半期に全株式を譲渡)の全株式を取得し子会社化
  • 2012年6月  資本金23万5千USドルにて、カンボジアに子会社「Accretive Service (Cambodia) Co., Ltd.」を設立
  • 2012年7月  アクリーティブ株式会社に商号変更
  • 2013年5月  メディカルサービス株式会社(現 アクリーティブ・メディカルサービス株式会社)の全株式を取得し子会社化
  • 2013年8月  資本金2百万タイバーツにて、「Accretive Holdings (Thailand) Co., Ltd.」、資本金1千万タイバーツにて、「Accretive (Thailand) Co., Ltd.」を設立
  • 2014年1月  アクリーティブ・ファイナンス株式会社を設立
  • 2015年1月  「Accretive Asset Management (Thailand) Co., Ltd.」を設立
  • 2015年7月  本社を東京都中央区新川に移転
  • 2017年1月  芙蓉総合リースが株式公開買付けを実施し、議決権所有割合ベースで51%の株式を取得。同社の子会社となる。株式会社ドンキホーテホールディングスの議決権所有割合は22.97%に低下[6]。同時に子会社であったストアークルーズ株式会社の保有株式すべてを株式会社ドン・キホーテに譲渡[11]
  • 2018年11月  芙蓉総合リースが再度株式公開買付けを実施し69.15%の株式を取得[2]
  • 2019年2月 東京証券取引所市場第一部上場廃止[10]。株式併合により、株主が芙蓉総合リースとドンキホーテホールディングスのみとなる。

役員[編集]

[12]

  • 代表取締役社長 菅原 猛
  • 代表取締役専務 五十嵐 幸一
  • 取締役 高山 浩
  • 社外取締役 吉田 直樹
  • 取締役 監査等委員 堀 優二
  • 社外取締役 監査等委員 松尾 直彦
  • 社外取締役 監査等委員 古賀 政治
  • 社外取締役 監査等委員 小西 勇二

グループ企業[編集]

[12]

  • 株式会社メディカル・ペイメント
  • アクリーティブ・メディカルサービス株式会社
  • アクリーティブ・ファイナンス株式会社
  • Accretive (Thailand) Co., Ltd.
  • Accretive Asset Management (Thailand) Co., Ltd.
  • Accretive Holdings (Thailand) Co., Ltd.
  • Accretive Service (Cambodia) Co., Ltd.

社名の由来[編集]

Accretiveは成長、増大を意味する言葉。顧客と共生し、共に成長し続ける企業でありたいという意思より命名。

脚注[編集]

  1. ^ a b 第18期有価証券報告書
  2. ^ a b c 支配株主である芙蓉総合リース株式会社による当社株券等に対する公開買付けの結果に関するお知らせアクリーティブ 2018年11月7日
  3. ^ 「2005年ベスト新規公開企業調査」『日本経済新聞』2005年12月29日。
  4. ^ アーカイブされたコピー”. 2016年7月31日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年7月13日閲覧。
  5. ^ 芙蓉総合リース株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ
  6. ^ a b 芙蓉総合リース株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社、その他の関係会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ
  7. ^ 芙蓉総合リース、ドンキホーテの金融子会社買収日本経済新聞 2016年12月14日
  8. ^ 支配株主である芙蓉総合リース株式会社による当社株券等に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせアクリーティブ 2018年9月21日
  9. ^ 監理銘柄(確認中)の指定について 東京証券取引所 2018年9月21日
  10. ^ a b 株式併合並びに単元株式の定めの廃止及び定款の一部変更に関するお知らせアクリーティブ 2018年12月20日
  11. ^ 子会社の異動を伴う株式譲渡のお知らせ
  12. ^ a b 企業情報