アレイスター・クロウリー

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アレイスター・クロウリー
Aleister Crowley
Aleister Crowley 1902 K2.jpg
K2遠征時のクロウリー
(1902年、ジュール・ジャコ=ギヤルモ英語版撮影)
誕生 エドワード・アレグザンダー・クロウリー
Edward Alexander Crowley
(1875-10-12) 1875年10月12日
イングランドの旗 イングランドウォリックシャーロイヤル・レミントン・スパー
死没 (1947-12-01) 1947年12月1日(72歳没)
イングランドの旗 イングランドヘイスティングズ
職業 オカルティスト、著述家、登山家
国籍 イギリスの旗 イギリス
最終学歴 ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ中退
代表作法の書
第四の書英語版
配偶者 ローズ・イーディス・ケリー
パートナー リーラ・ウォドル英語版
リーア・ハーシグ英語版
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クロウリーの用いた一筆書六芒星の印

アレイスター・クロウリーアレスター・クロウリー[1]、Aleister Crowley 発音1875年10月12日 - 1947年12月1日)は、英国オカルティスト儀式魔術師英語版、著述家、登山家。『法の書』を執筆し、これを聖典とする宗教にして哲学であるセレマを提唱した。

経歴[編集]

奔放な活動で物議を醸し、マスコミに「世界で最も邪悪な男」 (the wickedest man in the world) などと書き立てられた。

タロット愛好者の間では、名作トート・タロットの考案者として知られ、ヘヴィメタル・ファンには、オジー・オズボーンの楽曲「ミスター・クロウリー(死の番人)」(『ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説』収録)のモチーフになったことでも知られる。また、自身を魔術師エリファス・レヴィの生まれ変わりと称していた。

著書も多数あり、日本でも1980年代より多数の訳書が刊行された。

また、フォロワーにはジミー・ペイジデヴィッド・ボウイ、映画監督のケネス・アンガーらがおり、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のアルバムジャケットにもその姿が見られる。

年譜[編集]

魔法名[編集]

  • Perdurabo (ペルデュラボー) (0°=0, G∴D∴) - ラテン語で「われ耐え忍ばん」。
  • ΟΥ ΜΗ (オミクロン・ユプシロン ミュー・エータ) (7°=4, A∴A∴)
  • Vi Veri Vniversum Vivus Vici (8°=3, A∴A∴) - ラテン語で「われ、真実の力によりて生きながらに万象に打ち克てり」。
  • To Mega Therion (ト・メガ・セリオン)〔Τὸ Μεγα Θηρίον (ト・メガ・テーリオン)〕(9°=2, A∴A∴) - ギリシア語で「大いなる獣」。
  • Baphomet (バフォメット)(, O.T.O.

著書[編集]

日本語訳されたもののみ記載。

  • 『法の書』 Sor. Raven訳(O.T.O. Japan公式日本語訳、詳細は法の書の項を参照)
  • 『法の書』 島弘之訳、国書刊行会、1983年、ISBN 978-4-336-02438-1
  • 『世界魔法大全 英国篇2 魔術 - 理論と実践(上)』 島弘之他訳、国書刊行会、1983年、ISBN 978-4-336-02590-6
  • 『世界魔法大全 英国篇2 魔術 - 理論と実践(下)』 島弘之他訳、国書刊行会、1983年、ISBN 978-4-336-02594-4
    • (新装版)『魔術 - 理論と実践』 島弘之他訳、国書刊行会、1997年、ISBN 978-4-336-04043-5
  • 『アレイスター・クロウリー著作集1 神秘主義と魔術』 島弘之訳、国書刊行会、1986年、ISBN 978-4-336-02615-6
  • 『アレイスター・クロウリー著作集2 トートの書英語版』 榊原宗秀訳、1991年、ISBN 978-4-336-03095-5
    • (新装版)『トートの書』 榊原宗秀訳、2004年、ISBN 978-4-336-04647-5
  • 『アレイスター・クロウリー著作集3 麻薬常用者の日記』 植松靖夫訳、国書刊行会、1987年、ISBN 978-4-336-02616-3
    • 改訳新装版、同上 全3巻、2017年
  • 『アレイスター・クロウリー著作集4 霊視と幻聴』 飯野友幸訳、国書刊行会、1988年、ISBN 978-4-336-02617-0
  • 『アレイスター・クロウリー著作集5 777の書』 江口之隆訳、国書刊行会、1992年、ISBN 978-4-336-03096-2
    • (新装版)『777の書』 江口之隆訳、国書刊行会、2013年、ISBN 978-4-336-05781-5
  • 『アレイスター・クロウリー著作集別巻2 アレイスター・クロウリーの魔術日記』 スティーヴン・スキナー編、江口之隆訳、国書刊行会、1998年、ISBN 978-4-336-03097-9
  • 『ムーンチャイルド』 江口之隆訳、東京創元社〈創元推理文庫〉、1990年、ISBN 978-4-488-55201-5
  • 『黒魔術の娘』 江口之隆訳、東京創元社〈創元推理文庫〉、1991年、ISBN 978-4-488-55202-2

登場作品[編集]

小説[編集]

  • トマス・ウィーラー『神秘結社アルカーヌム』
  • ランダル・コリンズ『シャーロック・ホームズ対オカルト怪人』
  • サマセット・モーム『魔術師』(The Magician) - 魔術師オリヴァー・ハドゥーはクロウリーがモデル。
  • コリン・ウィルソン『ジェラード・ソーム氏の性の日記』- 自称魔術師カラドック・カニンガムはクロウリーがモデル。
  • 鎌池和馬とある魔術の禁書目録』 - 学園都市統括理事長。元世界最高最強の魔術師にして現世界最高の科学者。アレイスター本人が現代まで生き延びたという設定であり、作品の根幹を担うキーキャラクターである。アニメ版の担当声優関俊彦

漫画[編集]

アダルトアニメ[編集]

ゲーム[編集]

テレビドラマ[編集]

  • 木曜の怪談』 - 怪奇倶楽部の小学生編でクラスターに解説された。

音楽[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]