アペックス (ノースカロライナ州)

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アペックス
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Town of Apex, North Carolina
アペックスの歴史ある中心街
愛称:ピークの都市
標語:"良き生活の頂上"
ノースカロライナ州における(上図)と、同郡におけるアペックス町の位置(赤色)
座標: 北緯35度43分55秒 西経78度51分10秒 / 北緯35.73194度 西経78.85278度 / 35.73194; -78.85278
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ノースカロライナ州の旗 ノースカロライナ州
ウェイク郡
法人化 1873年
行政
 - 町長 ウィリアム・"ビル"・サットン
 - 町長代行 ジーン・シュルツ
 - 町マネジャー ブルース・ラドフォード
面積
 -  15.4mi2 (39.8km2)
 - 陸地 15.2mi2 (39.4km2)
 - 水面 0.15mi2 (0.39km2)
標高 499ft (152m)
人口 (2010年国勢調査)
 -  37,476人
 - 人口密度 2,465.5人/mi² (951.9人/km²)
 都市圏 1,998,808人
族称 アペクシアンもしくはアペクサー
等時帯 東部標準時 (UTC-5)
 - 夏時間 東部夏時間 (UTC-4)
郵便番号 27502, 27523, 27539
市外局番 919, 984
FIPS code 37-01520[1]
GNIS feature ID 1018834[2]
ウェブサイト www.apexnc.org

アペックスエイペックス: Apex [ˈeɪpeks])は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州の中部ウェイク郡の町である。州都ローリー市の郊外に位置している。2010年国勢調査での人口は37,476人だった。国勢調査局による2013年7月1日時点での推計では42,214人となっていた[3]

地理[編集]

アペックス町は北緯35度43分55秒 西経78度51分10秒 / 北緯35.731952度 西経78.852878度 / 35.731952; -78.852878 (35.731952, -78.852878)に位置している[4]

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、町域全面積は15.4平方マイル (40 km2)であり、このうち陸地15.2平方マイル (39 km2)、水域は0.15平方マイル (0.39 km2)で水域率は0.57%である

隣接する町としては、北と北東にケーリー市、南にホリースプリングス町がある

歴史[編集]

アペックス・ユニオン駅、1914年建設

アペックスの町は1873年に法人化され、チャタム鉄道の沿線で最も高い位置にあることからアペックス(頂点)と名付けられた[5]。この鉄道はバージニア州リッチモンドフロリダ州ジャクソンビルを結んでいた。その後の時代を通じてアペックスは緩りと成長した。特に1911年6月12日には中心街事業地区の大半を破壊し尽くした大火を経験するなど、何度か火事に見舞われた[6]。町は再建され今日の姿を呈しており、州内では昔日の鉄道町の姿が残る数少ない町の1つとなっている。町の中心にはアペックス・ユニオン駅があり、当初はシーボード・エア・ライン鉄道の旅客駅だった。後に地元が支援するアペックス・コミュニティ図書館になっている。この駅にはアペックス商工会議所が入っている。

アペックスは世界恐慌の時代にそれほど苦境には陥らなかったが、本格的な成長が再度始まったのは1950年代だった。町がノースカロライナ州のリサーチ・トライアングルに近いこともあって、住宅開発が加速されたが、それでも小さな町という性格は保ち続けた。1990年代の10年間で、人口は4倍の2万人を超え、そのインフラに新しい需要が生じた。、

アペックスは近年も成長を続けている。そこそこの大きさのショッピングセンターが、ノースカロライナ州道55号線とアメリカ国道64号線の交差点に建設され、町が西方に拡大するにつれて幾つか新しい地区ができてきた[7]

2006年10月、アペックス廃棄物処理施設で化学品の火災が起こり、住民の避難騒ぎまで起こった[8]。けが人はほとんど居らず、住民も間もなく帰宅できた[9]

2015年8月、雑誌タイムが、国内の住みたい場所ランキングの第1位にアペックスを挙げた[10]

アペックスの町内では、ユニオン駅の他に、アペックス歴史地区、カルビン・レイ・ローレンス邸、アトリー・カウンシル・ハウスがアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されている[11]

町政府[編集]

アペックス町は町政委員会・町マネジャー方式の政府を採用しており、1人の町長と5人の町政委員で構成される。町政委員の内の1人が町長代行となる。全て町全体を選挙区に4年任期で選ばれる。委員は2年毎に半数が改選される。2015年11月の選挙で一部が入れ替わることになり、新人は2016年1月5日に就任することになっている[12]。町の検事とマネジャーは町政委員会が指名する。その他町の職員は町マネジャーに従い、マネジャーが日々の運営を管理する。

2014年1月21日、当時の町長だったウェザリーが別の職に就くために町長を辞職すると発表した。現市長のサットンは町政委員会が選出し、ウェザリーの残り任期を務めることになった[13]。2015年11月の町長選挙では、新人のランス・オリーブが選ばれた。

人口動態[編集]

人口推移
人口
1880 228
1890 269 18.0%
1900 349 29.7%
1910 681 95.1%
1920 926 36.0%
1930 863 −6.8%
1940 977 13.2%
1950 1,065 9.0%
1960 1,368 28.5%
1970 2,192 60.2%
1980 2,847 29.9%
1990 4,968 74.5%
2000 20,212 306.8%
2010 37,476 85.4%
2014(推計) 43,907 [14] 17.2%
U.S. Decennial Census
2013 estimate



Circle frame.svg
  白人 (78%)
  黒人 (8%)
  アジア系 (7%)
  その他の人種 (3%)
  混血 (3%)
  その他 (1%)

以下は2010年国勢調査による人口統計データである[15]

基礎データ

  • 人口: 37,476 人
  • 世帯数: 13,225 世帯
  • 家族数: 9,959 家族
  • 人口密度: 906.5人/km2(2,437.9 人/mi2
  • 住居数: 13,922 軒
  • 住居密度: 349.7軒/km2(905.8 軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 33%
  • 18-24歳: 5%
  • 25-44歳: 34%
  • 45-64歳: 22%
  • 65歳以上: 6%
  • 年齢の中央値: 34歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 95

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 65%
  • 結婚・同居している夫婦: 84%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 13%
  • 非家族世帯: 25%
  • 単身世帯: 20%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 4%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.82人
    • 家族: 3.31人

収入[編集]

収入と家計 (2013年推計[16])

  • 収入の中央値
    • 世帯: 89,475米ドル
    • 家族: 106,283米ドル
    • 性別
      • 男性: 65,179米ドル
      • 女性: 48,022米ドル
  • 人口1人あたり収入: 34,979米ドル
  • 貧困線以下(2013 推計[17])
    • 対人口: 3%
    • 対家族数: 2%

学校[編集]

  • アペックス小学校[18]
  • アペックス・フレンドシップ高校[19]
  • アペックス高校
  • アペックス中学校[20]
  • ボーカム小学校[21]
  • ジョーダンレイク芸術学校[22]
  • ローレルパーク小学校[23]
  • ラフキンロード中学校[24]
  • ミドルクリーク高校[25]
  • オリーブチャペル小学校[26]
  • ピース・モンテッソリ学校[27]
  • セイラム小学校[28]
  • セイラム中学校[29]
  • セントメアリー・マグダリーン・カトリック学校[30]
  • セイルズ・アカデミー・オブ・アペックス[31]
  • ウェストレイク小学校[32]
  • ウェストレイク中学校[33]

交通[編集]

旅客[編集]

道路[編集]

  • 「アペックス・ピークウェイ」はアペックス中心街を周回する環状路である。中心街の交通渋滞を緩和し、通勤者はバイパスとする手段として考えられている。州内では唯一の「ピークウェイ」であり、アペックスのモットー「良き生活の頂上」から名付けられた。このモットーが最初に作られたとき、アペックスがイースタン・シーボード鉄道の沿線で最も高い位置にあることから、鉄道の「頂上」あるいは「頂点」を意味してアペックスと名付けられたという事実があった。アペックス・ピークウェイが完成すれば、その延長は5.97マイル (9.61 km) となるが、そのうち4.21マイル (6.78 km) がこれまでに完成している[34]
  • 州間高速道路540号線の南西延伸部であるトライアングル・イクスプレスウェイは、州間高速道路40号線と国道64号線および同1号線を結ぶ有料道路である。ローリー都市圏を周回する環状路としては未完である。
  • 国道64号線および同1号線はどちらも、アペックス地域では自動車専用道になる。ノースカロライナ州道55号線は町の中心を通っている。

自転車道と歩道[編集]

  • アメリカ自転車道1号線がアペックスの中心街を通っている。ノースカロライナ州自転車道5号線がアペックスとウィルミントンを繋いでおり、NCBCランドニューアズ600km名誉ルートとほぼ並行して走っている[35]

主要雇用主[編集]

アペックス市の2014年包括的財務報告書に拠れば、郡内の主要雇用主は次の通りである[36]

順位 雇用主 従業員数
1 ウェイク郡公共教育学区 900
2 クーパー・インダストリーズ(電気製品) 419
3 アペックス町 348
4 EMC(記憶装置) 322
5 ターゲット(ディスカウント百貨店) 280
6 ブランド・ランドスケイピング[37](造園) 230
7 ウォルマート(スーパーマーケット) 200
8 ティッパー・タイ[38](包装機) 137
9 レックス・ヘルスケア(医療) 125
10 ノースカロライナ州矯正省 101

脚注[編集]

  1. ^ American FactFinder”. United States Census Bureau. 2008年1月31日閲覧。
  2. ^ US Board on Geographic Names”. United States Geological Survey (2007年10月25日). 2008年1月31日閲覧。
  3. ^ Annual Estimates of Resident Population Change for Incorporated Places 2010 to 2013”. United States Census Bureau. 2015年11月12日閲覧。
  4. ^ US Gazetteer files: 2010, 2000, and 1990”. United States Census Bureau (2011年2月12日). 2011年4月23日閲覧。
  5. ^ Bynum, Sheryl. “Town of Apex”. North Carolina History Project. 2015年5月10日閲覧。
  6. ^ History of the Apex Volunteer Fire Department”. 2009年11月16日閲覧。
  7. ^ “Beaver Creek Crossings to Bring More Than 650,000 Square Feet of New Retail Space to Apex, N.C.”. The Creative Investor. (2005年4月21日) 
  8. ^ Thousands Evacuated in Apex Chemical Fire”. InjuryBoard. 2009年4月17日閲覧。
  9. ^ “Chemical fire evacuation over”. MSNBC News (MSN). http://www.msnbc.msn.com/id/15150819/ 2009年4月17日閲覧。 
  10. ^ “Best Places to Live 2015: Apex, North Carolina”. Time. (2015年8月16日). http://time.com/money/3984379/apex-north-carolina-best-places-to-live-2015/ 
  11. ^ Staff (2010-07-09). "National Register Information System". National Register of Historic Places. National Park Service. 
  12. ^ Apex: Olive elected mayor; Jensen, Moyer win council seats”. News & Observer. 2015年11月6日閲覧。
  13. ^ New Apex mayor takes office”. News and Observer. 2015年5月10日閲覧。
  14. ^ Annual Estimates of the Resident Population for Incorporated Places: April 1, 2010 to July 1, 2014”. 2015年6月4日閲覧。
  15. ^ North Carolina: 2010 - Summary Population and Housing Characteristics”. United States Census 2010. U.S. Census Bureau. 2015年5月10日閲覧。
  16. ^ Median Income in the Past 122 Months (in 2013 Inflation-Adjusted Dollars) - 2009-2013 American Community Survey 5-Year Estimates”. American FactFinder. U.S. Census Bureau. 2015年5月10日閲覧。
  17. ^ Apex town, North Carolina”. American FactFinder. U.S. Census Bureau. 2015年5月10日閲覧。
  18. ^ Apex Elementary School
  19. ^ Apex Friendship High School
  20. ^ Apex Middle School
  21. ^ Baucom Elementary
  22. ^ Jordan Lake School of the Arts
  23. ^ Laurel Park Elementary School
  24. ^ Lufkin Road Middle School
  25. ^ Middle Creek High School
  26. ^ Olive Chapel Elementary
  27. ^ Peace Montessori School
  28. ^ Salem Elementary School
  29. ^ Salem Middle School
  30. ^ St. Mary Magdalene Catholic School
  31. ^ Thales Academy of Apex
  32. ^ West Lake Elementary School
  33. ^ West Lake Middle School
  34. ^ Apex Peakway Completion Plan”. Town of Apex. pp. 2 (2010年7月). 2011年9月17日閲覧。
  35. ^ 27th ANNUAL NCBC BREVET SERIES - 2010 Brevet Series”. 2010年9月19日閲覧。
  36. ^ Town of Apex North Carolina Comprehensive Annual Financial Report For the Fiscal Year Ended June 30, 2014”. Town of Apex. 2015年5月10日閲覧。
  37. ^ Bland Landscaping
  38. ^ Tipper Tie