イギリス海外派遣軍

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イギリス海外派遣軍(イギリスかいがいはけんぐん、British Expeditionary Force、BEF)はイギリス陸軍における国外派遣部隊。第一次世界大戦時と第二次世界大戦時の2回編成されている。

概要[編集]

イギリスは島国であり、陸軍部隊の大規模な国外派遣は、あまり多いものではない。20世紀初頭においても、陸軍兵力の大規模な展開は行なっていなかった。第一次世界大戦が勃発すると、フランスベルギーなどを支援するために国外派遣部隊であるイギリス海外派遣軍(BEF)が編成され、ヨーロッパ大陸へと派遣された。このBEFは1914年より派遣され、最終的にフランスに展開したものだけで4個軍の兵力に達し、終戦までドイツ軍と戦闘を行なった。

2回目のイギリス海外派遣軍は第二次世界大戦に際して編成され、1939年よりフランスへ派遣されている。1940年ナチス・ドイツのフランス侵攻に伴い苦戦を強いられ、ダンケルクの戦いにおいて、主力はイギリス本土へ撤退した。その後もフランスに残存した部隊は戦闘を継続したが、ドイツ軍の進撃に伴い、順次、イギリス本土へ撤退し、BEFは消滅した。

関連項目[編集]