アベンジャーズ/エンドゲーム

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アベンジャーズ/エンドゲーム
Avengers: Endgame
監督 アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
脚本 クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
原作 スタン・リー
ジャック・カービー
製作 ケヴィン・ファイギ
出演者 ロバート・ダウニー・Jr
クリス・エヴァンス
マーク・ラファロ
クリス・ヘムズワース
スカーレット・ヨハンソン
ジェレミー・レナー
ドン・チードル
ポール・ラッド
カレン・ギラン
ブラッドリー・クーパー
ブリー・ラーソン
ダナイ・グリラ
ベネディクト・カンバーバッチ
チャドウィック・ボーズマン
トム・ホランド
ゾーイ・サルダナ
エヴァンジェリン・リリー
テッサ・トンプソン
レネ・ルッソ
エリザベス・オルセン
アンソニー・マッキー
セバスチャン・スタン
トム・ヒドルストン
ベネディクト・ウォン
ポム・クレメンティエフ
デイヴ・バウティスタ
レティーシャ・ライト
ジョン・スラッテリー
ティルダ・スウィントン
ジョン・ファヴロー
ヘイリー・アトウェル
ナタリー・ポートマン
マリサ・トメイ
タイカ・ワイティティ
アンジェラ・バセット
マイケル・ダグラス
ミシェル・ファイファー
ウィリアム・ハート
コビー・スマルダーズ
ヴィン・ディーゼル
グウィネス・パルトロー
ロバート・レッドフォード
クリス・プラット
サミュエル・L・ジャクソン
ジョシュ・ブローリン
音楽 アラン・シルヴェストリ
撮影 トレント・オパロック
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開

オーストラリアの旗中華人民共和国の旗香港の旗大韓民国の旗台湾の旗2019年4月24日
イギリスの旗2019年4月25日

日本の旗アメリカ合衆国の旗2019年4月26日
上映時間 181分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
前作 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
(シリーズ前作)
キャプテン・マーベル
マーベル・シネマティック・ユニバース前作)
次作 スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
(マーベル・シネマティック・ユニバース次作)
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アベンジャーズ/エンドゲーム』(Avengers: Endgame)は、2019年アメリカ合衆国スーパーヒーロー映画

概要[編集]

アメリカン・コミックマーベル・コミックアベンジャーズ』の実写映画シリーズ第4作であり、完結作。製作はマーベル・スタジオ。配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。また、様々なマーベル・コミックの実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)シリーズとしては第22作品目の映画である。

プロデューサーを務めるマーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギが語ったところによると、本作は2008年公開の第1作『アイアンマン』から10年以上にわたって展開してきたMCUシリーズの様々な「フィナーレ」になるとのこと[1]

本作に関しては、関係者に対しスポイラーへの非常に強い緘口令が出されており、真田広之は自身の役柄についてさえワールド・プレミアでの公表となった[2]ほか、ルッソ兄弟は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と同様にファンに対して「ネタバレ自粛」を要請していた[3]。なお、これは直前に発生した本編映像流出事件によるものが大きい[4]。その後、5月6日をもってネタバレ解禁とする旨を発表した[5]

また、MCU恒例のポスト・クレジット・シーンは今作には存在せず、代わりに『アイアンマン』でトニー・スタークがアーマーを作っていた時の音が使用されている[6]

ストーリー[編集]

2018年、タイタン星人サノスによるデシメーション(インフィニティ・ストーンの力を使った大量殺戮)で全宇宙の生命の半分が消し去られてから3週間。宇宙を漂流していたトニー・スターク(アイアンマン)とネビュラは、先んじてアベンジャーズに合流していたキャロル・ダンヴァース(キャプテン・マーベル)の助けで地球に戻った。スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)をはじめとするアベンジャーズの生存者たちと、キャロル、ロケット、ネビュラは、失った者たちを取り戻すために、隠遁していたサノスを急襲する。しかしインフィニティ・ストーンはサノスの手で破壊されており、失った者たちが戻ることはなかった。ソーの手でサノスにとどめが刺され、1つの戦いの区切りがつく。

それから5年後の2023年。偶然にも量子の世界から抜け出したスコット・ラング(アントマン)は、アベンジャーズに接触を図る。スコットは量子の世界が既知の時間の概念を超越していることを伝え、量子力学を用いたタイムトラベルを提案する。ハルクの肉体に自身の精神を宿すことを選んだブルース・バナーが装置を作り、トニーも最愛の娘モーガンを案じつつも失ったピーター・パーカー(スパイダーマン)を取り戻すべく参加した。酒浸りになっていたソーはブルースとロケットに連れ出され、家族を失い自暴自棄に陥っていたクリント・バートン(ホークアイ)はナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)に説得され舞い戻り、アベンジャーズはサノスが手に入れる前にストーンを回収すべく、3つのグループに分かれてストーンを集める「タイム泥棒作戦」を立て、過去へと飛んだ。

2012年、チタウリとの決戦の舞台となったニューヨーク。ブルースはエンシェント・ワンに出会い、タイムライン(時間の流れ)を分岐させる危険性を警告されながらも、各時代にインフィニティ・ストーンを返却することを条件にタイム・ストーンを譲り受ける。スティーブは過去の自身と決闘した末にマインド・ストーンを回収するが、スコットとトニーがスペース・ストーンの奪取に失敗する。トニーとスティーブはピム粒子とスペース・ストーンを回収するため、さらに過去となる1970年を訪れて陸軍のキャンプからそれらを盗み出す。

2013年、ダークエルフ侵攻直前のアスガルド。ソーとロケットはジェーン・フォスターに宿っていたリアリティ・ストーンを回収する。ソーは母との再会で自信を取り戻し、破壊される前のムジョルニアも回収する。

2014年、ピーター・クイルが訪れる直前の惑星モラグ。ローディとネビュラがクイルを待ち伏せしてパワー・ストーンを回収するが、ローディがストーンを持って現代へ戻った一方、ネビュラは2014年のサノスに囚われ、当時のネビュラが代わりに現代へ時間移動する。ローディらと2014年に移動したクリントとナターシャはこの時代のヴォーミアへ向かい、ソウル・ストーンを入手するためナターシャが自ら命を投げ出し、生き残ったクリントの手にストーンが渡る。

2023年にトニーたちが戻り、全てのインフィニティ・ストーンが揃うと、ブルースは右手用の新たなガントレットを嵌め、指を鳴らした。ブルースの右腕と引き換えにデシメーションによって消え去った者たちがこの世に舞い戻ったことをクリントが確認した直後、2014年から訪れたネビュラの手引きで未来へ侵入したサノスがアベンジャーズ施設を破壊する。スティーブ、トニー、ソーの3人はサノスに挑むが返り討ちに遭い、さらにサノスの配下が地球への侵攻を開始する。追い詰められたアベンジャーズたちだったが、戦場にスリング・リングのゲートが開き、蘇ったヒーローたちとアスガルド軍、ワカンダ軍、魔術師たち、そしてラヴェジャーズが加勢し、サノス軍との全面対決が始まる。

戦局が二転三転する中、サノスは再びデシメーションを起こすべくインフィニティ・ガントレットを回収する。しかし、隙をついてストーンを手中に収めたトニーが、自らの指を鳴らしてインフィニティ・ストーンの力を発動させたことで、サノス軍はサノスを含め消滅。だが結果として、トニーは自身の生命を使い果たしてこの世を去った。

トニーの葬儀後、ソーはヴァルキリーを新たなアスガルドの王に任命し、自らはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと旅に出る。スティーブは、エンシェント・ワンとの約束を守るべく、ムジョルニアとインフィニティ・ストーンを元の時代に戻す旅に出る。そして仕事を終えた後は過去に残り、ペギー・カーターと人生を共に過ごすことを決める[7]

そして年老いた後に元のタイムラインに帰還したスティーブ・ロジャース[8]は、サム・ウィルソンに自身のトレードマークであった盾を渡したのだった。

登場人物[編集]

デシメーションを生き残った人物[編集]

トニー・スターク / アイアンマン
演 - ロバート・ダウニー・Jr、日本語吹替 - 藤原啓治[9]
自らが開発したパワードスーツに身を包んで戦う「アイアンマン」。財務面でアベンジャーズを支える後援者。
2023年では、妻のペッパーと、娘モーガンとの3人で平穏な暮らしを送っており、再び戦いに身を投じることをためらうが、一方でピーターを失った事には強く心を痛めている。
監督を務めたルッソ兄弟によれば、ダウニーJr.は本作の脚本を全て把握する数少ない人間の一人であるという[10]
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ
演 - クリス・エヴァンス、日本語吹替 - 中村悠一[9]
第二次世界大戦で活躍した英雄。70年間氷漬けになった後、現代に蘇った超人兵士。優れたリーダーシップを発揮し、アベンジャーズのリーダーを務める。
今作では、デシメーション以前のサムにならい、生き残った人々のセラピーに参加している。
エヴァンスの本来の出演契約は前作『インフィニティ・ウォー』で終了していたが、マーベルとの交渉の結果、エヴァンスは本作への登場に同意した[11]
ブルース・バナー / ハルク
演 - マーク・ラファロ、ハルクの声 - ルー・フェリグノ、日本語吹替 - 宮内敦士[9]
ガンマ線を大量に浴びた結果、激怒したり興奮したりすると緑色の怪物「ハルク」に変身する体質となった天才科学者。
今作では、別人格であったハルクとの精神的・肉体的融合に成功し、ハルクとしての記憶も引き継ぎながら、バナーの人格のままハルクとなっている。
マイティ・ソー バトルロイヤル』から始まり、『インフィニティ・ウォー』で転換点を迎えた彼のキャラクター・アークは今作で完成することになる[12]
ソー
演 - クリス・ヘムズワース、日本語吹替 - 三宅健太[9]
北欧神話に登場する同名の雷神と同一視される、アベンジャーズの一員であるアスガルドの王。『バトルロイヤル』で失ったムジョルニアに代わり、『インフィニティ・ウォー』で得た「ストームブレイカー」と呼ばれる神秘の斧を手に戦う。
2023年では、サノスにロキとヘイムダル、そしてアスガルドの民の半数を殺されたうえ、デシメーションを止められなかった己の無力さから、ノルウェーのトンスベルグに新設されたニューアスガルドで引きこもり同然の生活を送っている[13]
演じたヘムズワースはソーの新たな側面が描かれることを歓迎している[14]
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
演 - スカーレット・ヨハンソン、日本語吹替 - 米倉涼子[15][9]
スパイとしての高い技術を持つ、アベンジャーズのメンバー。かつてはS.H.I.E.L.D.のエージェントであった。
今作では、デシメーションで崩壊しかかった地球の秩序を保とうとするとともに、自身にとって「家族」とも言えるヒーローたちを繋ぎとめようと奮闘する。
クリント・バートン / ホークアイ / ローニン
演 - ジェレミー・レナー、日本語吹替 - 宮迫博之[9]
元アベンジャーズ、元S.H.I.E.L.D.エージェントで、百発百中の射手。『シビル・ウォー』での刑期を終え、自宅軟禁中、デシメーションで家族全員を喪う。
今作では、家族を喪った悲しみから自暴自棄になり、コミック版における「ローニン」に近いコスチュームを着用し、世界中の悪人を殺して回っている[16]
ジェームズ・“ローディ”・ローズ / ウォーマシン英語版
演 - ドン・チードル、日本語吹替 - 目黒光祐[9]
アメリカ空軍大佐で、トニーの親友。ウォーマシン・スーツを身にまとうアベンジャーズの一員。
クリントがマフィア等を殺して回っていることを知り、彼を探しつつも、変わってしまった彼との再会に不安も感じている。
スコット・ラング / アントマン
演 - ポール・ラッド、日本語吹替 - 木内秀信[9]
体を縮小・巨大化させることが可能なスーツを纏う、アントマンの名を襲名した元システムエンジニア、元泥棒。今作では『アントマン&ワスプ』で閉じ込められた量子の世界から偶然にも抜け出すことに成功し、アベンジャーズとの合流を果たす。
今作では赤ちゃんのスコットをバズロとローエン・ルクレールが、12歳のスコットをジャクソン・ダンが、93歳のスコットをリー・ムーアが演じた[17]
キャロル・ダンヴァース / キャプテン・マーベル
演 - ブリー・ラーソン、日本語吹替 - 水樹奈々[9]
アメリカ空軍パイロット。その身にスペース・ストーン由来のスーパーパワーを宿し、宇宙空間でも活動できる超人。『キャプテン・マーベル』のミッド・クレジット・シーンで旧友ニック・フューリーの要請を受け、地球に戻りアベンジャーズと邂逅する。
5年後には、アベンジャーズのメンバーとは定期的に連絡を取り合いつつも、地球以外のヒーローのいない星で救援活動を行なっている。
脚本家のクリストファー・マルクスは、ダンヴァースの人格をスティーブ・ロジャースに例えている[18]
ラーソンは直前作でありダンヴァースのオリジン・ストーリーでもある『キャプテン・マーベル』の撮影に入る前に本作の撮影に参加している。撮影にはアンナ・ボーデンとライアン・フレックの両監督も同席した[19]
ロケット
声 - ブラッドリー・クーパー、日本語吹替 - 加藤浩次極楽とんぼ[15][9]
アライグマをベースにした元バウンティ・ハンター、傭兵。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーで、武器と武術の達人。
5年後には宇宙でネビュラと共に活動しており、アベンジャーズのメンバーとは定期的に連絡を取っている。
今作でもショーン・ガンスタンドインを行い、ガンの演技や表現がロケットのモーションリファレンスとなっている。
ネビュラ
演 - カレン・ギラン、日本語吹替 - 森夏姫[9]
サノスの義理の娘で、ガモーラの義理の妹。『インフィニティ・ウォー』で発生したデシメーションの結果、トニーと共にタイタンに取り残されており、ガーディアンズのメンバーが遺した宇宙船・ベネター号でトニーと共にタイタンを脱出する。
数年前にガモーラ、ガーディアンズと和解するまでは、他者と親しくすることも無く、ひたすらサノスの歓心を買うために生きていたが、今作ではアベンジャーズのメンバーとも交流を深める。
サノス
演 - ジョシュ・ブローリン、日本語吹替 - 銀河万丈[9]
本作におけるメイン・ヴィラン。現実を捻じ曲げ、全宇宙の生命体の半分を消し去り均衡を保つことを目標にし、6つのインフィニティ・ストーンをその手に収めたタイタン星人。
『インフィニティ・ウォー』以降のサノスについて、ジョー・ルッソは「全てを終えた。彼は成し遂げた。彼はもう引退した」と述べた[20]
ペッパー・ポッツ / レスキュー英語版
演 - グウィネス・パルトロー、日本語吹替 - 小林さやか[9]
スターク・インダストリーズのCEO。トニーの妻。
今作でペッパーは娘モーガンを授かり、自身のアーマーを身にまとって戦う[21]
パルトローは、本作がMCUで最後の出演になると述べている[22]
ヴァルキリー / ブリュンヒルデ英語版
演 - テッサ・トンプソン、日本語吹替 - 沢城みゆき[9]
『バトルロイヤル』に登場した最後のヴァルキリー。
今作では、王の責務を放棄したソーに代わり、ノルウェーで生活するアスガルド人たちをまとめている。
オコエ
演 - ダナイ・グリラ、日本語吹替 - 斎賀みつき[9]
ワカンダ王室の親衛隊“ドーラ・ミラージュ”の隊長。
今作では、ティ・チャラを喪ったワカンダを拠点に、治安活動をおこなっている。
エムバク英語版
演 - ウィンストン・デューク、日本語吹替 - 木村昴[9]
ワカンダの山奥に棲む、ジャバリ族のリーダー。
コーグ英語版
演 - タイカ・ワイティティ、日本語吹替 - 金谷ヒデユキ[9]
全身が岩で構成されたクロナン人で、惑星サカールの元剣闘士。ソーの友人。昆虫型宇宙人のミークと常に一緒に行動している。
キャシー・ラング
演 - エマ・ファーマン、日本語吹替 - イブ優里安[9]
スコット・ラングの娘。本作にてデシメーションを免れていたことが判明し、14歳[9]に成長した姿で登場。それに伴い俳優が変更されている。
アキヒコ
演 - 真田広之
東京を根城にする日本のやくざ。
嘆く男
演 - ジョー・ルッソ、日本語吹替 - 宮崎敦吉[9]
グループセラピーで、恋人(家族)との話をスティーブ(キャプテン・アメリカ)に語っているトランスジェンダーの男性。
本作の監督の1人であるジョー・ルッソ(役者は“Gozie Agbo”名義)が、『ウィンター・ソルジャー』に登場したS.H.I.E.L.D.に所属する医師「ファイン」に続き演じている。同一人物の設定かは不明。

デシメーションにて消滅した人物[編集]

スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ
演 - ベネディクト・カンバーバッチ、日本語吹替 - 三上哲[9]
魔術師(マスター・オブ・ミスティックアーツ)で、タイム・ストーンの守護者。両手の精密動作性を失ってしまった元天才外科医。
ピーター・パーカー / スパイダーマン
演 - トム・ホランド、日本語吹替 - 榎木淳弥[9]
クモ由来のスーパーパワーを持つ高校生ヒーロー。『インフィニティ・ウォー』で迎えた彼の死はトニーに暗い影を落としている。
ティ・チャラ / ブラックパンサー
演 - チャドウィック・ボーズマン、日本語吹替 - 田村真[9]
アフリカ、ワカンダ国の国王。ヴィブラニウム由来のスーパーパワーを持つ、ブラックパンサーと呼ばれるヒーロー。
ピーター・クイル / スター・ロード
演 - クリス・プラット、日本語吹替 - 山寺宏一[9]
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダー。
ドラックス
演 - デイヴ・バウティスタ、日本語吹替 - 楠見尚己[9]
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。
グルート
声 - ヴィン・ディーゼル、日本語吹替 - 遠藤憲一[9]
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。
マンティス英語版
演 - ポム・クレメンティエフ、日本語吹替 - 秋元才加[9]
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ
演 - エリザベス・オルセン、日本語吹替 - 行成とあ[9]
マインド・ストーンを利用したヒドラの人体実験で、テレキネシス、マインドコントロールなどの特殊能力を得た強化人間。
ホープ・ヴァン・ダイン / ワスプ
演 - エヴァンジェリン・リリー、日本語吹替 - 内田有紀[9]
ハンク・ピム博士とジャネット・ヴァン・ダインの娘。2代目ワスプ。
ジャネット・ヴァン・ダイン
演 - ミシェル・ファイファー
初代ワスプ。ホープの母親。
ハンク・ピム博士
演 - マイケル・ダグラス、日本語吹替 - 御友公喜[9]
ピム粒子を発見した初代アントマン。ホープの父親。
サム・ウィルソン / ファルコン
演 - アンソニー・マッキー、日本語吹替 - 溝端淳平[9]
元パラシュート部隊所属。キャプテン・アメリカのサイドキック。
バッキー・バーンズ / ウィンター・ソルジャー
演 - セバスチャン・スタン、日本語吹替 - 白石充[9]
キャプテン・アメリカの元サイドキック。ヒドラによって暗殺者「ウィンター・ソルジャー」に仕立て上げられた。
シュリ
演 - レティーシャ・ライト
ティ・チャラの妹。ワカンダの王女である天才科学者。前作の作中では生死に触れられなかったが、本作のキャラクターポスターの解禁に合わせ、兄と同様に消滅していた設定が判明した。
マリア・ヒル
演 - コビー・スマルダーズ
元S.H.I.E.L.D. 副長官。S.H.I.E.L.D. 崩壊後はスターク・インダストリーズにトニーとペッパーの秘書として就職するが、ウルトロンとの戦いの後はフューリーと共に行動していた。
ニック・フューリー
演 - サミュエル・L・ジャクソン
元S.H.I.E.L.D.長官。 アベンジャーズ計画の発案者にして元司令官。S.H.I.E.L.D. 崩壊後は自分の死を偽装したまま行方を眩ましており、ウルトロンとの戦いの後はヒルと共に行動していた。

デシメーションの影響が不明の人物[編集]

ハッピー・ホーガン
演 - ジョン・ファヴロー、日本語吹替 - 大西健晴[9]
トニーの親友にして、トニーの運転手兼用心棒。ピーター・パーカーのお目付け役でもある。
ハーレー・キーナー
演 - タイ・シンプキンス
アイアンマン3』に登場した少年。
今作では、トニーの葬式にのみ登場する。
ヨハン・シュミット / レッドスカル
演 - ロス・マーカンド英語版、日本語吹替 - 山路和弘[9]
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』に登場したヒドラの首領。惑星ヴォーミアでソウル・ストーンの守護者を務める。
今作では、タイム泥棒作戦で2014年のヴォーミアに訪れたナターシャとクリントを迎える。
サディアス・“サンダーボルト”・ロス英語版
演 - ウィリアム・ハート
かつてハルクを軍事利用しようとした、元アメリカ陸軍将軍。ブルース・バナーの元恋人であるベティ・ロスの父親でもある。
今作では、トニーの葬儀にのみ登場する。
ジェーン・フォスター
演 - ナタリー・ポートマン、日本語吹替 - 坂本真綾[9]
ソーの元恋人であり、天文物理学者。
今作では、タイム泥棒作戦でソーらが訪れた2013年のジェーンとして登場する。
映像として登場するシーンは『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の未公開映像が流用され、台詞のみが新規収録された[23]
ウォン英語版
演 - ベネディクト・ウォン、日本語吹替 - 田中美央[9]
魔術師の総本山“カマー・タージ”の書庫の番人。ストレンジの盟友である魔術師。
今作では、最終決戦にて登場する。
ラモンダ英語版
演 - アンジェラ・バセット
ティ・チャラとシュリの母親。
ネッド・リーズ
演 - ジェイコブ・バタロン
ピーター・パーカーの親友。
今作では、最終決戦後のミッドタウン高校で、ピーターと再会する。
メイ・パーカー英語版
演 - マリサ・トメイ
ピーター・パーカーのおば。
今作では、ピーターとともにトニーの葬儀に参列する。
ジャック・ロリンズ
演 - カラン・マルヴェイ
ヒドラの一員であり、“S.T.R.I.K.E.”のメンバー。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で逮捕されたが、その後の去就は不明。
今作では、後述のロキ同様、ニューヨーク決戦直後のジャックとして登場する。
ハワード・ザ・ダック
かつてノーウェアのコレクターのショップに、ショップ崩壊後はコントラクシア星にいたアヒル型宇宙人。
今作では最終決戦にラヴェジャーズと共に参戦している。
運転手
演 - スタン・リー、日本語吹替 - 高桑満[9]

デシメーション以前に死亡した人物[編集]

ガモーラ
演 - ゾーイ・サルダナ、日本語吹替 - 朴璐美[9]
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。サノスの養女でネビュラの義姉。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にて、ソウル・ストーンにささげる生贄としてサノスに殺された。
今作では、タイム泥棒作戦でネビュラらが訪れる2014年のガモーラとして登場する。
ロキ
演 - トム・ヒドルストン、日本語吹替 - 平川大輔[9]
ソーの義弟。『インフィニティ・ウォー』冒頭でサノスに殺害された。
今作では、タイム泥棒作戦でトニーらが訪れるニューヨーク決戦直後のロキとして登場する。
ブロック・ラムロウ英語版
演 - フランク・グリロ、日本語吹替 - 水内清光[9]
ヒドラの一員であり、S.H.I.E.L.D.の特殊部隊“S.T.R.I.K.E.”のリーダー。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』冒頭でのヒドラ残党によるテロ事件にてキャップとの相討ちを狙って自爆した。
今作では、前述のロキ同様、ニューヨーク決戦直後のラムロウとして登場する。
ジャスパー・シットウェル
演 - マキシミリアーノ・ヘルナンデス、日本語吹替 - 丸山壮史[9]
ヒドラの一員であり、S.H.I.E.L.D.のエージェント。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で死亡している。
今作では、前述のロキ同様、ニューヨーク決戦直後のシットウェルとして登場する。
アレクサンダー・ピアース
演 - ロバート・レッドフォード、日本語吹替 - 田中秀幸[9]
ヒドラの一員であり、S.H.I.E.L.D.の幹部。『ウィンター・ソルジャー』で死亡している。
今作では、前述のロキ同様、ニューヨーク決戦直後のピアースとして登場する。
レッドフォードは2018年公開の『さらば愛しきアウトロー』を最後に俳優業を引退することを宣言していたが、2019年公開の本作が米国で最後に公開された出演作品となった[24]
エンシェント・ワン英語版
演 - ティルダ・スウィントン、日本語吹替 - 樋口可南子[9]
カマー・タージの主にして、至高の魔術師“ソーサラー・スプリーム”の称号を持つ、700歳を超えた年齢不詳のケルト人女性の魔術師。『ドクター・ストレンジ』で死亡している。
今作では、前述のロキ同様、ニューヨーク決戦直後のエンシェント・ワンとして登場する。
ハワード・スターク英語版
演 - ジョン・スラッテリー、日本語吹替 - 仲野裕[9]
トニー・スタークの父。1991年、ウィンター・ソルジャーに殺されている(『シビル・ウォー』)。
今作では、タイム泥棒作戦でトニーらが訪れる1970年のハワードとして登場する。
エドウィン・ジャーヴィス英語版
演 - ジェームズ・ダーシー、日本語吹替 - 井上倫宏[9]
ハワード・スタークの執事。前述のハワードとともに、1970年のジャーヴィスとして登場する。
テレビドラマ『エージェント・カーター』に登場済みであり、ドラマシリーズから映画へと逆輸入された初の人物。
マーガレット・エリザベス・“ペギー”・カーター
演 - ヘイリー・アトウェル、日本語吹替 - 園崎未恵[9]
キャプテン・アメリカの元恋人。『シビル・ウォー』にて老齢のため死亡している。
今作では、前述のハワードと同じく、1970年のペギーとして登場する。
フリッガ英語版
演 - レネ・ルッソ、日本語吹替 - 滝沢久美子[9]
ソーの母。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』でダークエルフに殺されている。
今作では、タイム泥棒作戦でソーらが訪れる2013年のフリッガとして登場する。

デシメーション以後に生まれた人物[編集]

モーガン・スターク
演 - レクシー・レイブ、日本語吹替 - 新津ちせ[9]
トニー・スタークとペッパー・ポッツの娘。

プロダクション[編集]

2014年10月マーベル・スタジオは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の続編として『アベンジャーズ: インフィニティ・ウォー』というタイトルの二部構成の作品を制作すると発表した[25]。当初、Part-1は2018年5月4日に、Part-2は2019年5月3日にリリース予定としていた[26]2015年4月アンソニー・ルッソジョー・ルッソが前後編の指揮を執ることを発表。製作は2016年にスタートすると発表した。ケヴィン・ファイギは、『インフィニティ・ウォー』が単純な前後編ではなく、別々の映画になると述べた[27]

これらは共通の要素(を持っているの)で…(中略)…そのような(タイトルの)サブグループ化を行うのは適切だと感じた。しかし私は、半分にカットした一つのストーリーとは呼んでいない。2つの異なる映画になる。 — ケヴィン・ファイギ、2015年4月[27]

2015年5月クリストファー・マルクススティーヴン・マクフィーリーが2作品の脚本を執筆することになった[28]。ルッソ兄弟は、映画が2つに分割されたわけではないとして、2つの映画を再編集することを明らかにした。ジョー・ルッソはタイトルを変更するつもりであると告げ[29]2016年7月、マーベルは前編から「Part-1」の表記を削って『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』とし、後編を仮題『Untitled Avengers』とした[30]。ファイギとルッソ兄弟は、旧後編が「インフィニティ・ウォー」のプロットの根幹に関わっていることを理由にタイトルを伏せている[31][32]。タイトルを秘匿した理由はプロモーションの都合によるものであるが、逆に熱心なファンたちによるタイトル予想が過熱する結果となった。

主要撮影は、ジョージア州フェイエットビルのパインウッド・アトランタ・スタジオで2017年8月10日に開始され[33]、トレント・オパロックが撮影監督を務めた[34]。本作は「インフィニティ・ウォー」と同じくIMAX/Arri 2Dカメラを用いて撮影された[35]。『インフィニティ・ウォー』と本作の2作品は並行して撮影された。アンソニー・ルッソは、これについて財務面・物流面における問題の解決が主であり、膨大な数のキャストを作品ごとに何度も移動させるよりも、同時に撮影した方が理にかなっているためだとしている。同じ場所で、ある日は『インフィニティ・ウォー』を撮影し、次の日は本作を撮影する、といった具合であったという[34]。プロダクションは2018年1月11日に終了した[36]。再撮影は2018年9月7日に開始し[37]、同年10月12日に終了している[38]クリス・エヴァンスクリス・ヘムズワースは、この二作のために1500万ドルを稼いだという[39]

2018年12月7日、本作の最初のトレーラーが公開された。原題は『Avengers: Endgame』(『アベンジャーズ:エンドゲーム』、情報公開時は邦題未定)であると判明し、米国および日本での公開日が2019年4月26日に決定した[40]。ヴィジュアル・エフェクトは、Industrial Light & Magic、Weta Digital、DNEG、 Framestore、Cinesite、Digital Domain、Rise、Lola VFX、Cantina Creative、Capital T、Technicolor VFX、そしてTerritory Studioによって作成された[41]

2018年12月17日、邦題が『アベンジャーズ/エンドゲーム』に決定した[42]

これ以降、日本語版トレーラーとしては2019年3月14日に予告編第二弾が、2019年4月2日に特別映像(Special Look)が、それぞれディズニー・スタジオ公式よりYouTube上で公開された。

音楽[編集]

2016年6月、『アベンジャーズ』で音楽を担当したアラン・シルヴェストリが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と本作のスコアを担当することが明らかにされた[43]。ルッソ兄弟は、2018年11月上旬にシルヴェストリと共同で作業を開始し[44]2019年3月下旬、スコアが完成した[45]

リリース[編集]

2019年4月22日、ロサンゼルス・コンヴェンション・センターで本作のワールド・プレミアが行われた[46][47]。二日後の24日に中国オーストラリアをはじめとする各地域で封切りが行われ[48] [49]、翌25日にイギリス[50]、さらにその翌日にアメリカ[51]日本で、IMAX・3Dでの封切りとなった。本来のリリースは、アメリカでは2019年5月3日の予定であった[52]。日本では公開一週目の動員ランキングにて1位になった。アメコミ映画でのランキング1位は2018年公開の『ヴェノム』以来でMCU作品としては『マイティ・ソーバトルロイヤル』以来となる。興行収入では二週目で40億円を突破した。

最終的な総尺は3時間1分となり、マーベル・スタジオ映画では最長のものとなった[53]

公開から24日が経過した5月20日の時点で、興収は52億4099万円を、動員数は357万4263人を記録した。

タイトル公開までの経緯[編集]

当初MCUシリーズの「フェイズ3」のロードマップが発表された時点では、前作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と共に『Avengers: Infinity War Part1』・『Part2』の2部作とされていたが、それぞれの作品の独立性が高いとの理由から別のタイトルとなった[54]

2014年10月、Avengers:Infinity War - Part 2』として発表された。2016年7月、マーベルは映画のタイトルを変更し無題とした。

2018年7月2日、撮影監督トレント・オパロッチのウェブサイトで自身が関わった映画リストの中に『Avengers: End Game』と書かれているのをファンが発見し、全世界へ拡散されたが、その後すぐに『アベンジャーズ4』に書き換えられた[55]。しかし、ルッソ監督によって否定された[56]

2018年9月初旬、ルッソ監督がTwitterで撮影現場の写真を添えて「Look hard…(よく見て…)」とツイートした[57]。この写真に『アベンジャーズ4』に関するヒントが隠されているとして、様々な憶測が飛び交った[57]。タイトルについては、写真に写った脚立イーゼルがアルファベットの「A」の形に見えることから、『アベンジャーズ』に続くタイトルはAから始まるのではないか、と予想されていた[57]。その後、アメリカのメディア「MCU Comics」により、『アベンジャーズ4』のタイトルは『Avengers: Annihilation』になると報じられた[57]。「Annihilation」は英語で「消滅」。

ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロはアメリカのトークバラエティ番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』において、まだ発表されていないアベンジャーズ4のタイトルについて、「もうバレている」と言いタイトルを発言。また、作中の最後の戦いでの出来事を発言した。しかし、規制音が被せてあり視聴者が聞くことは出来なかったが、収録に参加していた観覧客からは悲鳴に似た歓声が聞こえた[58][59]。 規制音に被せてあったタイトルをファンたちは解読しようとし、ついにあるファンが解読、音声をネット上に公開した。解読したファンは『Avengers: The Last Avenger』と、言っていると説明した[60]

2018年12月7日、正式なタイトルと予告編が世界同時に解禁された。

脚注[編集]

  1. ^ https://ew.com/movies/2017/11/27/avengers-4-finale-kevin-feige/
  2. ^ 『アベンジャーズ/エンドゲーム』真田広之の役柄が判明 ─ 「今まで何も言えなかった」、キャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンスとの再共演にも言及”. THERIVER. 2019年4月26日閲覧。
  3. ^ Massive ‘Avengers: Endgame’ footage leak hits Twitter, Reddit”. CNBC. 2019年4月26日閲覧。
  4. ^ 『アベンジャーズ/エンドゲーム』監督、ネタバレ自粛を改めて要請 ─ 本編映像のインターネット流出を受けて”. THERIVER. 2019年4月26日閲覧。
  5. ^ 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレ解禁をルッソ監督が発表!解禁は来週の月曜日!” (日本語). Amecomi Info (2019年5月3日). 2019年5月8日閲覧。
  6. ^ 【ネタバレ】『アベンジャーズ/エンドゲーム』ポストクレジットシーン解説 ─ ルッソ監督が意図明かす」『』、2019年5月3日。2019年5月18日閲覧。
  7. ^ 日本語版では字幕、吹替どちらでも翻訳されず省かれているが、原語では過去に残った理由を「かつてトニーが勧めてくれたような人生を送ってみようと思った。」と発言している。
  8. ^ Wade, Jessie (2019年5月16日). “『エンドゲーム』の監督、ロキに関するファンの推測は正しいと認める” (日本語). IGN Japan. 2019年5月27日閲覧。
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  13. ^ ヴァルキリー曰く「1ヶ月に1回、酒を取りに行く時しか表に出ない」。
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  23. ^ 【ネタバレ】『アベンジャーズ/エンドゲーム』◯◯◯◯の◯◯◯、映像は◯◯◯だったのか
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