アラリペスコルピウス

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アラリペスコルピウス
Araripescorpius ligabuei.jpg
アラリペスコルピウスの化石
地質時代
白亜紀
分類
: 動物界 Animalia
亜界 : 真正後生動物亜界 Eumetazoa
上門 : 脱皮動物上門 Ecdysozoa
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 鋏角亜門 Chelicerata
: クモ綱 Arachnida
亜綱 : 走脚亜綱 Dromopoda
: サソリ目 Scorpiones
上科 : Chactoidea
: ヒゲナガサソリ科 Chactidae
: アラリペスコルピウス属 Araripescorpius
学名
Araripescorpius ligabuei
和名
アラリペスコルピウス

アラリペスコルピウスAraripescorpius ligabuei )は、ヒゲナガサソリ科のサソリブラジル白亜紀の地層から化石が発見された。

1986年にアラリペ台地英語版にある白亜紀前期の地層であるクラト層英語版で発見された化石は状態が悪く、詳細は不明瞭であった[1][2]。発見当時はコガネサソリ上科スペイン語版に分類されていたが、後により状態の良い化石が発見され、これを分析した特徴からヒゲナガサソリ科に変更された[1]

特徴[編集]

体長は11 - 17.5mmの小型のサソリである。頭胸部は化石の状態が悪く判明していない。腹板は五角形で広がっている。生殖口蓋は丸く、引き延ばされた形状となっており、中央で分割される。後腹部(尾部)は5節で、前腹部(胴)に近いほど短くなっている。化石の尾節は不完全であり、毒針の形状は判明していない。化石の櫛状板は不完全な形状で、ラメラ(薄膜)はほとんど残存していない。触肢は、ハサミ以外は細長く、ハサミは短く太いものとなっている[2]

出典[編集]

  1. ^ a b David M. Martill, Günter Bechly, Robert F. Loveridge (2007-12-13). The Crato Fossil Beds of Brazil: Window into an Ancient World. ケンブリッジ大学出版局. pp. 111-113. ISBN 9781139467766. 
  2. ^ a b Federica Menon (2007). “HIGHER SYSTEMATICS OF SCORPIONS FROM THE CRATO FORMATION, LOWER CRETACEOUS OF BRAZIL” (PDF). Palaeontology(英語版 (ワイリー) 50 (1): 185–195. http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1475-4983.2006.00605.x/pdf.