イギリスの戦争の擁護

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イギリスの戦争の擁護(British Authors Defend England's War,またはFamous British Authors Defend England's War)とは、第一次世界大戦中の1914年9月17日ロンドンにおいてイギリスの代表的作家53人が連名で出した声明[1]10月18日にはニューヨーク・タイムズに掲載された[2][3]

戦時下のイギリス・ドイツ知識人による相互の声明・反応[編集]

内容[編集]

[抄出[1]]

イギリスの作家の中にはドイツへの善意に満ちた者もいれば、平和主義者もいる。しかし、イギリスが世界大戦に参戦することを拒否することを回避できなかった。イギリスはベルギーの中立性を維持するようフランスに要請すると、フランスは受諾した。しかし、ドイツはベルギーの中立性の維持を拒否した。フランスもドイツによって戦争に引きずり込まれて破壊されたが、フランスの破滅を許すことは自由と文明に対する犯罪となる。

私達はドイツ文化には敬意を表す。しかし、他の国家に文化を押し付ける権利を持っているとは認めることはできない。

ドイツの運命がどうなろうとも、大英帝国は運命と義務を意識する。大英帝国および英語圏の人々は、「血と鉄」による軍事支配に対して、諸文明に共通する正義による支配、小国の権利を保護し、自由と法を守る理想を維持する。

署名者[編集]

  1. ウィリアム・アーチャー
  2. H. GRANVILLE BARKER
  3. ジェームス・マシュー・バリー,『ピーター・パン』の作者
  4. ヒレア・ベロック
  5. アーノルド・ベネット
  6. ARTHUR CHRISTOPHER BENSON
  7. EDWARD FREDERIC BENSON
  8. VERY REV. MONSIGNOR ROBERT HUGH BENSON
  9. LAWRENCE BINYON
  10. ANDREW CECIL BRADLEY
  11. ROBERT BRIDGES
  12. HALL CAINE
  13. R.C. CARTON
  14. CHARLES HADDON CHAMBERS
  15. G・K・チェスタトン
  16. HUBERT HENRY DAVIES
  17. アーサー・コナン・ドイル
  18. HERBERT ALBERT LAURENS FISHER
  19. ジョン・ゴールズワージー
  20. エフ・アンスティ
  21. ヘンリー・ライダー・ハガード
  22. トーマス・ハーディ
  23. JANE ELLEN HARRISON
  24. アンソニー・ホープ
  25. MAURICE HEWLETT
  26. ROBERT HICHENS
  27. ジェローム・K・ジェローム
  28. HENRY ARTHUR JONES
  29. ラドヤード・キップリング
  30. WILLIAM J. LOCKE
  31. E・V・ルーカス
  32. JOHN WILLIAM MACKAIL
  33. ジョン・メイスフィールド
  34. ALFRED EDWARD WOODLEY MASON
  35. GILBERT MURRAY
  36. HENRY NEWBOLT
  37. BARRY PAIN
  38. SIR GILBERT PARKER
  39. イーデン・フィルポッツ
  40. SIR ARTHUR WING PINERO
  41. アーサー・キラークーチ
  42. SIR OWEN SEAMAN
  43. GEORGE R. SIMS
  44. MAY SINCLAIR
  45. FLORA ANNIE STEEL
  46. ALFRED SUTRO
  47. GEORGE MACAULAY TREVELYAN
  48. RT. HON. GEORGE OTTO TREVELYAN
  49. HUMPHRY WARD
  50. Mary Augusta Ward
  51. ハーバート・ジョージ・ウェルズ
  52. MARGARET L. WOODS
  53. イズレイル・ザングウィル,シオニスト作家

脚注[編集]

  1. ^ a b c d NYTimes Current History,p.83.
  2. ^ Famous British Authors Defend England's War, The New-York Times,october 18, 1914.
  3. ^ Milne,2014
  4. ^ P.M.Taylor, p.36.
  5. ^ NYTimes Current History,p.11-60.
  6. ^ Weintraub 2013.
  7. ^ Ervine 1956, p. 464.
  8. ^ NYTimes Current History,p.61-.
  9. ^ NYTimes Current History,p.64.
  10. ^ Holroyd 1989, pp. 371–374.

参考文献[編集]

関連項目[編集]