アントマン&ワスプ

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アントマン&ワスプ
Ant-Man and the Wasp
Ant-Man and The Wasp.jpg
監督 ペイトン・リード
脚本 クリス・マッケナ英語版
エリック・ソマーズ
ポール・ラッド
アンドリュー・バレル
ガブリエル・フェラーリ
原作 スタン・リー
ラリー・リーバー
ジャック・カービー
製作 ケヴィン・ファイギ
スティーヴン・ブルサード
製作総指揮 ルイス・デスポジート
ヴィクトリア・アロンソ
チャールズ・ニューワース
スタン・リー
出演者 ポール・ラッド
エヴァンジェリン・リリー
マイケル・ペーニャ
ウォルトン・ゴギンズ
ボビー・カナヴェイル
ジュディ・グリア
ティップ・“T.I.”・ハリス
デヴィッド・ダストマルチャン
ハナ・ジョン=カーメン
アビー・ライダー・フォートソン
ランドール・パーク
ミシェル・ファイファー
ローレンス・フィッシュバーン
マイケル・ダグラス
音楽 クリストフ・ベック
撮影 ダンテ・スピノッティ
編集 ダン・レーベンタール
クレイグ・ウッド
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 香港の旗台湾の旗 2018年6月28日
アメリカ合衆国の旗 2018年7月6日
日本の旗 2018年8月31日[1]
上映時間 118分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入

世界の旗$622,674,139

日本の旗 13.2億円[2]
前作 アントマン(シリーズ前作)
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーマーベル・シネマティック・ユニバース前作)
次作 キャプテン・マーベル(マーベル・シネマティック・ユニバース次作)
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アントマン&ワスプ』(Ant-Man and the Wasp)は、マーベル・スタジオが製作し、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが配給するアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。

概要[編集]

マーベル・コミック」のアメリカン・コミックヒーロー『アントマン』の実写映画化作品。2015年の映画『アントマン』の続編となるシリーズ第2作。また、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては、第20作品目の映画となる。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』以前の時間軸を選んだ理由について監督のペイトン・リードは「あの物語の後を舞台にすると、人々が混乱に陥って大変ですからね(笑)」と苦笑。また、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から今作に至るまでのストーリーについて、「スコットが無断でスーツを持ち出してアベンジャーズと戦ったことは無視できなかった。私が『シビル・ウォー』のラフカットを見た時に感じたのは、ハンク・ピム博士と娘のホープが(スコットに対して)どういう心境を抱いているのかということでした。もちろん怒りですし、裏切り行為とも捉えられるでしょう。これが、本作のスタート地点として適しているなと思いました」とのこと。[3]

マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは本作について「ミクロ化して量子世界に消えた初代ワスプのジャネットを見つけ出す物語です。それ以外に、『アベンジャーズ/エンドゲーム 』に直接つながる物語でもあります。それにより本作に登場するキャラクターたちは、今後かなり重要になります。」と明かした[4]

ストーリー[編集]

1987年。「ワスプ」ことジャネット・ヴァン・ダインは、ソ連の核ミサイルを停止させるために限界まで縮小し、この世界から姿を消した。ジャネットの夫にして初代「アントマン」ハンク・ピムと娘ホープは長い間、彼女の死を悼み続けていた。しかし28年後、新たに仲間となった二代目「アントマン」スコット・ラングが量子世界から帰還することに成功し、以後彼らは再びジャネットを取り戻すための研究に没頭する。

アベンジャーズ国連の管理下に置く「ソコヴィア協定」の賛否を巡って勃発した「アベンジャーズの内乱」で、協定に反発するキャプテン・アメリカに加担したスコットは、「『ソコヴィア協定』に違反した」として逮捕されたが、ドイツ政府と司法取引を成立させてアメリカへ帰国し、自宅に軟禁され、FBIの監視下にあった。2年に及ぶ軟禁生活が終わりを告げる頃、スコットは量子世界の奇妙な夢を見て、その間絶縁状態だったハンクに連絡を取る。彼が見た夢とは、ハンクたちが作った量子トンネルが起動した影響で流れ込んできたジャネットのメッセージだった。

2年前のスコットの失敗によってFBIに追われる立場にあったハンクとホープは、ジャネット救出のためスコットと再び手を結ぶことを決める。彼らは量子トンネル完成に必要な部品を闇市のディーラーであるソニー・バーチから買い上げようとするが、FBIと内通していたバーチは彼らの弱みを盾に研究成果を要求し抗争に発展。ホープは縮小化能力に加え飛行能力まで有する「ワスプ」のスーツを着てバーチたちを圧倒するが、まるで幽霊のように物質をすり抜ける「ゴースト」が突如現われ妨害を受ける。スコットらの応戦空しくゴーストは姿を消すと、ブリーフケースと同サイズに縮小したラボを奪い去ってしまう。

ハンクはこの危機に、かつてS.H.I.E.L.D.でパートナーであったビル・フォスターを訪ねる。ビルの助言でラボの位置を割り出しゴーストの手から奪還しようとするが、全員が返り討ちに遭い囚われてしまう。ゴーストは身動きの取れない3人に自身の正体を明かす。エイヴァ・スターと名乗る彼女は、かつて父はハンクの助手だったがハンクに追放され量子実験に失敗した挙句、妻と共にこの世を去ったこと、同時に自身の存在が不安定になってしまったことを告白する。彼女は自身を引き取ってくれたビルと協力し、ハンクの量子トンネルとジャネットの持つ力を用いて自身が抱える問題を解決しようとしていた。しかしハンクは、その方法ではジャネットの命に危険が及ぶことを指摘し彼女たちを助けることを拒否、芝居を打ってその場を脱出する。

エイヴァの手を逃れ安定した量子トンネルを起動させると、スコットの意識を乗っ取る形でジャネットが現われ自身の正確な位置を算出し、救出のタイムリミットが2時間であることを警告する。準備を進める中、スコットの友人ルイスに自白剤を打ち3人の居場所を聞き出したバーチがFBIに通報したため、スコットは自宅への一時帰還を余儀なくされ、ハンクとホープは逮捕された上にゴーストにラボを奪取されてしまう。

なんとかFBIの監視をやりすごすことに成功したスコットは、かつてハンクが用いた方法をアレンジして2人を脱出させる。スコットとホープはエイヴァとバーチらの追跡をかわし、その最中にハンクが量子トンネルを用いてジャネットの救出へ向い、ついに現実世界に連れ戻すことに成功する。そしてジャネットは長年自身に蓄えられていた量子エネルギーをエイヴァに与えて彼女の問題を一時的に安定させ、FBIを欺ききったスコットが軟禁から解放されることで、物語は大団円を迎える。

エイヴァの治療に使う量子エネルギーを採取すべく、スコットは小型化した量子トンネルを使い量子の世界を訪れる。ホープが帰還のためのカウントダウンを行うが突如通信が途切れ、スコットは量子の世界に閉じ込められてしまう。ハンク、ホープ、ジャネットがいるはずの地上では、彼らの名残と思わしきチリが舞っているだけであった。

登場人物・キャスト[編集]

スコット・ラング / アントマン
演 - ポール・ラッド、日本語吹替 - 木内秀信[5]
優秀な元システムエンジニアの泥棒である本作の主人公。前作で窃盗から手を引き、2代目“アントマン”となったのも束の間、アベンジャーズの内乱において独断でキャプテン・アメリカに加担したことにより、ソコヴィア協定の廉で逮捕・投獄され、その後の司法取引に応じて政府から自宅で2年間の刑期を務めることを許可され、FBIの監視下に置かれていた。
刑期を満了させるために、自らを取り巻く人たちからの支えや励ましを受けながら、自宅で仕事や趣味に没頭して軟禁状態に耐える日々を送るも[注釈 1]、ピム父娘とは独断で行動して前述の過失を犯したため、絶縁状態となっていた[注釈 2]。しかし、刑期満了3日前のところで、ジャネットと精神リンクしたことにより再びピム父娘からの頼みを受け、FBIから逃れつつジャネットを救い出す活動に協力することになった。
自らの独断が災いしてピム粒子が世間に知れ渡り、FBIから追われる身となってしまったピムとホープからは当初は辛辣な態度を取られるが、モバイル研究所を狙うバーチの一味やエイヴァ/ゴーストとの戦いを通してピム父娘に貢献し、徐々にその絆を取り戻していく。戦闘では、アントマンとして活動していなかった2年間のブランクを感じさせないほどの戦いぶりを見せる一方で、新たに託された“アントマン・スーツ マーク3”の調整器の不調により、身体の縮小・拡大を上手くできずに振り回されたり、ジャネットの意識が自分に宿るなど、これまで以上にコミカルな場面も多い。
物語のラストでは、数多くの困難を乗り越えて刑期を満了させ、自由の身となった。だが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のクライマックスと時を同じくする本作のミッド・クレジット・シーンで、かつてない衝撃的な出来事が彼の身に降りかかる。
ホープ・ヴァン・ダイン / ワスプ
演 - エヴァンジェリン・リリー、日本語吹替 - 内田有紀[6][5]
ハンク・ピムとジャネット・ヴァン・ダインの一人娘である、本作のヒロイン。母の遺志を継ぐために、前作のラストで登場した“ワスプ・スーツ(先進プロトタイプスーツ)”を父と共に完成させて、2代目“ワスプ”となる。
父であるピムとは、“ダレン・クロス/イエロージャケット”との戦いの一件で確執が解消されて、笑顔でスキンシップも交わせる父娘としての関係に戻っており、ジャネットを量子世界から救い出すため、2人で量子トンネルの開発を進めていた。しかしスコットの過失のせいでFBIに追われることになり、父と共に潜伏生活を余儀なくされていた。
そこへスコットからの連絡が入り、FBIに気付かれよう彼の在宅を偽装して、連れ出したスコットを巻き込み、ジャネットを救うために奮闘する。
スコットとは、彼がドイツでキャプテン・アメリカに加担する直前までは非常に良好な関係を築いていた様子であり、2年ぶりに再会すると、当初は呆れたような毒舌もあったが、早いうちに態度を軟化させた。また、スーツの機能に振り回されているスコットや、彼に茶々を入れるピムを傍らで面白がったり、起動させた量子トンネルが停止しかけると慌てたり、スコットが巨大化したまま海中に沈んだ時には捨て身で救出し、彼が息を吹き返すと喜んでキスまで交わすなど、本作ではストレートに感情表現することが多い。また戦闘では、更に磨きがかった持ち前の格闘術や身体能力に加え、ワスプ・スーツの各機能をフルに活かすことで敵を攪乱・圧倒し、スコットをリードするほどの活躍を披露して、FBIに一時逮捕された時も、隠し持っていたヘアピンを取り出して手錠を外し、脱走準備を始める手並みまで見せる。
本作のラストでは、一連の活動が身を結び、ジャネットの救出に成功して再会を喜び合うものの、ミッド・クレジット・シーンでは、両親と共に塵と化してしまう。
幼年期のホープ・ヴァン・ダイン
演 - マデリーン・マックグロウ、日本語吹替 - 新井美羽[5]
ルイス
演 - マイケル・ペーニャ、日本語吹替 - 小杉竜一ブラックマヨネーズ[6][5]
スコットの泥棒仲間にして親友。彼とアパートの一室で同居しており、本作ではスコット、デイヴ、カートと共に、警備会社“エックス・コン・セキュリティ・コンサルタント”を設立し、社長業に勤しむ。刑務所時代のヘアースタイルはパーマがかかった長髪だった。説明の際に話す長い前置きと[注釈 3]、かなりのお調子者ぶりは本作でも健在だが、徒手空拳による近接格闘の心得も持っているため、戦闘時のサポートなどいざというときは頼りになる。また、アントマンやワスプと同等のスーツを欲していることや、洗車に対して徹底したこだわりまでも口にする。
スコットがピム父娘を伴って会社を訪ねたことから、本作の一件に関わることになるが、その最中に自白剤を投与されたとはいえ、バーチの一味やエイヴァにスコットたちの居場所を白状してしまう失態を演じてしまった。
それでもスコットたちを案じて彼らにそのことを伝え、クライマックスでは単独で加勢し、危機に瀕するとパニックになることもあったが、自らもヒュンダイ・ヴェロスターを運転してカーチェイスを繰り広げ、最終的にバーチらの身柄を確保し、逮捕へ繋げる。
ソニー・バーチ
演 - ウォルトン・ゴギンズ、日本語吹替 - 関智一[5]
本作におけるメインヴィランの一人。表向きはレストランなどの多角経営者だが、裏ではブラックマーケットを取り仕切って暗躍する武器ディーラーである。ナノテクやAI、仮想通貨などはもう古く、量子テクノロジーこそ次世代のフィールドであると豪語し、ピム父娘が研究開発していた量子トンネルに興味を持って、金儲けのための兵器として売り捌くべく、モバイル研究所とその成果を狙う。
目敏い男ではあるが、所有するレストランのシャンデリアを傷付けられた時や、激しい争奪戦の中でモバイル研究所を手に入れようと血眼になった際に声を荒げるなど、激情に駆られやすい人物でもある。
ホープと量子スタビライザーの取引をするが、ピム父娘が持つテクノロジーに関心を示す買い手がいると主張し[注釈 4]、彼女たちと取引だけでなく、手を組むよう交渉するも、決裂するとホープに部下たちを一蹴され、スタビライザーを強引に取られてしまった[注釈 5]
その後、ルイスたちの元に現れ、苦労しながらもスコットたちの居場所を聞き出し、エイヴァに一時的に足止めされると、通報することでFBIを利用し、ピム父娘を追い詰めた。
だが、FBIの内通者が研究所の押収に失敗するや、一味総出で研究所奪取に乗り出し、スコットたちやエイヴァと激しいカーチェイスを展開し、研究所を一度奪うと遊覧船に乗って逃亡を図るも、ジャイアントマン化したスコットに研究所を奪還された。それでも研究所を手にしようとルイスに迫るが、 ウーズマンらが撃たれた隙を突かれてルイスに殴り倒され、拘束されると自白剤を投与されて、駆け付けた警官たちに自らの裏稼業を白状し、逮捕される。
ジム・パクストン
演 - ボビー・カナヴェイル、日本語吹替 - 加藤亮夫[5]
マギーの現在の夫にしてキャシーの養父でもある、サンフランシスコの地元警官。前作では再び罪を犯したスコットのことを快く思わず拒絶していたが、イエロージャケットの件や彼の正式な釈放を機に態度を改めており、現在ではスコットを愛称で呼んだり、彼の手品を評価したり、刑期を無事に終えられるようエールを送ってハグをしたりと、絶大な信頼を寄せる良き友人として接する。しかし本作では警官としての立ち回りは無く、出番も少ない。
マギー・ラング
演 - ジュディ・グリア、日本語吹替 - 山崎美貴[5]
キャシーの母親で、パクストンの妻。元夫のスコットとは、パクストンと同様に良き友人として和やかに接しており、ウーたちがスコットの自宅に押し寄せ勝手に家中を漁った時はうんざりし、FBIを「(F)不滅の(B)馬鹿な(I)意地悪」と痛烈な批判をぶつけることもあった。物語のラストでは、刑期満了となったスコットを家族皆で祝福する。
デイヴ
演 - ティップ・“T.I.”・ハリス、日本語吹替 - 伊藤健太郎[5]
スコットの泥棒仲間で友人。以前は窃盗計画のナビゲーションと車両の運転を得意とする車泥棒だったが、現在はエックス・コン・セキュリティ・コンサルタントの一員。
スコットがピム父娘を会社に招いた時には、ルイスやカートと食事を巡り漫才同然の応酬を展開してスコットに止められ、中盤では仕事の一環として最新式の防犯システムのプレゼンテーションを練習する姿や、突如現れたエイヴァを目にした際にはカートと共に極度に怖気付く臆病な振る舞いも見せる。
カート
演 - デヴィッド・ダストマルチャン、日本語吹替 - 松本忍[5]
スコットの泥棒仲間で友人。ハッキングと電気系統の工作の達人で、現在はエックス・コン・セキュリティ・コンサルタントの一員。姿を消す能力を持つエイヴァを、スラヴ民話に登場する魔女“バーバ・ヤーガ”だと思い込み、大騒ぎした。しかしクライマックスでは、ジャイアントマンが映ったニュースを目にしてデイヴと共にルイスの下に駆けつけて、彼を救う。
エイヴァ・スター / ゴースト英語版
演 - ハナ・ジョン=カーメン、日本語吹替 - 田中理恵[5]
モバイル研究所と、量子に関する研究を狙う謎の女。本作におけるもう一人のヴィラン的存在である。不気味なスーツを身にまとい、まるで幽霊の如くあらゆる物質をすり抜ける量子フェージング能力を持つ。
その正体は、ハンクのS.H.I.E.L.D.時代の元同僚であった科学者“エライアス・スター”の一人娘。6歳の頃に父が起こした量子トンネルの暴走事故に巻き込まれ両親を喪い、全身の細胞が分離と収束を繰り返す量子フェージング状態となってしまった。そのため、普段から左右・斜めに動く自身の姿が互いに重なり合ったかのような動作と揺れ動く残像を見せる。
事故の後、自分を保護したS.H.I.E.L.D.から能力を制御するスーツを渡され、自身の治療と引き換えに物品の奪取やスパイに暗殺までを遂行するステルス秘密工作員として活動を強いられていたが、結局兵器として利用され続けていた。S.H.I.E.L.D.崩壊後はビルに引き取られ、彼に作ってもらった特殊チェンバーで休眠する時のみ身体のフェージングを抑制出来るようになった。それでも、根本的に治療される訳ではないため、全身の分子の結合力が弱く、身体は絶え間ない苦痛にも襲われており、現在のところ寿命が2〜3週間ほどとなってしまっていた。
妖しい笑みを浮かべながら相手を威嚇したり、用意周到な策から、力尽く且つ人道外れた手段まで用いようとするなど、苛烈な女性だが、その行動原理は必死に生き続けたいと強く願う想いから来るものであり、徹底した邪な心の持ち主というわけではない。量子フェージング能力と、S.H.I.E.L.D.時代に仕込まれた秘密工作員としての各技能によって、優れた戦闘能力を発揮するものの、スコットやホープと1対1の攻防でも拮抗したり若干押され気味になることもあるため、その実力は圧倒的とは言い切れない。
自身の治療法を模索しながらも、近づく寿命に切羽詰まっていたが、ピムの研究を知り、量子世界に治療の手がかりがあると考え、量子世界のジャネットからエネルギーを得るためにモバイル研究所を奪取しようと企む。スコットやピム父娘と対峙するなか、研究所を2度奪うことに成功して治療に取り掛かろうとするものの、彼らの反撃で失敗してしまう。
クライマックスでは、バーチの一味のオートバイを奪ってカーチェイスに乱入し、ルイスが持っていた研究所のリモコンを取り上げ、三度手にした研究所と量子トンネルで、帰還途中のジャネットからエネルギーを抽出し始めたが、スコットとホープに阻止された後、帰還したジャネットの心遣いと能力により症状が緩和されて感謝を示し、ビルと共に逃亡生活へ出ることを決意する。
幼年期のエイヴァ・スター
演 - レイリン・ブラッテン、日本語吹替 - 玉野るな[5]
キャシー・ラング英語版
演 - アビー・ライダー・フォートソン、日本語吹替 - 太田梨香子[5]
スコットが全身全霊をかけて愛する一人娘[注釈 6]。本作ではスコットを深く愛する気持ちはそのままに、母や義父との家族仲も良好で、10歳になったためか明るく賢いだけでなく、少々はしたない発言をすることもあるなど、かなりおしゃまな性格になった。そのためスコットと定期的に仲睦まじく遊ぶだけでなく、スコットに素敵なパートナーを作って欲しいと願うと共に、自分もパートナーになりたいという理想も持ち、FBI捜査官たちに物怖じせずに立ちはだかって口八丁を披露したり、時には悩むスコットを激励したりと、彼の最大の理解者としての見せ場が多い。
物語のラストでは、スコットとホープの3人で映画を鑑賞し、自分も人助けをしたいと打ち明けながら、スコットとホープの仲を後押しする。
ウーズマン
演 - ディヴィアン・ラドワ英語版、日本語吹替 - 山本高広[5]
バーチから「友人」と呼ばれる彼の手下で、SIS出身。テンションが低く喜怒哀楽もないが、特殊な薬物(自白剤)で自白を引き出すプロである。
レストラン“ウィ”の戦いでは、バーチの指示でスタビライザーを持って逃げようとするも、ホープに拡大された調味料のビンにぶつかって倒れた。ルイスたちの下に現れた際には、自分の薬物を自白剤だと指摘した彼に「テレビの見過ぎ」と非難しながら自白剤を投与した。
クライマックスではカーチェイスに参戦した末に、駆けつけたデイヴにテイザー銃を撃たれて倒れ、バーチらと同様に自白剤を投与されて逮捕される。
アニトロブ
演 - ゴラン・コスティッチ、日本語吹替 - ボルケーノ太田[5]
バーチの手下の一人で、オールバックの髪型が特徴。首に下げたネックレスをよく口に咥えることが多い。ウィでの戦いでは、バーチの指示で代金を持ち去ろうとするも、ホープに一蹴されてしまった。ルイスたちの下に現れた際には、ウーズマンの薬物を「自白剤じゃない!」と訴えていた。
クライマックスでカーチェイスの末にウーズマンと2人でルイスに銃を向けたが、駆けつけたカートにテイザー銃を撃たれて倒れ、バーチらと同様に自白剤を投与されて逮捕される。
スタルツ
演 - ショーン・クライアー英語版、日本語吹替 - 森宮隆[5]
ウーの部下の一人である二枚目風のFBI捜査官。冒頭のスコットの自宅アパートやバークレー大学でウーたちと捜索活動をするが、実は前述のバーチの内通者であり、彼からは「特別な友人」と称されている。
後にバーチから知らされたスコットたちの居場所をウーに報告し、自らはピム父娘を包囲して逮捕した。その際にモバイル研究所を持ち出そうとするも、エイヴァに倒され、研究所を彼女に奪われる。
バーリー
演 - ベンジャミン・バイロン・デイヴィス、日本語吹替 - 後藤光祐[5]
ウーの部下の一人である巨漢のFBI捜査官。ウーたちと共に捜索活動に当たり、一度逮捕されたピム父娘を留置するも、スコットの手引きにより脱走を許してしまう。ラストでは、スコットの左足からモニター装置を取り外す。
エライアス・スター
演 - マイケル・セルヴェリス英語版、日本語吹替 - 金光宣明[5]
エイヴァの父親で元S.H.I.E.L.D.の科学者。かつてピムの部下として量子研究所に所属していたが、研究にのめり込んで量子トンネルの設計図をピムから盗んだことによりS.H.I.E.L.D.を解雇された。だが名誉のために、研究を成功させようとする野心に取り憑かれて、独自に量子トンネルを開発し実験したものの、失敗してトンネルが大爆発を起こし、自身は妻と共に死亡。同時にエイヴァの体質を量子フェージング状態に変えてしまった。
キャサリン・スター
演 - リアン・スティール、日本語吹替 - 恒松あゆみ[5]
エライアスの妻でエイヴァの母。エイヴァが6歳の頃、エライアスの研究施設にエイヴァといた日に、エライアスに促されて量子トンネルの暴発から母娘で避難しようとしたが、父を心配して戻ってしまったエイヴァを追ったところでトンネルの大爆発に巻き込まれ、エライアスと共に息を引き取った。
ダニエル・グーブラー
演 - ティム・ハイデッカー
サンフランシスコ沖を航行する遊覧船のキャプテン。運航している遊覧船でホエールウォッチングをする観光客たちへツアーガイドをする最中に、ドルフィンキックを披露したジャイアントマンをと間違える。
ブルーレイの未公開映像では、ツアー中に人種がオランダ系アイルランド人で、駆け付けた警官たちには「働き詰めと知るまで警察に憧れていた」と話すなど、ある程度のプロフィールが明かされている。
縮小した車の持ち主
演 - スタン・リー、日本語吹替 - 高桑満[5]
サンフランシスコの車道にいた老人。クライマックスでホープのブラスターから発射されて流れ弾となったピム・ディスクにより、愛車を目の前で縮小化されてしまい、「60年代にラリっていたツケが来た」とぼやく。
ピアソン
演 - スゥーヒラ・エル=アッタール、日本語吹替 - 波乃りん[5]
ウーの部下の一人であるFBIの女性捜査官。スコットの自宅アパートやバークレー大学でウーやバーリーたちと捜索活動をするが、冒頭では家具を取り落としている。
ローズ
演 - ダルシー・シーン
冒頭の回想シーンに登場したキッズシッター。S.H.I.E.L.D.の任務に出張する若き日のピム夫妻から、ホープの子守を任されていた。
ジミー・ウー英語版
演 - ランドール・パーク、日本語吹替 - 宮川大輔[7][5]
スコットを監視するFBI捜査官。手柄を欲しているため、スコットに付けたモニター装置から信号が発せられたり、彼の目撃情報を耳にすると、すぐさまスコットの下に駆け付け、彼の自宅を漁るように部下たちと家宅捜査を行う。
謹厳実直で話の分からなさそうな第一印象であるものの、プライベートでは教会の青年団リーダーを務めているらしく、打ち解けやすいスコットの人となりもあって、彼とは何処か通じ合いそうな間柄である。子どもたちに丁寧な接し方をしようと頭を絞ってもいるようで、同時に手品をマスターするためスコットに教えを乞うことや、仕事の合間にスコットも観ていた練習用動画を観る場面もあった。
スコットがピム父娘と再会し行動しはじめたことによって彼らの目撃情報が相次ぎ、その度に彼らが違法行為を働いていると疑ってスコットを捕らえようとするも、彼の機転と周りの人たちの手助けもあって、スコットが自宅から外出していた確証を最後まで得られず、ラストではスコットに疑惑を持ち続けながらも、彼と気軽いやりとりをして立ち去る。
ジャネット・ヴァン・ダイン / ワスプ(初代)
演 - ミシェル・ファイファー、日本語吹替 - 高島雅羅[5]
ホープの母親にして、ピムの妻である初代ワスプ。若い頃に、気難しいピムとも研究開発からヒーローとしての活動まで公私共に唯一の良きパートナーとしての仲を育み、自分たちの急な出張に寂しい顔をする幼少期のホープに面と向かって愛嬌を振りまけるなど、物柔らかな良妻賢母で、ホープとピムからは心から深く敬愛されていた。しかし30年前、ピムと共にソ連の核ミサイルを食い止める任務に就き、ICBMの機構内部へと入りこんで停止させたが、原子より小さくなり続けた結果量子の世界へと入り、消息不明になる。この事件はピム親子に長い間暗い影を落とした。
彼女の救出と生存は絶望的と思われていたが、スコットが量子世界から帰還を果たしたことで、ピム父娘は彼女を連れ戻すべく再び量子世界の研究と量子トンネルの開発を開始。これによって自らは発生した量子もつれの効果でスコットとリンクし、彼に意識を宿して夫と娘をアシストしつつ、自身が滞留している量子世界の座標を伝えた。
後に量子世界に突入したピムの前に現れて再会を喜ぶと、自分はこの世界で生存できただけでなく「進化した」と伝え、2人で本来のサイズの世界へ帰還。ホープとも再会し、量子世界で得た特殊能力でエイヴァを治療させた[注釈 7]
本作のミッド・クレジット・シーンでは、ピムやホープ、そしてスコットと共にエイヴァのための量子ヒーリング粒子の採取に打ち込むが、夫や娘と共に塵と化してしまう。
ビル・フォスター英語版
演 - ローレンス・フィッシュバーン、日本語吹替 - 壤晴彦[5]
量子力学を専門とするバークレー大学教授。かつてはS.H.I.E.L.D.にピム夫妻の研究仲間である科学者として在籍し、エイヴァともそこで知り合った。“ゴライアス計画”でピムの助手を務めていたこともあり、量子の世界やピム粒子についても知識を持つ。ただしピムとは研究を進める中で次第にそりが合わなくなり、一方的に解雇され因縁の関係となってしまった。その後大学で教鞭をとる道に進み、エイヴァの身元を引き取って、彼女の身体の治療法探しを手伝っていた。
エイヴァを救いたいと本気で考え、内心では彼女を自分の娘のように思っており、そのために2人でピムたちの研究を強引に横取りしようとするほか、エイヴァの外界での実力行使もそれなりに許容していたが、彼女が余りにも倫理を逸脱する行為に出ようとすると断固反対して協力もやめると警告したり、大学の講義で学生たちを楽しませるユーモアもあるなど、基本的には善人である。
研究所を奪われ、30年間連絡を取っていなかったピムから再会に難色を示されながらも助言を乞われ、彼の機嫌を損ねる物言いもつけるも、エイヴァのためであることを隠しながら研究所の探知方法を伝え、その直後に捜査に来たウーにはピムたちの訪問を伏せた。ピムたちがエイヴァに捕らわれると彼女との繋がりを明かして、エイヴァの治療のために量子トンネルを使ってジャネットからエネルギーを抽出する手伝いを断ればFBIに通報すると脅すが、ピムの作戦に嵌って彼らの離脱と研究所奪還を許してしまった。
悪態がエスカレートするエイヴァに危機感を覚えながらも、彼女と再び研究所を手中に収めると、量子トンネルの起動に協力するも、ピムに牽制されて、彼の「ジャネットを救ったらエイヴァの治療も手伝う」という言葉を信じ、ピムに量子トンネルを託した。
物語の終盤では、身体が一時的に安定して自分を巻き込まないために単身で逃亡生活へ出ることを決めたエイヴァに、同行して必ず見捨てずに支え続けると意思表示をし、2人で行方を眩ます。
若年期のビル・フォスター
演 - ラングストン・フィッシュバーン英語版[8]
ハンク・ピム / アントマン(初代)
演 - マイケル・ダグラス、日本語吹替 - 御友公喜[5]
ピム粒子を発明・開発した天才科学者にして、初代アントマン。ホープの父親で、ジャネットの夫。過去にS.H.I.E.L.D.で研究者をしており、組織の中心人物である“ハワード・スターク”や“ペギー・カーター”も自身の同僚だったが、ジャネットが任務中に消息不明となり、ハワードが独断でピム粒子の複製を行おうとしていたことを食い止め、辞職してから当時の同僚とは誰とも付き合いがなかった。
前作でのスコットの帰還をきっかけに、ジャネットを救うべく、親子仲を取り戻したホープと再び量子トンネルの研究を着々と進め、スコットの過失によってFBIに追われることになるも、トンネルをついに完成させる。しかし、エイヴァにラボごとトンネルを奪われたことで、彼女や自身の過去と向き合うことになる。
スコットによる前述の過失に加えて、ビルとの因縁なども手伝って、人付き合いが苦手で自分が常に正しいと思っている節が見られる点や、短気でジャネットの件を詰られたり急なトラブルに見舞われるとすぐに憤慨するなど、人格的に難がある面が本作でより強調されている。そのためスコットに対しても音信不通状態から再会すると、自分たち親子まで潜伏生活に追い込んだ失望から舌鋒鋭く批判し、ホープと異なり皮肉げな言い回しも複数ぶつけてしまう。
本作でも直接的な戦闘には加わらず支援を担当し、一度エイヴァに捕らわれた際には仮病を装ってビルたちを欺き窮地を脱する老獪さも見せる。
スコットと2年ぶりに再会すると、彼やホープと共にジャネット救出のため、ウィをはじめ、すっかり腐れ縁になったルイスたちの下に、ビルのバークレー大学、エイヴァの屋敷まで各所を渡り歩き、所々で取り乱すこともFBIに一度逮捕されることまであったが、スコットやホープの活躍により[注釈 8]、奪われた研究所とトンネルを取り戻して、遂に自ら探査機で量子世界へと赴いた。
量子世界では彷徨いかけたものの、生存していたジャネットと再会し、彼女と2人で元のサイズの世界への帰還に見事に成功。FBIからの再追跡から逃れた物語のラストでは、ジャネットと2人でピム邸を離島の浜辺に置く。
ミッド・クレジット・シーンでは、家族3人で量子ヒーリング粒子の採取のためにスコットを量子世界へ再突入させるが、自身は妻や娘と共に塵と化してしまう。

設定・用語[編集]

ヒーロー・ヴィランの装備・アイテム[編集]

アントマン・スーツ
スコット・ラング/アントマンが保有・着用する、アリを模した特殊スーツとヘルメット。本作では現行シーンと回想シーンを含めて3着分のスーツが登場する。
マーク3
本作でスコットが着用するアントマン・スーツで、スコットがアベンジャーズの内乱の末にマーク2を紛失したと思い込んだピムによって新開発された。デザインはマーク1を彷彿とさせるが、現代的でよりタイトなフィット感あるイメージとなっており、胸部はアリの顔面を意識したものとなっている。ピム粒子と両手グローブのボタン操作による基本的な縮小・拡大・ジャイアントマンへの巨大化能力、ヘルメットに搭載された通信機・ろ過装置・装着者の脳を保護する機能・アリと意思疎通を図る機能などはマーク2までのスーツと同等であるが、最新テクノロジーで作られたため性能はよりアップしており、スーツ本体と一体になったヘルメットには、首周りの後部への自動折り畳み・装備時の自動展開機能が付与され、着脱の利便性も向上した。
しかしベルト中央のサイズ調整器が完成していないため基本的機能は不安定な状態であり、縮小時には1.5センチだけではなく60センチに、拡大時には5.5メートル、巨大化時には24メートル[9]と、劇中でスコットは身体のサイズを思うように変化できず、幾度となく振り回された[注釈 9]。また、ジャイアントマンに長く巨大化した際に起こる欠点も解消されておらず、クライマックスでジャイアントマン化したスコットは、体力を極度に消耗して強烈な睡魔に苛まれ、意識を失ってしまう。
マーク1
1960年代に若き日のピムによって開発され、彼も初代アントマンとして着用していた最初のアントマン・スーツ。本作では、回想シーンにのみ登場する。
マーク2
アベンジャーズの内乱時にスコットが着用したアントマン・スーツとヘルメット。内乱後にスコットは、ソコヴィア協定の廉からFBI当局に押収されることを防ぐために、縮小して祖母から貰ったというトロフィーの内側に隠していた[注釈 10]
本作でスコットはこれを直接着用することはなく、エイヴァに奪われたモバイル研究所を探知するために回折部が必要とビルから知らされたことで、苦労しながらもこのスーツを取り戻し、背部の回折部を取り外す[注釈 11]
ワスプ・スーツ
アントマン・スーツに酷似した、女性用の特殊スーツ。アントマン・スーツと同等の縮小・拡大機能のほか、背部に羽アリの羽根を模した透明ファイバー製の羽根“バイオ・ウィング”が装備されており、これを展開して羽ばたかせることで空中を飛行できる。本作では現行シーンと回想シーンを含めてマーク1と2が登場する。
マーク2
本作においてホープ・ヴァンダイン/ワスプが着用するワスプ・スーツで、ピム夫婦が1980年代に愛娘のホープのために密かに開発し、長年ピム邸の地下室の奥に秘蔵していた先進プロトタイプスーツをピム父娘が完成させたものである。ダークブルーと燻んだゴールドを基調とし、レッドのラインが入っており、胸部はの顔面を意識したものとなっている。アントマン・スーツ マーク3と同様にヘルメットの首周りの後部への自動折り畳み・装備時の自動展開機能のほか、バイオ・ウィングで空中を時速200キロで飛行し、両手首には衝撃弾やピム・ディスクを発射する“ワスプ・ブラスター”まで装備され、アントマン・スーツに無い機能を複数持つスーツである[注釈 12]
マーク1
若き日のジャネットがワスプとして活動していた頃に着用していたワスプ・スーツ。本作でも回想シーンにのみ登場する。
ピム・ディスク
ピム粒子を内蔵した小型ディスク。本作ではホープが主に使用し、ビルもこれを使ってエイヴァのチェンバーを縮小する。
ゴースト・スーツ
かつてS.H.I.E.L.D.が、エイヴァ・スター/ゴーストのために開発した特殊ボディスーツ。グレー系のカラーが特徴で、頭部をヘルメットと赤く光る5つの目のようなパーツが付いた不気味なマスク[注釈 13]、フードで覆っている。エイヴァはS.H.I.E.L.D.に属していた頃からこれを着用することで、自らの制御困難な量子フェージング能力の安定化・制御と、能力の反動による絶え間ない痛みを軽減しつつ、S.H.I.E.L.D.の暗殺任務などの活動に当たっていた。そして現代でも外界で行動する際にこのスーツを着用し、その外観とエイヴァ自身の能力から、スコットたちはエイヴァを“ゴースト”と呼称する。
自白剤
ウーズマンがSIS時代から使用している薬品。注射器で投与させた対象者から聞き出したいことを白状させるもので、 ウーズマンらはこれを「精神活性剤」と呼称する。スコットたちが滞在するモバイル研究所の在処を白状させるために、ウーズマンがルイスに投与させたが、スコットとの出会いから、彼とホープの馴れ初めまでを延々と説明させることになってしまった[注釈 14]
しかしクライマックスでは、ルイスたちが逆利用してバーチらに投与し、彼らは地元警察に自分らの裏稼業を白状して逮捕される。その際ウーズマンは、これを”自白剤”だと身をもって理解する。
H&K P30
ウーズマンが愛用するハンドガン。
ルガーP95
アニトロブが愛用するハンドガン。

その他のテクノロジー・アイテム・ビークル[編集]

本作では、“ピム粒子”、“EMP通信デバイス”、“1972年式 フォード エコノライン[注釈 15]が前作から引き続き登場する。

ホットウィール・コレクション
ピム父娘が保有するミニカーセット。24台分のさまざまな自動車を縮小し、タイヤ型の格納ボックスにストックしており、必要時に使用したいミニカーをボックスから取り出してリモコン操作で拡大させ、縮小された自動車そのものであるため実車と同様の操作で運転が可能。運転中も専用のレバー操作[注釈 16]で車体を縮小・拡大させることができる。縮小中は、当然ながら車内にある全てのものも縮小するが、同時にドアの開閉も不能となる。
ラストシーンでは、スコット・ホープ・キャシーの3人が、ドライブインシアターのように屋外へノートパソコンと多数のミニカーを並べ、ノートパソコンで再生した『放射能X』を観賞する。
メルセデス・ベンツ・スプリンター[W906]
本作でピム父娘が主な移動手段として運転するライトバン。後部の貨物室には活動に必要な機材を多数搭載しており、ピム父娘のほかにスコットも運転し、クライマックスではバーチの一味やオートバイを駆るエイヴァと熾烈なカーチェイスを繰り広げたが、その末にクラッシュしてしまった。その後、ルイスがヒュンダイ・ヴェロスターに乗り換えた際に縮小され、突き飛ばされる。
ヒュンダイ・サンタフェTM型
物語の前半で、ホープがスコットを彼の自宅から連れ出すために運転したSUV。縮小した状態で運転したため、鳩に突かれたこともあった。
ヒュンダイ・ヴェロスター(JS)
クライマックスでルイスがコレクションの中から選んで運転するサブコンパクトカーで、紫色のボディに施されたホットウィールのような炎のペインティングが特徴。ラストシーンでは、スコットたちが縮小された本車両の中から『放射能X』を観賞するも、その最中に飛んで来た蛾に悩まされることとなる。
劇中のミニカーサイズの本車両の小道具は、ホットウィールではなく、タカラトミートミカである[10]
ペッツ・ディスペンサ
ルイスがキャシーから誕生日に貰ったという、ハローキティの頭部がついたプラスチック製のケース。スコットとピム父娘の支援に駆けつけたルイスが持ち込んでいたが、クライマックスのカーチェイスでホープが敵に向けてこれを投げつけ、ピム・ディスクで拡大化させ、追撃してきたライダー2人を倒す。
TASER X26
デイヴとカートがクライマックスでウーズマンらに撃ち込んだテイザー銃。
量子トンネル
ピムがS.H.I.E.L.D.在籍時代に設計し、ホープと共にモバイル研究所内に開発・設置した大型装置。1960年代のSFテレビ映画『タイムトンネル』に登場したタイムトンネルをより機械的にアレンジしたようなデザインで、トンネル本体に大型コイルが取り付けられている。
これを起動させると、トンネル内を通過する対象を亜原子サイズに縮小させて量子世界内へ送り、同時に通信機によって量子世界内との交信も可能となる。
完成後にピム父娘はこの装置を起動させ、量子世界への入り口を開いたものの、過負荷で機能を停止。同時に後述の量子のもつれでスコットが夢の中でジャネットとリンクした。その後エイヴァにモバイル研究所ごと奪われたこともあったが、スコットとピム父娘は機転を利かせて取り戻し再起動。2度目も量子世界への突入は叶わなかったが、スコットへ一時的に意識を宿したジャネットは、自分の居場所の正確な座標と、救出のタイムリミットをホープとピムに知らせた。
3度目の起動時には、エイヴァのチェンバーと接続されて彼女に利用されかけたが、スコットたちの作戦でピムが後述の探査機に乗り込んで、量子世界への突入とジャネットの救出、元の世界への帰還に成功した。
ミッド・クレジット・シーンでは、バンの荷台ほどのサイズに縮小され、エイヴァの治療に使う量子ヒーリング粒子を採取するためにスコットたちが再起動させる。
量子スタビライザー
バーチがホープとの取引で用意した、量子トンネル用の部品。トンネル起動時に発生する過負荷を防ぐためのもので、一度エイヴァにモバイル研究所ごと奪われたが、研究所と共に取り戻したピムたちによってトンネルに装填され、2度目の起動が開始される。
探査機
ピム父娘が量子トンネルと共に開発した、2人乗りの量子世界探査用ポッド。先端に球状のコクピットが、後部と下部にはパイプやヘリコプターのようなスキッドと複数のエンジンが取り付けられた外観で、コクピット内には音声ナビや、シフトレバーなどが備わっている。
クライマックスでピムが搭乗して量子世界に突入し、紆余曲折の末に再会できたジャネットも同乗させて、帰還に成功する。
気密服
宇宙服を彷彿させる、量子世界で安全に活動するための特殊スーツ。クライマックスでピムが探査機への搭乗時に着用する。
モニター装置
FBI当局が監視対象のスコットの左足首に取り付けた小型装置。自宅で刑期を務めるスコットは、自宅の敷地から一歩でも外出してしまうと、装置からの信号でウーたちFBI捜査官の家宅捜査を受けることになる。スコットが入浴する時に、この装置ごと左足首をビニール袋で覆っていたことから、防水仕様ではない様子であり、取り外しには専用のリモコンが必要だが、ホープはスコットの左足首から難なく取り外し、彼がピム父娘のサポートに出向く際には、当局を欺くために、前作で拡大化された1匹のアリの足に取り付けられた。
物語のラストで、刑期満了と認められたスコットから正式に取り外される。
特殊チェンバー
エイヴァが就寝する時に入るカプセル状の装置で、ビルによって開発された。カプセル本体の中にはエイヴァが横たわるベッドのほか、内部装置が取り付けられ、外側から接続された機材と共に起動させることで、カプセルに入って就寝したエイヴァは身体を休めて一時的に安定させることができる。
ピムたちがエイヴァに一時捕まった際に、ビルがピム・ディスクを使って縮小させ、後にモバイル研究所内に持ち込まれて拡大し、量子トンネルと接続されて、一時は量子世界から帰還しようとするジャネットに悪影響が及ぶ。

その他の銃器・車両[編集]

銃器[編集]

車両[編集]

バーチの一味
FBI
  • (10代目)
  • (11代目)
サンフランシスコ市警

登場するアリ・微生物[編集]

アリ
本作でも“Carpenter ant[注釈 17]、“サシハリアリ”、“Crazy ant”、“ヒアリ”など、さまざまな種類のアリが多数登場し、スコットやピム父娘をサポートする。
クマムシ
量子世界に複数生息する微生物。ジャネット曰く「可愛いけど人を食べる」生物で、探査機で量子世界に入ったピムにも遅い掛かろうとしている。

組織・施設・条約[編集]

物語の舞台は前作と同様にカリフォルニア州・サンフランシスコであるため、登場する施設の多くがサンフランシスコ市内に存在する。

モバイル研究所
ピム父娘が新開発したラボ。外観は古びたオフィスビルで、セキュリティドアがある1階フロアも蝿が飛び回るほど埃まみれだが、セキュリティドアや照明・エレベーターなどは問題なく機能し、中層階にある研究室はかなりの大規模な空間で、量子トンネルや拡大化したボリュームダイヤル、電球、クリップ、駆動する三角形型の多数の14セグメントディスプレイなど様々な機材や装置・物品が配置されており、ピムが操るアリの大群が働いている。
そして最大の特徴は、リモコン操作でブリーフケース大に縮小が可能なことで、車輪と伸縮するハンドルも取り付けられているため、トロリーバッグのように運搬ができ[注釈 18]、同時にピムは奪われた場合も想定して、追跡装置も取り付けた[注釈 19]。また、アントマン・スーツの回析部を応用することでも、ラボの位置を特定できる。
ピム父娘は、このラボと共にFBI当局から逃亡しながら、ジャネットを救い出す研究を続けていた。しかし、本作における重要な施設/アイテムであるため、金儲けのためにピムの研究成果入手を企むバーチの一味や、ラボの中の量子トンネルを利用して自らの延命を図るエイヴァに狙われ、彼らを相手にスコットとピム父娘は長く激しい三つ巴の争奪戦を繰り広げる。
ピム邸
ピム親娘の自宅である地上4階建の屋敷。ホープは幼年期に、馬の絵が描かれた赤いワードローブをいつも隠れ場所にして遊んでいた。本作ではピム父娘がソコヴィア協定の廉で追われているため、冒頭と回想シーン、ラストシーンのみの登場となり、後者ではピム夫妻が縮小したこの屋敷を、離島の浜辺沿いに設置する。
ソコヴィア協定
超人たちやヴィランによる活動と戦闘で、世界各地に多大な被害が被られ続けたことを受けて、国連委員会が提唱し樹立された協定書。アベンジャーズの内乱時にスコットは、キャプテン・アメリカに加担したことでこの協定の第16条3項に違反したと見なされて、国土保安省やドイツ政府と取引し[注釈 20]、帰国を許可された代わりに、FBIから2年の自宅軟禁と3年の保護観察を言い渡されていた。
このことで公になったアントマン・スーツとピム粒子をスコットに与えたピム父娘も政府に彼の仲間と認識されて追われる身となり、潜伏活動を余儀なくされている。
エックス・コン・セキュリティ・コンサルタント
サンフランシスコの街角にオフィスを構える小規模な防犯会社。“エックス・コン(X-CON)”とは、“元泥棒”の意である。ルイスが社長として起業し、デイヴとカートも当社の一員として属している[注釈 21]
顧客への防犯用品の販売・設置などを基本業務としているが、経営状況は倒産寸前なほど赤字のようで、ルイスはその事実を皆に内緒にしていた。しかし本作のラストで、バーチの一味の逮捕に貢献したことが広まったためか、大切な顧客の“カラペティアン”との契約が結ばれる。
S.H.I.E.L.D.
MCUの各作品の多くに登場してきた国際的平和維持組織。本作の時点では公的に解体されているが、本作で下記の計画や部署の存在と、エイヴァを秘密工作員に仕立て上げていたことが発覚する。
ゴライアス計画
ピム粒子を応用した人体巨大化計画。ピムがS.H.I.E.L.D.在籍時代に主導し、ビルや複数のスタッフが巨大化実験に携わった結果、6.4メートルの人体巨大化に成功したが、性格に難があるピムはスタッフ全員から嫌われ、ビルとも喧嘩別れしたため、計画は頓挫してしまった。
量子研究所
ピムが元部下のエライアス・スターと共に量子トンネルの研究開発を行っていた部署。当時のトンネル研究開発は未完に終わったが、ピムとのトラブルでS.H.I.E.L.D.を解雇されたエライアスは、独自にトンネルの研究開発を続行してしまい、妻と娘を巻き込む悲劇を生んだ。
ウィ
バーチが所有・経営する、ピアノや複数の年代物のシャンデリアが備わった高級レストランで、バーチの一味が活動拠点として利用している。物語の前半で、ホープとバーチの取引交渉や[注釈 22]、現れたエイヴァにスコットまで巻き込んだ乱闘の場となり、客席やキッチンなど店内が荒らされることになる。またバーチは、自白剤を投与された際に警官たちへ「レストランは不衛生」と打ち明けている。
バークレー大学
バークレー市にキャンパスを構える、アメリカのトップランクの公共研究大学。スコットたちは、エイヴァに奪われたモバイル研究所を探知する手がかりを得るためにここに来訪し、本校で教鞭をとるビルを訪ねた。その後、ウーたちFBI捜査官らがスコットとピム父娘の目撃情報を得て駆けつけるが、彼らとニアミスをする。
エイヴァの屋敷
1970〜80年代に人里離れた場所に建てられた現代的なコンクリート製の一軒家。エイヴァが生前の両親と暮らしていた家でもあり、一見空き家のようだが、現代でも家屋として機能しており、家具と共に特殊チェンバーや外部装置も置かれ、敷地内は防犯用の妨害電磁波も発せられている。
ウィでエイヴァに奪われたモバイル研究所を追うスコットたちは、ここで一時エイヴァに捕らわれ、ビルが彼女と繋がっていたことを知る。
ブルックモント小学校
キャシーが通っている小学校。スコットは、祖母から貰ったトロフィーに隠したアントマン・スーツ マーク2を取り戻すために、ホープと2人で本校に潜入して、キャシーが劇の発表の小道具として持って行ったトロフィーを見つけ、スーツを取り戻すことに成功する。その途中でスコットは、マーク3の不調により拡大化で倉庫の天井に頭をぶつけたり、幼児ほどのサイズに縮小した挙句、本校の講師に後ろ姿を見られて、学童に間違われかけるアクシデントもあった。
ミュアウッズ
カリフォルニア州の自然保護地域の一つである国立公園で、一度エイヴァからモバイル研究所を取り戻したピムたちは、ここに研究所を置いて潜伏した。しかし、後にバーチの通報を受けて急行したFBIによってピム父娘は逮捕され、研究所も再びエイヴァに奪われてしまう。

量子世界[編集]

概要
物理的法則や時間の概念が存在しない亜原子サイズの世界。人類が観測し得ない領域であり、一度この世界のサイズに縮小した者は二度と元のサイズの世界に戻ることは叶わず、空間には粒子と波の性質を併せ持つ非常に小さな物質“量子”とそのエネルギーが満ちていることから、人間では精神に多大な負担がかかるため、滞在することもままならない。
しかしかつてこの世界のサイズに縮小したジャネットが約30年間ここで生存していたことによって不可思議な特殊能力を得たり、前作で亜原子レベルまで縮小したスコットが無事生還したことなどから、本作では滞在の成功や人間の進化・亜原子サイズからの拡大化などの可能性が示唆され、ピム父娘もスコットの生還を機にジャネットの生存と救出に希望を持って、量子トンネルの開発実験に取り掛かった。
量子トンネルの不調や、バーチの一味及びエイヴァの干渉といったトラブルもあったが、ピムはスコットたちの協力によりこの世界への突入に成功。ジャネットから伝えられた空洞を越えた荒野にある座標に到着するも、その途中で彼は幻覚に苛まれるほど精神崩壊しかけた。だが、その場に現れたジャネットに救われて再会し、2人で見事に元のサイズの世界に帰還した。
ミッド・クレジット・シーンではピム親娘のサポートの下、スコットがこの世界を再訪し、量子ヒーリング粒子採取に成功するものの、ピム親娘が消滅してしまったため、彼はこの世界に取り残されてしまう。
ピムとジャネットが探査機でこの世界から飛び立つ際に、都市のような建造物の集落が一瞬だけ背景に描写されている[11]
量子のもつれ
量子世界と現実世界が繋がり合う現象。スコットはかつて量子世界に突入した経験から量子世界内のジャネットとリンクし、若い頃の彼女になったような夢を見たり、一時的にジャネットの意識が身体に宿るといった事象が起こる。
時間の渦
量子世界にあるといわれる危険地帯。ミッド・クレジット・シーンで、量子世界へ再突入する前のスコットにジャネットがそこへ入らないようにと助言したが、本作でこれに該当する場所は登場せず、どのような危険が存在するのかは不明。

関連情報[編集]

  • カーチェイスシーンでの「ワスプがハローキティペッツ・ディスペンサを巨大化させて攻撃する」という展開は、アントマン役のポール・ラッドの提案により実現した[12]
  • ミッド・クレジット・シーンは、マーベル・シネマティック・ユニバース前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のクライマックスの一幕である。他にはビル・フォスターやエイヴァ・スターが登場するシーンや、ルイスが登場するシーンなどが考えられていたが、「『インフィニティ・ウォー』で起きた問題(誰が生存しているか)を無視できなかった」ことが決め手となり、登場人物が決定している[13]
  • ルイスが自白剤を打たれて知っている事を次々と喋るシーンでは、早い段階ではクリス・エヴァンスがカメオ出演する計画があった。内容は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の戦闘シーンをルイスが独自解釈したもので、キャプテン・アメリカがアントマンを野球ボールのように投げるシーンなどが考えられていたという。しかし他の場面でシビル・ウォーへの言及は十分されているとし、没となったという[14]

ディズニー・パークでのアトラクション展開[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 軟禁状態にある間に手品を習得した。
  2. ^ 同時に彼らからも密かに監視されていた。
  3. ^ デイヴとカート曰く「人間ジュークボックス」。
  4. ^ この“買い手”の素性は最後まで明言されなかった。
  5. ^ しかしホープは、律儀に用意していた代金も置いていった。
  6. ^ スコットは彼女からの緊急電話のアドレス名を“キャシー 911”としている。
  7. ^ しかし本作の時点で、彼女が他にどのような力を発揮できるのかは不明。
  8. ^ スコットがかつて彼を地元警察から脱走させるために使った方法と似た手段で自分たち父娘をFBIの下から脱走させた時には、彼を見直して感謝した。
  9. ^ このことからスコットは、クライマックスのカーチェイスで「ぽんこつスーツ」と形容した。
  10. ^ ピムと再会した時にスコットは「壊した」と一時嘘をついた。
  11. ^ ちなみに回折部はマーク3には搭載されていない。
  12. ^ ピムはスコットに、それらの機能はアントマン・スーツを開発した時点で存在していたと明言した。
  13. ^ これを着けると、声にエフェクトがかかる。
  14. ^ さらに自分の祖母(経営するレストランで“モズ”という愛称をつけてしまうほど大ファンであるモリッシーの楽曲を流しているらしい。)についてまで説明してしまったが、それでもルイスは最終的に、現れたエイヴァへモバイル研究所の在処を白状した。
  15. ^ 本作ではエックス・コン・セキュリティの車両にあてがわれ、出番は少ないもののミッド・クレジット・シーンで、縮小した量子トンネルを積んでいる。
  16. ^ レバーの台座にはピム・テックのロゴが刻印されている。
  17. ^ 本作でもスコット/アントマンが縮小時の移動手段として複数の個体に跨り、キャシーの学校で跨った個体は“ユリシーズ・S・グラント”、サンフランシスコ沖でバーチが乗った遊覧船を追った時に跨った個体は“アントニオ・バンデラス”とスコットに名付けられた。しかし、後者の際には数匹も呼んだものの、その度に跨った個体も含めてカモメに食べられてしまった。
  18. ^ 運搬時にラボが傾けられたり揺らされたりする場面も多々あったが、これによってラボの中の内装や設備が大きく乱れる描写は一切無かった。
  19. ^ 最初にエイヴァにラボを奪われた際にこの装置は壊されたが、ピムは取り返した際に新しい発信器を取り付け、クライマックスでは再びエイヴァに奪われたラボの在処を羽アリの大群に示させた。
  20. ^ 『インフィニティ・ウォー』でナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウは、(スコットは)アメリカ国務長官の“サディウス・ロス”と司法取引を交わしたと言及している。
  21. ^ スコットも一員であるが、軟禁中のため自宅で仕事に励んでいる。またオフィスにある彼の机は皆と異なり、ルイスが慈善バザーで買った小さなもので、スコットは不満を呈した。
  22. ^ ホープは取引で“スーザン”という偽名を使っていた。

参考[編集]

  1. ^ “マーベル最新作『アントマン&ワスプ』8.31日本上陸!小っさ!なポスター&予告公開”. シネマトゥデイ. (2018年4月13日). https://www.cinematoday.jp/news/N0100100 2018年4月14日閲覧。 
  2. ^ 2018年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟 2019年2月11日閲覧。
  3. ^ https://www.cinematoday.jp/news/N0103225
  4. ^ https://theriver.jp/aw-connects-a4/
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x “アントマン&ワスプ”. ふきカエル大作戦!!. (2018年9月3日). https://www.fukikaeru.com/?p=10169 2018年9月3日閲覧。 
  6. ^ a b “内田有紀&ブラマヨ小杉、キャラの成長に笑顔 『アントマン&ワスプ』イベント”. シネマトゥデイ. (2018年7月8日). https://www.cinematoday.jp/news/N0102020 2018年7月10日閲覧。 
  7. ^ 「アントマン&ワスプ」宮川大輔が吹替版に出演、「小杉とやれてすごくうれしい」”. 映画ナタリー. 2018年7月20日閲覧。
  8. ^ “第2弾『アントマン&ワスプ』の魅力的なトリビア14選【ネタバレ注意!】”. ciatr[シアター]. (2018年8月31日). https://ciatr.jp/topics/310636 2018年8月31日閲覧。 
  9. ^ “『アントマン』のポール・ラッドが語る、愛娘との秘密と「ハローキティ」採用の理由”. ニュースウォーカー. (2018年8月30日). https://news.walkerplus.com/article/160111/ 2018年8月30日閲覧。 
  10. ^ “第2弾『アントマン&ワスプ』の魅力的なトリビア14選【ネタバレ注意!】”. ciatr[シアター]. (2018年8月31日). https://ciatr.jp/topics/310636 2018年8月31日閲覧。 
  11. ^ “『アントマン&ワスプ』量子世界に都市のようなものが映りこんでいる?”. ニュースウォーカー. (2018年10月4日). https://www.frc-watashi.info/antman-and-wasp-quantm-city 2018年10月4日閲覧。 
  12. ^ “アントマンの魅力を主演ポール・ラッドが分析! 子供への“意外な効果”も”. マイナビニュース. (2018年8月31日). https://news.mynavi.jp/article/20180831-686768/ 2018年9月4日閲覧。 
  13. ^ Peyton Reed discusses Ant-Man and the Wasp mid-credits deaths”. 2018年9月12日閲覧。
  14. ^ Ant-Man and the Wasp originally had a hilarious Captain America cameo”. 2018年9月12日閲覧。