アグネスカミカゼ

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アグネスカミカゼ[1]
欧字表記 Agnes Kamikaze[1]
品種 サラブレッド
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 1993年2月26日(26歳)[1]
死没 (生存中)
サンデーサイレンス[1]
ダイナチャイナ[1]
母の父 ノーザンテースト[1]
生国 日本の旗 日本北海道早来町[1]
生産 社台ファーム早来[1]
馬主 渡辺孝男[1]
調教師 藤沢和雄美浦)→
古賀一隆(美浦)
[1]
競走成績
生涯成績 13戦5勝[1]
獲得賞金 1億1142万9000円[1]
 
勝ち鞍
GII 目黒記念 1997年
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アグネスカミカゼ (Agnes Kamikaze) とは日本競走馬で、種牡馬である。1997年目黒記念を優勝した。

現役時代[編集]

年齢表記は旧年齢表記で統一する。

デビューは遅く、4歳の1月新馬戦でデビュー。2戦して勝ちあがることが出来ず、一息入れた4月の3戦目の未勝利戦で岡部幸雄を背にようやく勝利を収めた。その後500万下のレースで連勝を飾ったが、以降春は3戦して勝ち星を挙げられず、放牧に出された。12月の900万下で復帰し、10着。毎回人気を集めるものの、それに応えることが出来ず2勝で競走生活1年目を終えた。

1997年2月のテレビ埼玉杯(900万下)において橋本広喜に導かれ、サイレントハンターを下して3勝目をマーク。1戦挟んだ5月のメイS(1500万下)では上がり3F33.7の末脚で快勝。迎えた目黒記念では7番人気ながら直線力強く抜け出し、5歳での重賞初制覇となった。

サンデーサイレンス産駒らしい瞬発力が持ち味で大成が期待されたが、目黒記念後に故障を発生。復帰を目指して古賀一隆厩舎に転厩するなど、懸命の治療が続けられたが、8月に登録抹消。翌年から種牡馬入りすることが決まった。

競走成績[編集]

以下の内容は、netkeiba.com[2]およびJBISサーチ[3]の情報に基づく。

年月日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ(人気) 着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 勝ち馬/(2着馬)
1996.01.07 東京 新馬 芝1600m(良) 16 1 2 10.0(4人) 15着 1:40.4 (36.1) -1.7 坂本勝美 55kg セリサイトダンディ
0000.01.21 東京 新馬 芝1800m(良) 10 3 3 02.8(1人) 2着 1:51.2 (36.4) -0.5 岡部幸雄 55kg ダイワブレーヴ
0000.04.20 東京 未勝利 芝1800m(重) 17 2 3 02.6(1人) 1着 1:51.9 (37.0) -0.2 岡部幸雄 55kg (カネアマミ)
0000.05.04 東京 500万下 芝1800m(良) 12 3 3 02.6(1人) 1着 1:49.2 (36.4) -0.5 岡部幸雄 55kg (アサヒコウテイ)
0000.06.02 東京 駒草賞 900 芝2000m(良) 12 2 2 05.6(3人) 6着 2:02.4 (34.2) -0.4 岡部幸雄 55kg マイネルワイズマン
0000.06.22 中山 しゃくなげS 900 芝2000m(良) 10 3 3 04.9(3人) 3着 2:02.3 (34.7) -0.6 橋本広喜 55kg ローゼンカバリー
0000.07.07 阪神 やまゆりS 900 芝2000m(良) 16 6 11 05.8(2人) 10着 2:02.5 (35.3) -0.9 四位洋文 54kg マークリマニッシュ
0000.12.22 阪神 900万下 芝1600m(良) 16 6 11 07.7(4人) 10着 1:37.6 (37.5) -1.3 青木芳之 54kg インターシャーク
1997.01.26 小倉 太宰府特別 900 芝1800m(良) 16 2 3 03.3(1人) 9着 1:49.0 (36.2) -0.8 岡部幸雄 54kg フライトダンサー
0000.02.16 東京 テレビ埼玉杯 900 芝1600m(重) 16 4 7 12.8(6人) 1着 1:35.8 (36.5) -0.4 橋本広喜 56kg サイレントハンター
0000.04.19 東京 晩春S 1500 芝1800m(良) 16 7 13 06.0(4人) 4着 1:47.5 (34.6) -0.2 横山典弘 54kg タイキフラッシュ
0000.05.18 東京 メイS 1500 芝1800m(良) 13 5 6 02.8(1人) 1着 1:49.1 (33.7) -0.2 橋本広喜 55kg (ナリタプロテクター)
0000.06.07 東京 目黒記念 GII 芝2500m(良) 15 3 5 17.0(7人) 1着 2:32.7 (35.9) -0.0 橋本広喜 53kg ツクバシンフォニー

現役引退後[編集]

初年度産駒は2000年に誕生。地方に入厩する産駒も多く、中央ではこれといった活躍馬を出せなかったが、2007年にはアグネスターフが東京プリンセス賞を制した他、ショーターザトッシがサンタアニタトロフィーを制するなど、重賞勝ち馬を出して注目を集めた。

2003年の種付けを最後に、フランスに輸出。2004年から同地で種牡馬生活を送っている。同時に渡ったディヴァインライトよりも多くの牝馬を集め、毎年10頭以上の産駒を出しているが、2007年にデビューしたフランス産初年度の産駒からは、未だ目立った活躍馬は出ていない。

2007年10月23日に行われた仏・アルカナセールでは、ナタゴラの半妹で本馬の産駒であるレーナミクサとの2006年の産駒[4]が、33万ユーロ(約5400〜5500万円)の高値で取引され話題を呼んだ。

主な産駒[編集]

血統表[編集]

アグネスカミカゼ血統サンデーサイレンス系/Almahmoud 4×5=9.38%、Lady Angela 5×4=9.38%) (血統表の出典)

* サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
父の父
Halo
1969 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
父の母
Wishing Well
1975 鹿毛
Understanding Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss

ダイナチャイナ
1983 鹿毛
* ノーザンテースト
1971 栗毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Lady Victoria Victoria Park
Lady Angela
母の母
アスコツトラップ
1976 鹿毛
エルセンタウロ Sideral
Planetaria
* ディープデイーン
Deepdene
Bold Ruler
High Bid F-No.22-d


脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n アグネスカミカゼ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月20日閲覧。
  2. ^ アグネスカミカゼの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年8月20日閲覧。
  3. ^ アグネスカミカゼ 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月20日閲覧。
  4. ^ 牧場のページでは、BAILA MORENAと命名されている。