アナザー・ガール

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アナザー・ガール
ビートルズ楽曲
収録アルバム 4人はアイドル
リリース 1965年8月6日
録音 アビー・ロード・スタジオ
1965年2月15日16日
ジャンル カントリー・ロック[1]
ロカビリー[2]
時間 2分5秒 (stereo version)
2分8秒 (monaural version)
レーベル パーロフォン
作詞者 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン

ビートルズシングル盤 日本 年表
恋のアドバイス
b/w
テル・ミー・ホワット・ユー・シー
(1965年)
ザ・ナイト・ビフォア
b/w
アナザー・ガール
(1965年)
アクト・ナチュラリー
b/w
イエスタデイ
(1965年)
4人はアイドル 収録曲
A面
  1. ヘルプ!
  2. ザ・ナイト・ビフォア
  3. 悲しみはぶっとばせ
  4. アイ・ニード・ユー
  5. アナザー・ガール
  6. 恋のアドバイス
  7. 涙の乗車券
B面
  1. アクト・ナチュラリー
  2. イッツ・オンリー・ラヴ
  3. ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ
  4. テル・ミー・ホワット・ユー・シー
  5. 夢の人
  6. イエスタデイ
  7. ディジー・ミス・リジー

アナザー・ガール」(Another Girl)は、イギリスロックバンドビートルズの楽曲である。

解説[編集]

本作は、1965年8月6日に発売された5枚目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム4人はアイドル』のA面5曲目に収録された。作者はレノン=マッカートニー名義となっているが、実質的にはポール・マッカートニーの作品とされる[3][4]リード・ヴォーカルはポール。

ポールがチュニジアのリゾート地であるハンマメットでの休暇中に書いた楽曲[3]。恋愛のもどかしさや失恋などをテーマとして扱うことが多いビートルズのラヴソングで、珍しく喜びをテーマにした珍しい曲である。

この曲は映画ではビートルズのメンバーが邪宗カイリ教の施設があるバハマに入り観光地のナッソー海岸で歌うシーンで使われている。このシーンは、ポールがビキニを着た女性をベースに見立てて演奏したり[3]、楽器を持ち替えて演奏する[注釈 1]等コミカルな映像になっている。また、同映画では、ジョージ・マーティン・オーケストラによるオーケストラ・バージョンも使用されている。

ビートルズ時代のライブで演奏されたことはなかったが、2015年4月28日にポールの「OUT THERE JAPAN TOUR 2015」日本武道館公演で、「世界初公開」としてライブ演奏され、その後も続いた各地での同ツアーでもセットリストに組み込まれた。

レコーディング[編集]

この曲のレコーディングは、「涙の乗車券」や「アイ・ニード・ユー」と同じく1965年2月15日に行なわれ、ベーシック・トラックはたった1テイクで録音された。この日、ジョージ・ハリスンによるリードギターがオーバー・ダビングされたが、最終ミックスでは使用されなかった[5]

翌日、ポールによるリードギターが加えられた[6]。これにより、ポールが通常どおりのベースに加え、リードギターも担当した楽曲のうちのひとつとなった[7][注釈 2]

プレイヤー[編集]

クレジットはイアン・マクドナルド英語版によるもの[8]

収録盤[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ ドラムス担当のリンゴ・スターアコースティック・ギターリズムギター担当のジョン・レノンがドラムスを叩いている
  2. ^ 他に「ザ・ナイト・ビフォア」(ジョージ・ハリスンとのギター・デュエット)、「涙の乗車券」、「タックスマン」などがある。
  3. ^ ダブルトラック処理が施されている。

出典[編集]

  1. ^ "The Long and Winding Road from Blake to the Beatles" by Matthew Schneider. Page 29
  2. ^ Davies, Hunter. The Beatles Lyrics. p. 98. 
  3. ^ a b c Miles, Barry (1997). Paul McCartney: Many Years From Now. New York: Henry Holt and Company. p. 194. ISBN 0-8050-5249-6. 
  4. ^ Sheff, David (2000). All We Are Saying: The Last Major Interview with John Lennon and Yoko Ono. New York: St. Martin's Press. p. 195. ISBN 0-312-25464-4. 
  5. ^ Lewisohn, Mark (1988). The Beatles Recording Sessions. New York: Harmony Books. p. 54. ISBN 0-517-57066-1. 
  6. ^ Lewisohn, Mark (1988). The Beatles Recording Sessions. New York: Harmony Books. p. 54. ISBN 0-517-57066-1. 
  7. ^ MacDonald, Ian (2005). Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties (Second Revised ed.). London: Pimlico (Rand). p. 46-144. ISBN 1-84413-828-3. 
  8. ^ MacDonald, Ian (2005). Revolution in the Head. p. 145.