アワーグラスモード

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アワーグラスモード

アワーグラスモード: hourglass mode)とは、有限要素法において、変形しているにも関わらずひずみがゼロとなる状態(モード)のことであり、ゼロエネルギーモードともいう。その不適切な変形の様子が砂時計(アワーグラス)の形をしていることからアワーグラスモードと言われている。変位速度の拘束条件が緩いことが原因で生じる。

具体例[編集]

ひずみがゼロとなる5つのモード

例えば、ある要素においてひずみ速度、変位速度をそれぞれεu とすると、これらの関係式は次式のようになる。

\boldsymbol{\varepsilon}=B\boldsymbol{u}

B マトリクスは、四角形四接点で解析を行なう場合 3×8 のマトリクスとなるので、ε = 0 となるモードは線形代数の知識を用いれば5つであることがわかる。そのうち3つは剛体移動であるが、残りの2つはアワーグラスモードになる。

関連項目[編集]